平成19年5月31日(木)第14736号

◆全県◆
安倍首相6月2日湖国入り
早くも本番モードの参院選
山下参院議員の決起大会へ
=有村参院議員の県連推薦見送りか=

◆全県◆
農と食、環境を考える
コーディネーター養成
=6月16日から講座スタート=


◆栗東・大津◆
食育で学ぶ 環境・文化
栗東 牛乳パック完全再資源
大津 地元食材学び給食に


◆東近江・近江八幡市◆
ヨシ笛のハーモニーに乗せて
音楽紙芝居「ヨシの湖」
=ヨシの風 TUGUMI=


◆東近江・近江八幡市◆
近江八幡市とHOT!TV
大災害発生時の情報提供
=ネット活用と避難所受信で協定=


安倍首相6月2日湖国入り

早くも本番モードの参院選

山下参院議員の決起大会へ
=有村参院議員の県連推薦見送りか=


▲26日に大津市内で開かれた自民党の琵琶湖総合保全小委員会(中央は山下委員長)
 今夏の参院選を控えて二十八日に松岡利勝農水相が自殺し、安倍政権に衝撃が走っている。さらに社会保険庁の公的年金記録管理の不備などで厳しい批判を受ける中、地球環境保全を掲げて起死回生を図ろうと、安倍晋三首相は六月二日、嘉田由紀子知事の同行のもと琵琶湖を視察後、滋賀県選挙区から出馬する自民公認の山下英利参院議員(54)の決起大会に出席する。事実上、本番モードに入った参院選を追ってみた。         【石川政実】

 六日に開催された自民党県連の役員会で、岩永峯一・県連会長は比例代表で出馬する有村治子参院議員(36)を「労に報いるため県連推薦としたい」と訴えたが、河本英典元県連会長(元参院議員)は「各職域支部では比例候補を抱えており、公明との選挙協力の問題からも県連推薦は慎重にすべきだ」と反論した。

 十三日に開かれた同党県連定期大会では、来賓の梅村正・公明党県本部代表が欠席したことで、会場からは「県議選で自民党県連幹部が公明について問題発言したことが影を落しているのでは」とざわめきが起こった。

 自民党県連関係者はこのほど、本紙に対し「ここにきて有村氏の県連推薦はむずかしくなった。また公明とのわだかまりは解消した」との認識を示した。火種が消えたとして、攻勢をかける構えだ。

 ●嘉田知事が同行


 近畿地方の自民党国会議員でつくる琵琶湖総合保全小委員会(小委員長=山下参院議員)は二十六日、甲賀市の青土ダムを視察後、大津市内のホテルで嘉田知事や国土交通省近畿整備局の幹部らと、琵琶湖の渇水対策で意見交換した。席上、山下委員長は、安倍首相が六月二日に滋賀県を訪れることを明らかにした。

 安倍首相は二日、嘉田知事とともに琵琶湖湖上から竹生島を視察した後、高島市の民家に伝わる「川端(かばた)」を訪れる予定だ。さらに大津市内のびわ湖ホールでの「美しい日本を語る会・山下氏決起大会」に出席し、参院選の必勝を訴える。

 ●大物の来県相次ぐ


 一方、民主党の小沢一郎代表も滋賀選挙区から出馬する同党公認の徳永久志氏(43)の応援のため、隠密で二十二日に滋賀県入りし、大手企業などを回ったと見られている。

 また滋賀選挙区から出馬する共産公認の坪田五九男氏(48)を応援するため、同党県委員会は六月十九日、石井郁子・党中央委員会副委員長を招いて大津市内の滋賀会館で「大演説会」を開催する。このように参院選は、いよいよ本番モードに突入してきた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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農と食、環境を考える

コーディネーター養成

=6月16日から講座スタート=


◆全県◆

 こだわり滋賀ネットワークは、農と食のコーディネーター養成講座の参加者を募集している。食育と地産地消の二本柱を中心にした現地学習が特色。受講者は、環境こだわり農産物を推進している同ネットのコーディネーターとして認定され、各地域でのイベントや研修会での会員のリーダーとして活躍できる。

 内容的には、六月十六日から十月二十七日までの全六回(基本的に第4または第5土曜)にわたって、魚ゆりかご水田や都市・農山漁村交流、米パン製造の見学・実習など県内各地の現場を訪問し学ぶ。

 対象は同ネットワーク会員だが、そうでない人も受講申込と同時に入会できる。受講料は三千円。申し込みは六月六日までに県こだわり農業課内の同ネットワーク事務局(077-528-3892)へ。


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食育で学ぶ 環境・文化


◆栗東・大津◆

栗東 牛乳パック完全再資源


 栗東市給食センターは食育の一環として、今春から市内小中学校十三校で、学校給食用牛乳パックの完全リサイクルを実践している。全国牛乳容器環境協議会によると完全リサイクル率一〇〇%は国内では珍しいという。

 児童・生徒らは、今年二月から▽バケツで洗浄▽乾燥▽切り開く│の行程を練習し、新年度から本格的に取り組みをスタートさせた。切り開いた紙パックは給食センターを通じて古紙回収業者へ搬出される。リサイクルされた紙パックはトイレットペーパーとなって、各校へ戻ってくる仕組み。

 取り組みの効果として、モノを大切にする意識が生まれる▽家庭へも普及が期待できる▽焼却を避けることで環境負荷が軽減│を挙げている。

 千代彰給食センター所長は「牛乳をいただいた後の感謝の気持ちと、環境への配慮が学べる一石二鳥の取り組み」と話している。

大津 地元食材学び給食に


 大津青年会議所は、児童自らが地元食材について現地学習し、それを活かした給食メニューを考案し調理する「大津っ子 クッキング スタジアム」を計画している。

 同会議所によると、六月二十三日、小学四│六年生と親を対象にした五十チームが、中町商店街(大津市中央一〜長等)を散策しながら、地元食材についてJCメンバーや生産者、店主、大学生から学ぶ。

 さらに参加チームには、地元食材を使った給食メニューを七月中旬まで考えてもらい、事務局へ申請してもらい、事前審査を経た十二チームが八月五日、明日都浜大津ビルでレシピをもとに調理し、出来映えを競う。

 メニューのうち、コストなどの諸課題をクリアーしたものについて、市内の児童二万一千人が食べる三学期の給食に盛り込まれる。

 同会議所の久木野利一さんは「地元食材を通じて大津の街の魅力を知ってもらいたい」と期待している。参加無料。申し込みは小学校を通じて受け付ける。


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ヨシ笛のハーモニーに乗せて

音楽紙芝居「ヨシの湖」

=ヨシの風 TUGUMI=


▲環境創作音楽劇「ヨシの湖」を上演するヨシの風 TUGUMI――近江八幡市立図書館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 ヨシ笛の演奏を通じて、琵琶湖や西の湖などの環境の大切さを訴えているヨシ笛愛好家の女性四人グループ「ヨシの風 TUGUMI」による「ヨシ笛コンサートと音楽紙芝居『ヨシの湖』」が、二十六日に近江八幡市立図書館で開かれた。

 音楽紙芝居『ヨシの湖』は、高月町出身の絵本作家とだあいこ(本名・戸田愛子)さん(24)の同名の作品を元に、戸田さんの協力で紙芝居用にヨシ紙に作り直したもの。

 西の湖の元漁師のおじいちゃんから、ヨシや水鳥などの自然や生き物、小魚と泳いだり貝釣りなど昔の遊びなどの話を聞き、環境や自然の大切さに目覚めて行く孫の少年の話。

▲とだあいこさん
 絵本に登場するおじいちゃんは安土町に実在する奥田修三さんがモデルで、とださんが武蔵野美術大学の学生時代に奥田さんを取材して感動した話を、一枚の絵巻物風に淡い色合いでほのぼのと描くさし絵とともに作品にした。

 会場に詰めかけた親子連れら約百人は、おじいさんと孫のほほ笑ましい会話に合わせて演奏されるヨシ笛による「ヨシの湖」「水鳥」「5月の青ヨシ〜オオヨシキリの子育て〜」「じいちゃんのうた」「冬の湖底」といった澄み渡るヨシ笛の音色にうっとりしながら、西の湖の情景や二人の表情など、イメージを膨らませた。

 また、とださんを囲んでのトークタイムや原画展、サイン入り原作本の販売なども行われ、絵本「ヨシの湖」で表現したかったものへの理解を深めた。

 このあとのコンサートでは、ヨシ笛とオカリナやピアノとともに奏でられる「エーデルワイス」「浜辺の歌」「星に願いを」などで、美しいハーモニーを楽しんだ。


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近江八幡市とHOT!TV

大災害発生時の情報提供

=ネット活用と避難所受信で協定=


▲調印式で協定書を交す冨士谷市長(右)と廣瀬代表取締役
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市は、大規模な地震や自然災害が発生した場合の緊急情報を市民にいち早く正確に伝えるため、市内全域に張り巡らされたケーブルテレビのネットワークを活用する「大規模災害時の緊急情報の放送及び避難所における受信設備の設置等に関する協定」を、近江八幡ケーブルネットワーク株式会社と結んだ。

 同市出町のマルチメディアセンターで行われた調印式では、冨士谷英正市長が「市民の命と財産を預かっている。危機管理が一番の業務。災害発生時には避難者とその家族に正確な情報を提供する必要がある。協定締結を起点にして、さらなる危機管理に努める」とあいさつ、廣瀬竹造代表取締役は「国内外で大規模な災害が発生している。市の第三セクターとして、また、地域情報を担う事業者として、災害時に迅速かつ正確な情報を提供することを企業理念に、人々の安心・安全な暮らしのまちづくりに寄与するため、協定を締結する」と決意を示し、お互いに協定書に署名した。

 協定締結により、大規模災害が発生した場合に、市が発信する緊急情報を同社のHOT!TV(ほっとてれび)コミュニティチャンネル(9チャンネル)で流すとともに、避難所に受信設備の設置や、避難所への引込線の優先的復旧作業を行い、避難所が閉設されるか避難の中止・終了の要請が出るまでの間、情報提供を確保する。

 同社は、滋賀・三重・兵庫三県のケーブルテレビ六社で災害発生時の復旧作業の協力に関する「大規模災害時相互支援協定」を、五月一日に結んでいる。

 また、ネットワーク網が広がっている安土町とも、同協定を締結することにしている。 


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