平成19年3月29日(木)第14682号

◆全県◆
誇りはあるのか衆愚と呼ばれし者たちよ
嘉田県政ぶっ潰しへ
早くも「22議席にメド」の自民
=市民革命は成就するか---注目の県議選(中)=

◆全県◆
県議選立候補予定者へ
住民団体がアンケート
=回答をネットで公表中=


◆東近江・東近江地域◆
東近江地域 すべてに嘉田県政支援候補
県議選 いよいよあす告示
=東近江市乱戦、他は少数激戦=


◆東近江・竜王町◆
福祉・教育の充実に重点
竜王町が人事異動内示
=規模は総勢42人 =


◆東近江・竜王町◆
竜王中学校同窓会
新たに140人入会
=卒業記念樹贈呈も=


◆東近江・近江八幡市◆
小林氏出馬で選挙戦に
県議選・近江八幡市選挙区
有権者に嘉田県政を問う
=市議2期の経験を県政に=


誇りはあるのか衆愚と呼ばれし者たちよ

嘉田県政ぶっ潰しへ

早くも「22議席にメド」の自民
=市民革命は成就するか---注目の県議選(中)=


▲24日、「対話の会」の立候補予定者が大津市内に勢揃い
◆全県◆

 「これは市民革命だ」。昨年七月二日、知事選で勝利に沸く嘉田由紀子氏の選挙事務所では、感動した支持者が大声で叫んだ。あれから八か月、嘉田知事がマニフェストで掲げた新幹線栗東新駅やダムの凍結・見直しは、県議会の自民党・湖翔クラブに抵抗され、立ち往生が続いている。

【連載(上)(中)=石川政実】 


 ●屈辱の緊急質問

 今月十三日の二月定例県議会の閉会日に、自民党は異例の緊急質問を行なった。知事が議会にダムを容認する答弁をする一方で、支援する団体には「『凍結・見直し』を実行するためにも、ダムに関連する予算を盛り込まざるを得なかった』と説明したことを自民党政調会長の吉田清一県議(野洲市選挙区)が問題視し『“もったいない県政”は“もう、もたない県政”』と嘉田県政に宣戦布告の「ノー」を叩きつけた。このような“強権ぶり”は、すでに昨年の七月県会でも見られたことだ。

 同年七月三十一日、自民党・湖翔クラブの代表質問では「対話の政治は、運用を誤ると衆愚政治に陥る」と嘉田知事をただした。傍聴した主婦は「嘉田知事に投票した二十二万人が衆愚(愚かなる民)と呼ばれたような感じがする。いつから自民は“大衆蔑視の選民思想”に陥ったのか」と不快感をあらわにした。

 ●不適切発言も

 栗東市議会でも、自民の不適切発言が論議を呼んでいる。同市に計画されている新幹線新駅問題で、市議会は今月二十三日、新駅関連工事を減額する十九年度予算案を十対九で可決した。修正案は「栗政会」「栗東市民ネットワーク」「共産党議員団」の三会派が提出。修正案に対する討論は、推進派の「新政栗東」と凍結・中止の三会派の市議が行なった。「新政栗東」の中心メンバーの三浦忠一郎市議が、答弁した市民ネットの市議に「ボケ!」と発言し、大混乱。傍聴した市民の一人は「いままで推進派を支持してきたが、本性を見せられた思いがする」と眉を曇らせていた。

 ●石けん運動と類似

 自民を過半数割れに追い込み市民の手に政治を取り戻そうと、嘉田知事の政治団体「対話の会」が二十四日、県議選で応援する立候補予定者と支援者ら二百五十人を集めて大津市内で総決起集会を開催した。知事後援会の阿部美智子副会長は「武村正義知事時代の昭和五十四年に、主婦たちが石けん運動に立ち上がり、琵琶湖条例が制定された。これが全国に環境運動として広がった。あの時の手ごたえを今回の県議選に感じる」と訴えた。 武村正義元大蔵大臣は「石けん運動の時と今回の嘉田知事誕生との類似点は、県政と県民の距離が非常に縮まっていることだろう」と分析する。

 戸田健一郎自民党県連事務局長は「公認二十四人、推薦六人のうち、すでに二十二議席のメドはたった。(「対話の会」推薦を含む)無所属議員を取り込めば現有の二十八議席は死守できる。」としている。県議選で過半数を握れば、自民は一挙に細腕・嘉田知事の転覆を図ると見られている。さあどうする、“衆愚”と呼ばれし有権者たちよ。


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県議選立候補予定者へ

住民団体がアンケート
=回答をネットで公表中=


◆全県◆
 市民運動ネットワーク滋賀(池田進代表)は、県議選立候補予定者全員を対象に、行政の透明、公正を高めるための質問四十項目にわたるアンケート調査を実施し、選挙告示前日の二十九日まで得た回答内容をホームページ(http://homepage3.nifty.com/networkshiga/)で公開している。


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東近江地域 すべてに嘉田県政支援候補

県議選 いよいよあす告示

=東近江市乱戦、他は少数激戦=



◆東近江・東近江地域◆

 県議選は、四月八日投票に向け、三十日に告示される。東近江地域(愛知郡含む)では、近江八幡市選挙区を除き、合併で従来の選挙構図が塗り替わった。東近江地域四選挙区の立候補予定は次の通り。文中敬称略。

 【東近江市(定数4)】 旧八日市市から現職一期の小寺裕雄(46)=自民公認=、現職一期の山田実(56)=民主公認・連合推薦=、元職三期の中島敏(58)=無所属=の三人が出馬する。

 旧湖東町の現職五期の上野幸夫(66)=自民公認=、旧能登川町の現職一期の宇賀武(58)=自民公認=ほか、新人では旧能登川町の民主県政の会代表委員・谷本善弘(67)=共産公認=、旧蒲生町の元会社員・木沢成人(34)=無所属(嘉田新党公認)=の二人が早くから選挙体制を整えてきた。

 【近江八幡市(定数2)】 市議の中谷哲夫(64)=無所属(自民・嘉田新党推薦)=、元市職員の今江政彦(52)=民主公認・連合推薦=、市議の小林良一(64)=無所属=の三新人の顔が揃い、無投票は阻止された。

 【蒲生郡(定数2)】 日野町の現職一期の山田尚夫(60)=自民公認=に対し、元竜王町職員の佐橋武司(58)=無所属(嘉田新党推薦)=、元安土町議の片岡好夫(59)=無所属(自民推薦)=、元竜王町議の辻川芳治(53)=民主公認・連合推薦=の三新人が挑む。

 【愛知郡(定数1)】旧愛知川町議の塚本精一(54)=無所属(嘉田新党公認)=、元秦荘町自治会長会会長の西沢桂一(65)=無所属(民主推薦)=、旧愛知川町長の平元真(53)=無所属=の三新人が立候補を固めている。


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福祉・教育の充実に重点

竜王町が人事異動内示

=規模は総勢42人 =


◆東近江・竜王町◆

 竜王町は二十三日、福祉や教育の充実に主眼を置き、平成十九年度の人事異動を内示した。四月一日発令。
 異動規模は、主監級五人、課長級四人、参事級二人、課長補佐級六人、係長級九人、主査級以下十六人で総勢四十二人(昨年五十六人)で、退職九人(同十二人)、新規採用七人(同十人)となった。

 組織機構改革では、効率的な行政運営に向けて主監を課長が兼務し、滋賀県からもう一人職員の派遣を受ける。同町の重要課題である中心核づくりやインター周辺整備に関する施策は、政策推進課から「建設水道課」が引き継ぎ担当する。

 また、高齢者や障害者にかかわる相談業務などを一体的に行うため、健康推進課内の福祉保健相談係を「福祉課」へと移す。学校教育の在り方が見直される中、平成十七年度に統合した教育課を、再び「学務課」と「生涯学習課」に分けて対応する。

 課長補佐級以上の異動(カッコ内は前任)は次の通り。敬称略。

 【主監級】会計管理者兼出納室長(総務課長)青木進▼産業建設主監(滋賀県から派遣)宮本博昭▼住民福祉主監兼福祉課長(福祉課長)北川治郎▼総務政策主監兼政策推進課長(政策推進課長)小西久次▼教育次長兼生涯学習課長(健康推進課長)松浦つや子 

 【課長級】総務課長(総務課付課長・地域振興事業団)赤佐九彦▼健康推進課長(出納室長)竹山喜美枝▼福祉課付課長(給食センター所長)竹内健▼学務課長(滋賀県教育委員会から派遣)木村公信

 【参事級】建設水道課参事(政策推進課課長補佐)杼木栄司▼学務課参事兼生涯学習課・給食センター兼庶務係長兼業務係長(教育課参事)村井耕一

 【課長補佐級】住民税務課課長補佐兼税務係長(教育課課長補佐)若井政彦▼福祉課課長補佐兼社会福祉係長(住民税務課課長補佐)吉田淳子▼政策推進課課長補佐兼企業誘致推進室係長(政策推進課課長補佐)竹内修▼総務課付課長補佐(政策推進課課長補佐)井口清幸▼生活安全課課長補佐兼生活環境係長(政策推進係長)知禿雅仁▼生涯学習課課長補佐兼生涯学習係長社会教育主事・公民館兼文化振興係長(住民税務課課長補佐)田邊正俊

 【退職者】池田純一(住民福祉主監)三崎和男(産業建設主監)村地半治郎(教育次長)松村佐吉(教育課長)嶋村明(生活安全課参事)古株治美(福祉課参事)寺島恵美子(医科診療所看護師)林智美(竜王幼稚園教諭)大井勝子(竜王西幼稚園用務員)


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竜王中学校同窓会

新たに140人入会

=卒業記念樹贈呈も=


◆東近江・竜王町◆

 「平成十九年度竜王中学校同窓会入会式」=写真=がこのほど、竜王中学校体育館で開かれ、今年三月に卒業した生徒百四十人が新会員となった。

 同校同窓会(辻川芳治会長)は、会員相互の親睦と母校教育に発展に寄与することを目的に、竜王中学校卒業生で組織している。

 入会式には、岩井實成教育長と奥村和彦校長が駆け付け、東千智さんが新入会員を代表して誓いの言葉を述べ、卒業記念樹の贈呈が行われた。

 


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小林氏出馬で選挙戦に

県議選・近江八幡市選挙区

有権者に嘉田県政を問う
=市議2期の経験を県政に=



▲出馬への思いを語る小林氏――自宅で――
◆東近江・近江八幡市◆

 県議選近江八幡選挙区(定数二)は、市議の小林良一氏(62)が出馬を決めたことにより、選挙戦に突入する。

 昨年の知事選では、市議会自民系最大会派の創政会が嘉田由紀子氏支援に回り、現職を推す自民党県連との「ねじれ」現象を起こす中、少数会派・自由民主党の一員として、現職を支持した。市長選でも、嘉田県政誕生を導いた冨士谷英正氏の対立候補の支援に回った。

 今回の県議選では、他の立候補予定者が嘉田県政寄りの立場であることから、「無投票になると、県民に嘉田県政を問うことができない」と、立候補を決めた。

 当初、他の対立候補の擁立に動いていたが、タイムリミットも迫り、周囲の反対にも、知事選や市長選からの自分なりの筋を通すことにした。

 新幹線新駅は凍結になるにしても結局膨大な費用や損害が生じる、ダム建設や職員削減などについても公約の後退・転換を余儀無くされているとして、嘉田「もったいない」県政に疑問を投げかける。

 「市議二期の経験を県政に」と、児童・高齢者・障害者福祉の充実、年金および社会保障の充実、近隣景観形成協定地区締結の促進、集落営農への支援などをめざす。

 合併は、近江八幡・安土・竜王の一市二町に日野町と愛荘町も加え、東近江市と「東近江地域を一つに」という考えを示した。

 出遅れにより、支援体制が整わないままの見切り発車になるが、少数のスタッフで挑む覚悟。良識ある中年以上の有権者を中心に、支持を訴える。

 


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