平成19年6月21日(木)第14754号

◆全県◆
山下氏 推薦団体を掘り起こせ!
徳永氏 農業者へ食い込み
坪田氏 大津と甲賀市に攻勢
=同時進行 ’07参院選(2 )〜男たちの挽歌〜=

◆大津・大津市◆
共産新人の坪田五久男氏
=憲法九条の堅持訴え=


◆甲賀・甲賀市◆
自民現職の山下氏
年金問題解決へ
=強い意欲示す=


◆東近江・東近江市◆
講師は同僚職員
「野焼きなぜアカン?」
=環境テーマに自前講座=


◆東近江・東近江市◆
土器洗いや石器づくり体験
実際に触れる感動を
=能登川西小6年―ふるさと体験学習=


◆東近江・日野町◆
子どもたちが水のかけ橋に!
=日韓交流体験 参加者募る=


◆東近江・竜王町◆
議員定数を削減
14人から12人へ
今秋選挙から適用
=竜王町議会=


山下氏 推薦団体を掘り起こせ!
徳永氏 農業者へ食い込み
坪田氏 大津と甲賀市に攻勢

=同時進行 ’07参院選(2 )〜男たちの挽歌〜=


▲ 徳永氏は17日、山下陣営の本拠地・大津市で選挙事務所開き。民主党の岡田克也副代表も駆けつけた(向かって右が岡田氏、左が徳永氏)
◆全県◆

 小泉ブームにわいた六年前の参院選滋賀選挙区(改選一)は、自民公認の山下英利氏が約三十二万二千票、民主公認の法雲俊邑氏が十六万三千票、共産公認の川内卓氏が六万六千票で、山下氏の圧勝となった。しかしこの夏の参院選は、「消えた年金問題」で自民党には逆風が吹き荒れており、山下陣営は正念場を迎えている。              【石川政実、高山周治】

 ●5ポイントの差

 四月二十一日、民主の支持母体である連合滋賀の中村憲市会長のもとに、同党本部が実施した世論調査結果が送られてきた。民主公認の立候補予定者・徳永久志氏(43)が自民現職の山下英利氏(54)にわずか五ポイントしか離されていなかった。そして五月に吹き出た年金問題。「これはいける」と中村会長は確信し、連合滋賀ではこの十五日から来月三日まで九つの地域協議会で年金、格差問題に焦点をあてた決起集会を行なっている。

 中村会長は「当選ラインは三十万票だが、このうち連合としては十八万票を目指す」という。同党の朝倉克己県連幹事長は「知名度もなく、連合票だけでは足りないだけに、農業者、医療関係者、NPOなどへ浸透を図りたい」とし、これを受け徳永氏は七日、長浜市で初の農業政策討論会を開いた。

 ●対話の3人、山下へ

 十六日に甲賀市で開催された自民党第4選挙区決起集会で、岩永峯一県連会長は「自民は県議会で九議席減らしたので(嘉田与党会派の)『対話の会』の五人のうち、佐橋武司氏、清水鉄次氏、角川誠氏には(山下)選対に入ってもらった。もう一人(木沢成人氏)も入ってもらえるかもしれない」と述べた。また集会を終えた山下氏は「初の試みだが、うちの事務所が約三百の推薦団体に応援を要請している。逆風の中、公示までに徳永氏とイーブンにしたい」と秘策を語った。同陣営では「山下の前回の三十二万票から、逆風の目減りを五万票以内で食い止め、推薦団体で三万票を上積みできれば三十万票で逃げ切れる」と読む。秘策の司令塔である山下氏の秘書・田中剛三氏はこの選挙で引退するが、最後の“選挙の職人”として命の炎を燃やす||。

 ●共産、比例に全力

 共産は、比例で五議席確保が至上命令であり、このためには滋賀県で九万票を取るのが目標となっている。現在、比例では六万票で推移しており、三万票の上乗せが課題だ。

 川内卓・選対事務局長は「共産は統一地方選が重なった国政選挙では、得票を一・三倍以上にしており、上乗せは決して不可能でない」と強気の弁。また滋賀選挙区から出馬の同党公認の新人、坪田五久男氏(48)は無党派層に向けて、昨年十月から街頭宣伝やスポット演説を延べ四百回行なっている。

 川内選対事務局長は「攻めるのは大津市と甲賀市。坪田氏の出身の安土町、近江八幡市も重視する」としている。この十九日には、大津市の滋賀会館で同党演説会を開催し、年金と憲法問題を争点に訴えた。


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共産新人の坪田五久男氏

=憲法九条の堅持訴え=


▲参加者に支援を求める坪田氏
◆大津・大津市◆

 共産党演説会が十九日夜、滋賀会館(大津市)で開かれ、約千人の党員や支持者が参加した。このなかで参院選の立候補予定者である坪田五久男氏が憲法九条への思いを語った。

 憲法改正を視野に入れた国民投票法について「世界はイラク戦争前後から(国際紛争は)平和的に話し合いで解決する流れであり、戦場そのものをなくそうする時代。安倍首相はアメリカと肩を並べて戦争をする国にするために憲法九条を変えようとしている」と批判し、「憲法九条を守り、アジアや世界の国々と歩む日本を創る」と決意を述べた。

 また、比例代表の山下芳生氏は、政府・与党が進めようとしている社会保険庁改革について「五千万件の消えた年金記録が解決できるまで社保庁解体は白紙にすべき」とし、「もらい損がなくなるよう共産に託してほしい」と支持を訴えた。


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自民現職の山下氏

年金問題解決へ

=強い意欲示す=


▲山下氏(碧水ホールで)
◆甲賀・甲賀市◆

 七月の参院選に立候補する自民現職の山下英利氏はこのほど、決起集会を甲賀市立碧水ホールで支持者約二百二十人を集めて開き、選挙戦の勝利を誓った。

 このなかで同氏は年金問題について「自民は首相を先頭にして解決に責任もってあたる。皆さんの年金はしっかり約束させてもらう」と強い決意をにじませた。

 さらに、党環境部会長として琵琶湖の生態系を保全する議員立法を準備していることに触れ、「琵琶湖の環境を守り、日本の環境立国としての礎にする」と県選出議員ならではの活動をアピールした。

 また、自民県連会長の岩永峯一衆議院議員も応援に駆けつけ、元銀行マンで財政通の山下氏は必要な人材と、参加者に支持を訴えた。


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講師は同僚職員

「野焼きなぜアカン?」

=環境テーマに自前講座=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市の市職員が、同僚を講師にした環境勉強会を開いている。

 「東近江市の廃棄物と公害について」を全体テーマに市環境部の職員がプログラムを組み、他部局の一般職員にも参加を呼びかけて五月からスタートさせた。七月十八日までの計六回で「野焼きは何故アカンのか」や「苦情処理への対応」、「消費者問題の説明と話し合い」などの個別テーマで学習に取り組んでいる。後半の二十八日からは「東近江市のごみ白書」、「し尿処理と合特法」、「水質汚濁防止法」などのテーマで同部の職員らが講師役を務める。

 市では、生活に密着した行政情報を周知する市民向けの出前講座はあるが、同僚を講師にした「自前講座」は初めて。

 十五日の「消費者問題の説明と話し合い」のテーマでは、消費生活課の職員が悪質訪問販売の手口と対処方法を分かりやすく説いた手作り紙芝居を演じ、高齢者を狙った悪質な訪問販売の実態と問題について認識を深め、クーリングオフ制度を活用したハガキによる購入契約のキャンセルの仕方などを学んだ。


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土器洗いや石器づくり体験

実際に触れる感動を

=能登川西小6年―ふるさと体験学習=


▲「もしかしたら、国宝級のお宝があるかも」とワクワクしながら、出土したばかりの土器を洗う児童たち
◆東近江・東近江市◆

 東近江市埋蔵文化財センター(同市山路町)にこのほど、社会科授業の一環として市立能登川西小学校六年の一クラス二十九人が訪れ、出土品の見学や石器づくりを通して郷土の歴史を学んだ。

 机上の学習だけでなく、実際に見たり、触れたりすることで新たな発見を見つけてほしいと、平成九年の開館以来行う同センターの「てんこもりスクール」の取り組みで、地区内の四小学校と連携する体験教室。

 毎年、各小学校の六年生が訪れ、一年間の成果をレポートにまとめており、今年も、謎を秘めた「能登川の歴史」を学ぼうと、社会科授業と総合学習の一環として訪問している。

 この日は、西小学校の一クラス二十九人が訪れ、担当職員から日本最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳や、
石田遺跡など貴重な遺跡の説明を受けた後、約七千箱分もの地区出土物が収められている収蔵庫および整理室を見学した。

 このあと、実際に触れる感動を―と、石田遺跡から出土したばかりの弥生土器を手に取り、泥を洗い落とす作業を初体験。子どもたちは「もしかしたら、この中に国宝級のお宝があるかも」とワクワクしながらブラシで擦り、模様が浮き出るよう丁寧に洗い落としていった。

 次に体験したのは、舞きり式による火起こしと、出土品と同じサヌカイト原石から磨く石器づくり。

 サヌカイトは、世界の九九%以上の産出を誇る香川県の特産品・讃岐石の学名で、割れると鋭い縁をもつ特徴から石槍、石鏃などの刃物に使われ、旧石器時代の遺跡からは全体の九八%がサヌカイトを材料にしている。能登川地区から出土した石器も同地域のものが多く、石田遺跡からはその原石が見つかるなど、当時の流通を興味深く示している。

 体験では、数々の道具を創り出してきた先人の知恵や工夫を感じ取るのもねらいで、児童たちは、砕いた石を磨きながら「すごく固いから、根気がいる」と奮闘していた。

 


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子どもたちが水のかけ橋に!

=日韓交流体験 参加者募る=


▲琵琶湖上で仲良くピースする日韓の子どもたち(平成17年夏開催の交流環境学習事業で)
◆東近江・日野町◆

 NPO法人蒲生野考現倶楽部(森田英二理事長)は、韓国の盆唐環境市民のつどいと共同主催する「日韓子ども交流体験」(韓国京畿道、京畿道教育庁、滋賀県、滋賀県教育委員会など後援)への参加者を募集している。

 同倶楽部では、平成十六年に環境保全・教育に携わる韓国の行政担当者やNPO団体関係者の視察を受け入れ、翌年ソウル近郊の京畿道城南(ソンナム)市で活動する市民団体を日本へ招待し、“琵琶湖と里山の環境”をテーマに日韓交流環境学習事業を行うなど、国境を越え環境に対する思いを共有してきた。

 今回、“もったいない”をキーワードに、日韓の湖沼や里山、環境関連施設などを訪ね、水資源保全に大きな影響を与える住民の生活文化も見つめ直し、子どもたち自身が水のかけ橋となって環境保全や水の大切さを考える。

 同交流体験の日程は、七月二十七日から八月二日までの六泊七日で、前半を滋賀県、後半を韓国で過ごす。

 滋賀県では、自転車での高島市内探索や竹生島・県立琵琶湖博物館の見学、琵琶湖でのリバーボートによる水辺体験、日野町鎌掛にあるしゃくなげ學校での交流会を実施する。

 四日目の三十日に、関西国際空港から韓国へと向かう。滞在先は炭川(タンチョン)で、湖・川周辺の自転車探索や水を愛するキャンペーンへの参加、浄水場の見学、ホームステイなどを体験し、日韓の子どもたちが七日間にわたって生活を共にしながら深い友情関係を築く。

 参加対象者は、小学五年生から高校生まで(小学四年生以下は保護者同伴)。募集人数は、全日程参加二十人と滋賀県内での体験活動のみ参加十人の計三十人で、指定された日時の事前学習会に参加できることが条件。

 費用(保険代込み)は、全日程参加が小学生七万九千円、中学生以上八万三千円、滋賀のみ参加が小学生一万八千円、中学生以上二万一千円となっている。

 応募方法は、所定の申込書に、住所・氏名・生年月日・学年・電話番号・水について思うことなどを記入し、同倶楽部まで郵送する。締め切りは、三十日(必着)。

 応募および問い合わせは、〒529―1610日野町奥之池八九六―一蒲生野考現倶楽部・歯黒恵子さん宛(080―6209―4504、ホームページhttp://www.gamouno.com)まで。


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議員定数を削減

14人から12人へ

今秋選挙から適用
=竜王町議会=


◆東近江・竜王町◆

 竜王町議会の寺島健一議員が定例会閉会日の十八日、現行の定数十四人から十二人に改める「竜王町議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案」を提出した。採決により賛成多数で可決され、この九月に予定されている同町議会議員一般選挙から適用されることとなった。

 同条例案を提出したのは寺島議員で、村井幸夫・岡山富男・山田義明・竹山兵司・圖司重夫の五議員が賛成した。

 提案理由について、寺島議員は、昨年七月から協議してきた経緯と周辺市町の現況、議員の資質向上などに触れた上で「住民は町の行財政改革に合わせて、議会の改革も求めている」と世論の高まりを挙げ、総合的判断から十二人が最も適していることを強調した。

 討論では、反対する勝見幸弘議員が「合併という一番大事な判断をしなければならない時期に、定数を減らし入れ代わったばかりの議員による議会で納得できる議論ができるのか」と疑問を投げ掛けた。

 同じく反対の若井敏子議員は「少数意見を削除することになりかねない」と住民の声が反映されにくくなることへの懸念を示し、各委員会の運営上の問題点も突いた。

 一方、賛成する圖司議員は「限られた財政の中で住民福祉の向上を図っていかなければならない今こそ、議員自ら律する姿勢が大切だ」とし、村井議員が「行財政改革が叫ばれる変革期の今日、議員の資質や活動能力が問われるべき時にきている」と村型選挙から脱却する意味合いからも削減する意義を唱えた。

 また、議員の死去・辞職により現在十二人で議会運営が行われており、過去にも同様の状況があったことから、岡山議員が「苦労はしたが、しっかり支えていける」と主張した。

 採決(病欠一人)の結果、賛成七人、反対三人の賛成多数で可決された。

 


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