平成19年8月5日(日)第14793号

◆全県◆
“近江の歴史見聞学”
=県教委が来年5月まで=

◆大津・大津市◆
滋賀女短大
オープンキャンパス
=模擬授業や各種相談会=


◆大津・大津市◆
沼尻芸術監督就任で
=NHK交響楽団演奏会=


◆東近江・竜王町◆
次世代に自然の仕組み伝えて!
蒲生東近江商工会女性部
=嘉田知事招き 「講演会」=


“近江の歴史見聞学”

=県教委が来年5月まで=


▲崇福寺塔心礎納置品(近江神宮蔵)
◆全県◆

  県教委文化財保護課は来年五月まで、今年度琵琶湖環状線沿線文化財探訪として「近江の歴史見聞学」(古代と戦国時代)事業を展開している。

 この事業は、文化財の所在する市町教委、県内博物館・資料館、観光関係機関、JR西日本などとの幅広い協働のもとで、文化財の持つ魅力を県内外の人達に広く情報を発信し、文化財の保護や観光の振興などに役立てようとするもの。

 今年度は継体天皇即位一五〇〇年に、また、来年度が源氏物語執筆一〇〇〇年に当たること、さらに、JR湖西線西大津駅から大津京駅への改称が要望されていることなどから、近江の古代に焦点を当てた事業を展開する。また、新たな試みとして、歴史文化の舞台であった琵琶湖を、文化財の視点から紹介する「近江湖(うみ)物語」を行う。主な事業は、次の通り。

 ▽九月三十日=「継体(けいたい)天皇と古代高島」・高島市民会館(高島市)。継体天皇生誕の地ともいわれる高島において、高島と継体天皇の関係を解説するフォーラムを開催すると共に、継体天皇を支えた豪族達の経済的な基盤であったと推測される古代製鉄を再現する。

 ▽十月十四日=「金剛輪寺の実像(講座・探訪)」・愛荘町立歴史文化博物館(愛荘町)。金剛輪寺に残された建造物、仏像などの文化財のほか、金剛輪寺境内に残されている城郭的な遺構などの豊富な文化財を、県教委や町教委の文化財専門職員が総合的に解説する。

 ▽十一月十七日=「近江湖物語(薬師如来の遊ぶ庭)」・ピアザ淡海(大津市)。最澄が比叡山を開山するに当たり、薬師如来を重く崇敬したためか、琵琶湖は「天台薬師の池」とも称され、数多くの薬師如来が残されている。重要文化財指定薬師如来仏像四十五件で全国最多(奈良三十九件、京都三十四件)。琵琶湖のほとりに残された薬師如来を紹介する。詳しくは、県教委文化財保護課(電話077ー528ー4674)まで。


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滋賀女短大

オープンキャンパス

=模擬授業や各種相談会=


▲キャンパス風景
◆大津・大津市◆

 来春から共学となり「滋賀短期大学」へ名称変更する滋賀女子短期大学(大津市竜が丘)は八月十一、二十六日、九月十七日の午後一時半からオープンキャンパスを実施する。進学を希望する受験生や地域の高校生、社会人を対象に模擬授業の開講や施設見学を行う。問い合わせは同短期大学(電話077―524―3848)まで。実施内容は次の通り。

 【模擬授業】
 ▽ビジネスコミュニケーション学科=爽やかマナーの実習編、簡単なアニメーションの作成、楽しい漢字の話し。
 ▽生活学科=プリン・アラ・クレームと肉ちまきの調理実習、住みたい家を考える時の条件。
 ▽幼児教育保育学科=楽しい版画遊び、手遊び・歌遊び、音楽ですくすく。

 【相談会など】
 ▽大学概要説明=大学・学科の詳しい内容と魅力を紹介。
 ▽紹介ビデオ上映=滋賀女子短期大学の全てを分りやすく紹介。
 ▽入試の説明=入試方式を紹介。
 ▽個別相談=学科別相談コーナー、入試相談コーナー、就職・編入学相談コーナー、奨学金・下宿・クラブ相談コーナー、在学生との交流コーナーなど


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沼尻芸術監督就任で

=NHK交響楽団演奏会=


▲村治佳織氏(写真小林みの子)
◆大津・大津市◆

 県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市)は九月二日、沼尻竜典氏の同ホール芸術監督就任記念として、同氏の指揮でギター村治佳織氏とNHK交響楽団の演奏会を開催する。

 同就任記念コンサートは、リヒャルト・シュトラウスが作曲家としての地位を確立した作品、交響詩「ドン・ファン」で華やかに幕を開ける。理想の女性を追い求めるドン・ファンの姿を描いていく。

▲指揮者の沼尻竜典氏
 憂愁の影にとらわれたフランシス・デ・ゴヤと十八世紀スペインの宮廷の姿を反映したという名曲「アランフェス協奏曲」を、村治佳織と沼尻竜典指揮NHK交響楽団という理想の組み合わせで演奏する。

 プログラムの最後は、近年、再評価が著しいツェムリンスキーの「人魚姫」。二十世紀の前半の中央ヨーロッパで活躍した作曲家だが、ナチスに追われ、アメリカで不遇のうちに亡くなった。アンデルセンの童話に基づき、人魚姫の運命を三楽章で描く大作を百人にもおよぶ大オーケストラで奏でる。入場料は、一般S席六千円。A席五千円。B席四千円。C席三千円。青少年(二十五歳未満)S〜C席千五百円。問い合わせは、同ホールチケットセンター(電話077ー523ー7136)まで。


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次世代に自然の仕組み伝えて!

蒲生東近江商工会女性部

=嘉田知事招き 「講演会」=


▲女性部員約120人を前に講演する嘉田知事(竜王町商工会館大研修室で)
◆東近江・竜王町◆

 蒲生東近江商工会女性部連絡協議会(島林恭子会長)がこのほど、嘉田由紀子県知事を招いて、身近な自然環境について考える「講演会」を竜王町商工会館大研修室で開き、九つの商工会から女性部員約百二十人が参加した。

 講演テーマは、“自然とひととの調和した碧く美しいびわ湖を未来へつなぐ”。嘉田知事は、近江と出会った十五歳のころやアフリカへの一人旅、アメリカ留学、子育てをしながら琵琶湖研究所で研究員として働いた日々を振り返り、滋賀県の良さを実感した経緯から語り始めた。

 川や湖が生活と密着していた約五十年前の写真も紹介し、参加者に質問しながら当時の暮らしぶりをたどり、「水のある風景は、私たちの体の中に求めるものがある。人間の体にも内なる自然があり、その内なる自然が外の自然を求めているのではないか」と人間の深層心理を説いた。

 また、世界に広まった“もったいない”について、環境問題が深刻化している今だからこそ「暮らしの中で生きてきた『もったいない』という生活哲学の価値が見いだせるのではないか。もったいないには、ありがたいという感謝の気持ちや自然の命をいただくとの意味合いもあり、次世代の琵琶湖を見ていく上で大切な視点だ」と語った。

 参加者からの「私たちにできること、望んでいることは何か」との問いに対して、嘉田知事は「大事なことは、忘れずに川や湖とかかわり目を注ぐこと。バーチャルな社会についつい生きてしまう子どもや若い人たちに自然の仕組みを伝えてほしい」と求め、「田んぼが広がる風景を『何もない』と感じるか、あるいは『宝がある』と感じるかは、みなさんの心掛け次第だ」と強調した。

 最後に「女性が元気だったら地域も元気になる」と女性部員の活躍に期待を寄せた。


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