平成19年3月3日(土)第14660号

◆大津・大津市◆
滋賀医大
次世代プロジェクト
=生体内透視下手術システム開発=

◆東近江・東近江市◆
東近江市 「八景」と「八選」
選定委員会が最終答申
市民公募の中から決める
=旧1市6町の地域性を重視=


◆東近江・東近江市◆
東近江ロータリーカップ
第7回「サッカー大会」
=3月4日 長山グラウンドで開催=


◆東近江・東近江市◆
シカさん、命をありがとう
食べて学ぶ「食育」
=市原小6年=


◆東近江・日野町◆
県議選
日野一本化で再選狙う
自民公認現職の山田氏
誇れる郷土づくりに向け
=行政・議員の経験生かす=


◆東近江・安土町◆
苦心のやりくり予算
安土町新年度予算案
一般会計は前年当初比2.3%減に
=議会開会 協働のまちへ33議案=


滋賀医大

次世代プロジェクト

=生体内透視下手術システム開発=


◆大津・大津市◆

  国立大学法人滋賀医科大学はさきごろ、生体内透視下手術システムを開発した。それにともないこのほど、科学技術振興調整費プロジェクト報告会をコラボしが21(大津市)で開催した。

 同医科大学では、被曝のないモニター画像として核磁気共鳴装置(MR)画像を用いることが可能な“オープンMR”を実際に臨床応用し、肝癌などの低侵襲治療を行なっている。この度、外科学講座を中心とした、次世代手術システム開発プロジェクトにより、被曝せずに生体内構造を透視しながら手術できるシステムが完成した。このシステムは、次の通り。

 【マイクロ波を用いた手術支援機器(MWCX)の開発】マイクロ波は電子レンジに使われる、比較的波長の短い電磁波で、生体の組織を固定する。手術の際には組織や血管(動脈や静脈)などがある場合、結紮して切離が必要だが、開発したデバイス(MWCX)はマイクロ波の特性を利用して、血管を全て結紮なしにシーリング、切断することができ、しかもMR画像を障害しないで動作させることができる。

 【強磁場下空間センサー】生体内のメスやハサミの位置を知るには、空間位置を特定できるセンサーが必要であるが、従来は光を使っていたため、光の届かない体内位置特定には使えなかった。MR画像下で手術をする場合、極めて強い磁場のもとで行なうことになるが、この強磁場のもとでも空間位置がわかる治療センサーの精度を上げることに成功した。

 【センサー搭載デバイスとソフト開発】そこでデバイスにセンサーを搭載した形とし、さらにMR画像を三次元リアルタイムに見られる画像ソフトの開発により、生体内部構造をリアルタイム三次元画像で確認しながら手術ができるシステムを完成した。たとえば、肝臓の場合は本来肉眼では表面しか見えないが、開発したシステムでは、肝臓内部の門脈や胆管の構造がそのまま見え、新しく開発した手術デバイス(MWCX)により、この構造を見ながら切除していくことができる。将来、頭から足先まで、外科系手術全てにおいて、生体の内部構造を確認しながら手術できるシステムが構築できる。問い合わせは、同医科大学外科学講座(電話077ー548ー2236)谷徹教授まで。


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東近江市 「八景」と「八選」

選定委員会が最終答申

市民公募の中から決める
=旧1市6町の地域性を重視=


▲小林会長から答申を受ける中村市長
◆東近江・東近江市◆

 東近江市を代表する花・木・八景・八選の選定委員会(小林圭介委員長、十一人)は先月二十七日、諮問を受け選定作業を進めていた八景と八選を決め、中村功一市長に答申した。

 新市のシンボルとして、新しいまちづくりに生かすとともに、市のイメージアップにと全国発信される。なお、花「ムラサキ」と木「イロハモミジ」は、すでに答申を終えている。

 同委員会は、四季折々の美しい景色や景観の「八景」、生活文化(風俗)や伝統工芸・伝統行事・郷土芸能などの「八選」の候補を市民から公募し、八景に五十二点、八選に四十点の応募を受けた。

 候補の中から旧一市六町の地域性や特色がうかがわれる代表的なものについて協議し、旧七市町からそれぞれ一点を選出し、さらに全市を代表する各一点を付け加えた。八景・八選は次の通り。

 【八景】太郎坊宮(八日市)、御池岳(永源寺)、五個荘金堂町の町並み(五個荘)、百済寺(愛東)、湖東平野の眺望(湖東)、栗見出在家から見る輝くびわ湖(能登川)、石塔寺(蒲生)、永源寺(全市)

 【八選】八日市大凧(八日市)、木地師のふるさと(永源寺)、小幡人形(五個荘)、引接寺の万燈祭(愛東)、ハナノキ(湖東)、伊庭の坂下し祭り(能登川)、蒲生の古墳群(蒲生)、江州音頭(全市)


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東近江ロータリーカップ

第7回「サッカー大会」

=3月4日 長山グラウンドで開催=


◆東近江・東近江市◆

 東近江ロータリークラブ(長澤潔会長)は、三月四日午前八時半から「第七回東近江ロータリーカップサッカー大会」(市教委、滋賀報知新聞社後援)を東近江市立長山公園グラウンドで開催する。なお、開会式は午前九時五十分から行われる。

 青少年の健全なる育成を願い、毎年開催のロータリークラブ杯サッカー大会には、Jリーグのジュニアチームなど県内外から強豪十二チームを招き、サッカーを通じ互いの友好を図るとともに、相互扶助の精神を養う目的で開かれる。

 各ブロックごとに予選リーグを行い、フレンドリーマッチと決勝トーナメントを経て、優勝戦と三位決定戦に臨む。出場チームは次の通り。ブロック別。

 【Aブロック】大阪セントラルFC、今津サッカースポーツ少年団、大原ジュニアフットボールクラブ

 【Bブロック】セレッソ大阪U―12、カスティージョ水口、中主サッカースポーツ少年団

 【Cブロック】守山白鳳サッカースポーツ少年団、敦賀FCフレンズ、神照フットボールクラブ

 【Dブロック】玉川ナイスキッズサッカークラブ、ハヤマグリーンフットボールクラブ、東近江市トレセン


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シカさん、命をありがとう

食べて学ぶ「食育」

=市原小6年=


◆東近江・東近江市◆

 永源寺地区にある東近江市立市原小学校の六年生二十四人がこのほど、シカ肉料理を試食しながら、命の大切さや郷土の食文化を学んだ。

 総合的な学習時間の一環として、地元でジェラートを販売する「池田牧場」およびレストラン「香想庵」を経営する池田喜久子さん(57)を講師に招き、今後の生き方を学んでもらおうと地産地消、食育を考える授業が行われた。

 池田さんは、「誰の口にも入らず、ただ有害獣として捕殺・廃棄処分されるシカが不びん。いただいた命を大切に、美味しくいただいて感謝をしましょう」と、シカ肉料理を研究し、臭みのないシカソーセージやローストビーフを提供している。

 教室では、すべての食材と命に感謝し、生きる意味と獣害を人の問題として考えよう―と呼び掛け、「香想庵」でも出されているシカ肉のローストビーフを試食。子どもたちは「柔らかくておいしい」「ぜんぜん臭みがない」と舌鼓を打ちながら、残さずきれいに食べていた。


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県議選

日野一本化で再選狙う

自民公認現職の山田氏
誇れる郷土づくりに向け
=行政・議員の経験生かす=



▲再選にかける思いを語る山田尚夫氏(日野町村井の自宅で)
◆東近江・日野町◆

 四月八日に執行される滋賀県議会議員選挙の蒲生郡選挙区(定数二)では三候補が名乗りをあげ、徐々に選挙モードへと入り、各陣営の動きも活発化してきている。中でも、トップを切って出馬表明した現職一期の山田尚夫氏(60歳、日野町村井)=自民公認=が、三日午後二時から日野町内で事務所開きを行う。再選にかける思いを聞いた。

 助役から県議となった山田氏は「郷土また蒲生郡の抱える諸課題にど真剣に取り組むことができた」と一期四年を振り返る。「これからも地方行政の末端で働いた経験と人脈に加え、一期四年の議員経験を生かして、まちに元気と活力が満ちるような誇りある郷土づくりを実現させたい。市町を大切にする県政こそが、県民を大切にすることにつながる。初心を忘れず現場の声を届け、県政発展に力を尽くしたい」と、再挑戦を決意。

 県議会で経済振興対策特別委員長を務めた経験から各町の財政・経済基盤構築の必要性を説き、高齢者福祉・児童福祉・障害者福祉の充実や琵琶湖森林づくり税を生かした里づくり推進、安心安全な地域づくり促進、平和祈念館の建設促進、企業誘致と地場産業の育成などを選挙公約に掲げる。

 また、名神名阪連絡道路の推進を挙げ「息が長い事業ではあるが、日野町また周辺市町にとって、新たな産業・雇用を生み出す大プロジェクト。行政ともスクラムを組み、事業を前進させたい」と力を込める。

 第二波が押し寄せている平成の大合併については、「今さら合併はない。特に蒲生郡三町は単独の道を選択したのだから、それぞれの町が、財政はもとより暮らしを支える基盤整備について知恵を出し合い、住民サービスを低下させないよう努力する必要がある。『合併しなかったから』とマイナス思考にならず、誇れる郷土づくりに一丸となって取り組まなければならない」と強調する。

 山田氏は新興住宅地へも足を運び、保守系町議が中心となって後援会の会員拡充を図っており、大票田である日野町の一本化で再選を目指す。

 


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苦心のやりくり予算

安土町新年度予算案

一般会計は前年当初比2.3%減に
=議会開会 協働のまちへ33議案=


◆東近江・安土町◆

 安土町は、二日開会した三月定例議会に、前年度当初より八千七百万円(二・三%)減となる一般会計三十六億六千五百万円と、国民健康保険事業・水道事業など七特別会計三十四億八千七百五十万円から成る、総額七十一億五千二百五十万円の平成十九年度当初予算案を提案した。

 一般会計は、基金の取り崩しを極力抑え、緊急度や重要度からの事業選択による歳出の徹底抑制により、切り詰めた。

 歳入面では、町税が、町民税で一億四千万円、固定資産税で五千五百三万円の増収を見込むものの、たばこ税の百八十三万円の減収などにより、全体では一億九千二百万円(十二・四%)の増となる。これに基金からの繰入金や使用料などを加えた自主財源は二十億四百四十万円で、前年度当初と比べ二億二千五百三十二万円(十二・四%)増加し、予算全体に占める構成比も前年の四十八・五%から五十五・八%へと、五十%台を回復した。

 一方依存財源は、税源移譲に伴い所得譲与税がなくなり、地方交付税一億二千九百万円、国庫支出金百二十万円、それぞれ減少、県支出金は担い手育成関連補助金等で三千二百五十九万円増え、三億千二百三十二万円(十六・二%)減少の十六億二千百九万円に。

 財源不足を補うため、財政調整基金から二億円、減債基金から一億三千二百万円あまりを繰り入れた。町債は防災対策、道路整備、減税補てん債の減少により、一億一千九百七十万円(三十七・五%減)、二年連続で前年度当初比三十五%以上減となった。

 歳出を性質別で見ると、義務的経費のうち人件費は退職に伴う補充をせず六千七百五十八万円(六・二%)減、扶助費八百六十万円(三・一%)増、借金返済の公債費は三千百九十三万円(六・八%)増、物件費で経常的経費五%削減など七百十万円(一・一%)減、町税前納報償金見直し・町単独補助金見直しなどで補助費二千四十八万円(三・九%)減に。投資的経費も四千百五十五万円(十七・七%)カット、普通建設事業は全体構成比五・三%にとどめた。

 目的別構成比は、議員定数削減の議会費十八・九%減をはじめ、高生産性農業集積促進事業などで農林水産業費は四十九・七%増、道路新設改良事業など減少で土木費十三・七%減、公民館耐震工事完了により教育費十五・四%減少など。

 新年度事業は、「住民との協働でつくりあげる個性と活力に満ちた魅力ある『安土』の実現と、みんなが安心して暮らせるまちづくり」をめざして、〈地域力の強化〉〈安全安心なまちづくり〉〈行政改革の推進〉の、三本柱で取り組む。

 主な新規事業は、織田信長サミット開催百四十七万四千円、障害者自立支援システム導入六百二十九万六千円、保育園耐震化四千百万円、菜の花プロジェクト八十八万四千円、担い手育成基盤整備関連流動化促進五千万円、耐震改修促進計画作成七百万円、町営住宅に関するストック総合活用計画作成四百万円など。また、屏風絵継続調査などに百三十八万一千円を計上した。

 議会提出議案は、平成十九年度予算や二千二百八十六万八千円を追加する十八年度一般会計補正予算など予算関係十五、町同和審議会設置条例を廃止など条例関係八、人事二、その他八の、三十三件。五・七―九・十二・十三・十五日各委員会、六日総括質問、十三・十四日一般質問、十六日質疑・討論・採決を行い、閉会の予定。

 


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