平成19年5月14日(月)第14722号

◆全県◆
琵琶湖の「今」を映像に
県がDVDを製作
=抽選10人プレゼント=

◆東近江・東近江市◆
全身泥だらけ
代かきとあぜ作り
=蒲生西小1、2年生=

◆東近江・東近江市◆
万葉の郷ぬかづか
環境こだわり米
=体験グループ募集=


◆東近江・竜王◆
一人息子を失った母の決意
映画「ゼロからの風」公開へ
=東近江地域での自主上映も模索中=


◆東近江・近江八幡市◆
生きる力のぬくもりに
アフリカへ毛布をおくる運動
寒暖の差、直射日光から守る一枚
=20日 近江八幡・東近江で受付=


琵琶湖の「今」を映像に

県がDVDを製作

=抽選10人プレゼント=


◆全県◆

  県は、全国豊かな海づくり大会が今秋、県内で開催されるのを記念して、琵琶湖と漁業をPRするDVD「がんばれ!びわ湖の漁師たち」=写真=を千枚製作し、県内の小中学校や図書館などに配布するともに、抽選で県民十人にプレゼントする。

 DVDの内容は、外来魚の異常繁殖の影響を受け、フナやモロコなどのもともと琵琶湖にいた魚が減っている現状や、漁師たちの琵琶湖へかける思いや願い、本来の姿にもどそうとする子どもたちの取り組みを映像で紹介している。

 DVDの希望者は、ハガキに住所、氏名、年齢を記入し、二十一日までに〒520-8577(住所不要)滋賀県全国豊かなうみづくり大会準備室DVDプレゼント係へ。当選者の発表は発送をもってかえる。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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▲田んぼにどっぷり浸かりながらあぜを泥で塗り固める児童ら(蒲生西小学校の農園で)
全身泥だらけ

代かきとあぜ作り

=蒲生西小1、2年生=



◆東近江・東近江市◆

 東近江市立蒲生西小学校(田中淳一校長)の一、二年生が七、八日の二日間、「おいしいお米ができますように」と願いながら、人海戦術で学校農園十二アールの代かき作業を行った。

 新興住宅地から通学する子どもが大半を占める同小学校では、田んぼや畑仕事の経験がない児童やその親世代も多いことから、全校児童で米づくりを実践し、秋には“収穫祭”で保護者や地域住民とともに実りの喜びを味わっている。

 来週十四、十五日に行う田植えに向けて、一、二年生約百人が、裸足もしくは靴下をはいたまま水の張った田んぼに入った。土をやわらかくしようと田んぼの中を思いっきり走り回り、雑草がはえている所を重点的に全員で足踏みし、水漏れ防止のためにあぜを泥で塗り固める作業にも取り組んだ。

 児童たちは「臭い」や「足が抜けへん」と言いながらも、田んぼのヌルヌルとした感触のとりこになり、頭のてっぺんから足のつま先まで全身泥だらけ。見学に来ていた保護者は「すごく楽しそうで、遊びながら学べる田舎ならではの取り組みをずっと続けてほしい」と話していた。


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万葉の郷ぬかづか

環境こだわり米

=体験グループ募集=


◆東近江・東近江市◆

 農事組合法人「万葉の郷ぬかづか」(東近江市糠塚町)は、親と子でおにぎり体験をしてもらおうと、環境こだわり米を栽培・収穫するなどして、子供と一緒に農作業をする家族やグループを募集している。

 一グループ(五人以下)にはオーナー制一区画(一アール・百平方メートル)の田んぼが提供され、田植え(今月二十六日)や稲刈り(九月下旬)、脱穀などを昔ながらの手作業で行う。同時にサツマイモを育て、芋掘り体験するほか、大型田植え機やコンバインの試乗もできる。

 田植えや稲刈りの時には、おにぎりや豚汁、米パン、ポン菓子が振る舞われる。参加費は一グループ一万円で、土産に環境こだわり米三十キロ、サツマイモ五キロ、米パン詰め合わせ、商品券(二千円分)が提供される。

 申し込みは十八日までで、詳しくは万葉の郷ぬかづか(TEL23―6898)か、市役所農林水産課(TEL24―5660)へ問い合わせる。


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一人息子を失った母の決意

映画「ゼロからの風」公開へ

=東近江地域での自主上映も模索中=


▲左から塩屋監督、鈴木さん、田中さん、杉浦さん(3月23日に大阪国際会議場で開かれた記者会見で)
◆東近江・竜王◆

 愛する家族が、突然、目の前から消えたら―。飲酒・無免許・無車検の暴走車に一人息子の命を奪われた鈴木共子さん(57)=神奈川県=をモデルとした映画「0(ゼロ)からの風」が、十二日から東京の早稲田松竹で公開中だ。関西では、六月三十日から大阪のなんばパークスシネマでの上映が決定しており、現在、交通事故で長男を亡くした竜王町橋本の田中博司・とし子さん夫妻が東近江地域内での自主上映を目指し奔走している。 【櫻井順子】

●癒えない心の傷

 映画のモデルとなった鈴木さんは、最愛の夫に病気で先立たれ、生きる希望だった一人息子の零さんをも失った。早稲田大学入学を喜び合った七年前の春、免許失効中の加害者が泥酔状態で運転する暴走車に、何の罪もない零さん(当時19歳)の命を奪われたのだ。

 やり場のない怒りと一生癒えることのない心の傷、息子の無念さを抱えながら、鈴木さんは、同じ苦しみを背負う被害者遺族と立ち上がり、刑法の厳罰化を成し遂げ、さらに息子の代わりにと早稲田大学入学も果たす。

●社会を変えなければ

 被害者の生まれない社会にしなければ―。造形作家でもある鈴木さんは、理不尽に命を絶たれた犠牲者たちが等身大パネルのメッセンジャーとなってよみがえる展示会「生命のメッセージ展」を企画。遺族も逃げ出したくなる現実と常に向き合いながら、メッセンジャーを通して奪われたものの大きさや残された者の悲しみ、命の重みを伝え、同じ悲劇が繰り返されないよう一人ひとりの心に警鐘を鳴らし続けている。

●映画化を熱望

 鈴木さんに関するニュース映像を見て、塩屋俊監督は「この人の挑戦を映画化しなくてはならない」との衝動にかられたという。「一人息子の父親である自分に『もし同じ境遇だったら』と自問自答したとき、『不可能』だと思った。だからこそ映画化することで、彼女の心の旅の源泉を探りたかった」と語る塩屋監督。四年の歳月をかけた作品は、鈴木さんの人生を題材にしたフィクションで、主人公の視線に監督自身の思いを盛り込み、制作費すべてを寄付金で賄った渾身(こんしん)の一作。

●愛する人を思う

 衝撃的な事故のシーンや遺体安置所で変わり果てた息子と対面する母の姿、父が託したわが子への思い、謝罪に訪れた加害者との対面、光を失った母が息子の命をつなぎ二人分を生きていくと決意し行動に移すまでが生々しく描かれ、被害者・加害者・周囲の人々の心の動きが痛いほど伝わってくる。また、愛する人と送るありふれた日常生活こそが一番の幸せだと気付かされる作品でもある。

 鈴木さんから「私以上に私に似ていた」と評された母親役の田中好子さんは、映像の中の自分の眼力に驚き「今日ほど責任を感じた作品はなかった」と明かした。息子役を演じた杉浦太陽さんは、零さんと同い年で「自分の母と重ねながら演じた。一人でも多くの人に見てもらい、一人ひとりの意識が変われば」と語った。

 息子そして家族が映画の中でよみがえる感動とともに悲しさも感じたという鈴木さんは、「夢中で生きてきたことが映画に凝縮され、改めて『よく死なないで生きてきた』と自分を少しだけ褒めている。生きるということや母・家族の愛、人とつながることなどさまざまな側面を持った映画なので、見た人の心の琴線に触れるところがどこかにあると思う。それが、社会を豊かにすることにつながってほしい」と願う。

 エンドロールに生命のメッセージ展のメッセンジャー百二十一人の名前を入れた塩屋監督は「ゼロからの風を大きく育てて、全国に広めたい」とし、映画上映を新たなゼロからのスタートに位置付けた。

 映画上映による純益金は「生命のメッセージ展」の運営に寄付される。上映スケジュールなど詳しくは、「0からの風」公式ウェブサイト(http://www.zero-karano-kaze.com/)で紹介されている。

生命のメッセージ展

11月 近江八幡市で開催


 鈴木さんが発案した「生命のメッセージ展」が、十一月十六〜十八日に近江八幡市にある県立男女共同参画センターで開かれる。テーマは「今そして未来を生きる」で、命を尊ぶ心を取り戻す機会を提供する。

 今回、交通事故で長男を亡くした竜王町橋本の田中博司・とし子さん夫妻の呼び掛けで集まった旧友や被害者遺族ら約二十人が、今年四月に立ち上げた“生命のメッセージ展in滋賀二〇〇七実行委員会”が運営を担う。

 現在、半年後の開催に向けて会議を重ねており、会場借用費やメッセンジャーのパネル運搬費、チラシ印刷代など必要経費ねん出のため、約五十万円を目標に活動趣旨に賛同する企業・団体・個人からの寄付金を募っている。また、ボランティアスタッフも同時に募集している。

 詳しくは、同実行委員会事務局・田中さん(58―0373)へ。


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生きる力のぬくもりに

アフリカへ毛布をおくる運動

寒暖の差、直射日光から守る一枚
=20日 近江八幡・東近江で受付=


▲毎年行われている運動風景――近江八幡会場――
◆東近江・近江八幡市◆

 厳しい自然環境、戦争、自然災害などにより過酷な生活を強いられているアフリカの人たちへの支援活動「アフリカへ毛布をおくる運動」が、今年も全国で今月末まで展開されている。

 二十日には、午前十時から午後二時まで、近江八幡市役所玄関前と東近江市役所駐車場でも支援の受け付けが行われることになり、地域の人たちに協力が呼びかけられている。

 受け付けるのは、ウールかアクリル製の毛布。新品はそのまま、古い毛布は必ずクリーニングか洗濯を済ませてから。穴のあいた毛布、古く汚れた毛布、幼児用などサイズが小さな毛布、綿毛布、こたつ布団など毛布以外の物は受け付けない。

 現地の人々にとっては、毛布に添えられたメッセージやイラストも大きな励ましになる。「Peace and Love(平和と愛)」「Praying for your happiness(あなたの幸せを祈っています)」などの簡単な英語と名前を適当な大きさの布に書き、毛布に縫い付ける。また、海外輸送協力金(一枚九百円)も併せて募る。

 運動も今年で二十三年目を迎え、昨年までに、約三百六十万枚以上の毛布が二十か国以上に送られている。昨年は、毛布約十一万九千枚、海外輸送協力金約七千百十七万五千円が集まった。

 運動に関する問い合わせは、アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会立正校成会滋賀教会(TEL0748―33―2915)まで。 


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