平成19年2月7日(水)第14639号

◆甲賀・湖南市◆
子育て支援ネットワークの集い
=テーマはいじめ、不登校=

◆東近江・東近江市◆
上畑教授「働き過ぎが死を招く」
医療フォーラムで里帰り講演
ストレス社会をどう乗り切るか
=過労死から「心と身体の健康」学ぶ=


◆東近江・東近江市◆
認知症対応型デイサービス
能登川乙女浜に『ちゃがゆの郷』
ほっと安心 馴染みの地域で
=民家改修、我が家の雰囲気=


◆東近江・東近江市◆
「音楽の散歩道」
よし笛の生演奏
=あす 蒲生公民館で=


◆東近江・日野町◆
珍!茶髪イノシシ
=日野町の里山で=


◆東近江・日野町◆
ALT・CIR
初の福祉ボランティア
地域住民と心の交流!
=互いの文化伝え合う=


子育て支援ネットワークの集い

=テーマはいじめ、不登校=


◆甲賀・湖南市◆

「第三回甲賀・湖南子育て支援ネットワークの集い」が、二月十日にサンヒルズ甲西(湖南市西峰町)で開かれる。甲賀地域子育て支援調整推進会議の主催。

 子どもをめぐる環境は変わり、虐待、いじめ、不登校などの問題が深刻になっている。子どもたちの心に今何が起こっているのか、成長するとはいったいどういうことなのか、そして大人はどのように行動すればよいか----。

 集いでは、明橋大二さん(心療内科医師)が「子どもの自己肯定感を育む関わりを考える--不登校、いじめの現場から--」をテーマに講演した後、体験発表を経て質問を受け付ける。

 誰でも参加できる。事前の申し込みはいらない。手話通訳と要約筆記がある。託児受付と、甲賀市、湖南市からの送迎バスがある。問い合わせは、県南部振興局(0748-63-6144)へ。


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上畑教授「働き過ぎが死を招く」

医療フォーラムで里帰り講演

ストレス社会をどう乗り切るか
=過労死から「心と身体の健康」学ぶ=


▲上畑鉄之丞教授
◆東近江・東近江市◆

 旧永源寺町山上出身で「過労死」という言葉を生み出した上畑鉄之丞・聖徳大学教授を招いて、市民が考える医療フォーラム(実行委主催)が三日開かれ、一般市民ら約二百五十人が参加し、働き過ぎと心と身体の健康「ストレス社会をどう乗り切るか」について考えた。

 上畑教授は、基調講演「過労死問題に取り組んで30年〜ホワイトカラー・イグゼンプションのいま〜」で、国立公衆衛生院疫学部成人病室長時代に、働き過ぎで脳卒中、急性心不全で亡くなった労働者遺族の相談をきっかけに調査研究に取り組み、労災認定を求める運動の中で社会医学用語として使用されるようになったと、言葉「過労死」の誕生の経緯を語った。

▲過労死問題を考えた市民フォーラム
 サービス残業を含む長時間労働者の死亡率は高く、今では過労自殺も増加傾向にある。この中で、時短促進法(目標・年千八百時間)を廃止、ホワイトカラー・エクゼンプション(年収四百万円以上のホワイトカラーに対する労働時間規制の適用除外)で無制限残業を容認する法改正の検討に警鐘を鳴らした。これは残業代タダ法案・時間泥棒法案・過労死促進法案に匹敵するとの考えを示した。

 続いて、小鳥輝男・東近江医師会長をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、パネラーから「過重労働については労使で互いにカバーし合い、極端な事例には指導に入る」(斉藤雅一・東近江労働基準監督署長)、「ストレスに対する弾力性は人によって違う。職場メンタルヘルスのシステムづくりが必要」(高橋啓子・滋賀県臨床心理士会長)などの意見が出された。

 ストレスの原則「闘うか、逃げるか、中途半端はいけない」(上畑教授)を受け、ストレスやうつ病などメンタル面の相談ができる会社、職域、地域、家庭のネットワークが求められ「今後の検討課題であろう」と、コーディネーターの小鳥会長は締めくくった。


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認知症対応型デイサービス

能登川乙女浜に『ちゃがゆの郷』

ほっと安心 馴染みの地域で
=民家改修、我が家の雰囲気=


▲開所した認知症対応型デイサービス「ちゃがゆの郷」
◆東近江・東近江市◆

 住み慣れた地域で暮らしたい―の声に応えた地域密着型、認知症対応型通所介護施設『ちゃがゆの郷』がこのほど、東近江市能登川地区の乙女浜町に開所した。

 ちゃがゆの郷は、介護や支援を必要とする人々の「尊厳の保持」を理念に、可能な限り住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるよう、柔軟な体制で見守る地域密着型の介護サービスで、東近江市社会福祉協議会能登川支所が旧能登川町社協時代から準備、着手してきた同地区西部の拠点施設。集落内の民家を改修し、落ち着いた和の空間が心を癒す。

 なお、同地区東部には、宿泊も可能な認知症専用単独型通所介護施設「かじやの里の新兵衛さん」(佐野町)が営まれ、体験したことを思い出す「回想法」や「注意分割機能法」など、同支所と能登川博物館合同の活性療法が行われている。

 施設名になっている「ちゃがゆ」は、水害に見舞われた江戸末期から明治時代、周辺住民らから振る舞われた茶粥が浸透し、今でも宴会や寄り合いの締めをくくる身近な食べ物になっており、“ホッと安心できる場所”への思いから、心の温かみ・ふれ合いを示す名称として名付けられた。総事業費は約三千万円。

 サービス内容は、入浴や食事、レクリエーション(料理・手芸・野菜づくりなど)が出来る通いのメニューで、ゆったり過ごしてもらいたいと、一日の利用定員は十人程度。基本料金は介護保険利用で八百三十五円〜千三百八十四円、入浴サービスは一回五十円、食費一食六百円―など。

 開所式には、奥善夫市社協会長、居原田善嗣能登川支所長をはじめ、市議会議員、民生児童委員、地元・乙女浜町の住民ら約三十人が出席し、完成を祝うとともに、激増する超高齢社会に対応する社協・行政・地域の協働の必要性を再認識し、スタッフらから心強いあいさつが行われた。

 問い合わせは、ちゃがゆの郷(0748―45―8033)。

認知症

 認知症は、脳を構成する神経細胞が病的に減ることによって、体験や出来事の記憶を徐々に失っていく病気。また、症状が現れる以前から脳機能障害が始まっており、予防は健康なうちから取り組むことが重要。このため国は、従来の身体介護から予防重視型システムに転換し、馴染みのある自宅や地域で生活できる小規模多機能サービスを推進している。


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「音楽の散歩道」

よし笛の生演奏

=あす 蒲生公民館で=


◆東近江・東近江市◆

 生演奏を聞き心豊かなひとときを過ごす「音楽の散歩道」が、八日に蒲生公民館小ホールで開かれる。開演時間は午前十時。

 第一部は、日本よし笛の会・中村由紀子会長による透き通るような演奏を聞く。

 披露される曲目は、“冬景色”や“琵琶湖周航の歌”、“島唄”、“涙そうそう”、“アベマリア”、“なごり雪”、“見上げてごらん夜の星を”など全九曲。

 休憩をはさみ、第二部では、“幸せなら手をたたこう”や“うれしいひな祭り”、“寒い朝”、“切手のない贈り物”といった全七曲を参加者全員で歌う。案内人は東岸佐優里さん。

 参加費は三百円で、事前申し込み不要。問い合わせは、蒲生公民館(0748―55―0207)まで。


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珍!茶髪イノシシ

=日野町の里山で=



▲日野町の里山で仕留められた茶髪(黄金色)のイノシシ
◆東近江・日野町◆
 日野町の里山で黄金にも見える珍しい茶髪のイノシシが仕留められ、話題となっている。

 三日午後三時ごろ、滋賀県猟友会日野支部会長の岩崎七男(74)さんらメンバー十人が、猟犬二匹を連れて里山に入りイノシシを追っていたところ、猟犬に挟み撃ちにされ動けなくなったイノシシを見つけ仲間の一人が猟銃で仕留めた。

 イノシシは牙の大きさから五歳ぐらいのオスで体重六○キロ余り、体長一メートル二○センチほどある、大きい目の中型。全身の毛が薄い茶色で覆われ、顎から胸元かけては白い毛がまだらに混じり、良い毛並みをしている。

 岩崎会長は「もう五十年ほど、イノシシ狩りをしているがこんな黄金色のものは初めて。今年は亥(猪)年でもあり、縁起がええかも。百年に一度出るかどうかというシシかも知れないので肉を食用にしたあとはく製にして残したい」と話している。猟友会では、今冬すでに二十五、六頭を仕留めており、例年に比べて多い方だと話している。

 


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ALT・CIR

初の福祉ボランティア

地域住民と心の交流!
=互いの文化伝え合う=



▲利用者とともに豆を鬼にぶつけるALTやCIR(日野町地域生活支援センターわたむきの里で)
◆東近江・日野町◆

 県内の外国語指導助手(ALT)と国際交流員(CIR)が三日、日野町上野田にある日野町地域生活支援センターわたむきの里を訪れ、利用者とともに節分の豆まきを楽しみ、言葉の壁を越えて心の交流を深めた。

 参加した外国語指導助手と国際交流員は、地方公共団体が事業主体となって実施している「語学指導などを行う外国青年招致事業(略称=JETプログラム)」に基づき来日した人ばかり。

 同プログラムによる滞在期間は一年から最大五年までで、県内で生活しながら、地方公共団体での国際交流担当や小中高等学校の外国語授業の補助といった仕事を通して、外国語教育の充実と地域レベルでの国際化推進に寄与している。現在、県内には、国際交流員六人と外国語指導助手百六人が配置されている。

 職場や学校だけでなく、地域住民との交流を深めていこうと、JETプログラムスタートから二十一年目にして、今回初めてボランティア活動が企画された。アメリカ・カナダ・ブラジル・ニュージーランド・アイルランドの五カ国計十六人が、一台のバスに乗り込み日野町を訪れた。

 当日は、午前中に日野町立介護老人保健施設リスタあすなろを訪問し、自国の文化を紹介するとともに、勉強中の日本語で通所利用者と会話し、車いすの介助も買ってでた。

▲アイルランドの歌を聞きながら手拍子する参加者
 同事業を取りまとめている県商工観光労働部国際課・廣田耕一郎主査は「誰が言うわけでもなくお年寄りの目線に合わせて寄り添うように座り、完璧ではない日本語だけれども積極的に自分から話し掛けていく姿を見て、ボランティア精神の深さを感じた」という。

 午後からは、身体・知的・精神の三障害対応で授産施設を併設している日野町地域生活支援センターわたむきの里へ。利用者自身が活動計画を立て余暇を楽しむサロンに参加し、精神に障害のある人とその家族らと一緒になって節分に関する○×クイズに挑戦した。

 日本文化にも触れてもらおうと、同センタースタッフが用意した豆を参加者全員が持ち、画用紙の面をかぶった鬼役に向かって「鬼は外、福は内」と叫びながら投げつけた。初体験の豆まきに大盛り上がりで、利用者が準備したぜんざいと日野菜漬けも味わい、自然と打ち解けていった。

 目に付いた漢字を周囲の人に熱心に質問し、両施設の利用者の手を握りとても丁寧な日本語で感謝の気持ちを伝えていた外国語指導助手のマシュー・リグラーさんは、「子どもから大人までいろいろな人とお会いでき、スタッフの人も親切で、とても感動した。いつも元気にがんばっている日本の人たちが大好き。また、ここに来たい」と語り、利用者にも「また会いましょう」と再会を約束していた。

 行動範囲が限られている両施設の利用者にとっても、異国の香りを感じる刺激的な一日となった。

 


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