平成19年1月10日(水)第14615号

◆全県◆
県近美
人間国宝自然に育まれた色彩
「志村ふくみ展」
=本紙が入場券プレゼント=

◆大津・大津市◆
京阪電車がスベリ防止砂で
受験生を強力砂(さ)ポート!
=石坂線の4駅で好評配布中=


◆東近江・東近江市◆
「留魂の碑」に参拝
大西世話人代表ら関係者5人
旧陸軍八日市飛行場の語り部
=訓練中に殉職の2少尉を慰霊=


◆東近江・東近江市◆
大人も夢中になる!
日中合作人形劇「西遊記」
=チケット発売中=


◆東近江・日野町◆
人とのかかわり探る
=「亥(猪)年迎春展」=

◆東近江・近江八幡市/安土町◆
新成人 社会の一員として
自覚、責任、夢を胸に
=近江八幡市775人、安土町173人=


県近美
自然に育まれた色彩

人間国宝 「志村ふくみ展」

=本紙が入場券プレゼント=

紬織着物「湖上夕照(こじょうせきしょう)」
 滋賀県出身で人間国宝の染織作家・志村ふくみさんの企画展「志村ふくみの紬織りを楽しむ」が、十三日から四月八日まで県立近代美術館(大津市)で開催される。

 同氏が「草木の抱く色をいただく」といい、野山から採取した草木で染める作品は、色彩豊かで冴え渡る深みが特徴。同展では、初期から現在まで制作された作品から、源氏物語シリーズ、パッチワーク、コラージュ作品までの約百点を展示し、志村芸術の魅力を紹介する。

 志村さんは大正十三年九月三十日、近江八幡市生まれ。穏やかで微妙な色合いを絣(かすり)など平凡な織り文様と巧みに組み合わせることで、従来では普段着としかみなされなかった紬(つむぎ)織りに新たな魅力を吹き込んだ。

 昭和五十四年に制作された紬織着物「湖上夕照(こじょうせきしょう)」は、琵琶湖の夕暮れをイメージした作品で、藍染の糸を基調にして琵琶湖の深い水色を表現し、ところどころに赤や黄色などの暖色系のグラデエーションを配して、夕焼けが反射する琵琶湖の表情を表している。

 なお、滋賀報知新聞社は、読者プレゼントとして同展の入場券を抽選でペア五組にプレゼントします

 希望者は、平成19年1月20日までに下記メールフォームにて。

 ハガキか(〒520-0051大津市梅林1丁目3-25、滋賀報知新聞社大津本社「志村ふくみ展」係。ファックス(0748-22-8855)の場合は郵便番号、住所、氏名、年齢、本紙への批評、「志村ふくみ展」を記入。なお、当選発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

読者プレゼント用メールフォームへ


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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▲昨年に続き今年も好評
京阪電車がスベリ防止砂で

受験生を強力砂(さ)ポート!
=石坂線の4駅で好評配布中=



◆大津・大津市◆

 京阪電車は、受験生の応援グッズとして、石山坂本線の四駅(石山、膳所、浜大津、皇子山)でスベリ防止砂「勝利を砂(さ)ポート」を無料で配布している。一月三十一日まで。

 本来「スベリ防止砂」とは、車輪が空転したり滑走したりして動けなくなったときや、山を越える時など大きな力が必要となったときに、車輪が滑らないように線路にまいて使うもの。それを応援グッズとして「すべらない=試験にすべらない↓合格!」のゲンかつぎで配布する。

 昨年度は約八千個を配り、好評のうちに終了した。今年度は昨年度に続き二回目の配布となる。さらに今回は昨年度無事合格された受験生のうち、返還された二百九人分の「ご利益の砂」を混ぜて配布することで、受験生を強力にバックアップする。


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「留魂の碑」に参拝

大西世話人代表ら関係者5人

旧陸軍八日市飛行場の語り部
=訓練中に殉職の2少尉を慰霊=



▲「留魂の碑」にお参りする世話人
◆東近江・東近江市◆

 昨年暮れの十二月二十七日、東近江市長谷野丘陵の京セラ蒲生工場正門前に移設された「留魂の碑」の前で、大西建設の大西忠男社長と社員代表、椋本進さんら地元関係者五人が慰霊祭を営んだ。

 昭和十八年十二月二十七日、旧陸軍八日市飛行場の爆撃演習場だった長谷野で、機上射撃演習をしていた引地尚志、市川兼二両少尉が九九式襲撃機とともに地上に激突し、二十歳前後の若さで殉職している。

 間もなく、同期生によって墜落現場に「留魂の碑」が建てられた。しかし戦後、周辺部は荒れ果てたままで、人が足を踏み入れることもなく、その存在すら忘れられていた。わずかに、土地の所有者だった椋本さんが両少尉の供養を続けてきた。

 平成十四年八月、この土地を取得し開発工事を進めていた向茂組(向茂夫社長)は、犠牲者の英霊を永久に顕彰しようと、碑のあった元の位置から道路沿いの現在の場所に移設し、新しく台座を築造し建て直した。

 人目につかず忘れ去られようとしていた「留魂の碑」は、八日市飛行場の歴史を後世に伝える語り部に生まれ変わり、その後、両少尉の命日に当たる十二月二十七日には関係者らが参拝を続けている。

 土地整備や建碑工事に携わり世話人代表を務める大西社長は「近くにいる誰かが守りをしなければ、戦争で亡くなられた人々や家族に申し訳がない。なに不自由なく暮らしているのは、この人たちのお陰」と話し、月参りも含め毎年、碑の前での慰霊参拝を続けるという。


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大人も夢中になる!

日中合作人形劇「西遊記」

=チケット発売中=



▲子どもから大人までとりこにする躍動感あふれる人形劇「西遊記」
◆東近江・東近江市◆

 人形劇団むすび座による日中合作人形劇「西遊記〜天竺(てんじく)への道〜」(東近江市地域振興事業団主催)が、二月十七日に東近江市あかね文化ホールで上演される。開演時間は午後二時。

 昭和四十二年に名古屋で生まれたむすび座は、子ども同士また大人同士を結びたいとの思いから数々の人形劇を制作。中でも、同五十四年に始めた西遊記シリーズは、日本全国の子どもたちに熱い感動と元気を届けてきた。

 「西にあそぶ記」と捉えて「あそびは他者(自分の中にある未知なる部分を含む)を元気にする」と説く関矢幸雄氏の脚本・演出で、今回は人形以外に役者たちも舞台上で遊び回り、大人たちをもとりこにする。

 上演される“天竺への道の巻”は、争いがまん延する世界から人々を救うため、はるか天竺まで経文を取り行く決意を固めた玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が、五行山で出会った石ザル孫悟空と猪八戒(ちょはっかい)、沙悟浄(さごじょう)とともに、行く手をさえぎる妖怪や過酷な自然と闘いながら「不老不死の術」を手に入れるため冒険の旅を続ける。

 ユーモア満載の人形劇を通して、これまでの生活や考え方の異なる仲間とともに生きるということはどういうことか、また命の大切さや本当の“不老不死”とは何かを、舞台の役者たちが観客と一緒に考える。

 入場料は全席自由で、前売り大人一千円、子ども(小学生以下)五百円、当日大人一千五百円、子ども八百円。チケットは、東近江市あかね文化ホールや平和堂(蒲生・近江八幡店)、アルプラザ(八日市・水口・野洲)、日野町わたむきホール虹などで発売中。
 詳しくは、あかね文化ホール(0748―55―0207)へ。 


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人とのかかわり探る

=「亥(猪)年迎春展」=


▲猪と人・地域のつながりを掘り下げた近江日野商人館の干支展
◆東近江・日野町◆

 今年の干支・亥にちなんだ「亥(猪)年迎春展」が、六日から日野町大窪にある歴史民俗資料館近江日野商人館で始まった。猪と人また地域とのつながりを知り、故郷の良さが再認識できる展示とあって、初日から多くの人が足を運んでいる。

 同商人館の干支展は、今回で九回目。干支と人とのかかわりを通して、身近な地域の歴史や民間信仰などに目を向け、故郷への愛着を深めてほしいとの思いから、毎年、正野雄三館長をはじめ職員らが約一年かけて資料収集し、干支の知られざる一面を引き出す。

近江日野商人館で開催中


 「綿向大神のお使いであることを知ってほしい」と語る正野館長。今年の干支・亥(猪)は、綿向山頂にある大嵩神社の創祀に深く関係し、綿向大神のお使いとして崇められている。司馬遼太郎氏が紹介した十二年に一度だけ授与される綿向神社の“猪の絵馬”や猪が刻まれた社殿・石灯ろう・曳山の飾り金具・彫刻の写真パネルといった展示品から、日野と猪の歴史的つながりが見て取れる。

 伝説や民間信仰が形となった郷土玩具も並び、歌舞伎の題材になっている仁田四郎と猪を模した小幡人形(滋賀県)や浜松の猪車(静岡県)、仙台張子(宮城県)のほか、誕生してから三カ月間だけしま模様のあるうりぼう(猪の赤ちゃん)が正野館長手作りの土人形で表現されている。

 一つの目標に向かってがむしゃらに突進する“猪突猛進”や無駄なことに忙しく日を暮らす“猪猿を追う”など猪にまつわることわざや民話、明治時代に発行された猪が描かれた紙幣のコピー、猪の鼻のように見えることから“猪鼻岳”と呼ばれている山の紹介、毛糸・木材・折り紙・わらで手作りした愛らしい猪など、展示品約百点が縄文時代までさかのぼる猪と人との結び付きを教えてくれる。

 来場者は「時代の変遷に沿って猪と人とのかかわりを見ていけるのがおもしろい。人間と切っても切れない関係だからこそ、信仰に結び付いたんだね」と話していた。

 開催期間は二月二十八日まで。詳しくは、近江日野商人館(電話0748―52―0007)へ。 


新成人 社会の一員として

自覚、責任、夢を胸に
=近江八幡市775人、安土町173人=


▲「二十歳のメッセージ」を発表する村林さん(左)と中江さん――安土町成人式で――
◆東近江・近江八幡市/安土町◆

 安土町は成人の日前日の七日に文芸セミナリヨで開催、新成人百七十三人のうち百三十二人が出席した。

 祝賀式は新成人の中嶋寛さんによるピアノ演奏で開幕。津村孝司町長と大林輝男町議会議長からの今後の活躍に期待を込めた祝辞を受けて、新成人を代表して村林絵理さんと中江隆史さんが、恩師、地域の人々、家族への感謝とともに、「大人としての義務や責任をしっかりと果たしていきたい。大切に思う人たちのためにがんばれる人間になりたい」と、二十歳のメッセージを発表した。

▲誓いの言葉を宣言する松本さん――近江八幡市成人式で――
 最後に、井尻尚人さんが「新成人としての自覚と責任を持ち、社会に貢献できる人間となれるよう努力することを誓います」との決意を、お礼の言葉に添えた。

 近江八幡市は八日に市文化会館大ホールで開催。新成人七百五十五人のうち六百二十二人が出席した。

 近江兄弟社中学校ブラスバンド部による応援のオープニング演奏、冨士谷英正市長から「志を高く掲げ、冒険心とみずみずしい感性で自らの歩みに夢をかけ、希望を持っていただきたい」と祝いのことばで新成人を激励。

 これにこたえて新成人代表の松本光治さんが誓いの言葉「今後、まちづくりの担い手としての自覚を持ち、若い力を発揮し、一歩一歩確かな歩みを進めていきます」と、力強く宣言した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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