平成19年6月2日(土)第14738号

◆湖南・栗東市◆
住民団体、調査による幕引き危惧
山仲・県琵琶湖環境部長は否定
=RD問題=

◆東近江・東近江市◆
初夏の風物詩
政所小学生が一番茶摘み
=住民と交流=


◆東近江・東近江市◆
能登川公民館まつり
きょう・あす 多催な催し
=元北極調査隊長・小林教授も登場=


◆東近江・竜王町◆
竜王町観光親善使節
福井さんと三宅さん
―明るく元気にPR―


◆東近江・安土町◆
健康法で国際交流
十字法太極拳
台湾から九九太極拳指導者招き
=歴史ある民間相互交流 安土で=


住民団体、調査による幕引き危惧

山仲・県琵琶湖環境部長は否定

=RD問題=


◆湖南・栗東市◆
▲山仲善彰・県琵琶湖環境部長(上)と面談する「飲み水を守る会」のメンバー

 県は、RD最終処分場(栗東市小野)で周辺から国基準を超えて検出されている有害物質と、場内の廃棄物との関連性を把握するため、今月から場内で三千平方メートルごとにボーリング調査と部分掘削を進め、これをもとに秋頃には具体的な対策を打ち出す方針だ。

 これを受けて住民団体「飲み水を守る会」(杉田聡司代表)は、先月三十一日に山仲善彰・県琵琶湖環境部長と面談し、「ボーリング、部分掘削の目的を部分調査に限定し、その結果いかんにかかわらず有害物質除去をすみやかに行う」ことを求める申し入れ書を提出した。

 この中で杉田代表らは、元従業員の証言通り、違法なドラム缶百五本がすでに掘り起こされていることから、調査結果にかかわらず、違法物を撤去するよう求めた。

 さらに、県が実施するボーリング調査について「三千平方メートルごとに行う調査は粗く、廃棄物を本当に見つけられるか疑問。見つからなかった場合、『処分場に問題ない』との結論を導かれるのが不安」と訴えた。

 これについて山仲部長は「(ボーリング調査で廃棄物に)あたらなければ、不法投棄がなかったということにはならない」と住民の危惧を否定した。


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初夏の風物詩

政所小学生が一番茶摘み

=住民と交流=


▲陽気のなか、新芽を摘み取る政所小学生ら
◆東近江・東近江市◆

 新茶の季節を迎えたお茶の産地・東近江市政所町で、市立政所小学校の全校児童十七人と、教諭や保護者、地域住民ら五十人による一番茶摘みが行われ、柔らかに伸びた一芯二葉の新芽を手摘みしていった。

 初夏の風物詩ともなっている同校の茶摘みは、地域の特産品や歴史に触れる学習として三十年以上も続けられており、学校近くの茶園約二アールを借り、肥料や草むしりなどの管理を年間を通じて行っている。

 この日は汗ばむほどの晴天に恵まれ、子どもたちは、昔の茶摘みの様子や摘み方のコツ、摘み取り後の作業などを教えてもらいながら、丁寧に摘み取り、約四時間後には六十五キロもの茶葉を収穫。さっそく、近くの茶工場(JAグリーン近江永源寺支店)で製茶し、ほのかに甘い新茶の香りを楽しんだ。

 摘み取ったお茶は、児童会主催の全校行事「チャムチャムパーティ」で味わうことにしており、手伝ってもらった地域の人々やお年寄りを招いて、学年の出し物やゲームなどで楽しいひと時を過ごす。

 政所のお茶は「宇治は茶所、茶は政所」と謳われるほど、宇治や信楽のブランド茶と並び賞される高級銘茶で、永源寺東部地域の政所・九居瀬・黄和田・箕川・蛭谷・君が畑を「政所六ヶ畑」と称し、江戸時代中期ごろから各藩への献上や御用茶として重宝された。また、同地区の特産物として代々、大切に育てられ、手摘みが主流の煎茶に仕上げられている。


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能登川公民館まつり

きょう・あす 多催な催し

=元北極調査隊長・小林教授も登場=


◆東近江・東近江市◆

 学ぶ楽しみや観てもらう高揚感、日ごろの活動成果を発表する能登川地区の「第二十八回公民館まつり」(同地区文化協会主催、東近江市教委、同市文化団体連合会後援)が、二・三日の両日、市立能登川公民館とやわらぎホールで開催される。

 地域間や異年齢交流を楽しむ恒例の祭りで、公民館講座や地域活動などから生まれたサークル、愛好会などがそれぞれの成果を発表、各種展示や発表会、コンサート、囲碁・将棋大会などが繰り広げられる。なお一日には、前夜祭のダンスパーティーが開かれた。

 主な催しは次の通り。


 【二日】能登川史談会による講演会「スライドで観る南極と北極の自然」(午前十時〜十一時)、講師は南極地域観測隊員および、北極スバールバル諸島学術調査隊隊長を務めた元永源寺町教育長の小林圭介・県立大学名誉教授▽手づくりアップルケーキ販売(正午〜)▽筑前琵琶演奏と講談ライブ「くらしに生きる江戸文化」(午後一時半〜三時半)、講談師は一龍齋貞心さん、琵琶演奏は法映院の大橋旭霄さん。いずれも公民館で開かれ、能登川青年団による模擬店も開店する。

 【三日】囲碁・将棋大会(午前九時〜午後四時、やわらぎホール、受付は終了)▽芸能発表会(午後零時半〜四時半、公民館大ホール)、日本舞踊、歌謡舞踊、謡曲、詩吟、民謡、カラオケ、コーラス、コカリナ演奏などが披露される。

 各種展示は、二日と三日の午前九時から午後四時半まで同公民館で行われ、手芸や書道、絵画、華道、能面、切り絵、俳画、ビーズアクセサリー、組み紐作品などが展示される。


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竜王町観光親善使節

福井さんと三宅さん

―明るく元気にPR―


▲今年度の観光親善使節に選ばれた福井さん(左)と三宅さん(右)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町観光協会は先月、同町公民館で開いた「平成十九年度定期総代会」の中で、“竜王町観光親善使節”に選任状を交付した。

 今年度、同親善使節として竜王町の魅力を町内外にアピールするのは、福井香奈さん(20)=団体職員=と三宅里佳さん(20)=大学生=の二人。

 明るく元気なイメージにしたいと、鮮やかなオレンジ色の制服を選んだ二人は、笑顔が似合う生粋の竜王っ子。テニスが趣味の三宅さんは「緑が豊かで歴史もある竜王町だが、スポーツにも最適なまち。ドラゴンハットで、是非、テニスを楽しんでほしい」と、自分の目線でしっかりとPR。

 また、雪野山に自生する幸運の花マンサクについて人一倍詳しい福井さんは、「竜王町の顔として出会った方に好印象を残し、一人でも多くの人に町へ足を運んでもらえるようにしたい」とやる気十分。

 すでに京都駅構内での観光キャンペーンへ参加し、地元でとれた黒豆や野菜、果物、手作りおかきなど生産者の商品解説を頭に叩き込みながら販売した。二人とも発信する喜びを感じ「これからもバンバン売ってPRしていきたい」と、名古屋などでの観光キャンペーンを楽しみにしている。


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健康法で国際交流

十字法太極拳

台湾から九九太極拳指導者招き
=歴史ある民間相互交流 安土で=



▲九九太極拳道協会(手前)と十字法太極拳指導者による交流表演「太極扇」――あづちマリエートで――
◆東近江・安土町◆

 日野町を中心に、安土町、東近江市、守山市、草津市、栗東市など、県南東部地域を中心に愛好者が広がっている「十字法太極拳」(佐伯克美総師範、会員約二百人)は、台湾から「九九太極拳道協会」の指導者を招いて、第十二回交流会をこのほど安土町のあづちマリエートで開催した。

 十字法太極拳は、戦後台湾から帰国した創立者が台湾の伝統的な古式太極拳として、日野町を中心に広めたもので、佐伯総師範の指導の下で、健康を目的とした同好会やクラブ、サークルが次々と誕生し、公民館などで活動を続けている。

 交流会は、毎年相互に訪問を重ね、互いの演武の発表や合同表演などを通じて、交流を深めている。今回も、台中縣から三十四人の九九太極拳指導者が安土町を訪れた。

 開会式では津村孝司町長が歓迎のあいさつを行ったほか、記念品の交換などを行った。

▲安土太極拳クラブの表演
 交流会には、県内の十三団体の約二百人が参加。午前中、各団体ごとの演技、午後から各段・級ごとの演技の発表が行われた。出場者は、日頃の稽古の成果を発表、演技が終わるごとに本場台湾の指導者からもあたたかい拍手が送られた。

 午前と午後の発表の最後には九九太極拳道協会側の演武もあり、太極拳の様々な型、扇や剣、棒を使った実践的な武術の型などが目の前で次々と演じられ、あるときは荒々しく、あるときはゆったりと、美しく、芸術的な動きと身のこなしを、参加者は熱心に鑑賞し、目に焼きつけていた。

 また、十字法指導員と九九太極拳道協会メンバーが「太極扇」を交流表演、日本側の曲、台湾の曲と、パターンを変えてくり返し表演されるなど、友好ムードが漂った。

 最後には、九九太極拳道協会の黄裕盛掌門による三十六式太極拳や、十字法太極拳の古川生子師範、佐伯総師範による模範演技も行われ、太極拳の醍醐味を味わうことができた。 


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