平成19年3月19日(月)

◆東近江・東近江市◆
住民自治として認定
能登川地区まちづくり協議会
=身近な地域課題の解決へ=

◆東近江・日野町◆
大地の恵みそのままに!
麦から育てるパン屋さん
=日野町村井の「大地堂」=


◆東近江・日野町◆
日野水口有料道路
午後10時以降無料へ
収支の均衡図る!
=4月1日から=


◆東近江・安土町◆
全国環境保全型農業推進コンクールで
「農林水産大臣賞」を受賞
=大中の湖ヒノヒカリ生産関係者=


◆東近江・安土町◆
プレート表示でパトロール
子ども見守り隊を強化
=安土町シルバー人材センター=


住民自治として認定

能登川地区まちづくり協議会

=身近な地域課題の解決へ=


▲認定書を受ける藤野会長ら(右)
◆東近江・東近江市◆

 能登川地区まちづくり協議会の認定書交付式がこのほど、東近江市役所貴賓室で行われた。

 能登川地区では、設立と同時に実践活動できるよう、昨年一月の合併と同時に勉強会を重ね、同年五月に協議会設立準備会を発足。二つの委員会と八部会を設けて、地域力向上のまちづくり議論および組織づくりを進め、今月十日にラストを飾る市内十四番目の協議会として誕生した。

 中村功一市長は「これまで議会と行政が中心的でしたが、まちづくり協議会が参画いただき、一緒になってまちづくりを進めましょう。地区の特色に合った活動と合わせて、子どもを中心に全体が地域力を発揮できるような取り組みを期待します」と激励し、藤野智誠会長に認定書を手渡した。

 これを受けて藤野会長は「一年余りの議論の中で、多くの賛同と協力、助言をいただき設立することができました。能登川地区の住民がここに生まれ育ってよかった、これからも住み続けたいと思える、夢あるまちづくりをしていきたい」と抱負を語り、住民一体の活動へ意欲を込めた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


大地の恵みそのままに!

麦から育てるパン屋さん

=日野町村井の「大地堂」=


◆東近江・日野町◆

 大地の恵みを届けたい―。日野町村井の中田志穂さん(29)が、昨年十二月、自宅の蔵にドイツ技法を用いた自家製全粒粉のパン工房「大地堂」をオープンさせた。麦から育てるパン屋さんを目指し、小麦の原種にあたる古代穀物“スペルト小麦”の栽培も手掛け、大地堂にしかない逸品を生み出している。

▲温かみのある蔵の店内で女性客に試食を進めながらパンについて説明する中田志穂さん(左)=日野町村井にある大地堂で=
自家製全粒粉のドイツパン

スペルト小麦も栽培中


 製菓関係の仕事を夢見ていた中田さんは、六年前、ドイツを旅してスペルト小麦(ドイツ語でディンケル)を知った。ナッツ系の風味が強く栄養満点のスペルト小麦は、強健かつ分厚い皮殻が特徴的で、認知度の低い日本と異なり、世界で見直されている穀物の一つ。

 初めて食べたスペルト小麦パンが忘れられず、中田さんは京都のケーキやパン屋で働いた後、平成十七年にドイツへ。ホームステイをしながら修行できるパン工房を探し、三百五十年以上続く老舗店で半年、オーガニック専門店で二カ月、それぞれマイスターのもとで研修を受けた。

 「ドイツパンのおもしろさは種類の多さ」だという。米食の日本だからこそ「主食になるパンを作りたい」と、修行の旅でドイツの技法を体と舌に叩き込んできた。

 帰国後、自宅敷地内にある姉・美穂さんの陶芸工房跡に、耐火れんがを積み上げた手作り石窯を設置し、蔵を店鋪に利用。材料を自分で育てることから始め、大地の恵みを練り込んだパン作りをコンセプトに、昨年十二月二十三日に大地堂をオープンした。

 一方、義兄で専業農家の廣瀬敬一郎さんは、四年前から日本初となるスペルト小麦栽培に挑戦。ドイツ修行中に中田さんが種子の輸入ルートを確立し、今年は日野町内の田んぼ二・二ヘクタールで大切に育てている。

 まだまだ収穫量が少ないため、現在、日野町内で収穫した自家製全粒粉(表皮・胚芽・胚乳をすべて粉にした物)を使用しているが、同町産スペルト小麦のみを使ってのパン作りもそう遠くはない。

▲香ばしい焼き上がりの大地堂自慢の自家製全粒粉パン
 素材のうまみを最大限に生かそうと、中田さんは、熱で粉の風味が落ちないよう電動石うすでゆっくりとひき、手ごねする徹底ぶりで、製粉された小麦パンとの違いはかんだときに口の中に広がる甘みで実感できる。

 石窯焼きの香ばしい大地堂パンは、ドイツの老舗パン屋から持ち帰ったサワー種のみで発酵させた“農家のライ麦ブロート”(六百円)と自家栽培の大豆・胡麻・亜麻の実たっぷりの“大豆と胡麻のブロート”(六百五十円)、一番人気の“全粒粉のシンプルパン”(六百五十円)、レーズン・クルミ・黒けし・胡麻・粟・ひまわりの種の六種類が味わえる“六色のチビパン”(六百五十円)、クリスマス菓子“シュトーレン”(大二千五百円、小一千二百五十円)、プレーンとクルミレーズンの二種類セット“スコーン”(二百五十円)、ヨーロッパ最古の菓子“エリーゼンレープクーヘン”(四枚入り八百円)―の主に七種類。

 温かみのある店内には、販売日ともなると近所の人たちが次々と訪れ、試食しながら会話を楽しみ、大地堂パンの魅力をかみしめている。中田さんは「もっとみなさんに親しんでもらえるようなパンを焼き続けていきたい」と語り、本場ドイツのような品揃えを目標に新商品開発にも取り組む。

 販売日は土曜・日曜・月曜日で、二日前までに注文を受けた分のみを店内で手渡すかもしくは発送するという完全受注販売制。また、近江八幡市にあるティースペース茶楽で、毎週土曜日に三種類のパンを販売中。パンの予約また問い合わせは、大地堂(0748―26―6090)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


日野水口有料道路

午後10時以降無料へ

収支の均衡図る!
=4月1日から=


▲日野水口有料道路の料金所(日野町日田で)
◆東近江・日野町◆

 滋賀県道路公社が九日、日野町日田から甲賀市水口町水口までを結ぶ全長七キロの「日野水口有料道路」の料金徴収時間を、四月一日から二時間短縮することを発表した。

 日野水口グリーンバイパスの愛称で知られる同道路は、並行する国道307号の交通混雑回避のほか、京阪神と中京の両経済圏をつなぐ甲賀・湖東地域の地域振興策の一つとして昭和五十五年十月五日に開通したもの。

 県や国、民間からの貸し付けなど約二十八億円を投じて建設し、徴収した通行料金を元手に、平成二十二年に債務を償還し終え無料化する計画だった。

 しかし、周辺道路の整備が進み、国道307号からの交通転換も図れず、通行台数の低下で料金収入が落ち込み、設定期限までに全額償還する当初の計画は苦しい状況に陥っている。

 赤字路線からの脱却と収支バランスのとれた運営を目的に、今回、人件費などを含めた料金徴収経費が通行料収入を上回っている夜間の時間帯(二時間)を無料で開放することを決めた。

 現在は午前五時から翌午前零時まで料金徴収を行っているが、変更後は午前五時から午後十時までに短縮される。通行料金に変更はなく、普通車二百円、大型車<1>三百十円、大型車<2>七百三十円、軽自動車など百五十円、軽車両など二十円。

 詳しくは、滋賀県道路公社経営管理担当(077―524―0141)へ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


全国環境保全型農業推進コンクールで

「農林水産大臣賞」を受賞

=大中の湖ヒノヒカリ生産関係者=


◆東近江・安土町◆

 環境こだわり米による農業振興に取り組んでいるJAグリーン近江・大中の湖ヒノヒカリ特許栽培生産部会が、第十二回全国環境保全型農業推進コンクール(近畿地域環境保全型農業推進連絡会議・近畿農政局主催、農林水産省・全国農協中央会・日本生協連合会後援)で大賞の「農林水産大臣賞」に輝き、十四日に京都市で開催された近畿地域環境保全型農業推進シンポジウムの席上、表彰された。

 コンクールは、環境保全型農業ヘの理解と拡大を目的に、平成七年度から、経営や技術の改善に意欲的に取り組み、農村環境の保全活動を通じて地域社会の発展に積極的に関わっている農業団体を表彰している。

 今回大賞を受賞した同部会は、平成十五年に設立され、周辺の除草時期を調整することでカメムシを化学合成農薬を使わずに防除し、収穫方法の工夫と色彩選別機によるカメムシ被害粒の除去といった独自の技術を使って稲作に取り組んでいる。一昨年には「愛・地球賞」にも輝き、昨年からは台湾への輸出に乗り出すなど、徹底した環境へのこだわりと産官民の積極的な協働による先進的な担い手集団として認められた。

 表彰式後のシンポジウムでは、同部会の藤田欽司会長が「すべての生き物と共生できる環境こだわり農業の取り組み」と題して、事例報告を行った。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


プレート表示でパトロール

子ども見守り隊を強化

=安土町シルバー人材センター=



▲プレートを張る車両と腕章を着けた会員
◆東近江・安土町◆

 安土町シルバー人材センター(三橋利男理事長、会員二百二十二人)は、現在実施しているボランティア活動の「子ども見守り隊」に加え、センター車両や役員・有志の車両に「子ども見守り隊」のマグネットプレートを張り付け、「子ども安心作戦」を強化した。

 地域の宝である子どもたちを守るため、昨年同センターが法人化されたのをきっかけに「子ども見守り隊」の活動を開始。昨年夏からは、県シルバー人材センター連合会から支給された「子ども見守り隊」の腕章をはめて、仕事場所ヘの行き帰りや、仕事の合間などに、警戒にあたってきた。

 今回、水色地に黄色の「シルバー 子ども見守り隊」の文字と安土町シルバー人材センターの名が入ったA4判の大きさのマグネットプレートを五十枚作成、センター所有車のほか、役員や地区懇談会などでの協力呼びかけに応じた有志の車にも張り付けてもらった。

 西村勉事務局長は「どれぐらい協力者があるか心配だったが、追加注文分も残りわずかとなりました」と、会員のパワーを改めて感じている。

 少子高齢化が進む中で、地域の安全のために立ち上がり、会員の目の数による監視のシルバーパワー・で、不審者が行動を起こせない地域環境づくりのネットワークが、町中に張り巡らされ、子どもたちの安心につながって行く。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ