平成19年8月14日(火)第14800号

◆全県◆
“近江の歴史見聞学”
=県教委が来年5月まで=

◆全県◆
団塊の世代、再チャレンジを
=県産業支援プラザが起業に助成 =


◆湖南・栗東市◆
正念場を迎えたRD処分場問題
住民団体「まともな掘削調査して」
=県庁前、炎天下のもと連日の訴え=


◆湖南・草津市◆
“東アジアのタナゴたち”
琵琶湖博物館で開催中
=企画展示=


◆東近江・東近江市◆
食通情報誌「味の手帖」で
近江の食ブランド
=8月号で冨田社長が紹介=


◆東近江・東近江市◆
集中改革プラン進ちょく状況
東近江市 行改懇話会に諮問
公共施設の管理運営など公表へ
=指定管理者制度など意見求める=


◆東近江・東近江市◆
不戦の誓いを新たに
悲惨さ語る戦跡巡り
=市内6カ所をバスツアー=


“近江の歴史見聞学”

=県教委が来年5月まで=


▲崇福寺塔心礎納置品(近江神宮蔵)
◆全県◆

  県教委文化財保護課は来年五月まで、今年度琵琶湖環状線沿線文化財探訪として「近江の歴史見聞学」(古代と戦国時代)事業を展開している。

 この事業は、文化財の所在する市町教委、県内博物館・資料館、観光関係機関、JR西日本などとの幅広い協働のもとで、文化財の持つ魅力を県内外の人達に広く情報を発信し、文化財の保護や観光の振興などに役立てようとするもの。

 今年度は継体天皇即位一五〇〇年に、また、来年度が源氏物語執筆一〇〇〇年に当たること、さらに、JR湖西線西大津駅から大津京駅への改称が要望されていることなどから、近江の古代に焦点を当てた事業を展開する。また、新たな試みとして、歴史文化の舞台であった琵琶湖を、文化財の視点から紹介する「近江湖(うみ)物語」を行う。主な事業は、次の通り。

 ▽九月三十日=「継体(けいたい)天皇と古代高島」・高島市民会館(高島市)。継体天皇生誕の地ともいわれる高島において、高島と継体天皇の関係を解説するフォーラムを開催すると共に、継体天皇を支えた豪族達の経済的な基盤であったと推測される古代製鉄を再現する。

 ▽十月十四日=「金剛輪寺の実像(講座・探訪)」・愛荘町立歴史文化博物館(愛荘町)。金剛輪寺に残された建造物、仏像などの文化財のほか、金剛輪寺境内に残されている城郭的な遺構などの豊富な文化財を、県教委や町教委の文化財専門職員が総合的に解説する。

 ▽十一月十七日=「近江湖物語(薬師如来の遊ぶ庭)」・ピアザ淡海(大津市)。最澄が比叡山を開山するに当たり、薬師如来を重く崇敬したためか、琵琶湖は「天台薬師の池」とも称され、数多くの薬師如来が残されている。重要文化財指定薬師如来仏像四十五件で全国最多(奈良三十九件、京都三十四件)。琵琶湖のほとりに残された薬師如来を紹介する。詳しくは、県教委文化財保護課(電話077ー528ー4674)まで。


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団塊の世代、再チャレンジを

=県産業支援プラザが起業に助成 =


◆全県◆

  県産業支援プラザは「再チャレンジ起業」の対象事業を三十一日まで募集している。この事業は団塊世代の退職者の起業に対して、初期費用を助成するもの。

 具体的には、定年退職(早期優遇退職等で定年退職に準じると判断されるものを含む)して五年以内で、県内事業者の経営効率の向上につながるビジネス支援サービスの事業者として活動(または活動予定)し、事業を創業した日から五年を経過していないこと。さらに米原SOHOビジネスオフィスに入居し、事業を行うことも条件。

 新たなビジネス支援サービス事業化のためのソフトウェア・ハードウェア等導入経費、そのほか創業に要する経費が対象で、二分の一(二百万円上限)までを助成する。

 米原SOHOビジネスオフィス(県立文化産業交流会館四階、米原市下多良)には十月一日から入居できる。オフィス面積は十七・二五〜二十・一九平方メートルで、入居料は月額一万九千九百〜二万三千三百円。

 申し込みは、所定の承認申請書に事業計画書等を添えて提出し、資格審査・承認を受ける。詳しくは、米原オフィス(電話O749―52―9200)、滋賀県産業支援プラザ(電話O77―511―1416)、最寄りの商工会、商工会議所にて配布の募集案内、または滋賀SOHOビジネスオフィスホームページ(http://www.soho-shiga.jp/)で確認を。


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正念場を迎えたRD処分場問題

住民団体「まともな掘削調査して」

=県庁前、炎天下のもと連日の訴え=


▲RD社元従業員の証言に基づいた掘削調査を求める市民ら
◆湖南・栗東市◆

 総水銀やヒ素など有害物質が地下流出しているRD処分場(栗東市小野)問題は、県対策委員会が今秋にも具体的な対策を決定するとしており、正念場を迎えている。このような中、住民団体「飲み水を守る会」は、掘削調査と有害物質の除去を求める宣伝活動を六〜十日、県庁前で行った。

 宣伝活動には連日、処分場近くの住民や琵琶湖の水を飲料水に使う県内外四十人前後の市民が駆けつけた。炎天下のもと噴き出す汗を拭いながら、リレー形式で県に対して「環境問題を重視する嘉田県政のもとで有害物質の全量撤去を」と必死に訴えた。

 県へ提出した声明文では「細かいボーリングで広大な処分場に何が埋まっているか分かるはずがない」として、「有害物が大量に埋められている元従業員の証言がある処分場中央部を徹底して掘削調査し、同時に有害物を除去すべき」としている。

 同会の高谷順子事務局長は「RD社元従業員の証言によると、処分場中央部を深さ二十〜三十メートルほど掘って、違法な廃棄物を埋め戻したという。県は深さ五〜十メートル掘削して調査するとしているが、これでは見つかるはずがない。一昨年九月〜十二月には、処分場西側から元従業員の証言通りドラム缶百五本が地中から見つかっており、証言の信ぴょう性が高いことが分かった。県はさらに未調査区域の中央部をきちんと掘削して調査すべきだ」と指摘している。

 これについて県最終処分場特別対策室の上田正博室長は「処分場内に千本以上のドラム缶が埋められているという元従業員の証言については、客観的な資料により証言を肉付けする必要があり、現時点で掘削調査をするかどうかは明言できない。」としている。


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“東アジアのタナゴたち”

琵琶湖博物館で開催中

=企画展示=


▲イタセンバラ(天然記念物)
◆湖南・草津市◆

  県立琵琶湖博物館(草津市)は十一月二十五日まで、水族企画展示「東アジアのタナゴたち」を開催している。

 コイ科のタナゴ類は、湖沼や河川、小さな水路などで群れでみられる、全長四〜十二センチの小魚で、タナゴ類は全世界に約六十種類が知られているが、そのほとんどは東アジア地域に分布している。日本国内には十六種類のタナゴ類が自然分布しているが、魚体が小さく、苦みもあることから、関西地方では雑魚として扱われている。しかし、関東地方では釣りの対象魚として人気があるほか、食用としても利用されている。

 また、近年では産卵期に雄の体に現れる美しい婚姻色から、観賞魚としての人気も高くなっている。ところが、タナゴ類の生息する水域の急激な環境改変や、外来魚の侵入による交雑や食害などにより、多くの種類が絶滅の危機に瀕している。

 同企画展示では、中国、韓国、そして日本におけるタナゴ類を取り巻く環境と、人との関わリについて紹介することで、自然環境を保全することの大切さを考える機会を提供する。展示する魚は、次の通り。

 ▽日本産(十六種類)=イタセンパラ、ミヤコタナゴ、スイゲンゼニタナゴ、カゼトゲタナゴ、ヤリタナゴ、カネヒラ、アブラボテ、イチモンジタナゴ、シロヒレタビラ、セボシタビラ、アカヒレタビラ、キタノアカヒレタビラ、ミナミアカヒレタビラ、ゼニタナゴ、タナゴ、ニッポンバラタナゴ▽中国産(九種類)=トンキントゲタナゴ、ウエキゼニタナゴ、トゲバラタナゴ、ロデウスファンギアケイログナトゥスヒマンテグス、オオタナゴ、タイリクバラタナゴ、アケイログナトゥス属の二種類▽韓国産(五種類)=アケイログナトゥスコリエンシス、アケイログナトゥスシグニファー、ロデウスノタータス、アカンソロデウスグラシリス、アケイログナトゥスヤマツタエなど。観覧料は、大人六百円。高校・大学生四百円。小・中学生二百五十円。


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食通情報誌「味の手帖」で

近江の食ブランド

=8月号で冨田社長が紹介=


▲「味の手帖」(8月号)
◆東近江・東近江市◆

 食通に欠かせない全国情報誌「味の手帖」(八月 食通に欠かせない全国情報誌「味の手帖」(八月号)の地味自賛(滋賀県)欄に、滋賀報知新聞社の冨田正敏社長が書き下ろした「近江の歴史は味の歴史」が掲載されている。

 近江ならではの特産品「丁子麩」「鮒寿し」「赤こんにゃく」について詳しく解説し、料理方法や好みの食べ方までを紹介しながら、最高の健康食品と絶賛している。近江の地酒「喜楽長大吟醸・天保正一」は薄いグラスで冷酒が最適とも。

 八月号には安西祐一郎・慶応義塾塾長と茂木友三郎・キッコーマン会長の対談「時代をリードする人材の育成」や、作曲家・冨田勲氏と妹尾理恵さんとの「父と娘の笑酒(えぐし)歓談」、小田晋教授(精神科医)の権力者の食卓シリーズ「テルミドールと鰻飯」などが紹介されている。

 なお、滋賀報知新聞社は、読者プレゼントとして食の情報誌「味の手帖」抽選で十人にプレゼントします

 希望者は、平成19年8月20日までに下記メールフォームにて。

読者プレゼント用メールフォームへ


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集中改革プラン進ちょく状況

東近江市 行改懇話会に諮問

公共施設の管理運営など公表へ
=指定管理者制度など意見求める=



◆東近江・東近江市◆

 東近江市は八日、三月策定の行政改革大綱実施計画の集中改革プランの進ちょく状況などについて、行政改革懇話会(会長・泉孝英滋賀文化短大学長、委員十三人)の提言に関する諮問を行った。

 久田元一郎副市長から泉会長へ行政改革大綱の推進にあたっての意見、提言を求める諮問書が手渡され、同懇話会では、行政側が提示する内容を協議し、九月中に答申を取りまとめることにした。

 諮問書によると、持続可能な行財政運営を図りながら総合計画を着実に推進するため、集中改革プランの進ちょく状況の公表案ほか、公の施設の管理運営のあり方(素案)についても意見、提言を求めている。

 公共施設に関しては、集中改革プランに添って管理運営状況とともに、指定管理者制度導入の方向性も含め、年度内に施設の管理運営あり方を公表することにしている。

 同懇話会は、行政改革大綱の推進へ幅広く市民の意見を反映しようと、学識経験者はじめ議会、各種団体の代表者ら十三人で構成されている。

 


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不戦の誓いを新たに

悲惨さ語る戦跡巡り

=市内6カ所をバスツアー=


▲郷土史家の中島伸男さんから掩体壕の説明に耳を傾ける参加者ら
◆東近江・東近江市◆

 八日市文化芸術会館で開催されている東近江市の平和祈念展(主催・同展等開催実行委員会)に合わせた市内戦跡巡りが十二日に行われた。

 今もなお、戦争の悲惨さを伝える遺跡を訪れることで改めて平和の大切を感じ取ってもらおうと毎年開かれている。午後一時前、同会館前に戦争を体験したお年寄りや夏休み中の子供とその家族など二十一人が集まり、市が用意したバスに乗り込んで出発。

 この日は、南部地区にある航空隊兵士が飛行の安全を祈った「冲原神社」、「飛行第三連隊跡と飛行場正門跡」、御園小学校の校庭に残る「弾痕の石」、ラジオ体操からの帰り、機銃掃射で亡くなった八歳と三歳の兄弟を慰霊する石谷町の「殉国の碑」、アメリカ機と空中戦の末、落下して亡くなった「小原大尉の碑」(中里町)、戦闘機を隠した布引山の「掩体壕(えんたいごう)」の六カ所を巡り、バスからぞれぞれの場所に降り立って案内役を務めた中島伸男さんや武久善彦さん、山田順一さんから遺跡の説明に耳を傾けた。

 参加者の中には、熱心にメモを取ったり、遺跡の写真を撮ったりして参加の記録を残していた。戦争を体験した参加者は「(苦しかった)当時のことを思い出しました。戦争の悲惨さを後世に伝えていきたい」、また、親子で参加した人は「掩体壕を見て、こんなに大きなものが造られていて、すごいなあと思いました」と話していた。


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