平成19年3月1日(木)第14658号

◆大津・大津市◆
3部作完結編
『ソウル市民昭和望郷編』
=3月11日、びわ湖ホールで開催=

◆湖東・彦根市◆
彦根市
横一線の超激戦
現職2人を脅かす新人5人
=県議選動向(6)=


◆東近江・東近江市◆
金属盗難に注意!
車止め6本なくなる
=大中の「水車の郷公園」=


◆東近江・東近江市◆
思い出いっぱい
能登川中3年の卒業展
4日まで 能登川博物館
=出発点―自分探しの旅―=


◆東近江・近江八幡市◆
自主防災リーダー集めて
日頃の備えと心構え
=東近江の「防災セミナー」=


3部作完結編

『ソウル市民昭和望郷編』

=3月11日、びわ湖ホールで開催=


▲青年団第52回公演 作・演出 平田オリザ
◆大津・大津市◆
 県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市)は三月十一日、青年団第五十二回公演“ソウル市民昭和望郷編”を開催する。

 ソウル市民三部作の完結編にあたる「ソウル市民昭和望郷編」は、一連の作品の中核をなす文房具店一家篠崎家の、日本植民地支配下のソウル(当時の呼び名は京城)での、昭和四年の秋の一日の穏やかな午後を描く。

 同年、日本国内は、関東大震災後から断続的に続く不景気から抜け出しきれずに、重苦しい空気に包まれていた。しかし、植民地下の京城では、相次ぐ大型百貨店の開店など、本格的な大衆消費社会の到来が始まり、ある種のにぎわいを見せはじめていた。ただ、そのにぎわいは、逆に言えば植民地支配の恒常化を意味していた。二十年近い植民地の歴史の中ですでに植民地支配下で生まれ育った若い世代の朝鮮人も登場してくる。

 また、軍の一部には、満州への進出を企て、停滞した局面を打開しようという勢力も現れる。そして、満州への展開が、朝鮮にとっても多大な利益をもたらすという幻想が流布されていく。繁栄を謳歌したアメリカにも不況の影が忍び寄る同年秋、軍部の暴走とファシズムの時代の前夜、つかの間の饗宴を楽しむような、一群の若者たちの姿が、鋭く描かれる。

 入場料は、一般三千五百円。青少年(二十五歳未満)千五百円。問い合わせは、同ホールチケットセンター(電話077ー523ー7136)まで。


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彦根市

横一線の超激戦

現職2人を脅かす新人5人
=県議選動向(6)=


◆湖東・彦根市◆

 三月三十日告示の県議選彦根選挙区は、現職二人、新人五人の計七人が四議席を争う激選区。自民の滝一郎、民主の朝倉克己の二県議の引退で、地殻変動が起こっている。とくに自民は、新人二人の公認申請がゴタつき、結局、二人は無所属での出馬に。昨年十二月二日現在の有権者数は八万五千六百二十六人。(文中敬称略)                    【石川政実】

「対話の会」が3人を推薦


【彦根市選挙区(定数4)】
中村善一郎 71 自現4
中沢 啓子 48 民現2=嘉(推)
西村 久子 63 無新=嘉(推)
谷口 典隆 39 無新
伊藤 善規 58 無新
江畑弥八郎 52 民新=嘉(推)
山内 善男 53 共新
     嘉=嘉田新党

 自民公認の現職・中村は、地元高宮学区に近い城西学区から谷口、城東学区から伊藤、城陽学区から江畑の三新人が出馬するため危機感も。全学区に支部を持つ後援会(一万二千人)に加え、商工会議所メンバーなどで「法人職域支部」を組織し新規拡大を図る。稲枝三学区では滝を支援した建設業者を取り込み千票獲得へ。

 自民党彦根支部連協(中村会長)での公認問題がゴタつき、同党県連青年部長の谷口は、無所属で出馬する。後援会は、自らが連合自治会長を務める城西学区、十年間の市議時代の人脈、青年会議所、西中学校の同窓生などが中心。同じ子育て世代に支持を訴える。獅山向洋市長や滝県議の支援に期待を寄せている。

 元市議の伊藤は、市議時代と同様に、無所属で出馬する。自治連合会長を務める城東学区の六割を固めたい意向て、さらに平田学区や福祉団体にもアプローチ。後援会は、東中学校の同窓生が中心で、会長には同校の恩師が座る。パチンコ税創設、高校生のミニスカート是正などの政策を掲げる。七千〜八千票が目標。

 市議の西村も、自民党稲枝支部長の滝に公認申請を申し入れたが「全市的な態勢が条件」と難色を示され無所属で出馬へ。稲枝連合自治会の推薦を取りつけた勢いで、県農政連盟などの推薦も要請中。先月二十七日には嘉田知事の「対話の会」の推薦も受けた。十七年の市長選に出馬した和田裕行が選対に入り市街地も攻める。

 前回トップ当選の民主公認の現職・中沢は、同じ城東学区から伊藤、稲枝北学区から女性の西村が出馬し、連合滋賀も新人の江畑に全力投球なだけに、危機感を募らせる。東中学校の同窓生、商店街、まちづくりの市民団体などを中心に後援会の拡充を図る一方、先月二十七日には「対話の会」から推薦を取りつけた。

 同様に「対話の会」が推薦する民主公認の新人江畑は、連合(本部)で雇用法制対策局長を務めていただけに、連合滋賀彦根愛犬地協は気合いを入れ、市内の連合票(約四千票)固めに必死だ。また地元城陽学区の三自治会の推薦を取りつけ地域型選挙も展開。朝倉を選対本部長、後援会会長に据え、同氏後援会の引き継ぎを図る。

 共産公認の新人山内は、昨年七月の知事選で市選挙区では同党推薦の辻義則が四千六百票、前回の県議選では同党候補が五千百票を獲得しており、基礎票を五千票として上積みへ。場外馬券売り場設置反対、産婦人科医確保などの市民運動と連携し支持拡大を図る。一万二千票を目標に、赤旗の部数一割アップの運動も推進中だ。

 現時点は中沢、中村が現職の底力を見せ、これを江畑、西村、谷口、山内が横一線で迫り、伊藤が追い上げる展開。西村に弾みがつけば上位も。なお自民は告示前に、谷口、西村を推薦する可能性もある。


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金属盗難に注意!

車止め6本なくなる

=大中の「水車の郷公園」=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市大中町の水車の郷公園で先月二十六日、ステンレス製の車止め六本(約三十万円相当)が盗まれているのを通行人が見つけ、東近江署が窃盗事件として捜査している。

 盗まれたのは、高さ約八十センチ、幅約一・五メートルの「∩字形」の車止めで、一本の重さは約十キロ。園内への出入りを規制する柵として使用し、抜けないように鍵で固定されていたが、一月二十八日から二月二十三日の間に盗まれたと見られる。

 昨年末から全国各地で金属盗が相次いでおり、一月二十九日には同市小今町で青銅製のバルブやステンレス製の水道管が盗まれた。また、先月二十一日にも長浜市の公園でステンレスポールが盗まれており、換金目的の犯行とみられている。

 公園、駐車場などで不審な車、人を見かけた人は最寄りの警察へ。


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思い出いっぱい

能登川中3年の卒業展

4日まで 能登川博物館
=出発点―自分探しの旅―=


▲パリ・コレにも立った卒業生・阿部さんを紹介する「きらめく先輩」
◆東近江・東近江市◆

 間もなく卒業式を迎える東近江市立能登川中学校三年生による卒業記念制作展『出発点〜未知なる自分探しの旅〜』が、同市山路町の能登川博物館で開かれている。三月四日まで。

 心に残る思い出をつくり、卒業というゴールを新たな「出発点」にしようと、企画・運営のすべてを生徒たちが行った手づくりの記念展。学校帰りや休日に集まっては展示、飾り付けの準備を行い、見守ってくれた家族や先生、地域住民へ感謝を込めながら個々の成長を紹介している。

▲卒業を新たな出発点にする能登川中学校3年生の記念制作展
 今年は、「自分との出会い」をテーマに絵画を描き、クラスごとに展示された作品は、部活動を楽しむ姿や進学、学校行事にいそしむ様子、友だちとの思い出など、スナップ写真では表現できない内面の「自分」を書き表している。

 このほか、自由な発想で創り出した「抽象立体作品」や楽しいオブジェが展示されている。入館無料。開館時間は午前十時〜午後六時(最終日は午後一時まで)。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。

 また、同展に関連し、同校の先輩たちにスポットを当てた「きらめく先輩」シリーズが開かれ、今年は、元ファッションモデルで「パリ・コレクション」にも立ったことがある能登川高校の非常勤講師・阿部節子さん(26、同市能登川町)を紹介、苦労と努力の跡がにじみ出るぼろぼろのピンヒールやドレス、写真パネルなどが展示されている。


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自主防災リーダー集めて

日頃の備えと心構え

=東近江の「防災セミナー」=



▲自主防災組織のリーダーが参加したセミナー――男女共同参画センターで――
◆東近江・近江八幡市◆

 大地震や地球規模での異常気象など、いつ起るかわからない大規模災害に備え、住民の防災意識を高め、自主防災組織充実を図ろうと、東近江行政組合と東近江防災連絡協議会は先月二十五日、「平成十八年度防災セミナー」を近江八幡市の県立男女共同参画センターで開催した。

 関係市町の自主防災組織リーダーや行政の防災担当職員ら防災関係者約三百人が参加。

 全国各地で防災に関する講演活動を行っている財団法人市民防災研究所(東京都)の細川顕司事務局長は講演「わが家の防災、地域の防災」で、「大規模災害発生直後は地域と命は自分達で守らなければならない」、「自主防災(減災)活動は既存の組織にとらわれず集まった人だけで状況の変化に応じた活動が必要」、「非常食や水よりも自分の家で死なないようにするのが防災」、「祭や地域の行事が全員参加でしっかりできているところは、防災訓練しなくても非常時の活動できる」など、これまでの常識では大規模災害に通用しないことや、日頃の地域のコミニュケーションの大切さを訴え、参加者の目から鱗(うろこ)が落ちた。

 また、過去の大災害を教訓に、災害発生に備えて「備えと構え」を合言葉に活動を続けている、高島市のたかしま防災支援ボランティアネットワーク「なまず」の女性メンバー四人による発表も行われた。今回は十六の独自の講演プログラムの中から、家の中の危険などを笑いの中で訴えた地域防災減災啓発漫才「備えあれば憂いなし」と、阪神淡路大震災で揺れた時間の長さや水道復旧までにかかった日数など三択形式の「クイズで防災」を実施、参加者は楽しく防災・減災を学ぶことができた。


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