平成19年6月28日(木)第14760号

◆全県◆
新幹線は眠らない
地権者と知事が30日話し合い
同時進行 ’07参院選(3)〜怨歌(えんか)〜

◆全県◆
無戸籍問題
「悔しい気持ちでいっぱい」
=女子高生が修学旅行断念=


◆大津・大津市◆
大津の美しい自然
高島屋京都店でPR
よしをテーマに
=環境PRポスター=


◆東近江・東近江市◆
「蒲生地区スポーツ大会」
バレー・ビーチ・卓球で熱戦!
=7月1日は屋外の部=


◆東近江・竜王町◆
一日も早く水害のない川へ
=竜王町日野川改修促進協議会が総会=


◆東近江・竜王町◆
竜王で「ポンプ操法大会」
消防の基本技術習得
=女性消防隊も操法披露=


新幹線は眠らない

地権者と知事が30日話し合い

同時進行 ’07参院選(3)〜怨歌(えんか)〜


▲24日に草津市で開かれた山下氏の決起大会に勢ぞろいした伊庭嘉兵衞草津市長など噂の4市長
◆全県◆

 国会会期が十二日間延長されたため、七月十二日公示、同二十九日投開票の参院選。滋賀選挙区(改選一)で新幹線問題は、自民党現職の山下英利参院議員(54)は「凍結・中止」容認、民主党新人の徳永久志前県議(44)も「凍結・中止」、共産党新人の坪田五九男党県国政対策委員長(48)は「中止」と、一見争点にならないように見えるが、おっとどっこい、いまも火薬庫なのだ。                           【石川政実】

●知事に脅迫電話

 「長崎みたいになりたくなければ新駅をつくれ」。四月二十三日、栗東市に建設予定の新幹線新駅の凍結をかかげる嘉田由紀子知事の後援会事務所に脅迫電話があった。伊藤一長・長崎市長が暴力団幹部に射殺された直後だけに衝撃が走った。新幹線問題の“闇”の部分が顔をのぞかせたのだろうか。

●政党は党利党略!?

 自民党県連は先月十三日の定期大会で、これまでの「推進」の立場から、「凍結・中止」容認へと方針転換をした。それは四月の県議選の惨敗を受けて七月の参院選をにらんだものだ。しかし新駅の区画整理事業に協力した地権者にとっては、はしごをはずされた格好だった。

 地権者の寺田範雄氏は「昨年七月二日に嘉田知事が当選してから、数日後に民主党は十分な議論もなく『凍結』に方針転換した。今年五月には自民党も『凍結』容認に転換するなど、どの政党も信用できない」と不信感を募らせる。逆に同市蜂屋の八十歳代の女性は「早く中止になってほしい。夫と二人で建てた家なのに、『推進』になれば立ち退かねばならない」と憤っていた。地権者には、実はさまざまな声があるのだ。

●市長らの動きに異変

 自民党元県議は「新駅の周辺市長らが、ある代議士の斡旋でJR東海を訪れ『この十月末で地元合意ができなければ工事協定は破棄するとしているが、凍結・中止が決定しても、数年後に県が設置すると判断したら、工事が再開できるようにしてもらいたい』と要望したと県議から聞いた」という。周辺市長らは「知らない」としているが、話を推測させるような発言もある。

 十八日に開かれた県議会総務政策常任委員会で、三浦治雄県議は「十月末に県と市が時間切れの状態で決裂してはならない。また県は(待避線をつくりたい)JR東海の本音を探るべきだ」と意味深な言葉を残した。

 ある政界筋は「話の真偽を確かめるには、どの市長がJR東海とパイプを持ち得るかだ。ちなみにJR東海は昨年、新駅の入札を行ない、大成建設・西松建設・JR東海建設の共同企業体が落札した。一方、今年に入るとキャノンが守山市の古高工業団地への進出を決め、造成工事は西松建設が担当している。例えば、山田亘宏守山市長とJR東海では、西松建設がキー企業といった具合にね」と指摘する。嘉田知事は三十日、栗東市を訪れ、地権者らと昨年九月に続いて二度目の話し合いをする。推進派の地権者は「ガチンコ勝負」と目をぎらつかせた。それは新幹線“恨み節”でもある----。


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無戸籍問題

「悔しい気持ちでいっぱい」

=女子高生が修学旅行断念=


◆全県◆

 女子生徒が社会に一石を投じ、無戸籍の子どもたちに外務省も目を向け始めたが、前夫の姓は頑として譲らなかった(5月27日、JR南草津駅で署名活動をする女子生徒)

 母親が暴力を続ける前夫のもとを逃げ、身の安全を守るために別の男性との間に出来た娘の出生届が出せなかったことで、無戸籍で育った高校二年女子生徒(16)はこのほど、県庁で会見し、「母に暴力を振るった人(母親の前夫)の姓では行きたくない」と、海外への修学旅行への参加は断念したと語り、悔しさをにじませた。

 女子生徒らは街頭で集めた一万四千六百三人の署名を携えてこの十二日、麻生太郎外務大臣を訪れたが「君の言う(実の父の姓)名前で作れば、偽造パスポートになるよ」と軽く一蹴(いっしょう)されて、心がずたずたに傷つき、いまも立ち直れずにいるという。母親は「(パスポートで)前夫の姓を使った場合、いまの居住地が知られる危険性があった」ことを初めて明らかにした。女子生徒は「署名していただいた方々に心よりお礼を申し上げます」と頭を下げた。また、女子生徒らや支援団体は、日本弁護士連合会にし人権救済の申し立てを行なう意向だ。


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大津の美しい自然

高島屋京都店でPR

よしをテーマに
=環境PRポスター=


◆大津・大津市◆

 総合計画基本構想に「自然に学び、自然を楽しむまち」を掲げる大津市はこのほど、環境保全の取り組みをPRするポスター=写真=を高島屋京都店(京都市下京区)で展示した。

 同市はこれまで、県内でのPRには努めてきたが、県外で環境面から大津市をPRするのは初めて。同店の店員が、今年一月に大津市民ヨシ刈り事業に自主的に参加したことがきっかけとなって実現した。

 ポスターは、琵琶湖を守る象徴としての「ヨシ保全活動」をテーマにしたもので、「みずうみの夏」「ヨシ刈り」「ヨシの産業」「ヨシたいまつ」「自然家族」の五パターンに分けられ、同市の美しい自然風景やヨシと人々との関わりを表現した構成となっている。

 同市は「展示を契機に、環境都市『大津市』の取り組みを多くの京都市民に知ってもらうとともに、ヨシ保全活動への参加や美しく豊かな自然とのふれあいなどを求めて大津市を訪問してほしい」としている。


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「蒲生地区スポーツ大会」

バレー・ビーチ・卓球で熱戦!

=7月1日は屋外の部=


▲ネット上でボールを押し合う選手ら(朝桜中学校体育館で)
◆東近江・東近江市◆

 「蒲生地区スポーツ大会・屋内の部」(蒲生地区体育協会主催)がこのほど、蒲生体育館と朝桜中学校体育館で開かれ、区民約百五十人が楽しみながらも真剣勝負を繰り広げた。

 同大会は、市民の日常生活の中に広くスポーツを浸透させ、体力向上と健康増進を図るほか、住民相互の親睦を深めて明るい地域生活につなげるのが狙い。

 種目はバレーボールとビーチボール、卓球。蒲生地区内を十七ブロックに分けて、各ブロックごとに一チームずつ編成し出場する仕組みで、経験者・初心者ともに同じコートに立ち、一つのボールを追い掛け喜びや悔しさを分かち合う中で地域の絆も深めた。

 また、同大会屋外の部が、七月一日に蒲生北小学校グラウンドと蒲生運動公園ソフトテニスコートで催される。

 なお、屋内の部の結果は次の通り。

 《バレーボールの部》優勝=第13ブロック(桜川東)準優勝=第5ブロック(大森・鈴)第三位=第1ブロック(鋳物師)

 《ビーチボールの部》優勝=第14ブロック(桜川西・チェリータウン)準優勝=第13ブロック(桜川東)第三位=第5ブロック(大森・鈴)第16ブロック(川合本郷・上本郷)

 《卓球の部》◆男子優勝=第17ブロック(木村・横山・稲垂)準優勝=第8ブロック(合戸・上南・市子沖)第三位=第16ブロック(川合本郷・上本郷)◆女子優勝=第1ブロック(鋳物師)準優勝=第5ブロック(大森・鈴)第三位=第9ブロック(市子川原・川原東・市子殿・市子松井)


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一日も早く水害のない川へ

=竜王町日野川改修促進協議会が総会=



▲竜王町内8集落の代表者らが参加して開かれた総会(竜王町鏡にある道の駅竜王かがみの里で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町日野川改修促進協議会が二十三日、「平成十九年度総会」を同町鏡地先にある道の駅竜王かがみの里で開き、昨年度に引き続き抜本改修の早期実現を求める要望活動などに取り組むことを決めた。

 鈴鹿山系の一つ綿向山を源とする日野川(延長四十二・二キロ)は、平野部を東から西へと緩やかに蛇行して流れる一級河川。天井川に囲まれた竜王町内では、小さな河川と日野川との合流部で洪水被害が発生し、流域住民は一日も早い河川整備を望んでいる。

 改良工事が計画されているのは、近江八幡市の河口から日野町増田の出雲川合流地点までの総延長二十五・〇キロ。国の補助を受け、平成二年に下流域から工事を始め、現在、近江八幡市十王町地先の五・三キロ地点まで完工している。しかし、災害復旧助成や広域基幹河川改修など河口から十・二キロ地点までしか事業採択されておらず、道のりはまだまだ遠い。

 そこで、中流部の抜本的改修を早期に実現させようと、竜王町内の日野川沿川八集落(西横関・西川・弓削・庄・林・川守・岩井・鏡)とJAグリーン近江が、平成九年一月に同協議会を立ち上げた。

 総会前、八集落の代表者ら約四十人は、工事中の仁保橋から日野川中流付近までを巡り、工事の進ちょく状況を確かめた。午後四時からの総会には、岩永峯一衆議院議員や山口喜代治町長、東近江地域振興局・中村きよ子局長、同建設管理部・堀井孝郎部長、佐橋武司県議、中島正己町議会議長が来賓として出席、近江八幡市の新旧市議会議員も参加した。

 議事に入り、平成十八年度の活動経過と会計収支決算が報告され、同十九年度事業計画と総額四十六万六千円の会計収支予算案が拍手をもって承認された。

 今年度は、中流部危険区域の改修計画採択に向け、県また町と連携して国への陳情活動を行うほか、地域住民への事業周知や危機管理対策の徹底、改修促進にかかる隣接地域への協力要請にも取り組む。

 片岡津留夫会長は、「同協議会もはや十一年目に突入した。竜王町まで工事が進むには膨大な費用と時間がかかるが、一日も早く整備されるよう訴えていきたい」と話していた。


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竜王で「ポンプ操法大会」

消防の基本技術習得

=女性消防隊も操法披露=


▲理論・知識・動作をしっかり身に付けた消防団員の的確な操法(竜王町役場駐車場で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町消防団と竜王町がこのほど、消防団員の消防操作技術の錬磨と非常事態時の迅速かつ適切な対処能力の育成を目的とした「平成十九年度竜王町消防ポンプ操法大会」を同町役場南側駐車場で開いた。

 午前七時からの同大会は、心身の鍛練と技能の錬磨を欠かさない消防団員の勇ましい入場行進で始まり、山口喜代治町長と中島榮三郎団長が「練習の成果を発揮してほしい」と激励した。

 競技へ入る前に、昨年四月に結成された女性消防隊が、軽可搬式消防ポンプの操法を初披露した。近江八幡消防署員の指導により練習を重ねただけあって、女性消防隊員のきびきびとした動きに出場選手も刺激を受けた。

 一方、仕事で疲れた体にむち打って早朝や夜間練習を繰り返してきた消防団員らは、ポンプ車の部(七チーム)と小型ポンプの部(十九チーム)の二部門で、規律や敏しょう性、操法要領遵守度、タイムを競った。

 頭のてっぺんから足のつま先まで神経を集中させ、的確な指示伝達に基づいたホース延長や放水活動など無駄のない動作を繰り広げ、見学に来ていた地域住民は火災防御活動の基本をしっかりと身に付けた消防団員の姿に信頼と安心感を強めた。

 なお、大会結果は次の通り。

 【ポンプ車の部】一位=第二分団第一班、二位=第一分団第三班

 【小型ポンプの部】一位=第一分団第三班B、二位=第三分団第四班B、三位=第一分団第一班C、四位=第一分団第三班A、五位=第一分団第一班A


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