平成19年2月2日(金)第14635号

◆湖南・草津市◆
琵琶湖博物館で
イノシシ展
=2月4日まで開催中=

◆甲賀・甲賀市/湖南市◆
県議選動向-2-
甲賀市・湖南市


◆東近江・東近江市◆
30分以内 参集46.6%
抜き打ちの非常召集訓練
=東近江消防が大地震想定=


◆東近江・東近江市◆
永源寺出身 上畑教授を招く
あす 八日市商工会議所ホール
市民が考える医療フォーラム
=過労死から「心と身体の健康」学ぶ=


◆東近江・東近江市◆
暖冬だけど冬山
押立山登山
=キッズ探検隊=


◆東近江・竜王町◆
恐れない・利用しない・金を出さない
暴力・不当要求追放へ
=竜王町の職員 対処法学ぶ=


琵琶湖博物館でイノシシ展

=2月4日まで開催中=


◆湖南・草津市◆

  県立琵琶湖博物館(草津市)は二月四日まで、トピックス展示「イノシシ」を開催している。今年の干支にちなみ、同館が所蔵する化石・古文書・植物標本を中心に、イノシシにちなんだトピックスの展示である。

 【化石】日本では、イノシシの化石がほとんど発見されていないが、縄文時代になって急に全国の遺跡から見つかる。なぜ、急に増えたのかは今も謎である。今回は全国的にも珍しい約二百五十万年前の古琵琶湖層から発見されたイノシシの首の骨の化石や、約一千五百万年前に中国大陸に生きていた巨大イノシシの頭骨化石(レプリカ)も併せて展示している。

 【古文書(典籍)】江戸時代の百科事典である『和漢三才図会』や本草書の『大和本草』から、そこに描かれる「野猪」(イノシシ)を紹介。江戸時代のイノシシが当時の人々の生活になじみ深い動物だったことがうかがえる。

 【シシ垣】かつてイノシシは重要なタンパク源でもあったが農作物を荒らす厄介者という側面もあった。人は農作物を守るために、山裾や田畑の周辺に囲いを設置するなど、イノシシの食害から展作物を守るための闘いがあった。今も琵琶湖周辺で機能するいくつかのシシ垣を紹介し、人とイノシシとの関係を考えるもの。

 【イノシシの名を持つ植物】県でみられる植物の中には、イノシシの名を持つ植物が複数ある。イノシシの脚に似ている「イノデ」、イノシシの口に似ている「イグチ」、イノシシの農業被害を減らす目的で栽培されている稲「シシクワズ」などの標本も展示している。入場無料。


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県議選動向-2-

甲賀市・湖南市

=甲賀市=
一歩リードの家森
横一線の福本、西川、高野


甲賀 定数三】
 家森 茂樹 55 自現3
 福本庄三郎 65 自現1
 西川 勝彦 62 民現1
 高野 由利 48 共新


 【甲賀市選挙区

 甲賀市選挙区の有権者数は昨年十二月二日現在で七万三千二百四十人。現職三人、新人一人の計四人が、定数三の議席を争う。家森が一歩リードし、一方の西川と福本は大票田・水口を巡りデットヒートを展開、引退する桐山ヒサ子からバトンタッチを受けた高野は、共産票に女性票上積みを図り横一線の戦いだ。文中敬称略。

 家森は、昨夏の知事選で、自・民相乗り候補が組織の上滑りで敗れたのを反省して、各町の後援会組織の強化を図る。とくに地盤の甲賀、隣接する甲南、信楽を重視し、これまで弱かった若者層へのアピールを強め、上位当選をうかがう。

 福本は、前県議の中嶋武嗣甲賀市長の後継として、補欠選挙で無投票当選し、今回は初の選挙戦。知名度アップへ地盤の水口できめ細かく回るが、西川と重なる上、共産・高野も割って入り苦戦。先月二十八日、岩永峯一衆議院議員出席のもと支持者約二百人を集め、必勝を期した。

 前水口町長で抜群の知名度をもつ西川は、「メンツにかけても水口票の六割以上はとる」と豪語し、同町の票掘り起こしに全力。このほか、無党派層の多い甲南、さらに甲賀へも攻め込み、トップを走る家森を脅かす。自らの後援会組織のほか、民主・連合の票も見込む。

 高野は、引退する桐山の個人票流出を警戒。このため共産組織票だけでなく、福祉や雇用拡大を訴えて若者票の取り込みを図る。草刈り場の水口に事務所を開き、同町と土山、甲南の支持票を固めるとともに、出身の信楽でも党派を超えた支援を呼び掛ける。

=湖南市=
トップうかがう生田
谷に迫る上西、上野の2新人


湖南 定数二】
 谷 康彦 65 民現1
 生田邦夫 58 自新
 上西 保 56 無新
 上野雅代 59 嘉新
(注)嘉=嘉田新党


 【湖南市選挙区

 定数二の議席に対して、現職一人、新人三人による激戦。谷は、地盤の重なる上西・上野の二新人による食い込みに対し、組織の引き締めで必死。生田は、自民系前職が亡くなって空席となった議席奪回に向け、組織を結集してトップをうかがう。有権者数は昨年十二月二日現在、四万一千七百六十六人。文中敬称略。

 谷は、自身の後援会を中心に、奥村展三衆議院議員の後援会も合わせて戦う。地元・下田地区の票固めを行うともに、新興住宅へも支持拡大を図り、守勢から攻勢へ形勢逆転を狙う。四日の県政報告会では、奥村衆議院議員が激励に駆け付ける。

 生田は、甲西・石部両支部の自民組織を引き締める。昨年十二月十日の後援会結成には二百五十人の支援者が集まり、衆議院議員の岩永峯一、参議院議員の山下英利、有村治子が自民結集へ激を飛ばした。地元の正福寺・菩提寺・中央のほか、旧石部町を重点的に回る。

 上西は、谷の有力支援者だったが、袂を分かつことに。出身の下田、地元の三雲、さらに商工関係でも顔が広い。実父は元甲西町議、義父は旧石部の元県議。今月十二日には初の後援会集会を開き、気勢を上げる。

 「台風の目」とされる上野は、嘉田知事の政治団体「対話の会」幹事を務め、同県政のバックアップを訴える。地元の妙感寺に事務所を置き、草の根選挙を繰り広げる。市全域の浮動票と女性票を掘り起こすほか、環境NPO関係にも期待する。〈高山周治〉


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30分以内 参集46.6%

抜き打ちの非常召集訓練

=東近江消防が大地震想定=



▲各署の警備本部から集まる災害情報を受けて図上訓練に取り組む統轄本部職員
◆東近江・東近江市◆

 近い将来に阪神淡路大震災の規模を上回る琵琶湖西岸地震の発生が予想されていることをうけて東近江消防本部は二十八日、抜き打ちによる職員特別召集訓練を実施した。その結果、召集対象者一六三人のうち三十分以内に所属部署に参集したのは七十六人(四六・六%)、一時間以内では一二四人(七六%)だった。最終的には一三八人(八四・六%)が集まり、管内不在届け出者を含む二十五人(一八%)が未参集となった。

 訓練は、平成十七年一月十七日に発生した阪神淡路大震災の教訓となった初期活動の実践を目的に実施。「午前十時五十九分、琵琶湖西岸断層帯を震源とする直下型地震が発生、東近江地域は震度六を観測した。ライフラインは寸断され、火災・救急援助等の同時多発災害が発生し、災害受信ラインも麻ひ状態に陥っている」という想定で進められ、対応マニュアルに沿って消防本部に統轄本部、各消防署に警備本部を設置して全職員対象に非常召集を指示した。

 参集手段は、訓練想定により自転車、バイク、徒歩のいずれかと指示したところ、参集者一三八人の内最も多かったのが自転車の七十四人(五三・六%)、次いでバイクの四十七人(三四・○%)、徒歩十二人(八・七%)の順だった。

 参集後の訓練では、統轄本部から各署の警備本部に管轄地域で起きている火災や救助の被害想定を通報し、その報告がどれだけ正確、敏速に返送されてくるかの実験を行い、その被害想定情報の報告を受けて災害図上訓練を実施して対応策を練った。また、各署の警備本部では、出動車両、災害対策備品の点検を行い、万一に備えた。

 非常召集訓練は毎年実施されており、昨年の参集率は八四・○%で今回とほぼ同じだった。また、未参集者の全員が管内不在届を提出していたが、召集の指令をどこでどのような方法で知ったかや、知ってどのように対応したかの報告を求めることにしている。


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永源寺出身 上畑教授を招く

あす 八日市商工会議所ホール

市民が考える医療フォーラム
=過労死から「心と身体の健康」学ぶ=


◆東近江・東近江市◆

 地域医療を話し合う「市民が考える医療フォーラム」(実行委員会主催)は、三日午後一時半から八日市商工会議所四階ホールで開催される。五回シリーズの第三回目で、過労死から心と身体の健康を学び、地域とのかかわりを考える場となる。

 フォーラムでは、これまでターミナルケアやホームドクターなどをテーマに医療・家庭・地域の課題を話し合い、地域での生活と医療のかかわりを探り、地域医療の充実に向けた今後の取り組みなどを提言してきた。

 今回は、少し視点を変え「心と身体の健康」について考える。旧永源寺町山上出身で「過労死」という言葉を生み出した上畑鉄之丞・聖徳大学教授を招き、ストレスに悩む現代社会を振り返り、日本独特の働き方を検証することにした。

 ストレス研究の第一人者として知られる上畑教授は、国立公衆衛生院疫学部成人病室長時代、働き過ぎや疲れ過ぎで、脳卒中や急性心不全で亡くなった労働者の遺族からの訴えを受け、研究・実践活動から「過労死」の言葉にたどり着いた。

 過労死は医療、法律、労働運動の中で社会概念として位置付けられてはいるが、それでも労災認定が困難であったり、長時間働かざるを得ない職場も少なく無い。

 上畑教授の基調講演「働き過ぎと健康〜過労死に取り組んで30年〜」を受け、小鳥輝男・東近江医師会長をコーディネーターにパネルディスカッションを行う。

 パネラーを上畑教授ほか、斉藤雅一・東近江労働基準監督署長、高橋啓子・滋賀県臨床心理士会長が務め、心と身体の健康について意見を交わす。参加自由で無料。詳しくは、しみんふくしの家八日市フォーラム実行委(TEL20―5457)へ。

 また、上畑教授は、同日午後五時半から「ふるさと講演会」を永源寺産業会館もみじホールで催し、演題「時空の旅〜私の歩んだ研究・実践・仲間〜」を講演する。問い合わせは里帰り講演実行委(TEL27―8050)へ。


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暖冬だけど冬山

押立山登山

=キッズ探検隊=

▲急斜面を登っていくキッズ探検隊

◆東近江・東近江市◆

 西堀榮三郎記念探検の殿堂のキッズ探検隊が二十八日、鈴鹿の冬山に挑戦。標高七七一・八メートルの押立山登山に挑んだ。

 探検家・西堀榮三郎の格言「体験で生きた知識を身につけること」の実践を目的に、西堀の誕生日のこの日二十一人の隊員が参加して行った。

 押立山は普段、登山者が少ないため、八日市山の会の道案内で麓を出発。当日、真冬にも関わらず暖冬の影響で汗をかきながらの登山となったが、登山ルートには残雪があったり、足場の悪い急斜面もあってみんなで助け合いながら頂上を目指した。頂上には約二時間で到着し、登山を通して冬山の自然を体験した。

 


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恐れない・利用しない・金を出さない

暴力・不当要求追放へ

=竜王町の職員 対処法学ぶ=



▲不当要求などの対応方法を伝授する田尾警部
◆東近江・竜王町◆

 財団法人竜王町地域振興事業団(勝見久男理事長)が先月二十九日、「竜王町暴力・不当要求追放研修会」を同町総合運動公園内研修センターで開き、同事業団職員や町職員ら約三十人が参加した。

 同事業団・赤佐九彦常務理事によると、昔の話を持ち出し入れ墨を見せて採暖室の無料パスを要求された職員がそれに代わる物を手渡し、後で回収する事案が発生し、他の施設でも暴力や不当要求に類する事例に手を焼いているという。

 今一度、関係職員が共通認識のもと適切な対処法を学ぶ必要性が高まったことから、近江八幡警察署の協力を得て、今回の研修会が催された。

 “脅しに負けず、迷わず、毅然(きぜん)とした態度〜暴力や不当要求を追放できる職員を育成するために〜”をテーマに、講師の同署刑事課長・田尾知仁警部が近隣で発生した事例を紹介した。

 「一つの不当要求事案を放っておくと被害は拡大していく」と強調し、稲妻や肩書、疲労困ぱい、嫌がらせ、硬軟演技戦術といった脅しのテクニックを解説。啓発ビデオと併せて、相手より多い人数で対応することや相手の目の前でわざと発言を記録するなど対応法を伝授し、あいまいな返事をせず毅然とした態度を貫く重要性を説き、「気軽に相談を」と呼び掛けた。

 不当要求を経験した職員は「こういった研修を受けておらず、周りの人に迷惑をかけてはいけないとの思いもあり、相手の要求に屈しなければいけないような状況に追い込まれた。しかし、絶対に屈してはいけないことが分かった」と語り、他の職員も具体的な予防策を質問していた。

 


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