平成18年12月26日(火)第14604号

◆全県◆
県民1人 61万6千円の借金
深刻さ増す県の財政事情
県債依存に歯止め掛からず
=3年連続で法人2税は回復=

◆大津・大津市◆
石山駅歩行者デッキが竣工
=JRと京阪のアクセス快適に=


◆東近江・東近江市◆
東近江市 企業誘致に本腰
工場等立地促進条例を制定
産業経済発展と雇用拡大へ
=固定資産税3年間分を支援=


◆東近江・東近江市◆
East Rainbow
駅前でメリーXマス
=JCがお楽しみイベント=


◆東近江・竜王町◆
子どもたちに夢を届けたい!
竜王町商工会青年部所属のサンタに
=何度も 「ありがとう」と感謝=


◆東近江・近江八幡市◆
悪質業者締め出し
近江八幡地区防犯自治会
県内初「お断り」ステッカーを作成
=全戸配付で地域から被害追放=


県民1人 61万6千円の借金

深刻さ増す県の財政事情

県債依存に歯止め掛からず
=3年連続で法人2税は回復=


◆全県◆

 県は、財政の近年の動向や一般会計など平成十七年度決算の概要や十八年度の財政運営、税の県民負担、県債の状況などをまとめた「財政事情」をこのほど公表した。長引く景気低迷で県税収入が伸び悩む中で、地方財政対策や国の三位一体改革の影響により、県債発行が大きく膨れ上り、人件費や公債費、扶助費など義務的経費が財政を圧迫している。基金残高が激減する一方、経済・雇用対策や福祉・教育の充実など社会情勢に即応できないほど、来年度以降も「さらに厳しくなる」と財政課は分析している。

 十七年度一般会計決算をみると、歳入総額は五千六十八億円で前年当初に比べ五・四%減少した。県税などの自主財源(〇・七ポイント増の二千三百九十七億円)は四七・三%で、地方交付税や県債などの依存財源(二千六百七十一億円)が五二・七%を占めた。

 歳入総額のほぼ三分の一を占める県税(千四百四十二億円)は五・六%増え、主力の法人二税も五百五十九億円と、四十五億円(八・八%増)回復し、その割合は三八・八%と三年連続の上昇となった。

 反面、地方交付税は五・四%減の千百八十四億円、国庫支出金も一八・八%減の六百六十六億円といずれも減少した。県債発行額も六百二十九億円(一〇・八%減)と、地方債依存度は一二・四%にとどまった。

 重くのしかかる県民一人当たりの県税負担額は十万四千円と、前年に比べ約五千円増えた。その上、借金となる県債もうなぎ上り。今年九月末の県債残高は八千五百四十五億円で、県民一人当たりから六十一万六千円の借金となり、前年に比べ五千円弱増えている。

 十七年度は、長引く不況の回復から県税収入が上向きに転じたものの、十三年度から国の地方財政対策(赤字地方債の発行による財源補てん措置)が講じられたこともあり、県債発高額は増加に転じている。一方、財源調整機能を果たす基金残高(現在五百億円弱)も底を突いた。

 この厳しい財政事情を踏まえ県は、健全性・弾力性を保持し自立的な運営確保へ、第二次財政構造改革の指針に沿って策定した改革プログラムに基づき、予算編成や執行の点検や見直しを行う一方、二十年度以降を見越した新しい財政構造改革プログラムの策定にも取り組むことにしている。

 指数から見た滋賀県の財政(十七年度)は次の通り。カッコ内の全国平均は十六年度の数値。

 経常収支比率八九・一%(九二・五%)=低い程よい=▽公債費負担比率一九・八%(二〇・二)=警戒ラインは一五%、危険ラインが二〇%=▽起債制限比率一二・三%(一二・四%)=二〇%で発行制限=▽財政力指数〇・四九九(〇・四一一)=一に近いほど財政に余裕=


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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石山駅歩行者デッキが竣工

=JRと京阪のアクセス快適に=


▲完成したデッキ
◆大津・大津市◆

 大津市がJR石山駅周辺整備事業の一環で進めてきた石山駅歩行者デッキがこのほど竣工した。JR駅舎と京阪駅舎を結んでアクセス機能を強化することで、広場施設のバリアフリー化や市民の利便性向上、安全性の確保を図るのが目的。

 同事業は、平成十│十八年にわたり約八十億八千六百万円を投じて、JR石山駅前広場とこれに通じる都市計画道路を拡幅改良するとともに、JR駅舎の隣接地に京阪石山駅舎を移設し、ペデストリアンデッキで結んで交通結節機能の強化を図ることにより、利用者のバリアフリー化や利便性の向上、安全性の確保等を図ることを目的とした事業である。

 駅周辺地区は、国道1号、JR琵琶湖線、京阪電鉄石山坂本線が集中するなど、大津市南部、東部地区の重要な交通拠点であり、さらにJR石山駅は県内第二位の乗降客数となっている。

 このJR石山駅と京阪電鉄石山駅との駅舎は、県道を挟んで接続が悪く、バス路線も京阪電車との平面交差が二カ所存在し、結節機能が悪かった。一方で新産業立地の促進、観光客の受入れ、商業機能の活性化、生活交通機能の向上を図るためには、石山駅周辺の慢性的な渋滞緩和と交通拠点の利便性、快適性の強化が課題となっていた。


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東近江市 企業誘致に本腰

工場等立地促進条例を制定

産業経済発展と雇用拡大へ
=固定資産税3年間分を支援=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、産業経済の健全な発展と雇用機会の拡大に向けて、市内において工場などの新設,増設を行う事業者に対する奨励措置を盛り込んだ「工場等立地促進条例」を制定した。

 優遇措置は、製造業と運輸業の事業者が一定要件を満たす工場などを新設、増設した場合に、工場等立地促進奨励金が受けられ、新設は進出企業に限り、増設は規模拡大の拡張工場に適用される。

 奨励金は、操業開始後の工場にかかる固定資産税を納税した三年間分で、一年間の限度額を一億円とした。企業から収められた固定資産税の同額を返還する仕組みで、限度の一億円は投下資産七十二億円に相当すると企業立地政策室はみている。

 近畿経済産業局の調べによると、昨年の工場立地は二百三十三件(前年二百三件)と一五%増加し、主に金属製品、一般機械、プラスチックが多く、全国四位の兵庫(八十件)に続き大阪(四十五件)、滋賀(三十五件)、京都(三十三件)の順。

 企業の進出理由は「消費市場に近い」「自治体の助成・協力」「良質な労働力」が上位を占め、自治体が打ち出す支援策は補助金・融資・税負担軽減が三本柱になっている。

 日本立地センターの話によると、「企業誘致に積極的な自治体では税負担の軽減は当たり前のことで、黙っていても企業が進出する都市部でも税優遇措置が広がっている」と指摘している。

 県内においては、今年四月から大津市(事業所税の相当額を五年間助成)と高島市(固定資産税の二分の一相当額を三年間助成)が企業立地優遇制度を設けるなど、ほとんどの市町が企業誘致に力を入れている。


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East Rainbow

駅前でメリーXマス

=JCがお楽しみイベント=


▲昨年より5千個多い1万2千個のイルミネーションツリー
◆東近江・東近江市◆

 八日市商工会議所青年部が主催するクリスマスイベント「East Rainbow」が二十三日夕、八日市駅前で開かれ、大勢の親子連れで賑わった。

 東近江市の誕生を祝し、まちの発展を願って昨年、駅前広場の緑地に植栽された高さ五メートルのもみの木に今年は、昨年よりも五千個多い一万二千個のイルミネーションが飾り付けられ、先月二十六日から点灯されている。

 この日は、一足早いクリスマスイブを市民みんなで楽しもうと企画。駅前では、同青年部員がサンタクロースに扮して訪れた子どもたちにお菓子のクリスマスプレゼントの他、綿菓子や温かい飲み物などが振る舞われた。

▲駅ホールで開かれた八日市高校吹奏楽部のXマス演奏会
 駅ホールでは、八日市高校吹奏楽部のクリスマスソングの演奏や風船を使ったパフォーマンスショー、お楽しみ抽選会などが開かれ、イベントを盛り上げた。

 辺りが暗くなり始めた午後四時半過ぎには、集まった人々が見守る中、イルミネーションが点灯され、駅前に美しいライトアップの光景が一気に広がった。

 ツリーの前では、トナカイのそりに乗ってサンタクロースと一緒に写す撮影会が開かれ、順番を待つ行列が出来ていた。イルミネーションは、午後五時〜午前0時の間、来年一月十四日まで点灯されている。


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子どもたちに夢を届けたい!

竜王町商工会青年部所属のサンタに

=何度も 「ありがとう」と感謝=



▲サンタさんの登場に大喜びの子どもたち(竜王町内で)
◆東近江・竜王町◆

 世界中の子どもたちが待ちに待ったクリスマスイブの二十四日、竜王町内にサンタクロースがやって来た―。プレゼントを抱えたサンタクロースが現れると、子どもたちは瞳を輝かせ、夢のような時間に放心状態となった。

 このサンタクロースの所属は、竜王町商工会青年部(岡山健喜部長、部員三十五人)。子どもたちへ夢を届けることで町民との親睦を深め、地域に根ざした魅力ある活動を続けようと、地域活性化事業の一つとして「サンタさんがやってくる」と銘打ち十年以上前から取り組んでいるもの。

 訪問するのは、同町内在住の保育園・幼稚園児・小学生がいる家庭限定で、親や祖父母がこぞって応募する人気事業となっており、父親変わりのサンタさん登場を心待ちにしている母子家庭もある。

 今年は三十七軒が選ばれ、プレゼントの渡し方や自分を捨ててなりきるといった心得を先輩サンタから伝授されたサンタ五人が、午後六時半、事前に預かったプレゼントを抱えて各トナカイ号に乗り込み出発。

 クリスマスソングをバックに、各家庭の玄関で子どもたち一人ひとりの名前を呼んだ。サンタの声に気付いて駆け出してきた子どもたちは「サンタさんだ」と目を丸くし、大きな白い袋から取り出されたプレゼントを見て大興奮。手渡されたプレゼントを抱きかかえ飛び跳ね喜び、何度も「サンタさんありがとう」と言う真っ白な心が、何よりもサンタたちへのプレゼントとなった。

 岡山部長は「人気のある事業で部員もなりきって楽しんでいる。サンタクロースとなって夢を届けに行くが、喜んだり、驚いて泣き出したりと子どもたちのいろいろな反応が返ってくるときがうれしく、一番やりがいを感じる」と語り、厳寒の時期に部員が力を合わせて来年も町内を駆け回る予定。 

 


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悪質業者締め出し
近江八幡地区防犯自治会

県内初「お断り」ステッカーを作成

=全戸配付で地域から被害追放=


▲全戸配付されるステッカー
◆東近江・近江八幡市◆

 悪質な訪問販売の被害に遭わないために、地域全体で取り組もうと、近江八幡・安土・竜王の一市二町でつくる近江八幡地区防犯自治会は、県内初の試みとして「悪質な訪問販売お断り!!」のステッカーを全戸配付している。各家の玄関先に掲示してもらい、悪質商法を地域から追放する。

 今回のステッカー全戸配付は、国の施策として様々な消費者保護や救済が取り組まれているにも関わらず、特に、高齢者世帯や一人暮らしの若者をねらった悪質な被害が後を絶たないことから、拒否の意思を明確に示すことで被害を未然に防ごうと実施される。

 今年度改正された県消費生活条例の趣旨に沿って、地域住民に悪質商法への注意を喚起し、悪質業者が近づきにくい環境をつくり出そうというもの。

 県消費生活条例では、「消費者が契約を締結する意思がない、または勧誘を拒否する旨を表明しているにも関わらず、なおも契約の締結を勧誘し、または締結させること」を不等な取引行為として禁止している。

 このステッカーを貼っている家に悪質業者が訪問販売に来ても、これを根拠に玄関先で即座に断ることができる。もし強引に契約を迫るようであれば、条例違反となり、県の処分が下されることになる。

 ステッカーには、近江八幡地区防犯自治会に加え、近江八幡警察署の名称も併記されており、より高い効果を発揮する。

 


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