平成19年8月16日(木)第14802号

◆全県◆
歳出削減170〜180億円上積みか
20年度一般会計当初予算
裁量のきく経費50%カット!?
=9月県会で 3ヵ年の収支見通し公表=

◆大津・大津市◆
びわ湖ホール
歌劇「こびと」
=ツェムリンスキー作曲=


◆湖南・草津市◆
まるで魚の視点で観覧
企画展示「琵琶湖のコイ・フナの物語」


◆東近江・東近江市◆
サマーフェスティバルin能登川
18日 能登川中学校グラウンド
お笑い「ロザン」も登場!
=愛は地球を救う―チャリティー=

◆東近江・東近江市◆
知恵の結晶
一FUROSHIKl一
夏季企画展「風呂敷ってすごくない!?」
=近江商人博物館で開催中=


◆東近江・近江八幡市◆
水郷ブランド野菜の収穫体験販売
「もぎとり朝市」オープン
=近江八幡 まるやま水郷野菜直売所=


歳出削減170〜180億円上積みか

20年度一般会計当初予算

裁量のきく経費50%カット!?
=9月県会で 3ヵ年の収支見通し公表=


 県総務部は、財政危機を回避しようと平成十七年度から取り組んでいる財政構造改革プログラム(十七年度から十九年度)に続いて、二十年度から二十二年度までの新財政構造改革プログラムを策定するため、現在三カ年の財政収支見通しの作業をすすめている。二十年から三カ年の財源不足額は早ければこの九月県会で明らかにし、今年度中には新財政プログラムが策定される。                          

【石川政実】

▲総務部と各部の綱引き続く滋賀県庁
◆全県◆

 十九年度の一般会計当初予算では、六百十一億円の財源不足を招き、歳入面では県債発行(百億円)や基金の取り崩し(百六十九億円)、県有地の売却(五十一億円)、歳出面では人件費(七十億円)や事業費(百六十三億円)の削減などで対処した。

 現在、二十年度〜二十二年度の三カ年の収支見通しをたてている最中だが、それによれば一般財源不足額は、十六年度ベースで二十年度が六百六十億円、二十一年度は六百九十億円、二十二年度(現在試算中)にのぼるものと推測される。

 十九年度一般会計当初予算は、約五千億円だが、このうち国庫補助金、県債などの特定財源を除いた一般財源は約三千六百億円。このうち職員給与、扶助費、公債費の義務的経費や法律上しなければならない業務経費を引いた裁量のきく部分は、わずか三百五十億円に過ぎない。

 総務部は、二十年度の一般財源不足(本紙推定六百六十億円)に対処するには、歳出面では、約二百八十億円から三百億円を削減する必要があるとしている。これを裁量のきく経費三百五十億円から削減しようとすれば、約八割のカット幅になってくる。

 総務部では、この七月に各部に裁量のきく経費三百五十億円の八割程度の額の削減を裁量のききにくいものも含めてカットを打診したところ、各部が猛反発。このため今月初旬になって約五割カットで見直し作業を進めている。

 総務部では、カット幅が縮小されたため、歳入面で交付税や税収などの再精査を行なう一方、歳出面では義務的経費のうち、人件費や新規採用の見直し作業も進める構えだ。

 現在、三百五十億円の五割カットで各部の削減案がとりまとめられつつある。九月十八日から始まる九月県会には、二十年度から二十二年度までの収支見通しと、それに伴う財源不足を示すものと見られる。

 ある部の課長は「裁量のきく経費は、まさに嘉田県政のカラーが打ち出せるところだ。それを一律に五割カットでは、県民や市町への影響も大きく、嘉田県政のあり方すら問われかねない」と不満を隠さない。

 いずれにせよ、総務部と各部との激しい綱引きは、県議会も交えてここ当分続きそうだ。


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びわ湖ホール

歌劇「こびと」

=ツェムリンスキー作曲=


▲「こびと」ポスター
◆大津・大津市◆

 県立芸術劇場びわ湖ホールは十一月二十五日、ツェムリンスキー作曲の歌劇「こびと〜王女様の誕生日〜」を舞台上演する。

 びわ湖ホールの芸術監督である沼尻竜典氏が、珠玉のオペラ作品をセレクトし届ける新たなシリーズ。記念すべき第一回目は、二十世紀初めの中央ヨーロッパで活躍し、伝統と革新を新たな次元で統合しようとしたツェムリンスキーの歌劇「こびと」(原題=王女様の誕生日)を日本初の舞台上演で贈る。

 ソリストには国内外で活躍するトップクラスの日本人歌手と、びわ湖ホール声楽アンサンブル、管弦楽には京都市交響楽団と、日本人による最高水準のレベルの実現を目指している。

 アレクサンダー・ツェムリンスキーは、一八七一年ウィーンに生まれる。ピアノと作曲を学び、ウィーンで指揮者および作曲家として活動をはじめる。アルマ・シンドラー(後のマーラー夫人)に作曲を、また短期間であるがシェーンベルクに対位法を教えた。ツェムリンスキーの妹がシェーンベルクと結婚しており、義兄にあたる。シェーンベルクらとは活動を共にすることも多かったが、無調から十二音技法に至る傾向とは一線を画していた。プラハやベルリンの歌劇場で指揮者として活動したが、ナチスに追われウィーン、ニューヨークと逃れ、アメリカで一九四二年に没した。 管弦楽曲(「人魚姫」、「叙情交響曲」)、室内楽曲(「弦楽四重奏曲」四曲)、歌曲など多くの作品があるが、オペラは彼の作品群の中核をなしている。

 入場料は、S席一万一千円。A席九千円。B席七千円。C席五千円。D席四千円。E席三千円。問い合わせは、同ホールチケットセンター(電話077―523―7136)まで。


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まるで魚の視点で観覧

企画展示「琵琶湖のコイ・フナの物語」



▲体の全てを使って学べる展示内容
◆湖南・草津市◆

  県立琵琶湖博物館(草津市)は、第十五回企画展示「琵琶湖のコイ・フナの物語〜東アジアの中の湖と人〜」を開催している。この企画展示は、コイ・フナといったコイ科魚類の誕生から琵琶湖へ登場するまでの歴史、琵琶湖周辺での人との関わりが始まった頃、また、人との関わりの歴史とこれからの関係といった物語を、コイ科魚類の視点になって、また、芝居を見るように観覧できる。

 また、この企画展示の展示解説書も同時に発売している。同解説書は、企画展示の内容にそくしたもので、展示と同様にコイ科魚類の視点でつくられ、案内役として“こいさん”と“ふなさん”が自らのルーツと、コイ科魚類と人との関係のこれからを紹介する。この本は展示解説書ではあるが、一つの本としても楽しめるよう配慮し、子ども(小学校高学年以上)から大人まで理解できるような説明文と図(総カラーページ)を付け、地学、考古、歴史、民俗、社会学といった様々な側面からコイ科魚類を紹介している。詳しくは、同ミュージアムショップ(電話077ー568ー4846)まで。


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サマーフェスティバルin能登川

18日 能登川中学校グラウンド
お笑い「ロザン」も登場!
=愛は地球を救う―チャリティー=


◆東近江・東近江市◆

 十八日午後三時半から、東近江市立能登川中学校のグラウンドで『サマーフェスティバルin能登川』が開かれる。

 毎年、商工まつりとして開かれてきた能登川商工会による人気のイベントで、十回目を迎える今年は、名称も新たに合併後二回目の盛夏イベントとして盛大に催される。また、住民一人ひとりがイキイキと輝き、みんなが住みたくなる元気なまちづくりを目指そうと、テーマを〈人が変わる瞬間(とき)・まちが変わる瞬間(とき)〉にした。

 オープニングセレモニーは午後四時五分から始まり、元気いっぱいの「のとがわ水車太鼓演奏」や、可愛い子どもたちの「バトントワラー」、エネルギッシュな「エアロダンス」をはじめ、地域住民が活躍する「銭太鼓」「ハンド・ベル」「マジックショー」が開かれる。

 また、イベントを盛り上げようと、各種団体や企業、グループ、個人による多彩な模擬店、フリーマーケットが軒を連ね、子どもたちに人気の体験コーナー・遊びコーナーも用意される。

 第二部は同六時四十五分から。イルミネーションが点灯するなか、姉妹が届けるハーモニー「スカイ・ライブショー」や、テレビ・舞台で大活躍の吉本お笑いタレント「ロザン」が登場、人気絶頂のビッグタレントに話題が集まっている。さらに、会場のみんなが参加する江州音頭総おどりが展開されるほか、札幌YOSAKOIソーラン祭に四年連続ベスト16に入る今村組と、聖泉大学による「よさこいソーラン」が行われ、夏の暑さも忘れる感動のステージが繰り広げられる。
 会場では、24時間テレビ「愛は地球を救う」のチャリティ募金(午後三時半〜九時)が行われ、協力してくれた小学生先着三百人に“ふわふわ風船”がプレゼントされる。

 お楽しみ抽選会は同九時過ぎ(三時五十分から整理券を配布。一家族一枚で先着五百人)から始まり、豪華景品やサイン色紙などが当たる。

 問い合わせは、能登川商工会(0748―42―1158)へ。


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知恵の結晶一FUROSHIKl一

夏季企画展「風呂敷ってすごくない!?」
=近江商人博物館で開催中=


▲開催中の「風呂敷ってすごくない!?」、アイデア次第で様々な使い方が楽しめる
◆東近江・東近江市◆

 何でも包めてしまう便利な布・風呂敷。環境に優しいアイテムとしての活用が提案され、アイデア次第で様々な使い方が楽しめる。東近江市近江商人博物館(五個荘竜田町、てんびんの里文化学習センター三階)では、その魅力を伝えようと九月二日まで夏季企画展「風呂敷ってすごくない!―知恵の結晶・FUROSHIKl」を開催している。

 江戸時代の商人が火付け役と言われる風呂敷は、今日までに多彩なデザインや包み方が生みだされ、一般的な平包みやお買いもの包みのほか、うさぎ包み、ビン包みなどがあり、その実用性と情緒ある美しさが魅力だが、近年ではあまり使われなくなった。

 そこで、現代に生きる風呂敷活用術を紹介しようと、レジ袋がわりの風呂敷バッグやリュックのほか、プレゼントに最適な本包み、和風リボン包み、室内をお洒落に変身させるクッションカバー、鉢カバー、ランプシェードへの利用を提案している。

 また、ふだんの喜らしの中で使われていた商家の刺し子風呂敷や、人生の晴れの日に登場する慶祝用風呂敷・袱紗(ふくさ)のほか、小池百合子元環境大臣がプロデュースし、ペットボトルをリサイクルした「もったいないふろしき」を環境省から借用・展示しており、和の美しさとともに環境に優しい風呂敷のすばらしさを伝えている。

 入館料は大人二百円、小中学生百円。開館時間は午前九時半〜午後五時。月曜と祝日の翌日休館。問い合わせは市近江商人博物館(0748―48―7101、FAX48―7147)へ。


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水郷ブランド野菜の収穫体験販売

「もぎとり朝市」オープン

=近江八幡 まるやま水郷野菜直売所=


▲オープンした「もぎとり朝市」
◆東近江・近江八幡市◆

 これ以上の新鮮な野菜の販売はない「もぎとり朝市」が、近江八幡市円山町にこのほどオープンし、市内住民や観光客に大好評だ。重要文化的景観第一号「近江八幡の水郷」で観光船を運行する「まるやま水郷めぐり観光」の隣、「まるやま水郷野菜直売所 もぎとり朝市(収穫体験)」の看板が目印。

 約五千平方メートルの畑には、コイモ、スイカ、トウモロコシ、トマト、ジャガイモ、タマネギ、カボチャ、オクラ、キャベツ、キクなどの季節の花が栽培されている。

 野菜は、「江州水郷野菜」の近江八幡水郷ブランド。生産登録、栽培記録など徹底した生産管理の下で、風景や琵琶湖と水郷の水環境に配慮して生産された、環境こだわり農産物。

▲野菜や花などが栽培されている畑
 西川美栄子代表らが丹精込めて育てた水郷ブランドの野菜を、直売所で販売するだけでなく、消費者自らが枝や土の中から「もぎとって」、みずみずしいまま食卓に持ち帰ってもらうとはじめた。

 栄養価の高い旬の野菜を、新鮮なまま、しかも収穫体験もでき、さらに敷地内の直売所での販売価格より一割ほど安価で購入することができるとあって、人気も上々。もちろん入場料は無料で、長ぐつや収穫用道具も用意してある。

 家族連れや水郷観光のレジャー客が訪れ、特に畑仕事の経験のない人や、野菜がどんなふうに実っているのか知らなかった子どもや大人にとっては、興奮や発見の連続。食卓では、野菜本来の味を味わうことができ、「自分でとった野菜なら、野菜嫌いの子もおいしく食べてもらえるのでは」と、畑仕事に汗を流す三浦善隆さんは話す。

 収穫体験は午前九時からお昼ごろまで。直売所は午後も開いていて、一袋百円の手ごろな袋入り販売を行っている。安心・安全で新鮮でおいしい近江八幡水郷ブランド野菜「江州水郷」のPRに一役買っている。

 問い合せは、まるやま水郷野菜直売所(TEL080―6151―0245西川さん)まで。


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