平成19年5月9日(水)第14717号

◆大津・大津市◆
渡来人歴史館でリレー講座
「近江と古代」のロマン語る
=木村至宏氏(成安造形大学学長)=

◆東近江・東近江市◆
いきいき市民活動
東近江市 補助金制度を新設
団体設立と事業継続を支援
=あす夜 本庁別館で要項説明会=


◆東近江・東近江市◆
五個荘緑の少年団
自然とふれあう清掃ハイキング
=緑化復旧活動に意欲=


◆東近江・日野町◆
日本の心と文化に触れる!
ブラジル・エンブ市から使節団
=日野祭で曳き手に挑戦=


◆東近江・竜王町◆
ダイハツ竜王フェスティバル2007
=13日 竜王町の滋賀工場内で=


渡来人歴史館でリレー講座

「近江と古代」のロマン語る

=木村至宏氏(成安造形大学学長)=


▲講演する木村至宏氏(渡来人歴史館)
◆大津・大津市◆

 古代にさかのぼって日本と韓国・朝鮮とのつながりの歴史を紹介する渡来人歴史館(大津市梅林二丁目)が開館一年を迎え、記念イベントとしてリレー講座を行っている。

 このほど開かれた第一回講座では、木村至宏氏(成安造形大学学長)が「近江と古代」をテーマに講演し、参加者約七十人を古代ロマンの世界へいざなった。

 講演では、天智天皇の大津宮遷都に触れ、理由のひとつに、同地は朝鮮半島との玄関口・若狭湾(敦賀、小浜)から大和へ至る「日本海ルート」の中間地点で、多くの渡来人が居住していた先進地だったことに天智天皇が注目したためと指摘した。

 また、百十数年後に行われた桓武天皇の平安京遷都では、山城の地が選ばれた背景に当時の先進地・近江が隣にあったからでは、と推測。ちなみに、桓武は遷都直後、「古津」と呼ばれていた大津宮故地を「大津」に改める勅令を出していることから、桓武が天智天皇のそう孫であり、かつ、母親が百済系渡来人の末裔であったことから「近江への思い入れは深かったのでは」と語った。

 なお、今後のリレー講座は、26日「朝鮮通信使400年〜近江を中心にして〜」仲尾宏氏(世界人権問題センター理事)▽6月30日「滋賀県の近現代史における朝鮮・朝鮮人」河かおる氏(県立大学講師)となっている。無料。問い合わせは同館(077-525-3450)。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


いきいき市民活動

東近江市 補助金制度を新設

団体設立と事業継続を支援
=あす夜 本庁別館で要項説明会=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、豊で活力ある地域社会の創造を目指して、市民活動の裾野を広げ活性化しようと、市民が自主的に公益性ある事業に取り組む団体を支援する「いきいき市民活動事業補助金制度」を新設し、今月三十一日まで申請を受け付ける。これに向け、十日午後七時半から募集要項説明会を市役所別館で開く。

 補助制度は「はじめの一歩支援」と「ステップアップ支援」の二種類で、事務所または活動拠点を市内に有する特定非営利活動法人か、これに準ずる市民活動(任意)団体が、自主的に不特定多数の利益寄与を目的に取り組む事業を対象にした。ただし、市から他に財政的支援を受けている事業は対象外となる。

 はじめの一歩支援は、新しく団体を立ち上げるための準備にかかる経費および準備事業、または設立一年以内の市民活動団体が行う自立に向けた活動にかかる経費および事業に交付される。対象経費全額(一〇〇%)の補助が受けられるが、十万円を限度としている。

 一方、ステップアップ支援では、不特定多数の利益増進に寄与することを目的とし継続性が期待できる事業が対象で、経費の四分の三(七五%)が補助され、三十万以内の三年を限度に受けられる。

 補助対象となる経費は、事業や活動に要するほとんどの経費(事業費)を認めているが、それ以外の組織運営のための経費(管理費)に関しては二割以内にとどめている。交付決定団体には、必要に応じて前払いも行う一方、事業不履行や虚偽の申請・報告の場合は返還を求める。

 募集期間は、十日から三十一日までで、交付申請書に事業計画書、事業予算書、団体の概要、その他(活動計画の参考資料など)を添え、市役所まちづくり推進課(TEL24―5623)ヘ提出する。

 交付決定は、書類審査ほか公開プレゼンテーション(事業の提案説明)を行い、同補助金審査委員会が総合的な判断から選考する。会計・組織マネジメントなど相談できるアドバイザーの派遣制度(無料)も設けている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


五個荘緑の少年団

自然とふれあう清掃ハイキング

=緑化復旧活動に意欲=


▲清掃しながら繖山を登る五個荘緑の少年団のミニハイキング
◆東近江・東近江市◆

 五個荘緑の少年団による『自然とふれあうミニハイキング』がこのほど、東近江市五個荘地区の繖山で行われた。

 入団式と清掃登山を兼ねた子どもたちの交流および、自然の素晴らしさを体感する緑の活動ハイキングで、小学四〜六年生の新団員十二人と地域ボランティア、県、市の担当職員ら約二十人が参加し、ゴミ袋を手に元気よく出発した。

 今年は、ナラ枯れや竹林の間伐として十六年度から始まった絆の森整備事業(現・里山エリア再生交付金事業)地の散策と、五個荘川並町自治会の「愛郷の会」および、きぬがさ山「里山に親しむ会」が共同ボランティアで整備する深谷渓流散策道、さらに、観音正寺へと続く山間の緑の募金事業地をめぐるハイキングで、スタートから約一時間、地区境の地獄越えに到着した。

 この地点は、平成十三年五月十九日、五日間で延べ五七・二ヘクタールの森林を焼いた繖山林野火災の現場付近―、炭化した木の幹が所どころに残る中、芽生えたばかりの草花が風にそよいでいる。

 当時の様子を覚えている子どもたちは、「空が真っ赤になって怖かった」と話し、一本のタバコから起きた山火事の恐ろしさを体験。元の姿に戻るには「何百年、何千年と掛かるかもしれない」との話しを聞き、緑豊かな森林と自然の保全活動に意欲を高めた。

 このあと訪れたのは、地域ボランティアや淡海森林クラブ等が活動する里山および渓流の散策道。谷川の水はそのまま飲めるほど美しく、ワサビやササユリなどの珍しい山野草が自生しており、野鳥のさえずりを聞きながらネイチャーゲームを楽しんだ。

 出発から約二時間、昼食広場に着いた頃にはフラフラで、愛情いっぱいのお弁当を頬ばりながら楽しい一時を満喫し、眼下に広がる景色を眺望。ゴールのあじさい・さくら公園では、拾った木を使ってバードコールを手づくりした。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


日本の心と文化に触れる!

ブラジル・エンブ市から使節団

=日野祭で曳き手に挑戦=



▲はっぴにねじりはちまき姿で町民とともに曳山を曳く菅原さんら(右手前)=3日、日野町内で=
◆東近江・日野町◆

 日野町と姉妹都市提携を結んでいるブラジル連邦共和国エンブ市から、エンブ・日野友好の会会長の長田真央さん(66)と前会長の菅原パウロ農夫男さん(59)の二人がこのほど来日し、八百年の歴史を誇る日野祭に参加して日本の文化と心に触れた。

 サンパウロ州の州都であるサンパウロ市から南西に位置するエンブ市は、丘と谷と緑が続く石畳の静かな美しい街で、日本との時差は十二時間。全人口約二十二万人のうち日系人約一千二百人(約三百世帯)が住んでおり、花や野菜の近郊農業を営んでいる人が多いという。

 地球の裏側との交流は、昭和五十五年に日野町で開催された全国教職員相撲選手権大会の視察のため、ブラジル国相撲連盟選手団が来町した際、民泊した家庭の心からの歓迎に感激したことがきっかけで、エンブ市の要請を受けて同五十九年に姉妹都市提携を交わした。

 それ以後、エンブ・日野友好の会を窓口に、日野町が秋に催す産業フェアなどに使節団を招いている。平成十七年十月には、約四年ぶり十二回目となる日野町の訪問使節団がエンブ市へと渡り、「エンブ市フラワーフェスティバル」に参加し親睦を深めた。

 今回、日野祭に合わせて、約二十四時間かけ今月一日に日野町役場へ到着した長田さんと菅原さんは、同町職員の出迎えに笑顔でこたえ、藤澤直広町長や日野町国際親善協会メンバーらとの再会を喜んだ。

 エンブ市での感動体験を思い起こしながら、藤澤町長は「国際親善を町民みなさんに肌で感じてもらうのに絶好の機会。滞在期間中は日野祭も楽しんでいただき、交流が一層深まることを期待する」とあいさつ、同親善協会・西岡孫衛会長も「日本人の心と文化を感じてほしい」と歓迎した。

 母国語はポルトガル語だが日系人のため二人とも日本語が堪能。締結当初から交流を続けている長田さんは「祖父母の時代にはブラジルと日本の往来に片道五十、六十日かかり、そのことから思えば早くなった」と日本をより身近に感じ、「自然を大切に地球を助けてよくしていく方法を、人類が一緒になって考える時期に来ている」とブラジルだけでなく世界が直面する環境問題を指摘、交流の意義を強調した。

 初めて見る日野祭を楽しみにしてきた菅原さんは、経済面から「ブラジルは農業国で、日本のように資源のない国に資源を売らなければ成り立っていかない。政府レベルの話しではあるが、民間レベルでも何か橋渡しができれば」と語り、友好関係の広がりに期待を寄せた。

 エンブ市使節団一行は、二泊三日の日程で同町内にホームステイし、近江日野商人の町並みやシャクナゲ渓を見学したほか、はっぴにねじりはちまき姿で金英町の曳き手として日野祭本祭にも参加し、町民との交流を深めた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


ダイハツ竜王フェスティバル2007

=13日 竜王町の滋賀工場内で=


▲模擬店がずらりと並ぶ工場内(昨年のつつじフェスティバルで)
◆東近江・竜王町◆

 創立百周年を迎えたダイハツ工業は十三日、例年のつつじフェスティバルをより充実させた「ダイハツ竜王フェスティバル2007〜創立百周年の感謝を込めて〜」を竜王町山之上にある滋賀第二地区およびテクニカルセンターで催す。入場無料。

 ダイハツ工業の歴史は、明治四十年創立の「発動機製造株式会社」までさかのぼる。その後、昭和二十六年に現在の「ダイハツ工業株式会社」へと改名し、自動車産業を背負って立つ一大企業へと成長を遂げた。

 今回は、新たな百年に向けた飛躍と発展の活力・英気を養うとともに、日頃、工場運営を支援している行政・地域住民・関係企業などへの感謝の気持ちを表そうと、従業員やその家族以外に地域住民にも一日だけ工場内を開放して盛りたくさんの内容で出迎える。

 百周年記念特別企画として、歴代エンジンや初代ミゼットから最新車両まで紹介する展示コーナーを設置し、ダイハツの歴史が分かるDVD上映会や何が販売されるほか、お楽しみのダイハツ生協百周年記念感謝セールも行う。

 また、子どもたちを対象とした“電気自動車(一台八人乗り)遊覧”を初企画。毎年多くの人が詰め掛ける工場周遊は、普段決して見ることのできないテストコースに新たな見学コースが加えられ、バス(一台四十五人乗り)に乗って約三十分間にわたり工場内を見学できる。乗車整理券は、午前便が午前九時半から、午後便が午前十一時から先着順で配布される予定。

 歩行者天国と化す工場内には、さをり織り体験教室を開くやまびこ作業所やわたむきの里作業所、竜王町観光協会、同町商工会など地域住民が出店し、鏡工場も含めて従業員による模擬店・露店がずらりと並ぶ。

 ステージ上では、龍王太鼓の力強い音色を合図に開会し、竜王中学校吹奏楽部と従業員で組織するブラスバンドサークルとの合同演奏(午前と午後の二回)が華を添える。

 来場者参加型の大声出しコンテストや叩いてかぶってジャンケンポン、紙飛行機飛ばしコンテスト、りんごの皮むき競争も用意し、最後に来場者全員参加のジャンケン抽選会で盛り上がる。

 開催時間は、午前十時から午後三時まで。雨天中止(中止決定は当日午前八時)。

 同フェスティバルに関する問い合わせは、ダイハツ工業滋賀(竜王)工場総括・安全衛生室(0748―57―1510)まで。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ