平成19年7月13日(金)第14773号

◆大津・大津市◆
スポーツ指導者招き教育フォーラム
山下英利氏「若者に将来の選択肢を」
=安床由紀夫氏「選手育成は目標大切」=

◆東近江・東近江市◆
棄権防止、2畳敷で啓発
投票率も上がれ!
=参議院選スタート=


◆東近江・東近江市◆
ふるさとを描き続け
心の写実を求めた!
洋画家・野口謙蔵
「遺作展」と「日本画展」
=16日まで=


◆東近江・東近江市◆
快適な暮らしを守る
東近江市消費生活センター
専門アドバイザーが悩み解消
=市民から 苦情や相談を受け付け=


◆東近江・東近江市◆
見直そう!我が家の食卓
五個荘で「食」考えるつどい
=―食は生命、地産地消へ=


◆東近江・近江八幡市◆
琵琶湖と西の湖を舞台に
KODOMOラムサール湿地交流
9月8・9日に近江八幡市で開催
=世界に向けたメッセージの発信へ=


スポーツ指導者招き教育フォーラム

山下英利氏「若者に将来の選択肢を」

=安床由紀夫氏「選手育成は目標大切」=


▲教育について語る山下氏(中央)。右側は安床氏
◆大津・大津市◆

 自民現職の山下英利候補はこのほど、世界トップクラスの選手育成で知られるインラインスケートの指導者・安床由紀夫氏らを招いた教育フォーラムに出席し、学校・地域・家庭の教育、スポーツと教育など幅広い視点から意見を交換しあった。

 このなかで山下候補は教育における政治の役割について「現代の若者は価値観が多様化していて、政治家もついていかないと政治離れがますます進む。政治は、若者が将来がんばれる選択肢を示さないといけない」と語った。

 安床氏は指導経験に基づいて「目標がなければ、何のための練習か忘れてしまう。だから選手を育てるには発表の場が必要」と目標をもつことの大切さを話した。

 インラインスケートとは、タイヤを直列に並べたスケートで、アメリカで開催される世界大会「Xゲームズ」の種目となっている。安床氏は国際公認インストラクターとして、自身のスクールから世界チャンピオンを輩出している。神戸市青少年委員会の委員も務める。


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棄権防止、2畳敷で啓発

投票率も上がれ!

=参議院選スタート=


▲市役所に展示された投票を呼びかける2畳敷大凧
◆東近江・東近江市◆

 参議院選挙の公示にあわせ、東近江市明るい選挙推進協議会は、二十九日の投票日に一人でも多くの有権者が棄権することなく、清き一票を投じてもらおうと市役所一階ロビーの壁面に手作りのミニ八日市大凧を展示した。

 八日市大凧の判じ文の面白さから選挙への関心を高めてもらい投票率アップにつなげようと、選挙の度に八日市大凧まつりに参加した二畳敷を飾り付けている。

 今年製作したミニ凧(写真左)は、放射状に伸びる金色と銀色の光の帯を背景に、上部中央に「投」の文字とその上に乗った豹(ひょう)の着ぐるみを着た「めいすい(明るい選挙推進の略)君」を左右上下逆さまに描き、「投」の文字が大きく拡大されて正常に読めるように下部に鏡を描いた図柄。鏡をミラーに代え「投票(豹)で 大きく広がる 明るい未来(ミラーい)」と読ます判じ絵となっている。

 同協議会では、昨年に製作したミニ凧と合わせ「投票」と読めるよう二枚を並べて展示している。今年のミニ凧は、大凧まつりでよく揚がったので、それにあやかり投票率もアップを、と期待している。


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ふるさとを描き続け

心の写実を求めた!

洋画家・野口謙蔵
「遺作展」と「日本画展」
=16日まで=


▲日本画的洋画と称される野口謙蔵作品に見入る来館者ら(東近江市立八日市文化芸術会館展示室で)
◆東近江・東近江市◆

 「いつかは少数の人でも自分が感じた感激を一途になって描いたきもちを共感してくれることを信じている」。昭和十三年七月十六日の日記に、洋画家・野口謙蔵が記した一文は現実のものとなった。六十四回目の命日にあたる五日から「野口謙蔵遺作展」(主催=東近江市、同市教育委員会、野口謙蔵遺作展二〇〇七実行委員会)が東近江市立八日市文化芸術会館展示室で始まり、県内外から多くの人が詰め掛けている。入場無料(九日休館)。

 明治三十四年、蒲生郡桜川村綺田(現東近江市綺田町)で代々造り酒屋を営む野口家の二男として生まれた野口画伯は、東京美術学校(現東京芸大)の卒業とともに帰郷し、ふるさとを制作活動の拠点とした。

 二十七歳のときに帝国美術院展に初入選して以来、特選を三度受賞。「自然の姿によって自分の心を表すのだから、すなおな心で自然の心に喰い入って、自然の心と自分の心がふれたとき画をかくのだ」(昭和十三年八月三十一日の日記より)と、野口画伯は近江に生きる人や自然を詩情豊かに描き続けた。

 東洋的な精神性と大胆な西洋美術が解け合った“日本画的洋画”と称される独自の画風も構築。新文展審査員の委嘱を受けるなど、野口画伯自身「今、私は何か飛躍を前にしている気がする」(同十八年十月二十六日の日記より)と実感していた矢先、同十九年七月五日にカタル性黄疸のため四十三歳の若さで生涯を閉じた。

 今回、展示されている作品のうち九割は個人所有のもので、今の季節にぴったりな“あじさい”や赤い着物姿が印象的な“少女”、昭和十六年作“凍る朝”、精巧に描かれた“文楽人形”、東近江市所有の“冬日”など、一・五号から百号サイズまで約四十点が紹介されている。

 また、“山水長巻”が目を引く墨画や淡彩、素描など約二十点も出展され、公開されている日記帳から野口画伯が作品に込めた自然またはふるさとへの敬意・愛情が伝わってくる。

◆アトリエでも展示中


▲洋画とは対照的な和の世界に浸れる「日本画展」(東近江市綺田町にある野口謙蔵記念館で)
 同時開催として、野口画伯のアトリエを活用した野口謙蔵記念館(東近江市綺田町)で「日本画展」が催されている。入館料二百円(十日休館)。

 昭和十四年二月十日の日記に、野口画伯は「線に心もちを出すことを知るために心を養ふために、何かにつけて非常によいことだと思へるので、これからたへず水墨をやるつもりだ。紙には一本の線でもやりなほすことが出来ぬので、よほど心を統一してやらねばならぬ」と記しており、日本画を学ぶことで自己の芸術性を深めていった。

 会場には、少年時代から短歌の自由律を教わっていた歌人で極楽寺住職・米田雄郎との合作掛け軸や墨画、鳥のデッサン、写生帖など約三十点が並び、野口画伯が表現する日本的精神の美しさに触れられる。

 東近江市教育委員会蒲生教育分室・田中浩分室長は「(野口画伯は)風景をありのまま描くのではなく、心の写実を求めて描いていたのではないかと思う」と話していた。

 また、八日午後二時から「自然の心を描いた洋画家野口謙蔵」と題して、県立近代美術館学芸課・高梨純次課長が八日市文化芸術会館で講演する。

 開催期間は、両展とも十六日まで。開館時間は、同会館が午前九時半から午後五時までで、同記念館が午前十時から午後四時半までとなっている。

 問い合わせは、蒲生教育分室(55―4885)または八日市文化芸術会館(23―6862)まで。


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快適な暮らしを守る

東近江市消費生活センター
専門アドバイザーが悩み解消
=市民から 苦情や相談を受け付け=


▲市役所東玄関に設置の消費生活センター
◆東近江・東近江市◆

 市民の快適な暮らしを求めて東近江市は、市役所東玄関入り口に設置の「消費生活センター」で、アドバイザーの資格を持つ専門相談員が消費生活に関する苦情や相談を受け付けている。平成十四年九月に設置されたセンターには、これまで商品購入契約、架空請求、多重債務など約二千五百件の相談が寄せられている。

 センターが受け付けた昨年度(十八年四月〜十九年三月)の相談件数は六百六十七件(前年比二十五件増)で、うち苦情が六百四十五件(同四十三件増)と全体の九六・七%を占めている。

 相談は、販売方法(三百七十九件)と契約・解約(三百十件)が圧倒的に多く、取引上のトラブルに頭を抱える人が目立つ。商品、役務(サービス)別では、架空・不当請求に関する相談が最も多く、次いで融資・多重債務だった。

 契約当事者は、女性からの相談が多く、年代も三十歳〜五十歳代で百件を超え、特に六十歳代(前年比三四・八%増)と七十歳代(同五〇・九%増)で急増している。

 販売方法に問題があったり、高齢者を狙った取引上のトラブルが後を絶たず、多重債務に関して本人が債務整理をする自覚と、今後絶対に借金はしない自覚を持てば「必ず解決の方法は見つかる」と相談員は話し、消費生活センター(専用電話0748―24―5659)ヘの相談を呼び掛けている。また、消費力アップのための出前講座「ちょっときてえな講座」も開いている。


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見直そう!我が家の食卓

五個荘で「食」考えるつどい

=―食は生命、地産地消へ=


▲日本の「食」を見直し、地産地消を考えるつどい
◆東近江・東近江市◆

 顔の見えるスローな食文化(地産地消)を提唱する作家・島村菜津さんを迎えた『食べるを考えるつどい〜食は生命、だから進めたい地産地消“豊かな東近江市 風土(フード)』がこのほど、東近江市五個荘福祉センター(五個荘小幡町)で開かれ、約二百六十人が参加した。

 生産者と消費者、関連事業者との交流を通じて、市内で生産される地場農産物を広くPRするとともに、地産地消を促進するにはどうすればよいのか―、身土不二(しんどふじ※)に基づいた日本の「食」を見直す催しで、東近江市と同市地産地消推進協議会が主催した。

 また会場には、地産地消にかかわる取り組み(地場農産物、学校給食、地域の特産品、伝統食、直売所、幼稚園・保育園の食育、メタボリックシンドロームなど)を紹介する「来てみて聞いて知る地産地消コーナー」が設けられ、地産地消が身体の健康だけでなく、子どもたちの心の健康にも役立つことなどが紹介された。

 参加した石井みよこさん(宮荘町)は「改めて食の大切さを感じました。今まで以上に自分で野菜をつくり、お料理しようと思います」と話していた。

 ※身土不二とは「体と土とは一つである」という意味で、人間が足で歩ける身近なところで育ったものを食べ、生活するのがよいとする考え。


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琵琶湖と西の湖を舞台に

KODOMOラムサール湿地交流

9月8・9日に近江八幡市で開催
=世界に向けたメッセージの発信へ=



◆東近江・近江八幡市◆

 地球環境を守る上で大切な役割を果たし、生き物の命を育む湿地の保全をめざした「ラムサール条約」について、子どもたちが活動について学び、交流を深める「KODOMOラムサール湿地交流」が、日本最大のラムサール条約登録湿地「琵琶湖」と国の重要文化的景観第一号「近江八幡の水郷」のある近江八幡市で、九月八・九日の二日間、一泊二日で開かれる。

 「KODOMOラムサール湿地交流」は、ラムサール条約史上初めて子どもたちが締約国会議に参加した「アジア・アフリカ子ども湿地交流」(平成十七年十一月ウガンダ)での「子どもアピール」の成果を継承・発展させようと、ラムサールセンター(本部・東京都)が地球環境基金の助成を受けて昨年度から三年計画で取り組む「ラムサール条約を子どもたちのものに――KODOMOラムサール」事業で、世界的な視点をもって、地域で活動する環境教育の実践を通じて、リーダーの育成や、ラムサール条約へ世界中の子どもたちの参加と貢献をめざす。

 昨年度は、北海道、新潟県、鳥取・島根県、沖縄県でプロック湿地交流を開催し、全国の子どもたちに向けた「KODOMOメッセージ」を採択。今年度は琵琶湖と宮島沼(十月・北海道)の二か所で開催される。また、来年二月には島根・鳥取県で「KODOMOラムサール全国湿地交流」の開催、その後、「KODOMOラムサール世界湿地交流」の日本開催を経て、同年十月に韓国で開催される第十回締約国会議に代表を送る計画。

 地元では、「琵琶湖」に含まれていなかった西の湖をはじめとする琵琶湖周辺のすべての内湖の追加登録に向けても、その成果に大きな期待が寄せられている。

 琵琶湖での「KODOMOラムサール」は、ラムサールセンターと、ハートランド推進財団、東近江水環境自治協議会が主催するほか、近江八幡市と同教委、安土町と同教委、琵琶湖ラムサール条約連絡協議会、国際湖沼環境委員会、滋賀大学、滋賀県立大学などの共催、環境省、県・同教委の後援、積水化学工業の協賛、近江八幡市と安土町の各小中学校、沖島21世紀夢プラン推進委員会、Field Assistant Network、法政大学人間環境学部菊地邦雄研究室の協力で、開催される。

 一日目は、休暇村近江八幡で開会式と全体会ミーティング、午後からグループワーク「地元の活動に参加しよう」(市・町内、西の湖など)、夕方には沖島に移動して沖島小学校でワークショップを行い、同校で宿泊。二日目は、沖島での体験活動と全体会ミーティングで「KODOMOメッセージ」を作る。

 現在、参加者を募っている。参加対象は、琵琶湖や内湖、河川、水田などの湿地に関心のある県内の小学校高学年から高校生まで、百人程度。参加費は、子ども二千円、引率の大人三千円。

 参加申し込みは、所定の「参加応募用紙」に必要事項を記入し、近江八幡市市民部市民環境課(〒523―8501滋賀県近江八幡市桜宮町二三六 FAX0748―33―1717)へ。七月十七日締め切り。問い合せは、同課(TEL0748―36―5509)へ。


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