平成19年7月19日(木)第14778号

◆全県◆
自民、民主 嘉田知事にラブコール
共産 「地方自治を冒涜」と批判
同時進行 ’07参院選 (6)〜揺れる想い〜

◆全県◆
第4回「ICTフォーラム」
電波と安全な暮らし
=専門家が現状を解説=


◆東近江・東近江市◆
コスモス種まき&どろんこ祭り
蒲生商工会青年部 参加者募る
=あかね古墳公園横の休耕田で=


◆東近江・東近江市◆
八日市郵趣会 風景印で郷土PR
郵便局が独自デザインを考案
地域の特色が一目で分かる
=東近江市の花「ムラサキ」など=


自民、民主 嘉田知事にラブコール
共産 「地方自治を冒涜」と批判

同時進行 ’07参院選 (6)〜揺れる想い〜


▲ 先月2日、嘉田知事と琵琶湖を高速船で視察する安倍首相(前列左)。今月21日にも同首相は大津市パルコ前で街頭演説をする。
◆全県◆

 『揺れる想い』、『負けないで』など、数々のヒット曲を世に送りだしたポップスグループのZARD。約二か月前に四十歳の若さで亡くなったボーカル坂井泉水さんを偲(しの)ぶ会が先月二十七日、東京で営まれ、四万人のファンが別れを惜しんだ。嘉田由紀子知事も、自民、民主両党からラブコールを送られて、いままさに『揺れる想い』かも知れない。     【石川政実】

今月十二日に大津市の琵琶湖岸で行なわれた自民党現職・山下英利候補(54)の出陣式で、岩永峯一・同党県連会長は、党紀委員長を務める河本英典・同党県連顧問に歩み寄り、「冨士谷英正・近江八幡市長の党籍停止をなんとか解除できないか」と訴えたが、河本氏は「参院選が終わってからの話」と譲らなかった。

自民党県連は昨年七月の知事選で、民主党、公明党とともに現職の国松善次氏を推薦して戦い、約二十二万票を獲得した嘉田知事に敗れた。同党県議団の中で冨士谷氏(当時、県議)だけが嘉田氏を応援したため、同氏は党籍停止処分になった。ところがここにきて「今月五日、世古正・同党県連幹事長幹が党本部の中川秀直幹事長に呼ばれ『近江八幡市のテコ入れのため冨士谷市長の党籍停止を解除しては』とアドバイスされた」という憶測が流れた。だが世古・県連幹事長は「そのような話はなかった。冨士谷氏が復党したいのなら自身がきちんと手続きを踏むべきだ」と否定している。

 冨士谷市長は本紙に「嘉田さんが知事選に当選したことで、僕を党籍停止処分にしたのは間違いだったことが明白。このことを(県民に)きちんと詫びるべきだ。党籍停止の身であるため、選挙カーに乗り込んで山下候補を応援できない」と語った。

 嘉田知事に敗北を喫した自民党県議団は、その後も嘉田知事攻撃を強めたが、これが裏目となり、今年四月の県議選では惨敗。このまま対決を続ければ参院選も勝てないと、五月十三日の同党定期大会で、新幹線新駅は、これまでの「推進」から、嘉田知事が掲げる「凍結」容認へと方針転換した。さらに極めつけは先月二日に来県した安倍首相が嘉田知事と琵琶湖を視察(写真)して、親密ぶりをアピールしたことだった。

 しかし同党の森喜朗元首相が今月九日、富山市内で講演し、新幹線新駅「凍結」の嘉田知事に対し「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭いなあ」などと発言。岩永県連会長が急きょ十日、県庁を訪れて嘉田知事に釈明する一幕もあった。

 一方、民主党県連は、知事選敗北直後に嘉田知事支持に回ったことが幸いし、県議選で大きく躍進した。この十日、同党の県選出国会議員五人が県庁に嘉田知事を訪ね、嘉田知事と政策的に近いとして、同党新人の徳永久志候補(44)の支援を求めたが、嘉田知事は「国政は中立の立場で臨みたい」と述べるにとどまった。この要望は自民党へのけん制でもあった。

 そのような自民、民主両党の動きに対し、新人の坪田五久男候補(48)を公認している共産党県委員会の奥谷和美・委員長は「党利党略のために知事を利用することは地方自治の冒涜(ぼうとく)」と批判している。參院選中盤も嘉田知事を巡る綱引きが激しくなりそうだ。


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第4回「ICTフォーラム」

電波と安全な暮らし

=専門家が現状を解説=


▲草津市内のホテルで開かれたフォーラム
◆全県◆

 携帯電話に代表されるように電波を使った機器が、普及拡大する中で、電波が人体に与える影響や安全性を考える「ICTフォーラム近畿・電波と安心な暮らし」が十七日、JR草津駅前のホテルで開かれた。

 電波や電磁波について正しい知識を深めてもらい、安全基準についての研究結果や現状を紹介することで安心して使ってもらおうと総務省が全国各地で開いている。

 今回は近畿で四回目のフォーラムで、まず、「安心して電波を利用するために」と題して黒葛原栄彦・近畿総合通信局電波管理部長が、近年、拡大している電波利用の現状や電波の安全性、医療機器に与える影響、情報の開示など行政の立場から説明。続いて「電波防護指針値の根拠と測り方」と題して電磁波計測研究センターの渡邊聡一氏が電磁波の生体影響と防護指針の考え方を、頭(脳)と至近距離で使う携帯電話の実験データを示しながら解説した。

 最後に、医学的な立場から山口直人・東京女子医科大教授が「身の回りの電磁波と健康について」と題して電磁波の影響による発ガン性について解説。十年以上携帯電話を使っている長期利用者とそうでない短期利用者との脳腫瘍に対するリスク評価をヨーロッパの研究結果を紹介した。

 我が国では、電波防御指針が定められ、十分な安全性が確保されているが、なるべく人体の近くで強い電磁波が発生する電気機器を長時間使わない方がよいとされており、こうした現状を知ることにより、安全性が守られているものと注意が必要なものとを区別する認識が広まることが望まれる。


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コスモス種まき&どろんこ祭り

蒲生商工会青年部 参加者募る

=あかね古墳公園横の休耕田で=


▲水のはった田んぼの中を掛け抜ける子どもたち(昨年のどろんこ夏祭りで)
◆東近江・東近江市◆

 蒲生商工会青年部(谷口博部長)は、二十九日に東近江市木村町地先にあるあかね古墳公園横の休耕田で開く「第二回親子でコスモスの種まき&どろんこ夏祭り!」(協力=蒲生商工会女性部、蒲生地区地域教育力体験活動実行委員会)の参加者を募集している。開催時間は、午前八時から正午頃まで。

 これは、親子で楽しみながらボランティア活動に取り組み、郷土愛を育むことを目的に、青年部が昨年度から自主事業の一つとして、旧蒲生町がインター誘致用地に先行取得した土地を活用して企画運営しているもの。

 先月十六日と今月十六日に、青年部員が早朝より草刈りを行うなど準備にも余念がない。また、親子で夏の楽しい思い出を作ってほしいとの思いから、どろんこ夏祭りの新企画も考案。

 当日は、参加者全員で休耕田約一万三千平方メートルにコスモスの種をまく。今年十月中旬には、コスモス畑の巨大迷路“ガモリンス”が出現する予定。

 ボランティア活動で一汗流し、同商工会が用意するかき氷でクールダウンした後、水のはった田んぼの中へ。いくつかの障害物をクリアすれば豪華賞品が獲得できる新企画“どろんこミニSASUKE(サスケ)”に挑み、汚れを気にせず泥遊びを楽しむ。挑戦資格は、種まきに参加した人で、大人も参加可(当日朝に受け付け)。最後は、夏らしく流しそうめんを堪能する。

 対象者は、東近江市内の中学生以下とその保護者。定員は親子三百人。参加費は、一人二百円(保険料込み)。

 参加希望者は、二十三日までに参加費を添えて、東近江市市子川原町にある蒲生商工会まで申し込む。申し込み受付時間は、土曜・日曜・祝日を除く午前八時半から午後五時まで。詳しくは、蒲生商工会(0748―55―0196、ホームページhttp://www17.ocn.ne.jp/~young-po/)へ。


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八日市郵趣会 風景印で郷土PR

郵便局が独自デザインを考案

地域の特色が一目で分かる
=東近江市の花「ムラサキ」など=


▲八日市本町郵便局の風景印
◆東近江・東近江市◆

 八日市郵趣会(藤本長藏会長)は、今年の郵政記念日(四月二十日)の行事の一つとして、八日市図書館で開いた「風景印展」が好評だったことから、郷土を全国にPRしてもらおうと、各郵便局に備え付けの風景印(消印)の利用を呼び掛けている。

 風景印は、はがきや切手に押される消印の一種で、その地の名所、旧跡、芸術、文化、名産品などがデザインされ、郷土の特色が手に取るように一目で分かり、正確には「風景入通信日付印」と呼ばれている。

 今年四月に東近江市の花に選定された「ムラサキ」は、八日市浜野郵便局(現在の八日市本町郵便局)がデザインし、昭和五十六年二月から使用を始めている。

▲蒲生朝日野郵便局の風景印
 当時のオーナー故福原進氏は、八日市郷土文化研究会の理事を務めるなど、郷土史に造けいが深かったことから、風景印のデザインに蒲生野万葉歌碑・ムラサキ・八日市大凧を採用したものとみられる。

 他の郵便局にある風景印においても、郷土の特色が如実に表現され、はがきや手紙に押印することで、郷土PRや地域の良さを知ってもらうのに最適と言える。郵便局の窓口で「風景印を押して下さい」と申し込めば、その場で押してもらえる。

 風景印の製作と使用は、その地の郵便局を所轄する郵政局長の許認可が必要となる。全国約二万四千五百の郵便局のうち一万六百三十局(四三%)が風景印を所有している。

 東近江市内にある二十五郵便局のうち十六局(六四%)が風景印を所有し、旧八日市市では七局のうち六局に設置され、全国的にも珍しく、その高率を誇る。風景印に関する問い合わせは八日市郵趣会(携帯050―5801―1625)へ。市内十六郵便局の風景印は次の通り。

【八日市】八日市大凧・太郎坊宮
【八日市本町】万葉歌碑・ムラサキ・八日市大凧
【八日市中野】御代参街道道標・八日市大凧
【八日市玉緒】重文聖観音立像・赤松
【八日市市辺】裸まつり・市辺押磐皇子の陵墓
【八日市平田】重文大黒天・光明寺の庭園・山並
【蒲生】重文石塔寺三重石塔・宮川けんけと祭・布引山
【朝日野】九重塔・宮川けんけと祭
【永源寺】永源寺・モミジ
【五個荘】蔵屋敷・近江商人
【能登川】承水溝のヨシ池・江州音頭
【能登川福堂】承水溝のヨシ池・比良山遠景・琵琶湖
【愛東妹】愛東マーガレットステーション
【愛東上中野】愛東マーガレットステーション
【湖東】天然記念物ハナノキ・鈴鹿連峰
【湖東小田苅】旧丁子屋小林吟右衛門宅と土蔵・近江商人郷土館


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