平成19年6月27日(水)第14759号

◆全県◆
石山寺の蓮如堂など
有形8件、無形2件新指定
=県指定文化財=

◆大津・大津市◆
共産全国キャラバン
争点は憲法9条
=若者たちが本音訴え =


◆東近江・東近江市◆
自民現職 山下氏が決起集会
支持者ら500人が勝利誓う
琵琶湖を国の環境モデルに
=年金問題「責任もって解決」=


◆東近江・近江八幡市◆
サマーキャンプの子どもたち
地引網で琵琶湖の環境学ぶ
=休暇村近江八幡の新メニュー=


◆東近江・近江八幡市◆
プロが教える「クッキングサロン」
=ホテルニューオウミの新企画=


◆東近江・近江八幡市◆
災害の緊急出動に備えて
装備・機具の扱い習得
=近江八幡署 機動隊員から=


◆東近江・近江八幡市◆
機構改革案を可決
近江八幡市議会6月定例会
旧病院アスベスト除去はSPCと協議
=経営改革・都市再生の特別委を設置=


石山寺の蓮如堂など

有形8件、無形2件新指定

=県指定文化財=


▲石山寺蓮如堂
◆全県◆

 県教委文化財保護課はこのほど、県文化財保護審議会から答申を得た石山寺の蓮如堂など有形文化財八件(建造物三件、美術工芸品五件)と、近江の山の神行事など無形民俗文化財(選択二件)を新たに県指定有形文化財などに指定した。

 具体的には有形文化財は▽青岸寺(米原市)所有の木造聖観音座像(彫刻)▽日野町安部居区の鰐口(工芸品)▽西蓮寺(草津市)の教行信証(書跡等)▽滋賀県(琵琶湖博物館保管)の東寺文書(書跡等)▽滋賀県の鍛冶屋敷遺跡出土品(考古資料)▽石山寺(大津市)の蓮如堂、経蔵、毘沙門堂ーの八件、無形文化財は▽近江の山の神行事▽湖東・湖北地域の野神行事ーの二件。

 石山寺は東寺真言宗の寺院で、西国三十三所観音霊場第十三番札所として、人々の信仰を集めている。石山寺は、聖武天皇により天平十九年に建立されたのが始まりで、平安時代には、観音霊場として人々の参詣が盛んとなり、慶長七年には、淀殿の寄進により本堂や多宝塔の修理をはじめ、伽藍の復興が行われた。

 石山寺蓮如堂は、本堂の東側にあり、硅灰石の崖にせり出して建っている。当初は三十八所権現社の拝殿として建築されたもので、明治以降は蓮如上人六歳の御影や遺品を祀る堂として使用されている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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共産全国キャラバン

争点は憲法9条

=若者たちが本音訴え =


▲パルコ前で行われた全国キャラバン
◆大津・大津市◆

 共産党の全国縦断キャラバン「若者の本音 言っちゃおうCAR」が、二十三日に滋賀県入りし、同党青年部の若者たちが憲法九条問題などに対する本音を訴え、同世代へ共感を求めた。

 この取り組みは、七月の参院選に向けて実施しているもので、今月六日に東京都を出発し、全国二十都市を巡り、二十四日に愛知県に到着したもの。県内では大津、草津の両市で街頭宣伝を行った。

 休日の買い物客で賑わうパルコ前では、マイクを手にしてキャラバンカーに乗り込んだ若者が、憲法九条問題で「戦争をする国か、しない国か、これが今回の選挙の争点」、雇用では「県内でも、就職できない若者を中心にネットカフェ難民が増えている。手後れのならぬうちに政治をかえないといけない」と声をからしていた。


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自民現職 山下氏が決起集会

支持者ら500人が勝利誓う

琵琶湖を国の環境モデルに
=年金問題「責任もって解決」=


▲山下英利氏
◆東近江・東近江市◆

 七月十二日公示の参院選(滋賀選挙区)に立候補の山下英利氏(54)=自民現職=は、二十四日に八日市文化芸術会館で決起集会を開き、集まった支持者ら約五百人が選挙戦の勝利を誓った。

 三期挑戦の山下氏は、年金問題で「安倍首相を先頭に自民党が責任を持って解決にあたり、責任政党として真正面から取り組み、皆さんの年金が全額受け取れることを約束する」と強い決意を示した。公示が一週間延びたことで、年金問題を訴えていく時間が与えられ「この時間フルに使いたい」とも。

 一方、党環境部会長として、琵琶湖の生態系保全を国家プロジェクトに位置付け、琵琶湖水質保全法(仮称)の制定準備に「琵琶湖の環境を守り、日本環境立国の礎にしたい」と、県選出議員ならではの仕事と訴えた。

 環境だけでなく「農業、経済、産業を地域からしっかり守り、子育てや教育面を充実させ、安心・安全な地域づくりに取り組む」とアピールし、「地域の山下として国会へ送ってほしい」と力添えを願った。

 また、自民党県連会長で選対本部長の岩永峯一衆院議員も応援に駆け付け、最大の争点は「年金問題」とし、社会保険庁の十年前の労使関係を批判しながら「民主の悪宣伝に動じないように」と呼び掛けた。

 年金問題で厳しい立場に追い込まれ、県内でも県議会で戦後初めて野党に転落するなど逆風が吹いている。山下氏の人格、人物に間違いはなく「選挙に負けるわけにはいかない」とげきを飛ばした。


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サマーキャンプの子どもたち

地引網で琵琶湖の環境学ぶ

=休暇村近江八幡の新メニュー=


▲地引網漁で琵琶湖の環境を学ぶ子どもたち――宮ケ浜で――
◆東近江・近江八幡市◆

 琵琶湖から姿を消した「地引網漁」が近江八幡市沖島町の宮ケ浜で子どもたちの体験学習プログラムとして復活、このほど、大阪府和泉市からサマーキャンプに訪れたいぶき野小学校五年生百八十七人が、漁を体験した。

 休暇村近江八幡は周辺の自然環境を生かして、近隣府県の学校から宿泊研修を受け入れており、環境学習や自然体験などのプログラムを提供している。今回、地引網漁を新たに加え、二―三十年前まで実際に漁を行っていた沖島の漁師さんたちの協力を得て、はじめてのプログラムを実施した。

 漁師さんたちによって沖合いに張られた網を、合図に併せて子どもたちが懸命に引くと、網の中にたくさんの魚の姿が。中には五十センチ級のブラックバスもいて、「ワッー、大きい」と早速触らせてもらうなどして、子どもたちは大喜び。

 取れた魚はほとんどが外来種のブラックバスとブルーギルで、フナや小アユなどの在来種は数えるほどしか入っておらず、浜で漁師さんから、外来種の増加で琵琶湖の生態系が崩れていることや外来魚をリリースしない「琵琶湖ルール」などに取り組んでいること、最近は、外来魚を料理して食べようという運動もあり、ブラックバスの刺身はタイに似ていることなども教えてもらった。

 午前中に琵琶湖博物館を見学した子どもたちは、琵琶湖の実態を自分達の目と体で、改めて感じ取っていた。この日の体験は観察記録にまとめ、学校に帰ってみんなで新聞づくリに取り組む。


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プロが教える「クッキングサロン」

=ホテルニューオウミの新企画=


▲南調理長の話しを聞きながら熱々パスタを試食する参加者ら(レストランSATSUKIの個室で)
◆東近江・近江八幡市◆

 ホテルニューオウミ(相井義正支配人)が二十二日、食文化を発信していこうと、新企画「クッキングサロン」のモニター調査を行った。

 モニター参加者は、従業員の妻や女性従業員ら二十代後半から五十代まで十人。ホテル九階にあるレストランSATSUKIの個室で、来年世界料理オリンピックに出場する洋食調理長・南康成氏が“家庭でのおいしいパスタの作り方”を独自のレシピに基づき伝授した。

 「おいしくするコツよりも、おいしくならない方法に気付くのが先決」と、南料理長は家庭でやってしまいそうな失敗例を挙げながら、参加者の目の前で三種類(クリーム・トマト・オイル系)のパスタソースを手早く作りあげた。

 実際に試食をしプロの味を舌で覚えた参加者らは、パスタにまつわる歴史や本場イタリアでの食べ方、素材に応じた活用術を教わったほか、茹でる時の塩加減など基本的な調理の悩みも解消。ある参加者は「詳しくいろいろなことを知ることができてよかった」と語り、洗練されたホテルの中での料理教室に満足した様子だった。

 営業部販売促進課マーケティング・太田裕介課長は、「定期的にホテルへ足を運んでもらう一つのきっかけとして、文化的なイベントを催していきたいと考えている。今回、モニターのみなさまから寄せられた意見を参考に企画を練り直し、秋には正式にクッキングサロンを開催したい」と話していた。


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災害の緊急出動に備えて

装備・機具の扱い習得

=近江八幡署 機動隊員から=


▲フォースを缶切りのように使って軽自動車の天井を開ける訓練を実施する署員
◆東近江・近江八幡市◆

 大雨や台風シーズンを前に、また、近く大地震が発生する可能性が高いとされていることから、出動に備えた「災害装備資機材取扱訓練」がこのほど近江八幡署で行われた。

 同署駐車場で行われた訓練には署員約三十人が参加。県警機動隊員が講師役を務め、破壊・切断・安全確保など万能に使える「フォース」や油圧式の巨大ペンチ「ポートパワー」などを使っての被災車両からの負傷者救助、チェーンソーでの倒木切断やエンジンカッターでの車両切断、負傷者が安心する搬送方法、機材の手入れ方法などの訓練をくり返し実施した。

 また、薬物や毒ガスなどの事件・事故に備えた「生化学防護服」の着用訓練も行われ、着用・脱衣時の注意点などについて徹底した指導を受けた。参加した署員は汗だくになりながら、熱心に取り組んだ。


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機構改革案を可決

近江八幡市議会6月定例会

旧病院アスベスト除去はSPCと協議
=経営改革・都市再生の特別委を設置=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市議会六月定例会は二十二日、三月議会で否決され、今回一部修正して再提案された事務分掌条例の全部を改正する条例の制定など九議案を承認・可決・同意し、閉会した。

 事務分掌改正条例については、日本共産党を除く五会派が賛成し、賛成多数で可決された。冨士谷英正市長は、「早速、組織改編に着手し、より機能的で、市民の皆様の御要望におこたえできる、協働の視点に立った、柔軟性と機動性を備えた行政組織へと改革を行い、山積されている行政課題に積極的に取り組んで参ります」と、コメントを発表した。

 旧病院解体に伴うアスベスト除去工事費用八千万円を新病院(総合医療センター)の器械・備品購入予算一億円の中からねん出する病院事業会計補正予算も日本共産党以外の賛成で可決。国のアスベストに対するレベルが強化されたのに伴うもの。ただし、総合医療センターのSPC(特別目的会社)との負担責任について協議し、必要最小限での予算執行をめざす。

 このほか、市文化会館の非常用発電機改修二千三百万円を一般会計から文化会館事業特別会計へ繰り出す補正予算、琵琶湖の市町境界決定に関する意見、封筒などを使った広告事業に関する使用料条例改正などが、全員の賛成で可決された。

 また、第五次行政改革の進ちょく状況と総合医療センターの問題を審査する経営改革特別委員会と、市と広域行政の環境対策の問題を審査する都市再生特別委員会を設置し、それぞれ十人の委員を選任、閉会後の継続審査を決めた。


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