平成19年5月18日(金)第14725号

◆全県◆
RD問題  国基準280倍の総水銀
6月からの調査で原因追及
=緊急対策と恒久対策あわせて実施=

◆大津・大津市◆
朝鮮通信使400年
ソウル〜東京友情ウォーク
=渡来人歴史館(大津)で学ぶ=


◆湖北・長浜市◆
“まくわうり”で
シュークリーム
=長浜農高が開発=


◆東近江・東近江市◆
姉妹都市奨学生の小森さん
=留学終え市長に帰国報告=


◆東近江・東近江市◆
市内12事業所を訪問
交通安全大凧伝達
=事業所ぐるみで事故防止=


◆東近江・東近江市◆
東近江市遺族会が総会
13支部 会員2500人
英霊顕彰や平和活動を推進
=県下最大 事業参加型組織へ=


◆東近江・東近江市◆
爽やかな茶の香り
=永源寺で寂室禅師奉賛茶会=


RD問題  国基準280倍の総水銀

6月からの調査で原因追及

=緊急対策と恒久対策あわせて実施=


▲県庁で行われたRD最終処分場問題対策委員会
◆全県◆

  栗東市小野のRD最終処分場問題について、専門家や学識者、関係者らでつくる県の対策委員会(岡村周一委員長、委員十八人)が十七日に県庁で開かれ、処分場周辺地下水から国基準二百八十倍の総水銀が五月上旬に検出されたことが報告された。

 検出された地点は、処分場から下流の北西三百メートルにある市の観測井戸。さらに下流百メートルに設けられている別の観測井戸から継続して国基準を超える総水銀が検出されるため、流出原因をつきとめるため平成十六年に設置されたもの。同市調査委員会の畑明朗委員(大阪市立大学大学院教授)は「全国的にみても高い数値」と話している。

 総水銀からは有毒な有機水銀は出ておらず、「直ちに支障は出ない」という。ただし、同市は以前から市民に対して井戸水を飲まないように呼び掛けている。

▲現在のRD最終処分場(栗東市)
 総水銀をめぐる見解は、栗東市は「処分場から流出している可能性が高い」とみているが、県は「処分場のものとは断定できない」と慎重な見方だ。このため、県は処分場の廃棄物や地下水の状況を把握するため、六月から行う追加調査で、総水銀も分析項目にいれている。

 処分場(栗東市小野)周辺では、地下へ流出しているとみられる総水銀や鉛、ヒ素など有害物質が確認され、一刻も早い対応が迫られている。この日の県対策委員会ではこのような状態から「緊急対策と恒久対策を併せて議論を進める必要がある」との繰り返し指摘があり、県の山仲善彰部長は「緊急対策も行う。恒久対策は環境省の指針に基づき行う」と必要性を認めた。


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朝鮮通信使400年

ソウル〜東京友情ウォーク

=渡来人歴史館(大津)で学ぶ=


▲渡来人歴史館に到着した一行(歴史館提供)
◆大津・大津市◆

 江戸時代、十二回続いた朝鮮の公式使節「朝鮮通信使」の初来日から四百年になるのを記念して、日本各地で様々なイベントが開催されている。

 このほど催された、朝鮮通信使の約千キロの行程をたどる「ソウル〜東京友情ウォーク」(日本ウォーキング協会・韓国体育振興会の共催)もその一つ。

 日韓の有志約四十人が四月一日にソウルを発ち、国内では福岡から大阪までバス移動。途中、足跡の残る鞆の浦(広島)などに訪れた。大阪からは徒歩で当時のルートをたどり、十六日に東京・皇居外苑に到着した。

▲朝鮮通信使を再現したレプリカ(渡来人歴史館)
 一行は朝鮮人街道が残る滋賀県内も歩き、古代からの日本・朝鮮の関わりを紹介する渡来人歴史館(大津市)に立寄り、朝鮮通信使など交流の歴史を見学し、「これからは民・民レベルでの友好も深めていかないと」と話していた。

彦根では今秋
日韓交流フェス


 また、朝鮮通信使の宿泊地であった彦根市では、十月七、八日、朝鮮通信使縁地連絡協議会の「朝鮮通信使ゆかりの町全国交流大会」開催にあわせて、日韓の善隣友好ムードを盛り上げようと、国宝・彦根城築城400年祭行事の一環で日韓交流フェスタが開かれる。

 同フェスタでは、約二百人が江戸時代当時の通信使の衣装を身につけて行列を再現。通信使に扮した行列は、朝鮮人街道と呼ばれる旧街道(芹橋〜銀座〜中央町〜本町〜夢京橋キャッスルロード)を練り歩き、当時の宿泊所・宗安寺を目指す。宗安寺では国書交換の儀式も再現する。当日は韓国観光物産展も開かれる。


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“まくわうり”で

シュークリーム

=長浜農高が開発=


◆湖北・長浜市◆

 長浜農業高校食品科学科は、山東特産の「まくわうり」を材料に商品開発したシュークリーム「MAX−CHOU(まくらシュー)」の販売を開始した。同学科生徒と山東商工会女性部との発案により試作品の製造を重ね、商品化に成功したもの。

 同校では、農業生産と農産物を利用した食品加工や食品分析等の化学実験についての学習に取り組んでおり、農業・食品のスペシャリストの育成を目指している。食品科学科では「名水パン」や「きびシュークリー一ム」の開発・商品化など、生徒自身が考え、実践する研究活動を展開している。これまでに農業クラブ全国大会・プロジェクト発表会への出場を果たすなど、その学習の成果を挙げている。

 今回、商品開発したシュークリームは、昨年八月、米原市(旧山東町)の山東商工会より、地域特産品の共同開発の依頼があり、従来の研究実績をべ一スに、山東地区の特産品で
ある「まくわうり」を使用した特産加工品の共同開発に取り組んできたもので、山東産の金太郎まくわ瓜の果汁をたっぷり使用し、こんがりとしたシュー皮にまくわの風味が香るのが特徴。一個一五○円。


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姉妹都市奨学生の小森さん

=留学終え市長に帰国報告=


▲中村市長に帰国報告をする小森さん(市役所市長室)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の姉妹都市・マーケット市(アメリカ合衆国ミシガン州)の州立北ミシガン大学に、昨年七月から姉妹都市奨学生として渡米していた小森麻衣子さん(20、ひばり丘町、佛教大学文学部英米学科三回生)がこのほど留学を終え、中村功一市長に帰国報告をした。

 小森さんは、東近江市としては二人目、旧八日市市から通算二十七人目の奨学生として、今月初めまでの八カ月余り、北ミシガン大学英語学部の学生として学んできた。

 市長室に案内された小森さんは、大学生活や日常生活について中村市長に報告したあと、身につけた英語を生かし、今秋に来市するマーケット市使節団の「通訳的なことにも関わりたい。そして、さらに英語のスキルを伸ばしたい」と話した。

 これを受けて中村市長は「この経験を交流事業など様々なことに生かし、これからもがんばってほしい」と今後の活躍を期待した。


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市内12事業所を訪問

交通安全大凧伝達

=事業所ぐるみで事故防止=


▲交通事故ゼロへの要望書と安全祈願凧を伝達する安全運転管理者協会(土田建材グループのライズ、ツチダ開発で)
◆東近江・東近江市◆

 今月二十日まで展開中の「春の全国交通安全運動」に合わせ、東近江地区安全運転管理者協会(石井義孝会長、会員四百五十事業所)と東近江警察署は十五日、交通事故防止を呼び掛ける管内パレードを行ったほか、安全運転管理者選任の十二事業所を訪問し、願い札を貼った交通安全ミニ大凧を伝達した。

 市民や事業所ぐるみで取り組んでもらおうと、運動の周知や事故ゼロに向けた管内パレードで、ステッカーやのぼり旗を取り付けた計十台の車両に協会役員ら二十人が分乗し、二班に分かれて同署を出発した。

 石井会長らが訪れた土田建材グループ(株式会社ライズ、ツチダ開発株式会社)では、土田真也代表取締役らが出迎え、交通安全の要望書と判じ文「造ろう いい国、交通安全」が描かれた八日市大凧のミニチュア凧(五〇センチ×五〇センチ)が手渡された。


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東近江市遺族会が総会

13支部 会員2500人

英霊顕彰や平和活動を推進
=県下最大 事業参加型組織へ=


▲吉崎宗太郎会長
◆東近江・東近江市◆

 東近江市遺族会(吉崎宗太郎会長、会員二千五百五人)の第三回通常総会が十二日に開かれ、十三支部から役員や代議員らが出席し、県下最大規模を誇る組織に恥じないよう、英霊顕彰や平和活動などに取り組むことを決めた。

 吉崎会長は、会員の高齢化で自然減少が急速に進む中で、事業への参加率の低迷に「遺族自身も風化しつつある」と指摘し、もっと遺族活動を底辺に広められないか」と問い掛けた。

 今後について、支部活動の前面支援を打ち出すとともに、組織活性化へ「役員ともども代議員も呼び掛け人になって、会員の活動参加を促す核になってもらいたい」と訴え協力を求めた。

 激励に訪れた中村功一市長は、団長としてミヤンマー戦跡慰霊に参加した時に触れ「戦没者を前に改めて平和の尊さを知らされた」と振り返り、後世に「二度と戦争を繰り返さないよう平和を語り継ぐのが我々の責務で、そのことが英霊にこたえるものと考える」と、遺族会活動に感謝した。

 山田利治県遺族会長は、県組織が取り組む英霊顕彰や恒久平和、啓発、学習活動などに支援と協力を求めた上で「市長が団長を務めるなど、東近江市遺族会の活動は県のリーダー役を果たしている」とたたえた。また「平和祈念館の早期実現を願う」とも。

 本年度は、地区別戦没者追悼式(十五地区)や海外戦跡慰霊巡拝、平和祈願リレー行進、平和祈念展参画、平和祈念館早期実現運動、沖縄・知覧平和祈念館研修などに取り組むほか、会員総参加型組織の創造を目指し、会員相互の事業参加呼び掛け、誘い合い運動などの活動に取り組む。

 


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爽やかな茶の香り

=永源寺で寂室禅師奉賛茶会=



▲関西の各宗派が一同に振る舞う大茶会
◆東近江・東近江市◆

 臨済宗永源寺派大本山永源寺(東近江市永源寺高野町)の開祖・寂室元光禅師の誕生日を祝うお茶会がこのほど開かれ、訪れた観光客たちが新緑の木漏れ日を愛でながら、爽やかなお茶の香りを楽しんだ。

 誕生日の十五日に最も近い日曜日に、関西の各宗派が一同にお茶を振る舞う恒例の大茶会で、三十八回目の今年は、都山流八木慶山師による琴、尺八演奏のなか、表千家流久田宗也宗匠による御茶奉納と茶筅供養の「供茶式」が行われた。

 さらに、書院や御堂では各流派ごとの茶席が設けられ、「特別協賛」には煎茶・泰山流家元、「協賛席」には表千家流・裏千家流・遠州流・瑞石会が奉賛し、見事なお手前に和服姿の茶愛好家らが、心安らぐ一時を過ごしていた。

 また今回、茶会に合わせて市観光協会永源寺支部による初めての「点心もち」実演が催され、地元産のもち米でついた出来てのお餅を観光客らに振る舞った。 


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