平成19年7月4日(水)第14765号

◆全県◆
日本建築学会文化賞を受賞
黒壁の笹原司郎氏に
=独自のまちづくり論を全国発信=

◆湖南・栗東市◆
県対策委員の梶山氏が指摘
廃棄物除去「最低10年かかる」
汚染防止へ緊急、恒久対策必要
=RD問題=


◆東近江・東近江市◆
祝・元気な100歳
シャキッとした姿勢の
=今居やすさんを慶祝訪問=


◆東近江・東近江市◆
東近江市 基本協定結ぶ
永源寺温泉の観光施設建設
アヤハレークサイドホテル
=来年7月のオープン目指す=


◆東近江・近江八幡市◆
学校と地域の人たちに
感謝のメッセージ
=八幡養護寄宿舎カーニバル=


日本建築学会文化賞を受賞

黒壁の笹原司郎氏に

=独自のまちづくり論を全国発信=


▲笹原司郎氏
◆全県◆

 「二〇〇七年 日本建築学会文化賞」で、笹原司郎氏(琵琶湖倉庫代表取締役)の「長浜における株式会社黒壁を中心とした町並み保全型まちづくりの実践」が選ばれた。この賞は、建築文化の向上、建築への理解と認識向上に貢献した業績を表彰するもので、今年度は笹原氏を含めて三氏が選ばれた。 

 笹原司朗氏の受賞理由は「黒壁の活動において中心的な役割を果たすとともに、自ら実践に取り組んだ事例から得た独自の第三セクター論、TMO論、地方主権論を持ち、地元だけでなく中心市街地活性化を目指す全国の様々な地域とも交流連携を深め、ノウハウを提供する活動を精力的に進めており、氏の業績は日本建築学会文化賞にふさわしい」と評価された。

 黒壁は明治時代に旧第百三十銀行長浜支店として建築され、黒漆喰の外観から「黒壁銀行」「大手の黒壁」の愛称で市民に親しまれていた。戦後、カトリック教会として利用されていたが、売却・取り壊し計画が持ち上がった。

 シンボル的な建物がなくなることで、中心市街地の衰退に拍車がかかることを危惧した経営者八人が、昭和六十三年四月、長浜市の支援を受け出資総額一億三千万円で第三セクター株式会社「黒壁」を設立した。

 黒壁は、世界に発信できる国内初のガラスの本場として蘇り、中心市街地活性化のけん引役となった。ルバー世代を活用した空き店舗対策事業なども経営的視点から導入し、具体的事業として推進した。

 関連施設への訪問者は急速に伸び、黒壁オープン時の平成元年にはわずか九万八千人であったものが、翌年には二十万五千人に倍増し、以降順調にその数字は伸び、平成十七年には二百十七万七千人に達している。


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県対策委員の梶山氏が指摘

廃棄物除去「最低10年かかる」

汚染防止へ緊急、恒久対策必要
=RD問題=


▲栗東市内で開かれた学習会
◆湖南・栗東市◆

 有害物質が地下流出しているRD処分場問題(栗東市)で、地域住民でつくる合同対策委員会はこのほど、県の対策委員を務める梶山正三弁護士を招いて学習会を開いた。

 同処分場内外では、鉛やヒ素、ダイオキシン、総水銀などの有害物質が地下水から国基準を超えて検出されており、同市はこれらを処分場から地下水へ流出したものと推測している。地下水の流速は、北西方向へ一日あたり一・四五メートル、年間五百メートルとみられている。

 これを踏まえて梶山氏は「一刻も放置できない」として、緊急と恒久の二本立てで対策を施すべきとして、緊急対策は▽遮水壁とバリア井戸をあわせた地下水汚染の拡散防止▽処分場表層と焼却炉の廃棄物の飛散防止│を挙げた。

 恒久対策は「全量撤去すべき」として、実施する場合、廃棄物四十五万立方メートル(周辺汚染土壌含む)で有害物流出防止対策をしながら最低十年と試算した。

 このなかで住民からは「県の対策委員会で、廃棄物を除去しなくても支障なしと結論づけられるのが心配」と不安の声が上がった。これに対して梶山氏は「滋賀県では知事と担当部長がかわったので、対応に変化があると期待はしている。ただし不十分な対策で幕引きしようとした時、住民側のアクションも大事」と、行政チェックの必要性を話した。


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祝・元気な100歳

シャキッとした姿勢の

=今居やすさんを慶祝訪問=


▲凛とした姿勢で杉村支所長から百歳記念状を受ける今居やすさん。
◆東近江・東近江市◆

 東近江市下里町の特別養護老人ホーム「菊水園」に入所している今居やすさんが一日、百歳の誕生日を迎え、市から百歳記念状と祝金十万円、記念盾が贈られた。

 今居さんは、明治四十年生まれ。昨年六月には白寿を記念して、毎日の生活の中でコツコツと作り上げた手工芸品の作品展を湖東図書館で開くなど、百歳とは思えない元気な毎日を送っている。

 この日、杉村貴・湖東支所長が同園を訪れ、今居さんに「百歳おめでとうございます」の祝いのことばとともに記念品を贈った。

 同行した市立湖東ひばり保育園の代表園児からも「いつまでもお元気でいてください」と声をかけ、園児が手作りした七夕のタペストリー(壁掛け)をプレゼントした。

 お祝いのことばとプレゼントに今居さんは「ありがとうございました」と百歳とは思えない凛とした姿勢で感謝していた。


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東近江市 基本協定結ぶ

永源寺温泉の観光施設建設

アヤハレークサイドホテル
=来年7月のオープン目指す=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、永源寺高野町地先に湧出した温泉「永源寺温泉」(仮称)を生かした観光施設の建設ならびに運営を行う民間委託事業者・アヤハレークサイドホテル(大津市)との間で基本協定を締結し、中川典生社長と中村功一市長が協定書にサインした。=写真=

 同市は、合併前の平成十六年秋に旧永源寺町が掘り当てた温泉資源を地域活性化に生かそうと、合併後の観光ゾーン中核施設に位置付け、市民の憩いと交流の場として、温泉利用計画を打ち出した。

 温浴施設の建設・運営を民設民営方式とし、民間事業者の資金、施設整備、運営ノウハウ、経営面などを考慮して、コンペ参加六社の中から参入事業者を選定した。

 アヤハレークサイドホテルの計画によると、敷地面積五千七百平方メートルに浴室、露天風呂、サウナ、休憩所、レストラン、物産販売コーナーなどを備えた木造平屋千五百平方メートルを建て、年間十五万人の集客を見込む。

 建物は、永源寺の豊かな自然に溶け込み、和風建築の中に「くつろぎの空間」を備えた設計に配慮するという。ホテルやレストラン事業で培った専門性の高い食事の提供を行うなどして、中川社長は「日帰り温泉の楽しみを最大限に感じてもらいたい」と話す。

 従業員の地元雇用を積極的に行い、地元と協議を重ねながら名産品の販売にも取り組み、温泉の名称を公募して決めるなどして、二十年七月の開業を目指す。


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学校と地域の人たちに

感謝のメッセージ

=八幡養護寄宿舎カーニバル=


▲みんなで作ったキノコとマツカサのくす玉から下りた垂れ幕に「さいなら!」のメッセージ
◆東近江・近江八幡市◆

 「さいなら!」。寄宿舎生二十三人とカーニバル参加者の思いが、フィナーレのくす玉割りに込められた。

 寄宿舎生が地域の人たちとの交流を通じて、養護学校や寄宿舎への理解を深めてもらおうと毎年開いている県立八幡養護学校(近江八幡市浅小井町)の「寄宿舎カーニバル」は、来春の同校の移転分離統合に伴って寄宿舎が廃止されることから、今回が最後。

 これまでお世話になった地域の人たち、カーニバルなどを支えてくれたボランティア、企業、作業所の仲間、そして学校への感謝の気持ちが、みんなで引っぱった垂れ幕に、一字ずつ表現された。

 先月三十日、最後のカーニバルを思い出に残るものにしようと、楽しい企画が用意され、午前中には、プロの演奏家を招いて金管五重奏の演奏を楽しむとともに、参加者全員が加わって未来を信じようと願うヒット曲「BELIEVE(ビリーブ)」の大合唱、午後からは同校の現職とOB教職員のグループ「ドラえもんカムツリー」が、寄宿舎の生活を歌った同校の第二の校歌ともいえる「この指とまれ」など同校でできた歌を寄宿舎の思い出とともに歌い上げ、参加者の気持ちは一つになった。


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