平成19年8月15日(水)第14801号

◆大津・大津市◆
沼尻芸術監督就任で
=NHK交響楽団演奏会=

◆東近江・東近江市◆
無念仏に平和の祈り
=22日 引接寺で万燈供養=


◆東近江・東近江市◆
近畿の旧陸軍飛行場
平和祈念展で一覧表にまとめる
八日市飛行場 空中戦隊を配備
=戦跡巡り参考資料に作成=


◆東近江・東近江市◆
戦争時の記録映像や写真
懐かしい八日市小学校
=八日市図書館で 19日まで=


◆東近江・日野町◆
蒲生北小へ 支援金贈る
=日野ライオンズクラブ=


◆東近江・竜王町◆
まちの玄関口の活性化に! 
インター周辺16ヘクタール
=近江観光が竜王町に寄贈=


沼尻芸術監督就任で

=NHK交響楽団演奏会=

▲村治佳織氏(写真小林みの子)
◆大津・大津市◆

 県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市)は九月二日、沼尻竜典氏の同ホール芸術監督就任記念として、同氏の指揮でギター村治佳織氏とNHK交響楽団の演奏会を開催する。

 同就任記念コンサートは、リヒャルト・シュトラウスが作曲家としての地位を確立した作品、交響詩「ドン・ファン」で華やかに幕を開ける。理想の女性を追い求めるドン・ファンの姿を描いていく。

▲指揮者の沼尻竜典氏
 憂愁の影にとらわれたフランシス・デ・ゴヤと十八世紀スペインの宮廷の姿を反映したという名曲「アランフェス協奏曲」を、村治佳織と沼尻竜典指揮NHK交響楽団という理想の組み合わせで演奏する。

 プログラムの最後は、近年、再評価が著しいツェムリンスキーの「人魚姫」。二十世紀の前半の中央ヨーロッパで活躍した作曲家だが、ナチスに追われ、アメリカで不遇のうちに亡くなった。アンデルセンの童話に基づき、人魚姫の運命を三楽章で描く大作を百人にもおよぶ大オーケストラで奏でる。

入場料は、一般S席六千円。A席五千円。B席四千円。C席三千円。青少年(二十五歳未満)S〜C席千五百円。

問い合わせは、同ホールチケットセンター(電話077ー523ー7136)まで。


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無念仏に平和の祈り

=22日 引接寺で万燈供養=


▲昨年の万燈供養
◆東近江・東近江市◆

 静寂な山間の斜面に安置された五千体以上もの無縁仏に祈りの灯りが一斉にともされ、夏の宵に幽玄の世界が広がる東近江市上山町・引接寺(いんじょうじ)の万燈供養が二十二日に行われる。

 同寺に安置されている石仏や石塔は、織田信長によって焼き討ちされ、放置されていたものを集めて供養されているもので、四百年以上が経つ。

 午後六時から世界平和を祈願する護摩祈祷が行われた後、無縁仏一体一体のローソクに火がともされ、多くの人々のお参りを迎える。

 境内の特設舞台では、午後七時半から津軽三味線奏者の久保比呂誌さんと鳴り物奏者の博之丞さんのコンサートが行われる。入場無料。

 久保さんは、イタリアやニューヨークなど海外での演奏活動の経験を持つ奏者で現在は、酒蔵や学校でのコンサート活動にも力を入れているほか、作曲家としても活躍中。また、博之丞さんは、鳴り物の新境地を開いた奏者として知られ、二○○四年には京都府大衆音楽祭で知事賞を受賞。観る人と一体感のある演奏を繰り広げる。


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近畿の旧陸軍飛行場

平和祈念展で一覧表にまとめる

八日市飛行場 空中戦隊を配備
=戦跡巡り参考資料に作成=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市の「平和祈念展2007」の中で催された市内戦跡巡りで、解説者を務めた八日市郷土史研究家の中島伸男氏は、参考資料にまとめた「近畿地方の旧陸軍飛行場一覧」を参加者に手渡した。近畿に存在した八日市をはじめ八か所の飛行場について、各教育委員会などに問い合わせ、一覧表にまとめたもので、飛行場として今も使用されているのは大正飛行場(現・八尾空港)と伊丹飛行場(現・大阪国際空港)の二か所にとどまっている。

 太平洋戦争当時における旧陸軍が近畿地方に開設していた飛行場は、八日市(現・東近江市)、大久保(現・久御山町、宇治市)、大正(現・八尾市)、佐野(現・泉佐野市)、盾津(現・東大阪市)、伊丹(現・伊丹市)、三原(現・南あわじ市)、加古川(現・加古川市)の八か所。

 八日市飛行場の位置付けを知りたいとの思いから中島氏は、近畿地方に存在した旧陸軍飛行場の概要(開設時期・最終的な駐屯部隊・配備されていた機種・空襲の被害・現在の状況・遺跡の残存)を各所在地の教育委員会に照会し一覧表にまとめた。このように近畿地方の旧陸軍飛行場を網羅した一覧作成は初めてという。一覧表を元にまとめられた要点は次の通り。

 ●近畿地方には八日市飛行場を含め、かつて八か所に陸軍飛行場が設置されていた。(表にある三重県・北伊勢飛行場は除く)

 ●その内訳は、滋賀県一か所(八日市)、京都一か所(大久保)、大阪三か所(大正・佐野・盾津)、兵庫三か所(伊丹・三原・加古川)である。

 ●開設時期をみると、大正十一年(一九二二)に陸軍航空第八大隊が開設された八日市飛行場の歴史だけが圧倒的に古く、その他の陸軍飛行場はすべて昭和十年代に開設されたものである。

 ●太平洋戦争時、近畿地方では大正飛行場が戦略的な中心基地となり、第十一飛行師団・大阪陸軍航空廠などが置かれた。その他の陸軍飛行場の中では八日市飛行場が最大規模のものであった。

 ●終戦直前、米軍機と対等に空中戦闘をすることのできた飛行戦隊が駐屯していたのは、八日市飛行場(飛行二四四戦隊)と大正飛行場(飛行二四六戦隊)であった。

 ●近畿の各基地とも、特攻機が九州などの前線基地に向かう中継基地になっていた。

 ●飛行場やその周辺市街地に対する米軍機の空襲は、昭和二十年七月に大正飛行場と八日市飛行場に向けて加えられたものが最も大きい。その他、佐野飛行場(大阪)・伊丹飛行場(兵庫)などにも空襲が行われたという記録がある。

 ●伊丹飛行場(現・大阪国際飛行場)と大正飛行場(現・八尾飛行場)を除き、その他の飛行場跡地は工場・住宅地・田畑などになっている。

 ●飛行場に関連する遺跡については、八日市飛行場の掩体壕二基が最大規模のものであり、ほとんどの飛行場ではその痕跡をとどめていないというのが現状である。

 ●コンクリート製掩体壕が造られたのは、大正飛行場と八日市飛行場だけである。

 以上の概要から、司令部的存在であった大正飛行場とともに、陸軍八日市飛行場が「本土決戦」を控えた終戦直前の航空戦略の中で、非常に重要な位置を占めていたことが分かる。


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戦争時の記録映像や写真

懐かしい八日市小学校

=八日市図書館で 19日まで=


▲「なつかしい学び舎八日市小学校」の展示
◆東近江・東近江市◆

 八日市図書館で「なつかしい学び舎八日市小学校」が開かれている。十九日まで。

 同図書館は、明治時代に建てられた八日市小学校舎の跡地に建設されたことから、同小学校の記録資料を収集しており、中でも、教師が戦前から戦中、戦後にかけて児童の学校生活を記録した映像フィルムや卒業生らが大切に残している写真などが数多くある。

 十五日の終戦の日にあわせ、当時の学校のようすから戦争について考え、地域に残しておきたい大切なものを見直すきっかけにしょうと同図書館が企画。

 二階ギャラリーには、大正〜昭和にかけての校舎の写真や浜野町の松尾神社で毎年行われていた「夏季学校」、昭和十六年頃の校舎見取り図、当時の教科書や修身書など四十点余りの資料が展示され、学校教育に大きな影響を及ぼした戦争を考える展示になっている。

 展示期間中の十八日午後一時半からは、当時県内に一台しかないと言われた8ミリ映像カメラでとらえた授業風景や運動会、遠足などを楽しむ児童たちの記録フィルムの上映と思い出を語る会が、研修室で開かれる。


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蒲生北小へ 支援金贈る

=日野ライオンズクラブ=


▲感謝状を蒲生北小の帖佐校長(右)へ手渡す山中会長(日野町松尾のビジネスグリーンホテルで)
◆東近江・日野町◆

 日野ライオンズクラブ(山中壽勇会長)がこのほど、青少年育成事業の一環で、東近江市立蒲生北小学校(帖佐惠美子校長)に和太鼓などの教材購入支援金として五十万円を贈った。

 これは、同クラブが毎年実施している国際平和貢献事業の一つ“ポスター展”に、蒲生北小学校が継続的に出展している取り組み成果を評価し、さらなる教育向上に期待するもの。

 午後六時半からビジネスグリーンホテルで開かれた例会で、山中会長は「(同クラブが)設立四十五周年を迎えるのに先がけ、国際平和ポスター展に協力していただいている蒲生北小学校に、日野ライオンズクラブあげて感謝の気持ちを伝えることにした」と経緯を説明、出席した会員十四人に対して「次世代のためにも、私たちの役割を忘れてはならない」と平和な社会形成・維持を呼び掛けた。

 感謝状と支援金を受け取った帖佐校長は「昨年度から和太鼓に取り組んでおり、みなさまの志を今後の教育活動に生かし、さらに平和教育にも努力していきたい」と語り、“教育現場の実態と地域との在り方”と題して講演も行った。

 


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まちの玄関口の活性化に! 

インター周辺16ヘクタール

=近江観光が竜王町に寄贈=


▲所有権の移転に必要な関係書類一式を馬場常務取締役(右)から受け取る山口町長
◆東近江・竜王町◆

 竜王町薬師・小口地先の山林約十六ヘクタールの無償譲渡に向け所有権移転登記などの準備が整ったため、土地を管理している近江観光株式会社(東京都)と寄付を受ける竜王町が十日、「竜王インター周辺土地の贈呈式」を同町役場応接室で行った。

 西武鉄道株式会社は、昭和三十四年に名神高速道路竜王インターチェンジ周辺の土地三百七十九ヘクタールを取得。同五十七年には、所有地の一部(約百三十ヘクタール)を活用して、竜王ゴルフコースを開業した。

 残る土地については、日本経済の鈍化により住宅団地の整備計画から、アミューズメント・ショッピングなどを盛り込んだ複合施設建設計画へと変更。しかし、西武グループの再編を余儀なくされる事態が発生し、開発事業への資金繰りが困難となったため、平成十七年十一月に同町へ計画の白紙を申し入れた。

 竜王インター周辺の活性化をまちづくりの一つの柱に掲げる竜王町は、同十八年二月から西武鉄道と協議を重ねた。地域の発展に貢献できるのであればと、西武鉄道が公共的施設の活用を条件に土地の寄贈に合意し、今年二月五日に双方が寄付覚書に調印。その後、所有権移転に向けた土地の分筆登記などが進められていた。

 午後一時から同町役場応接室で開かれた寄付贈呈式には、近江観光株式会社・馬場勝男常務取締役と西武鉄道不動産部・原邦彦次長、竜王ゴルフコース・木場幸次支配人ら西武グループ関係者のほか、土地提供者でもある薬師・小口・山中の自治会長、町議会議員、町職員合わせて二十人が出席。

 所有権移転登記に必要な関係書類一式を馬場常務取締役から受け取った山口喜代治町長は、「貴重な土地を寄贈いただき、この上ない喜びでいっぱいだ。公共・公益性の高い方面に有効活用していきたい」とあいさつし、感謝の気持ちを込めて盾などを手渡した。

 近江観光の馬場常務取締役は、やむを得ず計画を断念した経緯に触れ「我々がご迷惑をかけた分、まちの発展のためにも協力できるところはしていきたい」と地域活性化を願った。

 今月中には、所有権移転に関する手続きがすべて完了し、正式に町財産となる。


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