平成19年7月14日(土)第14774号

◆大津・大津市◆
’07参院選滋賀選挙区、熱い舌戦スタート
3候補、大津市内で第一声
=年金問題が最大の争点に=

◆湖南・草津市◆
伊吹文科相が訴え
=政治安定で確かな景気を=


◆東近江・東近江市◆
身近な永源寺を再発見
=観光協会永源寺支部=


◆東近江・東近江市◆
夏本番告げる
千日大祭
=14、15日 太郎坊宮=


東近江・東近江市◆
虐待防止会議
=東近江市で開催=


◆東近江・近江八幡市◆
恐ろしい「毒物の缶詰」
八幡中学校で喫煙防止教育
医師らが健康への影響を指導
=家族やまわりの人にも禁煙を=


’07参院選滋賀選挙区、熱い舌戦スタート

3候補、大津市内で第一声

=年金問題が最大の争点に=


◆大津・大津市◆

 年金問題を最大の争点にする第二十一回参院選は十二日公示され、滋賀選挙区(改選数一)には民主新人の徳永久志氏(44)=国民新推薦=、自民現職の山下英利氏(54)=公明推薦=、共産新人の坪田五久男氏(48)の三人が立候補を届け出た。

 徳永久志候補の出発式は午前九時から、JR大津駅前で行われ、支持者約五百人(主催者発表)が集まった。

 民主が与党への攻勢をかけるなか、徳永候補は「ここに至って相手の後ろ姿に手を伸ばせば届くところにきた。この十七日間、走り抜いて投票日には胸板一枚先にゴールしたい。今回の選挙は、消えた年金を取り戻す戦い。増税と負担増を押し付ける政治家から暮らしを守る戦いだ」と勝利を誓った。

 山下候補も午前九時から、琵琶湖から環境をアピールしようと大津市島の関の湖岸沿いで約八百人(同)を集めて出陣式を行なった。

 同候補は「大企業を中心に景気が回復しているが、地方や中小企業が景気回復を実感できるまで改革を続けていかねばならない。年金問題は責任政党の自民党に道筋をつくらせていただきたい」と力強く第一声を上げた。

 坪田氏は正午過ぎからJR膳所駅前で支持者約四百人(同)を集めて第一声を上げた。同候補は四つの約束のうち年金問題から切り出し、「一億人の記録をすぐに本人に送って確認すべきである。政府与党は来年四月からといっているが、一刻も早くすべきだ」と訴えた。このほか選挙公約として、増税をやめさせて暮らしを守る▽憲法九条を守り戦争をする国にさせない▽琵琶湖・滋賀の自然と農業を守る│を示した。

 また、自民の比例代表で県出身の有村治子候補(36)も午後三時からパルコ前で出陣式を行い、支持者約千人(同)が集まった。比例代表のため東京都内で出発式を行うよう勧める声もあったが、同候補は「私の人格、命を育んでくれた滋賀を選んだ」と故郷への愛着を強調した。また、「逆風の時こそ歯を食いしばって粘り強く道を切り開かねばならない」と意気込みを見せた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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伊吹文科相が訴え

=政治安定で確かな景気を=


◆湖南・草津市◆

 自民現職・山下英利氏の応援でこのほど来県した伊吹文明・文部科学大臣は、JR草津駅東口の街頭演説で「与党が過半数割れすることで政治が低迷するのか、ようやくのりだした景気の安定しなくなるのか」と危機感をにじませた。

 続いて山下氏は「バブルがはじけて経済がどん底だったのを、小泉内閣がひん死の患者を大手術で救った。ようやく上向きになり、安倍内閣が改革を継承し丁寧な政策を実行している。政治の責任として確かな道筋を示す。政治生命をかけて約束させてもらいたい」と支持を訴えた。


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身近な永源寺を再発見

=観光協会永源寺支部=


▲大本山永源寺で研修する観光協会の会員ら
◆東近江・東近江市◆

 臨済宗永源寺派の大本山・永源寺(東近江市永源寺高野町)でこのほど、同市観光協会永源寺支部の「十九年度 本山永源寺研修会」が開かれた。

 研修は、観光関係者が地域のシンボルである大本山永源寺の理解をさらに深め、一層身近に感じることで、四季を通じた素晴らしさと奥深い歴史を広く周知しよう―と計画されたもので、同協会員をはじめ、各支部長や永源寺観光ボランティアガイド協会、永源寺地域まちづくり協議会などから三十三人が参加した。

 研修会では、同寺の山田文諒総長があいさつを行い、寺の歴史や文化、法話をじっくりと話したあと、普段は一般公開されていない禅堂などを案内し、参加者らは熱心に聞き入りながら境内を隈無く見学した。

 また、本格的な精進料理で食事礼法を学び、障子越しにのぞく木々の瑞々しさを愛でていた。


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夏本番告げる

千日大祭

=14、15日 太郎坊宮=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市小脇町の太郎坊宮は、十四、十五両日に夏本番を告げる「千日大祭」を催す。大祭に参拝すれば、千日お参りしたのと同じ御利益があると伝えられ、同宮最古の祭りとして知られる。

 両日とも午前九時から拝殿で行われる勝運の祈祷が受け付けられ、夜間には奉納されたちょうちん五千個に明かりが灯され、参集殿もライトアップされる。同宮名物の太郎坊こんにゃく、みたらし団子、丁字麩(ちょうじふ)などの土産販売ほか、屋台が軒を並べる。

 また、信楽焼窯元の新鋭作家による「手作り陶器市」や「骨董市」が開かれ、夏の涼の器や陶人形ほか、試作品などが市価の半額で限定販売される。また、骨とう品のオークションもある。

 十四日の「納涼盆踊り大会」(午後七時〜同八時半)では、参加賞とともに小学生以下の子供(先着百人)に菓子の無料配布を行うほか、「花火大会」(午後八時半〜同九時)を催す。十五日には参加賞が全員に当たる「カラオケのど自慢大会」(午前十時半〜午後二時)を開く。詳しくは同宮社務所(TEL23―1341)へ。


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虐待防止会議

=東近江市で開催=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、このほど児童虐待防止等ネットワーク協議会(会長・山田容龍谷大臨床福祉学科准教授)の初会合を開き、国で設置が義務付けられた要保護児童対策地域協議会への移行について話し合った。

 協議会は福祉、保健、医療、教育、警察などの関係機関の十八人で構成され、児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応、保護、支援などについて協議、調整を図る。

 就任の山田会長は「(国の法整備もあり)二年間という大きな区切りの時である。市内の子供の命と権利を守るための協議会として、委員の皆さんと協力してすすめていきたい」とあいさつし、移行される地域協議会の概要や必要性を分かりやすく説明した。

 


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恐ろしい「毒物の缶詰」

八幡中学校で喫煙防止教育

医師らが健康への影響を指導
=家族やまわりの人にも禁煙を=


▲模型などを使って説明する細川医師の話を聞く生徒
◆東近江・近江八幡市◆

 たばこの害の恐ろしさを知り、喫煙による健康被害を自らの意志で防いでもらおうと、「喫煙防止教育プログラム」がこのほど近江八幡市市井町の市立八幡中学校(奥井和義校長)で開かれた。

 一年生六クラス百九十六人を対象にしたプログラムでは、五・六時間目の学活・道徳の時間を利用して、市立総合医療センター病理診断科部長で禁煙外来を担当している細川洋平医師と看護師の片山初美さん、医療法人ナチュラルスマイル会理事長で喫煙防止・健康講座のボランティア活動を行っている兵庫県西宮市の歯科医・児玉秀樹さん、京都市内を中心に中・高校生の喫煙防止活動を展開しているNPO法人京都禁煙推進研究会で活動する京都府立医科大生二人の五人が、指導にあたった。

 細川医師は「なぜ悪いのか自分で判断して決断してください」と前置きした上で、たばこが南アメリカから十五世紀にコロンブスによってヨーロッパにもたらされ全世界に広まった歴史、ニコチンやタール、アルデヒド、カドミウム、ヒ素、ダイオキシンといった有害物質が二百種類も含まれるたばこが「毒物の缶詰」であること、喫煙が原因で起こる喉頭がん・肺がん・心臓病や血管障害による手足の切断・舌の汚れによる味覚障害などの病気、さらには喫煙者だけでなく副流煙による受動喫煙の被害や子どもへの影響などを指摘し、たばこが原因で死亡する人が国内で一年間に十万人に上り、交通事故での死亡者数一万人弱よりはるかに多く、細胞が成長盛りの若い人への影響は特に大きいことを強調した。

 また、コマーシャルなどによるイメージ戦略で消費者の購入意欲をかき立てる企業の姿勢や、税収のために適切な対策がとれない日本の政府・行政の対応を、喫煙への警告が強調された外国の広告やパッケージなど実例で示すことで、違いを比較して見せた。

 京都府立医大生の友田真司さんは、たばこ一本に含まれるニコチン二十ミリグラムは赤ちゃんの致死量に相当し、大人なら三本分六十ミリグラムで、青酸カリの百五十ミリグラムよりも強烈であることや、サルによるニコチン依存症実験、妊婦が喫煙した場合の赤ちゃんへの影響など、喫煙が健康に及ぼす恐怖の実態を、生徒に訴えた。

 児玉医師は、「医者は病気を直すのが仕事だが、病気にさせないこともそれ以上に大切」と、今回のプログラムの重要性についての理解を改めて生徒に求め、口腔がんや舌がんが進行すると他の内臓のがんと違って顔やのどの表面に症状が現れてくることや、ヤニが歯周病の原因となって他の病気を誘発することなど、専門家の立場から指導。受動喫煙を避けるためにもたばこから離れる、自分が親になった時のためにも喫煙をしないなどとともに、「喫煙を誘われたり興味本位で吸ってみようと思った時は、きょう学んだことを思い出そう」と呼びかけた。

 このあと六つのコーナーで、正常な肺と喫煙者の肺の違いを示す模型や体内の一酸化炭素の濃度を測るマイクロスモーカライザーといった器具などの体験や、啓発資料や外国のポスターの解説、クイズなどを通して、さらに理解を深めた。

 家族がたばこを吸うという女子生徒は、「帰ったら今学んだことを話して、たばこをやめてもらいます」と、話していた。

 十一日には二年生百八十六人を対象に、細川医師らが講演を行った。

 


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