平成19年4月7日(土)第14690号

◆湖南・守山市◆
旅ゆく人、自然織りなす情景
歌川広重「街道浮世絵展」
=読者10組に入場券進呈=

◆東近江・東近江市◆
県議選 3人が抜け出す
あす投票 東近江市選挙区
=残る4人はいまだに横一線=


◆東近江・東近江市◆
幻のエイゲンジザクラ
永源寺商工会が寄贈
=東近江・川合寺児童公園で植樹=


◆東近江・日野/竜王/安土◆
蒲生郡選挙区
現職追う3新人
=自民・民主・嘉田派の戦い=


◆東近江・安土町◆
「あづち信長はるまつり」第一弾
花に誘われ華やかに、にぎやかに
=15日 文芸の郷一帯で「さくらまつり」=


旅ゆく人、自然織りなす情景

歌川広重「街道浮世絵展」

=読者10組に入場券進呈=



▲「木曾街道六拾九次之内守山」
◆湖南・守山市◆

 佐川美術館(守山市水保町)は、二十一日から春季企画展「東海道・木曾街道 広重二大街道浮世絵展」を開催する。

 江戸後期の浮世絵師・歌川広重(一七九七〜一八五八年)は日本だけでなく、海外でも高い人気を誇り、「東海道五拾三次」は誰もが知る代表作。東海道五拾三次に続いて刊行された、中山道を描く「木曾街道六拾九次」は、風景画として傑作とされる「洗馬」など多くの名作が含まれているのに関わらず、最初に摺られた初摺の全品が目にふれることはなかったが、アメリカで完本が発見され、日本にもたらされることになった。

 また、広重の旅行記として唯一現存する「甲州日記写生帳」が八十年ぶりにアメリカで発見され、およそ百十年ぶりに日本に里帰りする。

▲「近江八景之内瀬田唐橋」
 出展作品のひとつ、守山宿を描いた「木曾街道六拾九次之内守山」には、旅籠が軒を連ね、徒歩や馬に乗る旅人が描かれている。守山の名は、比叡山の東を守る門という意味の東門院守山寺に由来するといわれている。京都を出発して、関東へ下る人はちょうど守山で一日目の宿をとった。

 街道沿いを流れているのは野洲川とみえるが、実際には街道と平行して流れてはいないので、広重の想像で描かれたものと思われる。

 同展では、広重の風景画の傑作「近江八景」の名所絵もあわせて展示する。「瀬田唐橋」は、手前に橋を描き、遠くには俵藤太が大ムカデを退治したことで知られる三上山が、夕闇迫る空に浮かんでみえる。唐橋と美しい円錐形の三上山(近江富士)の情景から、近江の自然の雄大さが伝わってくる。

 入場は一般千円、高校・大学生六百円、小中学生三百円。問い合わせは佐川美術館(077-585-7800)へ。


 なお、滋賀報知新聞社は、読者プレゼントとして同展の入場券を抽選でペア十組にプレゼントします

 希望者は、平成19年4月14日までに下記メールフォームにて。

 ハガキか(〒520-0051大津市梅林3-25、滋賀報知新聞社大津本社「街道浮世絵展」プレゼント係。ファックス(0748-22-8855)の場合は郵便番号、住所、氏名、年齢、本紙への批評、「街道浮世絵展」プレゼントを記入。なお、当選発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

読者プレゼント用メールフォームへ

 締め切りは平成19年4月14日到着分まで。


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県議選 3人が抜け出す

あす投票 東近江市選挙区

=残る4人はいまだに横一線=


◆東近江・東近江市◆

 県議選は、残すところ一日となり、し烈な選挙戦に終止符を打つ。東近江市選挙区(定数四)には、山田実候補(56)=民主(連合推薦)一期=、谷本善弘候補(67)=共産新人=、木沢成人候補(34)=嘉田新党新人=、上野幸夫候補(66)=自民五期=、宇賀武候補(58)=自民一期=、中島敏候補(59)=無所属元三期=、小寺裕雄候補(46)=自民一期=が激戦を繰り広げてきた。最後の追い込みに勝負をかけ、大票田の八日市になだれ込むものとみられる。敬称略。

 これまでの選挙戦では、民主の厚き組織票と地元自治会の支援を受けた山田(八日市)が一万票に迫る勢いで一歩抜け出し、地域の代表となる上野(湖東・愛東)と宇賀(能登川)が七千票前後で追い上げる。

 残る四人は五千五百票からのだんご状態で、八日市で小寺と中島が保守票獲得へ激しく競り合い、木沢は地元蒲生の一本化と浮動票を狙う。政策論争展開の谷本は無党派層へ支持を仰ぎ組織票の上乗せ図る。

 ほとんどの候補が財政再建、地方自治の確立を打ち出し、山田は「環境」、谷本は「福祉教育」、木沢は「近江ブランドの確立」、上野は「農業」、宇賀は「産業振興」、中島は「東近江への貢献」、小寺は「地域発展」を訴える。

 投票は、八日午前七時から午後八時まで市内百二か所で行われ、午後九時十五分から湖東中学校体育館で即日開票される。投票率は五〇%前後になる見通し。

 有権者数は九万二百八十九人。旧市町別で八日市三万四千九百十二人、永源寺四千九百九十六人、五個荘九千百三十二人、能登川一万八千二百六十人、蒲生一万一千三百七十八人、愛東四千三百五十九人、湖東七千二百五十二人。


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幻のエイゲンジザクラ

永源寺商工会が寄贈

=東近江・川合寺児童公園で植樹=


▲エイゲンジザクラを植樹する高橋会長、中村市長ら(市役所南側の川合寺児童公園)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市永源寺商工会はこのほど、幻の桜「エイゲンジザクラ」の苗木三本を東近江市に寄贈し、同市市役所南側に隣接の川合寺児童公園(同市緑町)に植樹した。

 エイゲンジザクラは、臨済宗永源寺派大本山・永源寺の境内に群生していたことから名付けられた里桜の一種で、濃緑の葉とともに約五センチにもなる大きな花弁を開かせる。また、先端と外面がやや濃くなった微淡紅色が特徴で、最大十三枚にもなる花びらは八重桜に似て美しい。

 残念ながら今では自生はなく、関東や北海道の一部で植生するのみで、語源の「永源寺」に復活を図ろうと、永源寺商工会女性部が平成十一年から植樹を始め、これまでに、愛郷の森、渋子駐車場、市原野町などに約六百本を植樹した。初年度に植えた永源寺産業振興会館前では見上げるまでに成長している。

 この日は、同商工会の高橋辰次郎会長と吉村節子事務局長、中村功一市長が、高さ約二メートルの苗木を植え付けた。開花はソメイヨシノから一週間ほど遅く、つぼみがふくらんできている。


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蒲生郡選挙区

現職追う3新人

=自民・民主・嘉田派の戦い=


▲投票率の低下が懸念されている蒲生郡選挙区(竜王町役場内期日前投票所で)
◆東近江・日野/竜王/安土◆

 選挙カーのボリュームとともに各陣営のボルテージも最高潮に達する県議選最終日。蒲生郡選挙区(定数二)では、危機感を募らせながらも安定した戦いぶりを見せる山田尚夫(60、日野)=自現1=を三新人が追う。嘉田旋風の再来にかける佐橋武司(58、竜王)=無新=を、郡内全域で組織票固めに奔走する辻川芳治(53、竜王)=民新=が追い詰め、安土一本化で当選圏内をうかがう片岡好夫(59、安土)=無新=は苦戦を強いられている。各陣営とも当確ラインを約六千票と予測し、最後のお願いに全精力を傾け、審判のときを待つ。有権者数は三万八千四百七十六人。(文中敬称略)

 準備不足を引きずる辻川だが、浦田元県議が日野の個人演説会で支援者約七十人に自らの後継者として支持を呼び掛け熱気を帯びた。中盤から民主・連合滋賀が覚醒、組織票をまとめる動きも。まじめに働く者が報われ誰もが平等に暮らせる社会実現に「今、政治を変えるとき」と強調、郡内全域を駆け回って情熱をアピール。浮動票の取り込みにも余念がなく、浦田元県議の日野での得票数約四千三百票に近付けるかが勝敗を左右する。

 新人の切り込みを警戒する山田は、大票田である地盤日野の票流出を食い止めるのに必死。告示日から毎日町内二カ所で個人演説会を開き、約二十〜八十人と参加者にばらつきはあるものの、県また国へのパイプを断ち切ってはいけないとの思いが商工農林業関係者を中心に浸透。保守系町議が次期町議選をにらんでフル回転して陣営を引き締め、前回の県議選のときに日野で獲得した約五千三百票を上回る七千票での再選を目指す。

 佐橋の個人演説会には嘉田県政誕生の立て役者・冨士谷近江八幡市長や対話の会・寺川代表が応援に駆け付け、後半から嘉田知事との協調姿勢を打ち出し他候補との差別化を図る。竜王町内の票割れを警戒し、自民系町議や同級生が確かな手腕と人脈の豊富さを強調して旧集落の票取りまとめに躍起だ。杼木前県議が同町内で獲得した約四千四百票の確実な確保と、嘉田支持者が多い女性や無党派層の掘り起こしで上昇気流に乗れるか。

 惜敗の悔しさを胸に再チャレンジした片岡は、前半から中盤にかけて県遺族会を頼りに日野や竜王に攻め込んだが、後半からは「安土町から県議を出そう」を合言葉に地元の票固めに焦点を絞る。駅舎の整備促進や新快速停車への働き掛けを公約に毎朝JR安土駅前で支持を訴え、地元での個人演説会(五日)には約百人が参集。高齢者にも支援の輪を広げるが、前回、安土で獲得した約三千三百票以上の結束が図れるかがカギ。


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「あづち信長はるまつり」第一弾

花に誘われ華やかに、にぎやかに

=15日 文芸の郷一帯で「さくらまつり」=


▲家族連れでにぎわった昨年のさくらまつり
◆東近江・安土町◆

 安土町では、春の観光キャンペーン「あづち信長はるまつり」(四月一日〜六月三日)がスタート。その目玉イベントの第一弾として「あづち文芸の郷さくらまつり」が、十五日に文芸の郷一帯(同町桑実寺)で盛大に開催される。

 文芸の郷内には遅咲きの珍しいサクラも多数あり、長期間にわたって花見を楽しむことができる。

 会場では、町内の物産を紹介・販売する「安土楽市」や県内芸術家が大集合して作品の展示販売を行う「淡海アート楽市」のほか、甘酒のふるまいともちつき、バルーンパフォーマンス、駄菓子まき、スタンプラリー、カブトムシ幼虫販売(百円)、チビッ子に人気のふわふわ遊具などが繰り広げられる。

 また、野外ステージでは、湖国出身の佐合井マリ子さんのコンサート(午後一時)や、よし笛・大正琴・ブラスバンドなどの演奏や、天正使節の引き継ぎ式などで、まつりに花を添える。

 文芸の郷レストランでは、打ち豆汁(大豆を木槌で打つと織田信長の家紋「木瓜(もっこう)」に似ている、打ち豆体験有り、百円)や、お花見弁当・ちらし寿司・おでんなども販売され、花を楽しみながら春を味わってもらう。

 周辺施設では、文芸セミナリヨで、パイプオルガンとフルートによる「花と音楽 ジョイントコンサート」が午後二時開演。入場料は、ランのお土産付きで三千円。

 安土城天主信長の館は、信長茶屋(三百円)、クロスワードクイズ、天主説明会(四回)、オリジナルポストカードプレゼント、桜グッズ販売を行う。入場料一般五百円・大高生三百円・小中生百五十円。

 あづちマリエートでは、次の講座やワークショップを開催。事前の参加申し込みが必要。申し込みと問い合せは、あづちマリエート(0748―46―2645)へ。

歴史再発見講座&安土城趾現地説明会】10時半―15時 五百円 定員三十人

よしで作るビービー笛】10時半・11時半 百円 定員各回二十人

ビーズ体験教室】13時 ネックレス(大人向き) 千五百円 定員十人

折り紙体験】10時 無料 定員三十人

親子でカトラリー(箸・スプーン・コースター)】13時・14時 一組五百円 定員親子各約十組

野草摘み&天ぷら】10時15分・12時45分 百円 定員各二十人

ニュースポーツ体験】無料【勾玉(まがたま)つくり体験】10時・13時 五百円 定員各三十人。
 当日は、JR安土駅から会場までのシャトルバスが、午前十時から一時間ごとに運行される。

 十四日午後七時からは前夜祭として、「春の天主楽坊 夜桜の章」も安土城天主信長の館で開かれる。第一部は仕舞と独吟、第二部はアンサンブルMUSEによるコンサート。お茶とお菓子がついて千円。黄金に輝く天主のライトアップも行う。

 そのほか、安土山では江藤花見の夜桜ライトアップも行われており、五月二十六日までは、安土山駐車場が有料になっている。


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