平成19年6月14日(木)第14748号

◆全県◆
自民と公明がトップ会談!?
同時進行07参院選(1)〜哀歌〜
=自民県連の一部支部で有村氏推薦か=

◆東近江・東近江市◆
詩情豊かに墨彩画展
=八日市図書館=


◆東近江・東近江市◆
能登川コミュニティバス実証運行
原案通り承諾 10月1日からスタート
4路線を小型バス2台で
=料金は200円、バス停検討へ=


◆東近江・東近江市◆
ふるさとウォッチング
わらぞうり作りに挑戦
=自作の一足で街道へ=


◆東近江・日野町◆
スポーツに言葉はいらない!
外国語指導助手ら
=日野高と親善試合=


自民と公明がトップ会談!?

同時進行07参院選(1)〜哀歌〜

=自民県連の一部支部で有村氏推薦か=


▲2日に大津市で開かれた山下氏の決起大会。中央は安倍首相、向かって右から2人目が梅村県議。左端が山下氏。
◆全県◆

 来月五日公示、二十二日投票と見られる参院選。滋賀選挙区(定数一)では、自民党公認の現職・山下英利参院議員(54)、民主党公認の新人・徳永久志前県議(43)、共産公認の新人・坪田五九男氏(48)の三つ巴選が予想されている。全国でも有数の激選区である滋賀選挙区には、比例代表が複雑な影を落としている。 【石川政実】

 先月十三日に開かれた自民党県連定期大会では、来賓の梅村正公明党県本部代表(県議)が欠席し、さまざまな憶測を呼んだ。公明党にとって四月の県議選は、大津市選挙区で初の二議席獲得に向けて文字通り命運をかけた戦いだった。このような中、自民党県連幹部は、湖南地域のある立候補者の選挙事務所で、公明の選挙態勢について不適切な発言をしたとされている。これが問題化して、梅村県議の欠席につながったと受け止められたのだ。

 政界筋では「自民党と連立を組む公明党にとって、この発言は許し難かった。このため、例えば同党の北側一雄幹事長と自民党の中川秀直幹事長といったトップレベルで会談が持たれ、一件落着した。そこで両党の全国での選挙協力(バーター)も話し合われたのでは」と推測する。

 ちなみに先月六日の自民党県連役員会では「六年間の労に報いるため比例代表の有村治子参院議員(36)を県連推薦に」との意見が出た。しかし同党県連にとって、次期リーダーの山下氏当選は至上命令である。比例代表では有村氏を含めて各職域支部で三十四人の立候補予定者を抱えていることや、さらに不適切発言問題も絡んで、有村氏の県連推薦が見送られたと見られている。

 山下氏の決起大会が今月二日、大津市のびわ湖ホールで開かれ、安倍首相が駆けつけた(写真)。壇上には、公明党の梅村県議も姿を見せ、安倍首相が同氏に握手を求めるなど、友党関係を印象づけた。梅村県議は「自民との連立は八年目だが、真心には真心を」とあいさつの中でも釘をさすことを忘れなかった。

 翌三日に大津市内で開かれた山下氏の第1選挙区支部大会では、同支部幹部には「公明党を来賓として招く時は、できれば有村氏にはご遠慮を」という暗黙の雰囲気があったという。比例代表で山本香苗参院議員(36)の必勝を期す公明党への配慮からだ。

 「比例代表に出る候補者のうち、滋賀県で生まれ育ったのは私一人。ふるさとの同士と人情を信じて来月五日に大津市のパルコ前で第一声を上げたい」と有村氏は十日、大津市内のホテルで開催した決起大会で訴えた。 壇上にのぼった大津市選出の県議は、一部支部で有村氏を推薦することを明らかにし、大会に出席した湖南地域の県議も本紙取材に「自らの後援会は有村氏を推薦する」と複雑な胸中をのぞかせた。大きな支持母体を持たない有村氏は「私は前しか見ない」と本紙取材に凛(りん)と答えた。確かに同氏に「哀歌」(エレジー)は似合わないー。

 世古正・自民党県連幹事長は十一日、梅村・公明党県本部代表に、山下氏の推薦を申請をした。


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詩情豊かに墨彩画展

=八日市図書館=

▲八日市図書館で開かれている「墨彩画展」

◆東近江・東近江市◆

 八日市図書館で墨絵画と書の「墨彩画展」が開かれている。入場無料。十七日まで。中野町の自宅で教室を開いている田中泰子さんが出品しているもので、墨絵に淡い配色を施した絵に童謡の歌詞や詩などを記した二十点余りの作品が並べられている。詩情豊かに表現した筆運びが特徴で、いま話題の「千の風になって」の作品もあり、訪れる人々の目を引いている。


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能登川コミュニティバス実証運行

原案通り承諾 10月1日からスタート

4路線を小型バス2台で
=料金は200円、バス停検討へ=


▲能登川地区での実証運行について話し合う「第一回東近江市地域公共交通会議」(能登川支所別館)
◆東近江・東近江市◆

 今年十月から運行を目指している『能登川地区のコミュニティバス実証運行』について審議する「第一回東近江市地域公共交通会議」がこのほど、能登川支所別館で開かれ、中村功一市長をはじめ、公共交通担当者やバス事業者、東近江警察署、能登川地区まちづくり協議会長など関係者約三十人が出席。計画中の四路線を二台のバスで運行する原案が承諾され、今後、バス停の位置などを検討する。

 中村市長は「交通弱者に長く利用してもらえることが第一。高齢社会を支える基盤として、ぜひ運行できるよう関係機関が協力し合って審議していただきたい。また、ちょこっとバスを利用することで、市民のみなさんが互いに交流を図りながら、新しいまちづくりに取り組んでいただきたい」とあいさつした。

 コミュニティバスは、民間会社が撤退した路線の代替として、市民の移動手段を確保する公共交通サービスとしての公営バスで、まちなかに入れる小型車両や低額な料金設定で全国に広がっている。

 同市でも、愛東北循環線や政所線、沖野玉緒線など十六路線があり、今年四月からすべての路線(愛荘町と共同運営する角能線は除く)バスの愛称を「ちょこっとバス」にしたほか、民間バスと見分けられるよう車体のデザインを同一にし、一乗り二百円にするなど利便性の向上を図った。また、デマンド型の乗り合いタクシー「ちょこっと号」の運行を始めている。

 しかし、能登川地区においては、東部地域を走る角能線、神崎線以外にバス路線がない「交通空白地域」として課題を残し、高齢者などの交通弱者を中心にコミュニティバスの運行が望まれていた。

 そこで同市では、移動の確保に合わせて、新市合併建設計画にある「公共交通ネットワークの充実」を実現させるため、国の補助「地域バス交通活性化事業」を活用し、市域全体の利用促進に向けた同実証運行を計画、今年十月からの運行を予定する。

 会議では、会長に小川脩哲能登川地区自治会連合会長、副会長に山川徳守市老人クラブ連合会能登川ブロック会長を選出したあと、「出在家線」「伊庭循環線」「新宮線」「ドリームハイツ循環線」の四路線(いずれも仮称)を、二台のバス(二十九人乗り小型バス)で運行する計画案などが審議され、原案通りに承諾された。運賃は、ちょこっとバスと同様に大人二百円の均一料金に設定された。

 今後は、バス停の位置や時刻表などをバス事業者と検討し、十月一日からの運行を目指して申請手続きを進めていく。


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ふるさとウォッチング

わらぞうり作りに挑戦

=自作の一足で街道へ=


布の編み方を子どもに教える地元住民

▲芯となる藁のひも作りに挑戦する子どもたち(桜川西町にある歴史の館前で)
◆東近江・東近江市◆

 蒲生マックスクラブの一つ“ふるさとウォッチングクラブ”が九日、東近江市桜川西町にある旧滋賀銀行桜川支店の建物跡を活用した「小房(おぶさ)銀座 歴史の館」でわらぞうり作りに挑戦した。

 昔の生活体験をしながらふるさとの歴史や文化に触れる同クラブ二回目の活動は、小中学生八人が参加し、桜川西歴史を誘う会と同町老人会の和楽美(わらび)会メンバー約十人が講師を務めた。

▲芯となる藁のひも作りに挑戦する子どもたち(桜川西町にある歴史の館前で)
 子どもたちは、まず、ぞうりを丈夫にするため藁(わら)を横づちで叩いてやわらかくする方法を教わり、芯となる藁のひもを作った。

 続いて、藁を足の指で固定しながら布で編み込んでいく作業へ。

 幼い頃にお年寄りが作っているのを見て覚えたという倉田きみさん(75)は、「学校の工作の時間にもわらぞうりを作った記憶がある。五十年ぶりの作業だが、この工程はずっと忘れない」と話しながら、あっという間に一足編み上げた。

 隣に座りコツを教わった村岡美央ちゃんは「編む速さが違う」ときみさんの手さばきに目を丸くし、「編むのは楽しかったけど、一人で作るのは無理。履いた感じはとても気持ちいいし、これなら歩いていけると思う」と満足いく仕上がりに満面の笑みを浮かべていた。

 今後、同クラブでは、自作のわらぞうりを履いて、七月中旬に御代参街道を歩く計画を立てている。


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スポーツに言葉はいらない!

外国語指導助手ら

=日野高と親善試合=


▲楽しみながらも白熱した試合を繰り広げたJET青年チームと日野高男子バスケ部のメンバーら(日野高校体育館で)
◆東近江・日野町◆

 県内の外国語指導助手と国際交流員による“JET青年チーム”と日野高等学校男子バスケットボール部(福本蔵監督、部員十人)が十日、同校体育館で親善試合を行い、ボールとゴールさえあれば言葉なんていらないバスケットボールで交流を深めた。

 参加した外国語指導助手(ALT)と国際交流員(CIR)は、地方公共団体が外国語教育の充実と地域レベルでの国際交流の進展を目的に実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme 略称=JETプログラム)」に基づき来日し、県内の学校や県庁などで働いている。

 今回は、スポーツを通して地域住民と交流を深めようと、近江八幡市で毎週練習しているJETプログラムメンバー十一人が日野高校を訪れた。

 一方、日野高校男子バスケ部は、三年生の引退により一、二年生の新チームを結成したばかりで、JET青年チームとの対戦が初試合。軽いアップをして到着を待っていた部員らは、体育館に姿を現したメンバーを見て「ごっつい無理やって」と口々に漏らし、体格の違いに圧倒されていた。

 自己紹介後、十分ずつ四セットの試合へ。日野高チームは速い動きで果敢に攻め込んだものの、ゴール下でのリバウンドを確実に決めて得点を重ねたJET青年チームが、一試合目は百三対七十一で勝利した。

 試合相手を見つけるのに苦労しているというJET青年チームキャプテンのジャスティン・プールさん(八幡工業高校ALT)は、「練習は楽しむためにやっているが、試合のチャンスがなかったのでこういう機会があるのはうれしい」と語り、「アメリカの高校生は個人プレーを重視するけど、日本の方がチームワークが良くて動きが速い」と両国のプレースタイルの違いに注目した。

 日野高校男子バスケ部の齋藤拓実キャプテンは、「背もシュートの打点も高かった。二試合目はディフェンスでもっとプレッシャーをかけてリバウンドを取っていきたい」と真剣勝負を挑みながらも試合を楽しんでいた。 


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