平成19年6月26日(火)第14758号

◆湖東・多賀町◆
コクチバス捕獲
=犬上ダム湖で=

◆東近江・東近江市◆
国の特別天然記念物
オオサンショウウオ見つかる!
=伊庭町の田辺さん、瓜生川で保護=


◆東近江・東近江市◆
魚さん大きくなってね
田んぼの自然環境保全へ
=鯰江町で稚魚放流=


◆東近江・東近江市◆
6プロジェクトに取り組む
東近江市 八日市地区まち協
共に汗するまちづくり目指す
=活動展開へ参画メンバー募る=


◆東近江・東近江市◆
日本型食生活復活なるか!?
幼児期から習慣付け
=6月は食育月間=


◆東近江・近江八幡市◆
不登校・登校拒否を考える会
親も子もいきいきと
=30日 近江八幡市文化会館=


コクチバス捕獲

=犬上ダム湖で=


◆湖東・多賀町◆

 魚類調査をしていた県立大学大学院生の河南元希氏はこのほど、犬上郡多賀町萱原の犬上ダム貯水池において、複数個体のコクチバスを発見し、うち三尾をヤスで捕獲した。

 コクチバスは、北アメリカ原産のブラックバスの一種で、滋賀県では平成七年に琵琶湖で最初に見つかって以来、複数回捕獲されているが、琵琶湖以外では湖周辺の平野部の河川と信楽町の河川で散発的に捕獲されているだけで、ダム湖では初めての確認となる。

 なお、今回捕獲された三個体のうち最大個体は全長四十四センチのメスで、これまで県で捕獲された個体のうち最大のものである。琵琶湖を含め、県内ではコクチバスは繁殖が確認されていないが、今回、同一の水域で複数の成魚が確認されたことから、同種が同水域で繁殖している可能性が憂慮されている。

 コクチバスは、外来生物による生態系などに係る被害の防止に関する法律(外来生物法)で特定外来生物に指定され、放流や飼育、運搬が禁止されている。また、琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例において、県内全域でリリース(再放流)が禁止されている。

 コクチバスは魚、甲殻類などを食べる肉食性の魚であり、オオクチバスやブルーギルと比較して、積極的に河川環境に進出する傾向があり、河川の生態系にも悪影響を与えることが心配されている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


国の特別天然記念物

オオサンショウウオ見つかる!

=伊庭町の田辺さん、瓜生川で保護=


▲保護した田辺さん(左)と出路さん
◆東近江・東近江市◆

 東近江市伊庭町の瓜生川で二十三日、伊庭内湖に注ぐ同河川の水位調節を任されている同町の田辺芳さん(66)が、国の特別天然記念物のオオサンショウウオを見つけ、同市山路町の能登川博物館へ持ち込んだ。

 田辺さんは同日午前六時ごろ、川の水を一時的に流す水門を全開にしたところ、川底に藻の塊のようなものを発見。その塊が動いたため近づくと、国の特別天然記念物・オオサンショウウオだと分かり、驚いた。

 この時期、田んぼの排水が流れ込むことが多く、「このままでは生きていけないかもしれない」と心配した田辺さんは、釣り仲間の出路弥祐さん(71)と一緒に特製のタモ網で捕獲し、同博物館に保護を相談、衣装ケースに入れて持ち込んだ。

 発見されたオオサンショウウオは、体長約九十センチ。市内での発見は初めてで、同博物館では「行き先が決まるまで保護したい」と、県などと対応を協議中で、現在、一般公開している。

 オオサンショウウオ(大山椒魚、Andrias japonicus)は、約三千万年前の化石と比べてもほぼ同じ骨格の「生きた化石」と呼ばれる世界最大の現生両生類で、岐阜県以西の本州、四国、九州の一部に生息する日本の固有種。絶滅危惧II類に分類され、昭和二十七年に国指定特別天然記念物に指定された。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


魚さん大きくなってね

田んぼの自然環境保全へ

=鯰江町で稚魚放流=


▲バケツに小分けした稚魚を放流する子どもたち
◆東近江・東近江市◆

 東近江市鯰江町で二十四日、大人と子どもが一緒になって集落に隣接する小川に在来魚を放流し、魚が住み育つ自然環境に恵まれたまちづくりに取り組んだ。

 同町では六月、国の新しい「農地・水・環境保全の向上対策事業」に沿って「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」の協定を東近江市と締結。この締結に先立ち町内全戸(73戸)が加入して立ち上げた「鯰江まるごと保全会」(鈴村重史代表)が、農村の自然環境を守り育て、後世に伝えていく同事業の主旨に沿った生き物を育む手始めの事業として準備を進めてきた。

 この日放流した川魚は、ドジョウとニゴロブナ、カワムツの稚魚合わせて約四百匹で、能登川漁業組合などから譲り受け、集まった子どもたちがバケツに小分けして放流した。

 同町には、近くを流れる愛知川沿いに天明川があり、昨年に実施さた魚生息調査では、ウナギやカマツカ、アブラボテなど十三種類の川魚が見つかり、市内では最も自然環境が残っていることが分かった。

 今回の取組は、こうした水環境を後世に残し、育てていく大切さを考えようと行われたもので、当日は、あいにくの大雨に見舞われる天候となったが、五十人余りの住人が参加し、生き物と共存する田園の環境保全の大切さの認識を深め合った。

 同保全会では、五年間継続して取組み、田園を活動のフィールドに季節や作付状況にあった自然と親しむ事業を計画している。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


6プロジェクトに取り組む

東近江市 八日市地区まち協

共に汗するまちづくり目指す
=活動展開へ参画メンバー募る=


▲八日市地区まちづくり協議会の総会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市八日市地区まちづくり協議会の定期総会がこのほど太子ホールで開かれ、自治会長や各種団体代表、プロジェクトメンバーら約六十人が出席し、十九年度に取り組む事業計画などを決めた。

 前年度に続き箕作山一帯の環境保全や子供プレーパーク開催などの活動を継続し、新規には防犯・防災、高齢者と子供の安心・安全に関する事業に取り組む。

 再選された大野義忠代表は「より良いまちにするため誰もが自主的に参加し、共に考え汗するのが協議会の基本。一人でも多くの方にプロジェクトに参画してほしい」と活動への協力を願った。

 八日市地区は、だれもが自主的に参加し、自由に話し合い、共に考え、自ら汗しながら活動を行うことで、生き生きと安心して暮らし続けられることを目的としている。

 本年度は▽延命桜クラブ▽箕作山の里・山環境▽冒険遊び場づくり▽安心安全▽八日市の夢を語る▽広報―の六プロジェクトに取り組むとともに、プロジェクトの活動メンバーを募集している。関心のある人は八日市公民館(TEL22―1365)へ連絡する。新役員は次の皆さん。

 【代表】大野義忠(上之町)【副代表】加藤喜和(浜野町)西田一雄(幸町)雲川昂(東本町)【事務局長】大橋和史(清水一丁目)【会計】冨田二六(東浜町)【会計監査】藤井進(本町)安田遜(浜野町)


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


日本型食生活復活なるか!?

幼児期から習慣付け

=6月は食育月間=


▲ごはんが炊ける様子を観察する園児と保護者ら(今月8日、蒲生幼稚園で開かれた「食と健康教育講座」で)
◆東近江・東近江市◆

 あなたは和食の朝ごはんを食べていますか―。朝食を抜く欠食や孤食の日常化、欧米の食文化流入による生活習慣病の増加、食に対する意識・感謝の念の希薄化などが社会問題となる中、伝統的な日本型食生活を再評価し浸透させようとする動きが全国的に高まっている。そこで、朝ごはんの摂取を呼び掛ける“食育”に、地元でとれた米をPRする“地産地消”を結び付けた東近江市の取り組みに注目した。               【櫻井順子】

●幼児期から始める食育

 東近江市では、味覚を形成する幼児期から食への関心を高めようと、農林水産課内地産地消推進室を核に、昨年六月から保育園・幼稚園で「食と健康教育講座」を始めた。

 講座テーマは、心身の健康・学力向上・非行抑止・生活習慣病予防などへの効果が科学的に証明されている“朝ごはんを食べよう”と“地元産のお米・旬の野菜を食べよう”。

 講師のぴーまん食楽部(栄養士らで構成するグループ)が、紙芝居を使って朝食や米の大切さを説きつつ、透明な鍋で精米して一週間以内の地元産コシヒカリを炊く。

 炊飯器ではなかなか知ることのできない米の動きやにおいに、園児と保護者は釘付けで、炊きたてのごはんは塩を付けずおにぎりにした。白いごはんをじっくり味わい、園児は「いつもと味が違う」や「やわらかくておいしい」と大合唱。

 同食楽部・河本かよさんは「白いご飯をおいしいと感じられる力を園児たちは持っている」と手ごたえを感じ、同推進室・森野恵美子副主幹も「三〜八歳で身に付けた食習慣は一生変わらないと言われており、幼児期に地元でとれたおいしい農産物の味を覚えてほしい」とPRに力を注ぐ。

●米よりパン

 各家庭の実態はどうなのか―。同食楽部が昨年講座を開いた市内二十九園を対象に行った“食事アンケート(回答数一千百九十三件)”の結果では、毎日朝ごはんを食べるという園児が九割を占めたものの、少数ながらひとりで朝食をとる孤食の実態も浮き彫りになった。

 また、朝食の主食はごはんよりパンが多く、食と健康教育講座に参加していたある保護者も「朝はバタバタして時間がないので、日曜日ぐらいしかごはんを炊かない。普段はサンドイッチや菓子パンなど一品で済む手軽なものを子どもに与えてしまう」と漏らす。

 これらを基に、同食楽部は「朝ご飯が楽しい子は、家族そろって食事のあいさつもし、残さず食べている」と分析、早寝・早起き・朝ごはんの習慣付けと栄養バランスに優れた和食の食生活を提唱している。

 同じく東近江地域振興局でも、環境農政部が食育モデル校の指定や給食を活用した地場産農産物の定着に取り組んでおり、今年度新たに地域健康福祉部が「めぐみの里東近江の食文化創造事業」をスタートさせた。

 この事業は、野菜摂取量(目標値一人一日三百五十グラム)の増加と朝食の欠食率の減少(目標値十五%以下)といった短期目標を掲げており、健康・食育ネットワークの構築を目指す。

記者の目

 医食同源ということわざ通り、食べることは生きること。

 そして何より食卓は、一家だんらんの場でもある。まずは、大人たちが家族や友人と食事を楽しむ余裕と時間を確保できているか、忙しい毎日を見つめ直すところから始めなければ、ちゃぶ台を囲んでいたときのような食生活は復活しないであろう。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


不登校・登校拒否を考える会

親も子もいきいきと

=30日 近江八幡市文化会館=


◆東近江・近江八幡市◆

 すべての子どもたちがいきいきと成長することを願って活動を続ける登校拒否・不登校問題滋賀県連絡会(伊藤直子・世話人代表)は、「不登校・登校拒否を考える会」を、三十日午後一時十五分から近江八幡市出町の市文化会館で開催する。

 考える会は、子どもの不登校で悩んでいる親と教師が手をつなぎ、解決の道を探り、明日への希望を紡ぎあえる場にと、各学期ごとに滋賀県民主教育研究所との共催で開かれ、今回で五十四回目。

 名大大学院の植田健男教授を講師に迎え、記念講演「子どもたちが自分らしく自立していくために〜親と学校がともに考えあいたいこと〜」を聞き、小学校・中学校・高校・青年期の不登校や自立について交流会を行う。

 資料代五百円が必要だが、誰でも当日参加できる。保育希望者は事前連絡(TEL090―7762―9431)を。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ