平成19年5月10日(木)第14718号

◆全県◆
自民県議OB
県連会長人事でクーデター
13日の定期大会に向け河本氏推挙へ
岩永氏VS河本氏のガチンコ勝負
=新幹線『凍結』へ巧妙な方針転換!?=

◆全県◆
市部中心に195件以上
昨年度の行政への不当要求行為
書籍購入、対応へのクレームなど
=50%「対策要綱・対応マニュアルあり」=


◆甲賀・甲賀市◆
甲賀市の北脇遺跡
平安時代の銅印出土
=印面に「徳西庶家」=


◆東近江・東近江市◆
満100歳の誕生日祝う!
宮川町の 津田とくさん
=園児が手作りプレゼント=


◆東近江・東近江市◆
母の日のプレゼントに
ビーズアクセサリー
=蒲生公民館 受講生募る=


自民県議OB

県連会長人事でクーデター

13日の定期大会に向け河本氏推挙へ
岩永氏VS河本氏のガチンコ勝負
=新幹線『凍結』へ巧妙な方針転換!?=


▲次期自民党県連会長の候補に浮上の河本氏
◆全県◆

 新幹線新駅問題ではこれまで「推進」の立場をとり、嘉田由紀子知事と厳しく対立してきた自民党県連は、四月の県議選で惨敗したことを踏まえ、この十三日に開催する定期大会までに「凍結」に方向転換する活動方針を盛り込もうと、同党県議会会派「自民党・湖翔クラブ」にその文言を一任、現在、協議を重ねている。活動方針のみならず、県会議長人事、県連会長人事においても混迷が続く自民党県連を追ってみた。          【石川政実】

 自民党県連の政務調査会は二日、県庁で会合を開き、新駅の「推進」から「凍結」への方向転換について論議した。その中で「『現在、凍結状態にある新幹線新駅問題について、嘉田知事は、栗東市に対し土地区画整理事業を含め早急に解決策を示すべきであり、我々も協力の労は惜しまない』という文言を定期大会の活動方針に盛り込もう」と意見集約して、六日の役員会で協議することになった。『凍結状態にある』と現状を追認することで、「凍結」への方針転換の批判をかわそうとしたのだ。

●知事の判断にゆだねる

 六日に開かれた同党県連の役員会は、国会議員と政調会とが協議し、活動方針は、県議団に一任することになった。宇野治・同党県連会長は「新駅については知事の判断を仰ぐことになろう」とし、「凍結」ヘの方針転換を示唆した。

●共産、両天秤の荒技

 一方、県議会(定数四十七)の議長人事も混迷している。民主・県民ネット(十六人)が「対話の会」(五人)と共産県議団(三人)に“反自民勢力”の結集を呼びかけたが、逆に共産は二日、各会派に議会改革を提言して、自民と民主を両天秤にかけた。議長人事は十一日の臨時県議会で決まるが、自民、民主は共産の提言を丸飲みするかどうかで綱引きを続けている。焦点は共産が求める監査委員だ。

 ●新たな確執

 県会議長人事もさることながら、自民党県連の会長人事も予断を許さない状況だ。六日の自民党県連の役員会では、今夏の参院選に比例代表で出馬する有村治子参院議員に対し、岩永峯一衆院議員が「有村氏を県連で推薦したい」と発言。これに対し河本英典元参院議員は「各職域支部は比例候補を抱えており、県連推薦は慎重にすべきだ」と反論。有村氏は「県連のために尽くしてきたのに」と涙ぐむ一幕も。岩永氏と河本氏の確執が深まった瞬間だった。

 この九日、石田幸雄氏ら自民党の県議OBら約十人が大津市内で密会し、十三日の定期大会で選ばれる次の県連会長に河本氏を推挙することとし、現職県議らの説得にあたることを確認した模様である。次期県連会長には、順当なら岩永衆院議員だが、昨年の知事選、今春の県議選の敗北の責任は免れないとし、河本氏に県連の再建を託そうとしたのだ。同党県連は、会長が河本氏か岩永氏かで、党内が二分される危機に直面している。まさに同党県連は、定期大会を前に新駅問題、県議会議長、県連会長人事と、三重苦に陥っている。


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市部中心に195件以上

昨年度の行政への不当要求行為

書籍購入、対応へのクレームなど
=50%「対策要綱・対応マニュアルあり」=


▲暴力団追放推進センターの啓発パンフ
◆全県◆

 長崎市長の銃殺事件で、容疑者が動機として供述している公共工事のクレームをめぐる恨み、いわゆる「行政への不当要求行為」----。県内でも、暴力団やえせ右翼らによる、不当要求行為が後を絶たない。そこで滋賀報知新聞社は県内二十六市町における現状と対策(5月7日現在)を調査した。

 それによると、組織的な対応について定めた「対策要綱」と、職員の具体的な対応を規定した「対応マニュアル」のいずれも整えている自治体は、十三市町(全体の五〇%)にとどまり、「対策要綱を設置」は豊郷・高月町を除く二十四市町(同九二%)に及んだ。

 「対応マニュアルがない」とした自治体は、その代わりに「職員研修で周知徹底」「一問一答集を配布」と回答。郡部では「不当要求行為がほぼないので、対策要綱で十分対応できる」との答えが目立った。

 また、不当要求防止責任者として、県警からの出向職員や、警察OBの嘱託雇用で常駐体制をとっているのは、全十三市と木之本町の計十四市町(五三%)。市部は郡部に比べて予算規模・公共工事が比較的大きく、不当要求が入り込む可能性が高いため、専門家の常駐で万全の構えをとっている。

 昨年度、発生した不当要求は市部に集中し、分かっているものだけで、確定したのは四十四件、発展の恐れのあったものは百五十一件に上った。最も多い事例は「書籍購入」で、次いで「事務対応・処理に対するクレーム」、「機関紙購入」の順となっている。

【高山周治】


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甲賀市の北脇遺跡

平安時代の銅印出土

=印面に「徳西庶家」=


▲銅印の側面(左)、印面(中)、印影(右)
◆甲賀・甲賀市◆

 県埋蔵文化財センターはこのほど、甲賀市北脇(きたわき)遺跡の調査結果を公表した。北脇遺跡は甲賀市の北西部、水口町北脇に所在している。遺跡の南方には野洲川が流れ、それに沿うように東海道が東西に走り、周辺には東・西罐子塚(かんすづか)古墳、塚越(つかごし)古墳といった古墳、古墳時代中期から後期の植遺跡、古墳時代後期から奈良時代の下川原(しもがわら)遺跡のような集落遺跡がある。

 今回行った第五次発掘調査では、遺構の残存状況はあまり良好ではなく、わずかに柱穴跡が検出されたほかには、明確な建物跡などは確認できなかった。今回銅印が出土した遺構は、第一トレンチの北端で見つかった直径約三十センチの円形の柱穴跡で、深さはわずかに三センチほど残存していた。銅印以外には須恵器の小破片が見つかっている。

 銅印は、印面が縦・横三・五センチ、銅印の高さは三・〇センチ、重さは六十四グラム、材質は青銅製で鋳造品である。鈕(ちゅう)は莟鈕(かんちゅう)と呼ばれる形態で分銅形の側面観、中央に孔、鈕頂部は平滑に仕上げられている。

 このような鈕の形状から、この銅印は平安時代のものである可能性が高く、また、今回の調査地で出土する須恵器などが概ね九〜十世紀頃のものであることなどから、平安時代前期(九〜十世紀)のものと考えられるとしている。


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満100歳の誕生日祝う!

宮川町の 津田とくさん

=園児が手作りプレゼント=


▲ふたば保育園の園児から手作りプレゼントと花束を贈られる津田とくさん(東近江市宮川町の津田さん宅で)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市宮川町の津田とくさんが満百歳を迎える誕生日(四日)当日に、同市蒲生支所・森島章支所長とふたば保育園児二人が自宅を訪れ、長寿を祝った。

 東近江市では、同市敬老祝い及び百歳祝いに関する条例に基づき、満百歳の誕生日を迎えた人に“百歳祝い”を実施している。百歳祝いを受けるのはとくさんが十人目で、市内では百七歳の最高齢者を含めて満百歳以上が総勢二十二人となった。

 とくさんの誕生日に自宅を訪れた森島蒲生支所長は「本日はおめでとうございます」との言葉とともに、百歳記念書状と市章がデザインされたクリスタルガラス製の記念盾、祝い金(十万円)を手渡した。

 さらに、同市市子松井町の社会福祉法人阿育会ふたば保育園の園児二人が駆けつけ、子ども四人の笑顔を囲むようにカラフルな折り紙の花を張り付けた手作りのかべ飾りと花束を贈った。

 明治四十年生まれで裁縫が得意な女性とあって、着物を粋に着こなすとくさんは、「今日はこんなたいそうなことをしていただき、本当にありがたいことです」と感謝し、同居している家族も「本人はこのような場が苦手ですが、みなさんからお祝いしていただきありがとうございます。これからも長生きしてほしいと家族一同願っております」とお礼を述べた。

 若い頃は農作業など男性並みに仕事をし、孫を育てながら家事もこなして、七十歳からはひ孫の面倒もみてきたとくさん。長寿の秘訣は、好き嫌いなく何でも喜んで食べ、「まめに働くこと」だという。

 孫(七人)とひ孫(七人)にも恵まれ、家族や近所の人たちに支えられて穏やかな毎日を過ごしている。


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母の日のプレゼントに

ビーズアクセサリー

=蒲生公民館 受講生募る=

▲一日講座で作る携帯ストラップ(左)とネックレス(右)

◆東近江・東近江市◆

 母の日まであと三日。蒲生公民館は、十二日午後二時から開講する一日講座「母の日のビーズアクセサリー教室」の参加者を募集している。

 最高級の輝きを放つスワロフスキービーズなどを使って、おしゃれなネックレスもしくは父の日のビーズアクセサリー教室と併せて受講するとペアにできるという携帯ストラップを、大切なお母さんを思い浮かべながら作る。

 参加対象者は、小学生から一般の人。定員は先着二十人。材料代一千円が必要。参加希望者は、蒲生公民館(55―0207)まで申し込む。


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