平成19年6月6日(水)第14741号

◆湖南・栗東市◆
新幹線新駅 土地取得問題
「真相解明に至らず」栗東市議会百条委員会
=関係者「記憶にない」、当時の町長死亡などで=

◆東近江・東近江市◆
苗村さんに署長感謝状
子ども安全パトロールカーを
=小学校や役場に3台寄贈=


◆東近江・東近江市◆
永源寺建設工業会
=地域で「ごみゼロ作戦」=


◆東近江・竜王町◆
新法期限内に合併を!
竜王町で「まちづくり研修会」
総務省職員が国の考え示す
=参加者からは疑問の声も=


◆東近江・安土町◆
豪華武者行列や楽市など
にぎわいと歴史ロマン
=あづち信長まつり=


新幹線新駅 土地取得問題

「真相解明に至らず」栗東市議会百条委員会  
=関係者「記憶にない」、当時の町長死亡などで=


◆湖南・栗東市◆

 栗東市議会に設置された百条委員会は、新幹線新駅前の区画整理事業用地をめぐる市土地開発公社の先行取得問題に取り組んだが、当時の町長死去などを理由に、真相の解明には至らなかった。

 この問題は、「売買で不透明な経緯があり、異常な高値」と市民から指摘されていたもの。証人尋問など調査権限をもつ同委員会は、非公開で昨年十二月二十五日から五月二十八日まで十六回にわたって開かれた。

 新駅前公共駐車場用地として取得された上鈎西八反田については、土地所有者から公社への売却の申し出を一旦断りながら、一年後、土地を購入した第三者から取得された理由が確認された。

 所有者から市へ最初の申し出があったのは平成十一年一月で、公社の財源不足で断ったが、同十一年十二月、土地を購入した第三者から宅地造成に伴う埋蔵文化財調査の依頼を受け、新駅の区画整理事業区域内で支障が生じる恐れがあると判断し、財源にも余裕ができていたため購入した。

 百条員会は問題点について、「区画整理の重要な土地であると認識しながら、財政上無理であるという結論を出した。重要な土地であれば、土地所有者と引き続き話し合いの場が必要であった」など指摘した。

 次に、A会社の上鈎中辻越については、平成五年頃から交渉を始め、十二年九月二十日に最終的な契約が結ばれ、用地取得にかかった費用は総額で約四十九億円に上った。用地そのものの取得費用は約二十八億八千万円で、一平方メートル当たりの単価は十九万四千六百円だった。ところが、公認会計士ら専門家による検証委員会が当時を基準に土地鑑定したところ、四四・一%高い価格で取り引きされたことが分かった。

 この土地取り引きで百条委員会は関係人から証人尋問を行ったが、▽交渉当時から十年以上の経過があることから、いずれも「記憶にない」など的確な説明が得られなかった▽当時の最高責任者である町長の死亡│により真相解明には至らなかったと報告した。

 なお、市と第三者による検証委員会の調査では「不透明な事実関係はない」と結論づけている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


苗村さんに署長感謝状

子ども安全パトロールカーを

=小学校や役場に3台寄贈=


▲橋爪秀夫署長から感謝状を受ける苗村さん(左)
◆東近江・東近江市◆

 東近江署は五日、愛荘町宮後の苗村紀一さん(67)に署長感謝状を送った。

 苗村さんは、自動車整備販売会社「ナエムラ自工」(同町島川)の取締役会長で、社長を務める息子の苗村直樹さんが秦荘西小学校の子ども安全リーダーの一人であることから、子どもたちが犯罪や交通事故などに巻き込まれないよう地域の見回りを、と今年二月、直樹さんと相談し、同校と同東小学校にパトロールカー一台ずつを寄贈。また四月にも愛荘町役場に一台贈呈した。

 車両は「110」のナンバーと許可を受けて青色回転灯とスピーカーを取り付け、ボディーには「子ども安全パトロールカー」と描いたもので、同リーダーらが交代で通学路の安全パトロールや不審者等の防犯活動に活用している。

 感謝状を送られた苗村さんは「私のような者に感謝状が頂けるなんて、光栄に思います。これを機に地域の安全リーダーの一員としてさらに、頑張っていきたい」と話した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


永源寺建設工業会

=地域で「ごみゼロ作戦」=


▲2時間かけて、水路一帯を清掃した永源寺建設工業会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市永源寺地区にある永源寺建設工業会(小西龍二会長、十三社)が先月三十一日、県が提唱する「ごみゼロの日(五月三十日)」に合わせて、同地区山上町の水路で一斉清掃を行った。

 作業は、午前九時過ぎから約二時間、水路一帯に分散し、ポイ捨てされている空き缶や空きビン、肥料袋などの散乱ゴミを拾い集めたほか、不法投棄された洗濯機、動力式噴霧器、古タイヤ二本を収拾、用意した二トントラック、軽ダンプ車の荷台がいっぱいになり、さっそく、清掃センターへ運び込まれた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


新法期限内に合併を!

竜王町で「まちづくり研修会」

総務省職員が国の考え示す
=参加者からは疑問の声も=


▲総務省職員の講演を聞く参加者ら(竜王町防災センター)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町市町合併推進検討会議(寺本隆会長)が一日、市町合併の議論を深める前段として、国の考えや地方を取り巻く現状、今後の地方行政の在り方について学ぼうと、合併を推進する総務省職員を講師に招き「まちづくり研修会」を同町防災センターで開いた。

 竜王町は、県から合併新法の期限内(平成二十二年三月末まで)に自主的な合併を推進する必要性が認められる市町の一つとして、近江八幡市・安土町・竜王町の一市二町の合併枠組み案を示されている。

 山口喜代治町長は「国や県の言いなりではなく、限られた時間の中で、自分たちでどのように方向性を示していくかが課題である」と慎重ながらも、今年度中をめどに一定の判断を下す構えだ。

 今年一月に各種団体・自治会の代表者や公募委員を含めた住民代表、町議、学識経験者ら三十一人で結成された“竜王町市町合併推進検討会議”も、六月いっぱいで研修期間を打ち切り、いよいよ具体的な合併議論へと入る。

 本格的な話し合いを前に三回目となる研修会では、総務省自治行政局合併推進課課長補佐の宮川克寿氏が「市町村合併の現状」と題して講演、同会議委員や町議会議員、町職員ら約百人が参加した。

 宮川氏は、国から県そして市町村へと事務・権限が移譲されることから「今後の地方分権の主役は市町村である」と前置きした上で、市町村の規模・能力の充実と行財政基盤を強化する必要性を説いた。

 「合併効果はしばらくしないと出てこない」としながら、町の現状や将来について住民を交え議論を行う気運の高まりを合併メリットに挙げ、「合併新法はあと三年で期限が切れる。時間の余裕はない。合併新法が切れた後のことは議論されていないのでわからないが、例え延長されても今までの流れから特例措置を継続する単純な延長をし合併を推進していく雰囲気にはない。この期間に合併の成就を」と強調。

 地方分権時代の中で合併は避けて通れないという思いを抱きつつも、参加した町議会議員から「総務省の言うことにすべては納得できない。住民の視点よりも国が地方をおさめるための視点に基づき、合併理論が組み立てられているように思う」との声が上がり、「総体的にまちが大きくなればなるほど無関心層が増え、(合併をして)自分たちのまちの有り様を真剣に議論する土台が作れるのか疑問だ」と指摘した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


豪華武者行列や楽市など

にぎわいと歴史ロマン

=あづち信長まつり=


▲武者行列を引き連れて安土城に到着した信長
◆東近江・安土町◆

 安土町で三日開催された「あづち信長まつり」には町内外から大勢の見物客が訪れ、天下統一を夢見て織田信長が築いた城下町の活気が、現代によみがえった。

 町内各区長・あづち天正使節・中学生・子どもたちが本格的な衣装や化粧で信長・秀吉・家康やその家臣、宣教師、姫、天正少年使節などになりきった総勢約五百人の武者行列は、あづち信長出陣太鼓を合図に午前十一時、安土中学校ブラスバンド部の演奏を先頭に、JR安土駅前から安土城をめざしてゆっくりとかつての城下町を練り歩き、途中、活津彦根神社では茶会なども開かれ、絢爛豪華な戦国絵巻を繰り広げた。沿道には大勢の見物客やカメラマンが迎え出て、普段は静かな城下町も、この日ばかりは熱気に包まれた。

 道中、地元自治会や各種団体などによる、信長汁や祈祷汁、地元産のそばやうどん、新鮮野菜販売などの楽市や、紙芝居、西の湖の生き物展示などのイベントも多数開かれ、また、安土城前広場でも、彦根鉄砲隊の演武や手づくり甲冑劇団・金管バンドなどのステージ、地元特産品販売や近江大中牛バーベキュー大会など、住民らがまつりを大いに盛り上げた。

 また、安土城お堀めぐりの手こぎ和船体験も人気を集めたほか、安土山も拝観料無料となり、環境整備終了で一般開放された大手門周辺や、安土駅前の城郭資料館や天守閣タワーも無料開放されるなど、まつりとあわせて安土の歴史ロマンもアピールした。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ