平成19年4月12日(木)第14694号

◆全県◆
改善見られないCODにメス
=県が第5期琵琶湖水質保全計画策定=

◆全県◆
対話の会参院選で民主と連携か
自民、無所属引き抜きや、
公明頼みでも過半数割れか
自民惨敗の県議選を振り返る
=記者座談会=


◆湖南・栗東市◆
注目の栗東市議選(定数20)15日告示
立候補予定は現新元の24人
=新幹線新駅推進派が攻勢強める=


◆東近江・日野町◆
子どもたちの教材に!
綱引きロープとけん玉
=株式会社ヒロセが寄贈=


◆東近江・東近江市◆
車に気をつけてね 飛び出しはダメだよ
新1年生に事故防止一声運動
嬉しいプレゼントに笑顔
=能登川交通安全会ら合同=


改善見られないCODにメス

=県が第5期琵琶湖水質保全計画策定=


◆全県◆

 県琵琶湖環境部はこのほど、平成十八年度から平成二十二年度までを計画期間とする「第5期琵琶湖に係る湖沼水質保全計画」を策定した。

 湖沼計画に基づき、これまで、様々な事業を実施することにより、着実に琵琶湖に流入する汚濁負荷を削減してきた。その結果、下水道については、普及率が平成十二年度末には全国平均値を上回り、十七年度末には八〇%を超えた。また、工場排水については、条例で法律に定める基準より厳しい排水基準を設けるとともに、湖沼法に基づき化学的酸素要求量(COD)、窒素およびりんの汚濁負荷量の規制を適用してきた。

 湖沼計画に基づく総合的な水質保全対策の結果、まず、富栄養化の指標とされる窒素とりんについてみてみると、窒素については、北湖では横ばい状況だが、南湖では改善されてきており、また、りんについては南湖、北湖とも改善されてきている。

 しかし、CODは、昭和五十九年を境として徐々に増加傾向にあり、北湖においては、この傾向が顕著となっている。一方、生物化学的酸素要求量(BOD)は少しずつ改善されており、このようにBODとCODの変動傾向が乖離し、CODが上昇する現象は、水中有機物のうち生物に分解されにくい有機物の増加が原因の一つであると考えられている。

 その他の水質項目をみてみると、植物プランクトン量の指標であるクロロフィルaは減少しており、生活や産業排水などの流域の社会経済活動に伴って排出されると考えられる塩化物イオンの濃度は、上昇する傾向がみられる。

 水質保全上の主要な課題と対応では、これまで実施してきた水質保全対策を引き続き展開することにより、富栄養化防止をさらに推進するとともに、新たに、農地や市街地など面源からの汚濁負荷の削減を進めるため、赤野井湾における流出水対策推進計画を盛り込み、また、改善がみられないCODについては、その原因究明と対策に向けて水質汚濁メカニズムの解明調査に取り組むことなど、一層の水質保全対策の強化を図ることとしている。

 また琵琶湖では、難分解性有機物の蓄積、底層部の低酸素化や水草の大量繁茂など水質や生態系に様々な現象が生じている。このため、水質汚濁メカニズムの解明に向けて総合的、学際的な調査や研究を進める。特に、CODの上昇をもたらすと考えられている難分解性有機物については、流域や湖内での挙動を含めた調査を行い、原因の究明を進めるとともに、その影響や対策などについて検討を進め、琵琶湖の水質改善に繋げるとしている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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対話の会参院選で民主と連携か

自民、無所属引き抜きや、
公明頼みでも過半数割れか
自民惨敗の県議選を振り返る
=記者座談会=


◆全県◆

▲当選の喜びにわいた栗東市選挙区の三浦陣営(8日、選挙事務所)
 嘉田由紀子知事を支援している政治団体「対話の会」が公認、推薦した十九人中、十二人が当選するなど、嘉田旋風が吹き荒れた。片や知事と激しく対立した自民は公認候補の当選が十六人で過半数割れし、民主は十三人、対話の会四人、共産は三人、公明二人、無所属は九人となった。石原都知事三選のニュースよりも、市民が政治を取り戻そうとした“滋賀の風”こそが、全国を揺るがした。市民革命第一幕の県議選を記者座談会で振り返った。  

【文責・石川政実】

 ----自民惨敗の要因はなんだろう。

 A
 嘉田知事がマニフェストに掲げた新幹線新駅やダムの凍結・見直しに立ちふさがった自民党県議の抵抗勢力振りに、県民が本気で怒ったということだ。先月十三日の二月定例県議会の閉会日に、自民党県連の吉田清一政調会長が緊急質問を行ない「『もったいない県政』は、『もう、もたない県政』」と断じたが、「もたない」のは自民党だった。

  確かに今回の惨敗は、単なる嘉田旋風だけでなく、自民自らが地滑り現象を起したことだね。昨年の知事選で同党推薦の国松善次前知事が破れたが、自民党県連は戦術面の失敗と位置づけ、議会と県民とに隔たりがあったことへの反省はしなかった。嘉田知事誕生を「衆愚政治」とするおごりが今回の惨敗につながっている。知事選や県議選の敗北をきちんと反省しないと、もう立ち直れないよ。

 ----ところで自民は無所属九人の中から、何人引き抜くつもりだ。

 A
 無所属では、どこの推薦もない蔦田恵子氏(大津市)、川島隆二氏(長浜市)、自民推薦の野田藤雄氏(伊香郡)の同党・湖翔クラブ入りは十分に考えられる。問題は、自民と「対話の会」の両方から推薦を取り付けている西村久子氏(彦根市)、中谷哲夫氏(近江八幡市)らだ。すんなり自民会派入りをすれば、有権者から「裏切り行為」との批判が出るだろう。もっとも過半数を割った知事野党の自民では、無所属議員にとっても魅力がないよ。自民は、無所属から六人を引き抜き、公明の二人を加えて、ようやく過半数の二十四人(定数四十七)。それができなければ、議長、副議長ポストを得ることすらできない。ただ公明も、自民と安易に妥協して「反嘉田」勢力に甘んじるなら、四年後は一議席に戻るのは必至だ。

 ----嘉田知事は八日深夜の記者会見で「超政党の立場で(各会派と)議論を深めたい」と余裕を見せたが、「対話の会」の動きは。

 B
 自民が今までのように知事攻撃を繰り返せば、「対話の会」は夏の参院選に出馬する民主党の徳永久志県議を推薦し、自民現職の山下英利参院議員と全面対決に向かうだろうね。その流れは衆院選へと続く。また新幹線推進派にとっては、肝心のお膝元で三浦治雄氏が凍結派の九里学氏の後じんを拝したショックは大きい。いずれにせよ県議会は、自民を中心に液状化現象が始まる。

  逆に嘉田知事も自民党が過半数を割った今、マニフェストの実行にあたっては、もはや言い逃れができなくなった。今度こそぶれないで進まないと、県民からリコールされるよ。


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注目の栗東市議選(定数20)15日告示

立候補予定は現新元の24人

=新幹線新駅推進派が攻勢強める=


◆湖南・栗東市◆

 統一地方選後半戦となる栗東市議会議員選挙が十五日に告示される。二十二日の投開票。定数二十に対して、現職十七人、新人・元職七人の計二十四人が出馬の準備を進めている。

 新幹線新駅の是非が争点となった栗東市長選、県議選に続く、地元の市議会選挙だけに注目が集まる。ちなみに立候補予定者の新幹線新駅への姿勢は推進十五人、中止・凍結九人で、推進派が攻勢を強める格好となっている。敬称略。

 今期限りで引退するのは、県議選立候補のためすでに辞職した川崎等(下戸山)のほか、伊藤矢守司(小野)、三木敏達(荒張)の三人。

 現職で続投を目指すのは会派別に、新政栗東は井之口秀行(霊仙寺、五期)▽三浦忠一郎(御園、四期)▽北野一郎(大橋、三期)▽久徳政和(下鈎、同)▽太田利貞(出庭、同)▽野村昌弘(安養寺、同)。

 栗東市民ネットは、宇野哲(北中小路、七期)▽国松篤(辻、二期)▽林好男(綣、一期)。

 栗政会では中前純一(川辺、三期)▽西村政之(笠川、一期)

 共産議員団は、馬場美代子(小平井、六期)▽国松清太郎(辻、三期)▽太田浩美(上砥山、一期)。

 公明栗東では、高野正勝(安養寺、四期)▽池田久代(安養寺、二期)。

 無所属の会は▽谷口儀禮(手原、一期)。

 一方、新人では、下田善一郎(目川)、寺田範雄(上鈎)、藤田啓仁(綣)、山本章(荒張)、吉仲幸子(綣)、中央競馬関西労働組合(御園)の川本貴代の六人。

 元職では、田村隆光(御園、一期)が返り咲きを期す。


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子どもたちの教材に!

綱引きロープとけん玉

=株式会社ヒロセが寄贈=


▲目録を伴教育長(左)に手渡す岸田社長(日野町役場教育長室で)
◆東近江・日野町◆

 株式会社ヒロセ(岸田千代子代表取締役社長)が九日、入園・入学記念として、室内用綱引きセットとけん玉を日野町教育委員会に寄贈した。

 これは、幼児・児童の体力増進また運動教育の一助になればとの思いから、元気な子どもたちの育成活動運動に取り組む同社の方針に基づき行われたもの。

 午後二時前、日野町役場教育長室を訪れた岸田社長は「有効に活用してほしい」との言葉を添え、同教育委員会の伴重政教育長に目録を手渡した。 仲間と作戦を練りながら同時にロープを引き合うことで体力強化を図る新感覚の綱引きゲームが流行していることもあり、伴教育長は「子どもたちもとても喜ぶと思う」と感謝の気持ちを伝えた。

 寄贈品は、ポリプロピレン紡績糸製で五色のロープがひとそろいになった綱引きゲーム用ロープ五セットと、カラフルな色合いのけん玉二百十個。綱引きゲーム用ロープセットは、日野・西大路・桜谷・必佐・南比都佐の五小学校に贈られる。また、けん玉は、日野幼稚園・日野幼稚園鎌掛分園・西大路幼稚園・桜谷幼稚園・桜谷幼稚園西分園・必佐幼稚園・南比都佐幼稚園の七園に、それぞれ三十個ずつ分配される。


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車に気をつけてね 飛び出しはダメだよ

新1年生に事故防止一声運動

嬉しいプレゼントに笑顔
=能登川交通安全会ら合同=


▲交通安全パンフレットや啓発グッズを受け取る新1年生(市立能登川東小学校)
◆東近江・東近江市◆

 新しく始まる学校生活を事故なく、楽しく過ごしてもらおうと、入学式が行われた東近江市能登川地区内の四小学校で九日、能登川交通安全会、東近江地区交通安全協会、同地区安全運転管理者協会および市交通指導員、能登川支所職員らによる合同の「交通安全一声運動」が行われた。

 春の全国交通安全運動の一環として毎年、同地区で行われている啓発活動。今年は、会員ら約二十人が参加し、真新しい制服やランドセルを背負って登校した児童ひとり一人に、「車に気をつけてね」「入学おめでとう。道路に飛び出してはだめだよ」などと声を掛け、パンフレットや黄色の傘、手作りマスコット、お絵かき帳などが入った啓発グッズを手渡し、同地区内の小学校入学生約二百五十人の入学を祝った。

 能登川東小学校では、お母さん、お父さんに手を引かれて登校してきたピカピカの一年生六十三人が、少し緊張気味に初めての校門をくぐり、満開の桜と校舎を背景に記念撮影。嬉しいプレゼントに笑顔をほころばせ、元気よく「ありがとう」「おはようございます」とあいさつした。


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