平成19年7月17日(火)第14776号

◆湖南・栗東市◆
栗東ハーフマラソン参加募る
=ゲストに谷川真理さん=

◆甲賀・甲賀市◆
今、注目の現代陶芸
魅せられる…
=陶芸の森で9月まで開催中=


◆東近江・東近江市◆
100号を迎えた地域情報紙
林田町の はやしだ環境通信
=創刊から8年4ヶ月=


◆東近江・東近江市◆
見えてきた「高宮布」
謎の近江上布に迫る!
=能登川博物館で企画展―29日まで=


◆東近江・東近江市◆
地域から未来の可能性を探る
第4回 全国菜の花学会・楽会
=8月5・6日クレフィール湖東=


栗東ハーフマラソン参加募る

=ゲストに谷川真理さん=


◆湖南・栗東市◆

  日本スポーツマスターズ2007びわこ大会栗東市実行委員会は、九月十六日に開催する
「栗東ハーフマラソン大会」の出場者を募集している。ゲストランナーはマスターズ大会のシンボルメンバーでマラソンランナーの谷川真理さん=写真=。

 種目・部門は、ハーフマラソン(十五歳以上(中学生不可)男子の部及び女子の部)六百人▽十キロ(十五歳以上(中学生不可)男子の部及び女子の部)二百人▽五キロ(中学生以上男子の部及び女子の部)二百人▽一・五キロ(小学生三│六年生男子の部及び女子の部)百五十人│となっている。

 表彰は、ハーフマラソンの部は一位〜八位に賞状及び賞品、その他の部門は一位〜三位に賞状及び賞品、四位〜八位に賞状を授与する。完走者全員に完走記録証を、参加者全員に参加賞をプレゼントする。

 参加料は、ハーフマラソンの部三千円、十キロ・五キロの部二千円(中学生千円)、一・五キロの部五百円。

  出場希望者は、八月十日までに栗東市中央公民館内の日本スポーツマスターズ2007びわこ大会栗東市実行委員会事務局(電話077ー551ー0318)へ申し込む。


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今、注目の現代陶芸

魅せられる…

=陶芸の森で9月まで開催中=


▲荒木高子 白い砂の聖書
◆甲賀・甲賀市◆

  県立陶芸の森(甲賀市)は九月二十四日まで、シリーズ・現代陶芸を知る「魅せられる…」を開催している。

 日本の現代陶芸は、現在では海外でも極めて評価が高く、多くの日本の作家たちが国際的なコンペディションで入賞を果たしている。また、近年アメリカやフランスの美術館では日本の現代陶芸を紹介する展覧会が開催され、各地で注目を集めている。

▲小池頌子 Shell Vessel
 同展覧会は、いま海外で評価されている日本の陶芸の現代を見つめ直そうとするもので、日本の文化のひとつである陶芸をわかりやすい形で紹介する、これまでにない新しい展覧会といえる。これらの作家たちが紡ぎ出す陶芸の作品や作家たちの感性には、“日本の美”一日本の美意識が横たわっている。同展覧会は、その感性を浮き彫りにし、彼らの陶芸作品をとおして、“日本の美”を探ろうという試み。

▲梶なゝ子 記憶の器
 出品作家=二十五人、出品点数=約八十点。

 ▽辻協氏(東京)、神山清子氏(滋賀)、坪井明日香氏(京都)、岸映子氏(京都)、北村純子氏(京都)、清水幸子氏(岩手)、田嶋悦子氏(大阪)、重松あゆみ氏(兵庫)、中井川由季氏(茨城)、徳丸鏡子氏(山梨)、堀香子氏(京都)、安藤郁子氏(青森)、藤野さち子氏(京都)、福本双紅氏(京都)、柴田真理子氏(愛知)、勝間田千恵子氏(京都)、櫻井靖子氏(京都)、小池頒子氏(東京)、小川待子氏(神奈川)、林香君氏(栃木)、梶な々子氏(滋賀)、恵美加子氏(東京)、松田百合子氏(山梨)、久保田厚子氏(岡山)、三島喜美代氏(大阪)、荒木高子氏(兵庫)。入場料は、一般四百円。高・大生三百円。中学生以下無料。問い合わせは、同陶芸の森(電話0748ー83ー0909)まで。


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100号を迎えた地域情報紙

林田町の はやしだ環境通信

=創刊から8年4ヶ月=


◆東近江・東近江市◆


▲取材から編集、印刷まで一人でこなす西村治さん
 東近江市林田町の町内や地域の情報に関心を寄せる人々を読者に発行されている「はやしだ環境通信」が、六月で創刊百号を迎えた。
 同町の元中学教師・西村治さん(77)が、月一回発行する地域情報紙で、主に自然や生活、地元の忘れかけている歴史など身近な話題や出来事を取材し、自らが印刷して配布する文字通りの手作りのかわら版。創刊から八年余り、町内全戸(約一六○戸)に無料配布しており、届くのを楽しみにしている人も多い。

 西村さんは、旧京都府立農林専門学校(現在の府立大農学部)を卒業後、愛東中をスタートに東近江市内の中学校で理科の教師として四十年間教鞭をとってきた。青野中学校では、女子ソフトボール部を近畿大会で三回優勝に導いた指導者としても知られる。

 教員をしながらの兼業農家で、若いときから農作業に携わってきた。退職後に勤務した市役所の敷地内の植物を調査してまとめたり、町内の竹藪を憩いの場に整備する活動の中心的な役割を担うなど、教員を退いてからも自然への関心や興味を持ち続けてきた。

 創刊は、こうした自然環境を取り戻すボランティア活動の中で、自らも従事してきた戦後の農業の取組み方や豊かさのみ求める当たり前のようだった生活意識に疑問を抱いたことがきっかけ。稲作は、高度成長の波に乗って生産重視の営みに偏向し、その収量と引き替えに生き物が生息する安全な田園環境を失い、農薬による健康被害を拡大させ、生態系に影響を与える環境ホルモンまでも生み出したのではないか、という自戒を含めた反省だった。

 いまの生活を見直していくことでそうした自然への過ちを少しでも取り戻せるのではないか、そうした思いの人の輪を広げ、真の豊かさを考える情報発信が出来ればと、思い立った。

▲100号を迎えた6月号
 「創刊の原稿は、印刷する前に何人もの知人に読んでもらいました。始めてはみたものの、これでいいのだろうかという不安でいっぱいでした」と当時を振り返る。

 地域の身近な話題が載った紙面は、次第に町内の人々に広がり、発行を重ねると共に寄稿文や情報が寄せられるようになっていった。

 小学生と一緒に取り組んだ筏川の生物調査の報告や神社の森などで育つ植物の紹介など、身近で大切な環境に関する記事を大きく扱う中で、町内の地名の由来、過去の大水害のようすなど、地域の歴史文化の掲載も多い。

 「カラスが巣を作っている、川に大きな魚がいるので見に来て、という、身近な情報を教えてもらえるようになりました。すぐに駆けつけ、写真に撮ったりして次号に載せたりしています。よく、記事を書くのは大変ですねと言われますが、若いときから作文は苦手ではありませんでしたから」と話す西村さんにも、もう止めようと思ったことがあったという。

止めようと思ったことも


 そんな時「楽しく読ませてもらってます、や毎号、ストックしてためています」という話を聞くと「がんばらな」と気持ちを持ち直して、続けられて来たという。「人の名前が間違っていたり、資料がまとめきれない記事になったりした失敗もありますが、町内の人から寄稿文をいただいたり、こういうのを載せて欲しいとリクエストなどを聞いたり、反響があったときはうれしいですね。中でも、掲載した記事がみなさんの話題になっていれば、最高ですね」。

 お互いに行き来して積極的に助け合うような機会や慣習が近所同士で、段々消えていっている今、西村さんが発行する「はやしだ環境通信」は、個人主義の考えが浸透して疎遠になりがちな人々の心を繋ぐ、身近な情報源として一役買っている。

 「いつまで続けられるか分かりませんが、自分のボケ防止に、また健康のためにも、人と話ができる間は、あちこちに出かけていきたい。今後は、昔の集落社会に生きていた生活文化も紹介出来たらなあと思います。地域社会にどれだけ役立っているか分かりませんが、今後も続けていきたい」と西村さんは話す。

 (畑 多喜男)


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見えてきた「高宮布」

謎の近江上布に迫る!

=能登川博物館で企画展―29日まで=


▲江戸時代の麻織物カタログ「切本帳」
◆東近江・東近江市◆

 長年、実態が分からなかった湖東地域特産の「高宮布」。将軍家への上納品にもなっていた高級麻織物だが、ある時を境に姿を消し、長年、謎に包まれた近江上布として研究され続けてきた。その解明の鍵になったのが、東近江市能登川博物館が所蔵する江戸時代の麻織物カタログ「切本帳」。麻布研究家・吉田真一郎さん(東京都)の研究成果を中心に、同館の第七十回企画展『謎の近江上布に迫る!〜見えてきた高宮布の実態〜』が開かれている。

 高宮布は、江戸時代の犬上郡や愛知郡・神崎郡の村々で織られた麻布が中山道の宿場町「高宮」に集積され、近江商人を通じて全国各地に販売された高級麻織物であり、文化十一年(一八一四)に流布した「近江名所図絵」や、安藤広重の描く「木曽街道六拾九次」の中に、高宮布を扱う店や行商の姿を見ることが出来る。

 また、慶長年間(一五九六〜一六一五年頃)には彦根藩の御用品となり、将軍家や藩侯への上納品として、幕府御用の「奈良晒」「越後縮」と並び称されていた。

 しかし、明治初期に外国産の麻や機械化の波に押されて姿を消し、製法や原料が分からない謎の麻織物として調査・研究されてきた。

 そ
▲解明のカギとなった「切本帳」や、麻布研究家・吉田さんのコレクションが並ぶ能登川博物館
の麻布研究家の一人・吉田真一郎さんが辿り着いた答えが「高宮布の原料は大麻ではないか」。そこで平成五年、高宮布の一群と思われる麻布「野洲さらし」の企画展(野洲銅鐸博物館)を訪ねたところ、当時の麻織物カタログ「切本帳」が能登川博物館に収蔵されていることを知り、調べた結果、「切本帳」に貼られている布が高宮布であるほか、大麻を主原料に織られていたことが判明した。

 普通、上質の麻織物に使用されるのは繊維が細く長い多年草の苧麻(ちょま)。一方、大麻の繊維は硬くて短く、加工や漂泊も難しいという性質を持っているが、高宮布の大麻は、肌着にも使える「滑らかさ」と「やわらかさ」があり、高級品を意味する“近江上布”の呼称が付くなど、高い技術を示している。

 同展は、吉田さんが収集した高宮布コレクション(茶壺袋、子ども着、はかま、紀州藩初代藩主・徳川頼宣の股引き写真など)と、解明の鍵となった「切本帳」を通して湖東地域の織物技術および近江商人の活躍の一端を紐解いており、さらなる解明と郷土愛へつなげていきたい―としている。

 二十九日まで。月曜と火曜休館。入館無料。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)。


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地域から未来の可能性を探る

第4回 全国菜の花学会・楽会

=8月5・6日クレフィール湖東=


▲愛東地区で開かれた昨年の学会
◆東近江・東近江市◆

 地域の資源を活用してエネルギー循環型社会の実現を目指す「第四回全国菜の花学会・楽会」が来月五日、六日の両日、東近江市で開かれる。

 今回は主会場をクレフィール湖東に移し、初日午前中の菜の花楽会では、廃食油から精製したDBF(バイオディーゼル燃料)で走行するカートが全国から集合し、走行コースを設定された時間内でゴールする正確さを競うピタリレースが行われる。参加自由。

 午後一時からは研修室で「地域から、未来の可能性を探る」をテーマに菜の花学会を開催。中貝宗治・豊岡市長の基調講演「コウノトリと共生するまちづくり\環境創造型農業の取り組み\」のあと、愛東中学校、大阪府立茨城工科高校、損保ジャパン環境財団、秋田県立大学、松下電器産業の五団体の事例報告が行われる。

 このあと、中貝市長、静岡県立磐田農業高校教諭・森田泰次氏、油藤商事専務取締役・青山裕史氏の三人をパネラーに参加者と共に菜の花トークを開く。コーディネーターは、菜の花プロジェクトネットワーク代表・藤井絢子氏が務める。

 午後五時半からレストランで開かれる交流会では、地元の環境にこだわった農産物を使った料理を囲んで懇談。このあと、昨年からBDF発電機の電源で開催されているコトナリエ会場に向かう。

 二日目は、午前九時から東近江市が取り組んでいる菜の花プロジェクトの拠点あいとうエコプラザ菜の花館と隣のあいとうマーガレットステーションを見学したあと、ウィングス京都に向かい「バイオディーゼル燃料の利活用と方策(仮題)」をテーマにして開催されるバイオディーゼル燃料シンポジウムに参加する。

 シンポジウムでは、レーシングドライバー・片山右京氏のビデオレターや末松広行・農林水産省環境政策課長の基調講演とパネルディスカッションに耳を傾ける。

 参加は誰でも自由で、学会参加は資料代として五百円、会食を提供する交流会は学生二、五○○
円、一般四千円。参加申し込みと問い合わせは、あいとうエコプラザ菜の花館(0749-46-8100)へ。 


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