平成19年8月28日(火)第14812号

◆東近江・東近江市◆
東近江会場 学校教育を探る
日本PTA全国研究びわこ大会
夢を追い掛ける子供目指し
=三方よしの理念で育てよう=

◆東近江・東近江市◆
転ばぬ先の“紙芝居”
「魔の手」体感で被害防止
小川町で悪質商法出前講座
=おかしい!すぐに相談を=


◆東近江・日野町◆
日野中校舎改築に大きな壁!
一般競争入札が「不調」
設計変更で予定価格引き下げ
=指名競争入札による執行濃厚=


◆東近江・日野町◆
子どもたちへプレゼント
ボランティアで内装改修
=日野町建築組合=


◆東近江・安土町◆
合併・行財政改革を住民と
再選へ津村氏が事務所開き
=安土町長選 無投票阻止の動きも=


◆東近江・近江八幡市◆
近江八幡市 県要望
=重点4件・一般22件=


東近江会場 学校教育を探る

日本PTA全国研究びわこ大会

夢を追い掛ける子供目指し
=三方よしの理念で育てよう=



▲高木一正委員長
◆東近江・東近江市◆

 第五十五回日本PTA全国研究大会滋賀びわこ大会の第三分科会が、二十四日に東近江会場となった八日市文化芸術会館で開かれた。

 学校教育について話し合う第三分科会では、主題「夢をもって夢をおいかける子どもを育てよう」に添って、副題「三方よしの理念とキャリア教育の実践」について議論を深めた。

 三方よしの理念に根付いた教育の実践をベースに、夢が持てる、夢が追い掛けられる子供の育成のあり方と、それにかかわる学校、保護者、地域の連携の重要性を探った。

 高木一正実行委員長は、開会あいさつで「近江商人の三方よしの理念で『家庭よし』『学校よし』『地域よし』の助け合いの精神で学校を盛り上げ、夢をもち未来を語る子供を育てよう」と呼び掛けた。

▲日本PTA全国研究大会の第3分科会場
 基調講演「近江の歴史と三方よし」で、木村至宏成安造形大学長は「江戸時代の商人の家訓・三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)は商業活動だけでなく、現代社会において示唆に富んだ注目すべき標語」と、教育面にも生かせる精神を強調した。

 実践発表は、「子どもの心が動くとき!〜北小太鼓に魅せられて〜」(蓮蔵優治・蒲生北小学校教諭)、「Go!5!ワーク石山」(中村俊英・石山中学校教諭)、「みずうみに学んで世界の明日をみる」(中野啓一・びわ湖フローティングスクール員)について、それぞれ行われた。

 教育に関する保護者の意識調査報告や、藤野智誠・東近江市教育研究所長をコーディネーターに、三氏が「学校教育のあり方」について意見を交わした。


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転ばぬ先の“紙芝居”

「魔の手」体感で被害防止

小川町で悪質商法出前講座
=おかしい!すぐに相談を=


▲悪質商法の手口や被害防止のポイントを紹介する出前講座(小川町老人憩いの家)
◆東近江・東近江市◆

 高齢者を狙った悪質商法の被害を防ごうと、自治会老人クラブを対象にした東近江市消費生活課の出前講座がこのほど、能登川地区の小川町老人憩いの家で開かれ、「知恵と勇気で消費者被害を防ごう」をテーマに紙芝居が催された。

 「テレビのアンテナが曲がってますよ。直しましょうか」「おばあちゃん、家が傾いてて危ないよ。介護保険制度を使って補強しましょう」などと、無料点検と称して家に上がり込み、一方的に高額な契約を取る悪質商法のトラブルが近年多発している。

 なかでも、埼玉県富士見市で起きた認知症姉妹に対する住宅リフォーム工事は、十六もの業者から計四千六百万円以上の工事代金をとられるという被害で、要介護者や高齢者の三大不安「健康」「資産」「孤独」につけ込む契約が後を絶たない。

 市内でも悪質商法にかかわる被害が増え、今年一月から七月にかけて市消費生活センターに寄せられた相談は三百九十二件に上り、このうち六十五歳以上からの相談は約二割に当たる六十九件を占めている。

 このため同課では、職員による「悪質商法ふせぎ隊」を結成し、替え歌や紙芝居などで悪質商法の手口や対処法を紹介する出前講座を開いている。

 小川町では、消費者自身も被害に遭わない知恵を持つことが大切と、ふせぎ隊の出前講座を依頼し、この日、同町内に住む約百二十人のお年寄りが受講した。

 講座では、一人暮らしの高齢者が水道工事を装った悪質業者に言葉巧みに三百八十万円の契約を結ばされてしまうが、訪れた娘たちが気づいてクーリング・オフをする―とのストーリーで紙芝居が行われ、具体的な事例やクーリング・オフの方法などを説明したほか、被害に遭わないためのポイントをまとめた替え歌を会場のみんなで唄い、一人ひとりが意識を高めていった。

 なお、介護保険を口実に契約を進める手口が多発しているが、同制度による住宅リフォーム費の支給限度額は二十万円(給付額は九割の十八万円)であり、二十万円を超える工事費は自己負担(例=工事費四十万円の場合、自己負担額は二十二万円)となる。また、給付対象は床の段差解消、手すりの取り付け工事などで、高額な契約・不審な点は、家族や近くの民生委員、行政機関などへ相談を。

 消費生活課(0748―24―5619)、介護保険については長寿福祉課(24―5642)。


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日野中校舎改築に大きな壁!

一般競争入札が「不調」

設計変更で予定価格引き下げ
=指名競争入札による執行濃厚=


▲校舎改築に向けて解体工事が進んでいる日野中学校
◆東近江・日野町◆

 日野町はこのほど、まちの最重要課題に位置付けている「日野中学校校舎改築(建築)工事」の一般競争入札(十日執行)が不調に終わったことを受け、業者へ指示した設計の変更内容がほぼまとまり、指名競争入札で執行する可能性が濃厚となっている。

 昭和四十四年度から二カ年にかけて建設された日野中学校校舎は、雨漏りが多発するほど老朽化が進み、平成十六年度の耐力度調査で構造耐力・保存度ともに危険度が高い状態にあり、改築に要する経費が国庫補助対象となりうる建物として認定された。

 生徒の安全確保と教育環境充実のため、平成十九、二十年度の継続事業として、鉄筋コンクリート造二階建ての新校舎(延床面積七千九十三平方メートル)建築を計画。総事業費は二十億五千七百二十三万円で、八月一日には国からの交付金(安全・安心な学校づくり交付金)内示が出た。

 分離発注した仮設校舎設置事業と校舎改修工事、電気・機械設備工事の入札も終え、残すところ校舎改築工事の入札のみで、議会議決後の今月下旬から本格的に着工する予定だった。

 しかし、校舎改築工事の入札執行日(十日)を前に、入札参加業者約十社のうち半数が技術員不足や積算結果などを理由に辞退届を提出、残る半分の業者も入札当日に辞退し、不調に終わった。

 予想だにしない事態に、日野町は不調に終わった原因を究明しつつ、設計監理担当の株式会社山下設計関西支社に設計内容の変更を指示。新校舎の構造は一切変えず、安全性に影響のない仕上げ部分を中心とした工事種目変更と外構工事を改築工事から除く方向で検討している。これにより予定価格(当初十四億一千九百万円)が約一億円引き下げられる見込みで、新しい計画案を示して再度入札を行うという。

 ある町議会議員は「町は危機意識が低すぎる。次の入札も不調に終わらぬよう、不調になった原因をしっかりと究明してから慎重に取り組むべきだ」と指摘する。

 子どもたちのためにも早期完成が求められている事業だけに、再度一般競争入札を執行するには時間がかかりすぎ、さらに完成時期が延びるため、同町は指名競争入札へと切り替える可能性が高い。

 今後、同町は、副町長がトップを務める「建設工事審査会」を開き、入札方法などについて検討・決定を行い、できるだけ早い時期に入札を執行する構えだ。


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子どもたちへプレゼント

ボランティアで内装改修

=日野町建築組合=


▲ランチルームのクロスを張り替える組合員ら(必佐小学校で)
◆東近江・日野町◆

 日野町建築組合(野田登子雄支部長)が二十一日、地域社会への貢献を目的に同組合員の技術と知恵を最大限に生かして、必佐小学校内装改修工事をボランティアで行った。

 これまでは、主に日野中学校や独居老人宅の修繕を実施してきたが、今年は同町教育委員会からの要望を受け、壁紙がめくれてコンクリートの下地が見えている状態の必佐小学校内ランチルームの内装改修に決定した。

 午前八時に同組合の各地区代表者ら九人が集合。内装業や瓦職人、大工、左官業など、その道のプロたちが集まっただけあって、古い壁紙をはがし新しいクロスを張り替えるまでの一連の作業が手際よく進められた。

 野田支部長は、「一人だけでは到底できない作業も、みんなが動いてくれるからできる。これぐらいのことしか地域に恩返しできないが、ランチルームがきれいになれば子どもたちも気持ちがいいだろうし、漬物でも刺身に見えるかもしれない」と語り、新学期に登校してくる児童の喜ぶ顔を想像しながら作業に汗していた。

 ボランティアでの作業に、必佐小学校の大塚マサ江校長は「本当にありがたいこと。いい環境の中でこそ子どもたちは育つと思っているので、きれいにしてもらえたことでランチルームの活用策も広がる。始業式の日に、日野町建築組合さんのことを児童に話し、お礼の手紙を書かせたいと思う」と話していた。


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合併・行財政改革を住民と

再選へ津村氏が事務所開き

=安土町長選 無投票阻止の動きも=


▲再選への決意を述べる津村氏――選挙事務所前で――
◆東近江・安土町◆

 来月四日告示の安土町長選挙に再選をめざして立候補することを表明している現職の津村孝司氏(58)は二十六日、同町下豊浦の選挙事務所で五十人あまりの支持者を集めて事務所開きを行った。

 津村氏は「合併は本来の目的ではなく、町発展のための道具の一つ。現在取り組んでいる行財政改革を進めなければならない。町民の声を大事にし、安土町の行くべき方向を見定めてもらいながら決定して行きたい。厳しい財政も、知恵をしぼり、住民みなさまの支えを得て、変えて行きたい」と、決意を述べた。
 山根太一後援会長が支援の輪の拡大を訴え、蒲生郡選出の佐橋武司県議は「町民との対話を重ねながら、将来を見据えたまちづくりを」と激励した。

 町議会で津村氏支持を決めている保守系町議六人を代表して田中孝樹町議は「合併は前提としながらも、安土のブランドで地域力を、という姿勢で住民の声を反映しながら町政運営を行って来た。行政改革も途中で、合併も含めもう一期がんばりたいという強い信念に賛同し、将来に悔いを残さないよう、町行政を引っぱっていただけると確信している」と、支持を訴えた。

 津村氏の地元、常楽寺の村地区長も「これから二・三年は安土町政の岐路にある。合併問題、財政問題をクリアできるのは、四年間の実績を修めた津村氏しかない。さらに飛躍を」と、期待を込めた。

 安土町にとっては、将来のかじ取り役を決める大切な選挙だが、現在のところ立候補を表明しているのは津村氏のみ。対立候補擁立に向けた動きもあるが、決定に至っておらず、このままでは無投票の可能性もある。

 ただ、津村町政に対する評価や合併についての住民の意思を問う機会を失うとして、無投票阻止へ候補擁立あるいは自ら立候補を検討している陣営もあり、選挙戦は告示日まで予断を許さない。 


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近江八幡市 県要望

=重点4件・一般22件=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市は二十三日、県の来年度予算編成に向けた要望を行った。冨士谷英正市長はじめ市関係部長らが県庁を訪れ、重点要望四件、一般要望二十二件の要望書を提出するとともに、重点要望については嘉田由紀子知事と各担当部署に対し、直接要望した。

 【重点要望項目】○八幡堀周辺の整備 「かわらミュージアム」周辺の八幡堀整備計画事業への国土交通省の「景観形成総合支援事業費補助金」交付への働きかけと県の上乗せ補助○生活排水対策への支援 (合併)浄化槽の設置へ県浄化槽設置補助の継続と、浄化槽面的整備補助額の五万円増額及び地域特性に適合した運用緩和への配慮○コミュニティバスの運行支援 「市地域交通会議法定協議会」の設立、実証運行等、コミュニティバス等の導入検討準備のための補助金制度の確立への配慮○新病院整備運営事業に対する財政支援 従来の補助金制度と同額の財政支援となるよう県の予算措置。施設・設備の補助制度が起債に移行した分を国と同様の補てんと、救命救急センターの運営補助金(現行基準額の三分の一)を他の公的病院(六分の五)と同様確保

 【一般要望項目】○重要文化的景観の取り組みへの支援○市総合医療センターにおける医師確保○旧市立と畜場の跡地整備○JR篠原駅舎の改築○改良住宅譲渡基準の緩和○金田小学校の施設整備など。


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