平成19年3月15日(木)第14670号

◆全県◆
琵環部長山仲氏か沢井氏
政策調整部長橋本氏か馬淵氏
「子ども青少年局」「防災局」新設
“嘉田カラー”全面に
=19年度県人事異動本紙予想=

◆全県◆
県職員退職者
=本紙予想=


◆湖南・栗東市◆
RD問題で住民集会
完全遮水はムリ
=畑明郎大阪市立大教授=


◆東近江・東近江市◆
湖東信用金庫本店で
ネイチャーアート展
=里山保全の遊林会=


◆東近江・近江八幡市◆
新たに新居浜別子と友好締結
結成45周年を盛大に祝う
=近江八幡ライオンズラブ=


琵環部長山仲氏か沢井氏
政策調整部長橋本氏か馬淵氏
「子ども青少年局」「防災局」新設
“嘉田カラー”全面に

=19年度県人事異動本紙予想=

◆全県◆

 県は「平成十九年度人事異動」を二十六日に内示、四月一日付けで発令する。嘉田由紀子知事は、機構面では、子どもやお年寄りらを犯罪や災害から守ろうと県民文化生活部の総合防災課を「防災危機管理局」(部長級)に昇格させる一方、健康福祉部に「子ども青少年局」(次長級)を新設するなど“嘉田カラー”を全面に打ち出すと見られる。人事面では、女性の登用と長期的育成に努める方針だ。そこで政策調整部長と琵琶湖環境部の二ポストが焦点の部長人事を予想してみた。         【石川政実】

 財政や人事畑を重用した稲葉稔知事、パフォーマンス能力を評価した国松善次知事に対し、嘉田知事は汗をかく現場主義と高い政策形成能力を重視すると見られる。ちなみに部長級は十一人が定年退職するが、このうち環境事業公社副理事長はOBの理事(次長級)で対応し、国保連合会開設準備室長も廃止することで二ポストがなくなり、部長ポストは九つ程度になりそうだ。

 今回の人事のポイントは、琵琶湖環境部長である。「環境」は、嘉田知事の最大のセールスポイントであるが、約千億円の負債を抱える造林公社などの問題も山積している。このため、ねばり強い沢井進一・南部振興局長、調整役に長ける中村順一・県民文化生活部長、意外性ではカミソリ刃の切れ味を見せる山仲善彰・知事公室長の抜てきも。

 政策調整部長は、総務部長に次ぐ“要”のポストである。ベテランの橋本俊和・農政水産部長、オールラウンドな馬淵義博・湖北振興局長が順当なところ。もし橋本・農水部長が政策調整部長なら、農水部長の後任には沢井氏を起用か。また健康福祉部長には、堀正基・湖東振興局長か、上原正男・健康福祉部次長の昇格が有力視される。

 一方、子どもを取り巻く環境が悪化する中、政策調整部の“青少年室”を健康福祉部の“子ども家庭課”に移して「子ども青少年局」(局長は次長級)を新設し、組織横断的な運営を図る。さらに県民文化生活部の“総合防災課”に災害弱者の救済など福祉の視点を入れた「防災危機管理局」を新設する。同局長は部長級で、北沢繁和・県民文化生活部防災監の昇格や、福祉の観点から上原・健康福祉部次長の起用も。

 他方、議会事務局長には、塩見和夫・同局次長の昇格は衆目の一致するところだ。また東京事務所長には、企業誘致をにらみ青木孝夫・商工観光労働部管理監らが有力。副出納長は、馬淵・湖北振興局長、監査委員事務局長は秋山茂樹・総務部次長の昇格、企業庁長は、古川源二郎・琵琶湖環境部次長の昇格が予想される。地域振興局では、湖北振興局長に小川義隆・土木交通部次長、湖東振興局長に田中洋一・教育次長、東近江振興局長に山田光二・商工観光労働部次長、南部振興局長に県庁上がりでは女性初の部長として中村きよ子・県民文化生活部次長、土地開発公社副理事長に加藤晴吾・土木部交通部次長の抜てきが有力だ。

 なお、山仲公室長が部長に昇格した場合は、バランス感覚のある西嶋栄治・予算調整課長、押しのある谷口孝男・農政課長から抜てきの可能性が高い。また河本光明・商工観光労働部長が五月に国に戻れば、中村・県民生活部長の横滑りも。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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県職員退職者

=本紙予想=


◆全県◆

 十八年度末の県職員の退職予定者は、部長級では、近藤月彦・政策調整部長、伊藤潔・琵琶湖環境部長、古川太郎・東近江振興局長など十一人、次長級では山本清和・農政水産部次長など十三人、課長級では川原愼一・東近江振興局副局長など十六人(医師、看護士など医療関係者を除く)。退職者は全体で百六十人、新規採用は七十人、また十九年度の人事異動規模は前年度並みの千七百人程度が見込まれている。

 【部長級】近藤月彦(政策調整部長)▽伊藤潔(琵琶湖環境部長)▽太田剛(企業庁長)▽井上正(健康福祉部長)▽田淵敏男(環境事業公社副理事長)▽古川太郎(東近江振興局長)▽村井達(東京事務所長)▽山本良助(副出納長)▽金森保明(議会事務局長)▽米田博(監査事務局長)▽苗村蔵光(国保連合会開設準備室長)

 【次長級】山本清和(農政水産次長)▽梅沢幸平(図書館長)▽山口兼司(県民文化生活部管理監)▽山口俊行(病院事業庁次長)▽入江幸一(地労委局長)▽谷和彦(土地開発公社理事)▽中山繁(琵琶湖環境部技監)▽中井貞司(下水道公社常務)▽横山修(琵琶湖環境部技監)▽渡辺健三(農業技術振興センター農業大学校長)▽對中和夫(人権センター専務理事)▽久村幸彦(下水道公社理事)▽関河道夫(南部振興局管理監)

 【課長級】麻生孝(農業技術振興センター次長)▽川崎保博(小児保健医療センター次長)▽谷静夫(大津健康福祉センター副所長)▽沓水嘉彦(教育委員会福利課長)▽上野兵一(国際協会常務理事)▽川原愼一(東近江振興局副局長)▽黒田元吾(しゃくなげ園園長)▽中村清和(統計課長)▽西村朋弥(文化財保護課長)▽卯田太一郎(環境管理課長)▽山口幸男(森林センター所長)▽川田昌利(交通政策課長)▽平尾政良(建築課長)▽服部啓治(東近江振興局建設管理部長)▽古株友弥(畜産技術振興センター所長)▽山村久兵衞(南部地域健康福祉部主席参事)


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RD問題で住民集会

完全遮水はムリ

=畑明郎大阪市立大教授=


▲四日市市の事例を紹介する畑教授
◆湖南・栗東市◆

 埋め立てた産業廃棄物から有害物質が地下流出している栗東市小野の「RD処分場」問題で、周辺住民でつくる「産業廃棄物問題合同対策委員会」の学習会がこのほど、大阪市立大学大学院教授の畑明郎教授を招いて赤坂公民館(同市小野)で開かれた。

 学習会では、畑教授が環境再生検討委員会の座長を務める、四日市市の産業廃棄物問題を事例に挙げながら、RD問題への政策提言として▽徹底調査と情報公開の必要性▽全量撤去▽責任追求▽問題解決へ環境NGOの参加を示した。

 同市は、国内最大規模の産廃不法投棄のあった大矢知産廃不法投棄問題(安定型処分場、違法容量百五十九万立方メートル、ダイオキシン類など九項目地下流出)、化学メーカー・石原産業のフェロシルト投棄問題(三重・岐阜・愛知・京都の四府県に埋設、土壌から六価クロムなど検出)などを抱える。

 また、産廃問題の解決方法が昨今、違法廃棄物の全量撤去でなく、コンクリートや粘土などで囲って有害物質の流出を防ぐ遮へい型へ移行している傾向に触れ、「地中の圧力でスキ間ができ、完全遮水は無理」と指摘し、違法に埋め立てた産廃は分別、撤去すべきと話した。


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湖東信用金庫本店で

ネイチャーアート展

=里山保全の遊林会=


▲湖東信用金庫本店で開かれている「ネイチャーアート展」
◆東近江・東近江市◆

 湖東信用金庫本店一階の展示ギャラリーで市民団体・遊林会(武藤精蔵会長)の活動を紹介する「ネイチャーアート展」が開かれている。四月九日まで。

 遊林会は、愛知川河辺林・河辺いきものの森の保全活動を通して自然とのふれあいや人との出会い、交流を育んでいるボランティア団体で、雑木の伐採や下草刈り、炭焼き作業など、これまでの活動で地中に眠っていた貴重な植物の蘇生をはじめ、森全体に四季折々の自然景観が楽しめるようになるなど、成果を挙げている。また、身近な平地林で楽しめる里山活動が、参加者の生きがいにつながるなどの効果も生んでいる。

 今回の展示では、記録した写真を中心に会員の作業のようす、森に蘇った貴重な植物と自然風景、人気を集めている催しなどを八枚のパネルにまとめている。

 作業では、森を守るために木々や竹の伐採や作業の後、森の中で手作りの食事を楽しく囲む光景などが紹介されている。また、植物では近畿内でも絶滅危惧種になっている「ハイハマボッス」や「オカトラノオ」の群落、春の花の代表格「キグザキイチゲ」、「シュンラン」などが森の中で美しく、可憐に咲く姿がとらえられている。自然風景ではめったに見られない野鳥「カワセミ」や積雪に残ったノウサギの足跡の写真などもある。

 さらに、森で採取された野草や蔓(つる)、古木などを材料に創作されたリースやオブジェ、人形などの作品が置かれ、展示を盛り上げている。会員の中のプロが制作した作品もあり、レベルの高いメルヘンチックな作風で来場者の目を楽しませている。

 同会では、こうしたアート作品を一般販売し、その売上金を会の活動資金に充てることを検討している。問い合わせは、河辺いきものの森内の同会事務局(20-5211)へ。


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新たに新居浜別子と友好締結

結成45周年を盛大に祝う

=近江八幡ライオンズラブ=


▲盛大に開催されたチャーターナイト45周年記念例会――ホテルニューオウミで――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡ライオンズラブが結成四十五周年を迎え、このほど近江八幡市のホテルニューオウミで「チャーターナイト四十五周年記念例会」を盛大に開催した。

 記念例会には、奈良・京都・滋賀の一府二県の百二十三クラブ、四千七百人が所属する335―C地区の八嶌隆ガバナーをはじめ地区役員、スポンサークラブの大津ライオンズクラブ、姉妹クラブの韓国大邱(テグ)中央ライオンズクラブ、夫婦クラブの富士宮ライオンズクラブ、ブラザークラブの県内各ライオンズクラブ役員、近江八幡ライオンズクラブ会員など約二百人と、冨士谷英正近江八幡市長、津村孝司安土町長らが地元から来賓として出席した。

▲友好クラブ締結の調印を行う新居浜別子・白石会長(左)と諸川会長
 諸川信夫四十六代会長が、「We Serve」を礎に地域社会の奉仕活動に取り組んで来た四十五年の歴史を振り返り、諸先輩や関係者に感謝すると共に、「美しい地球を 未来の子供たちへ」をモットーに、環境保全、青少年健全育成、海外援助など、時代の変化の中、新しい感覚で、「メンバー一丸となって未来に向かって進んで行く」と決意を述べると、八嶌ガバナーは「リーダーシップを持っていた
▲連凧あげに取り組む親子ら――2月17日・近江八幡市立運動公園グラウンドで――
だけるクラブに発展を」と、激励と期待の言葉をかけた。

 近江八幡で生まれ、明治時代に住友別子銅山で発展した新居浜のまちで、煙害問題の解決や鉱山のために荒廃した山の植林に取り組んだ二代目総理事・伊庭貞剛を縁に、今回、友好クラブとして締結することになった愛媛県新居浜別子ライオンズクラブとの調印式も行われ、白石公成会長と諸川会長が調印のあと、がっちりと握手を交した。

 例会を前に行われた諸口あきらさんによる歌と話の記念講演会、チャリティーゴルフコンペ(昨年十二月)、一万ドルの基金協力、八幡山里山保全活動にチェーンソー四台と草刈り機三台贈呈、市民発電所建設活動に太陽光発電モジュールパネル一枚贈呈、青少年健全育成連凧あげ大会(今年二月)と、例会内で諸川会長から平成防犯見廻り隊の村田裕彦隊長に贈呈されたパトロール用自転車四台の、総額四百万円にのぼる記念事業を行った。

 例会のあと祝宴も催され、和やかな雰囲気の中で、四十五周年を祝った。 


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