平成19年9月20日(木)第14832号

◆全県◆
消えた70万円!
自民党八日市連協の17年政治資金収支報告書
小寺会長「正直、認識が甘かった」と弁明
寺村会計責任者「責任持てぬ」と辞表提出

◆東近江・東近江市◆
もの作りに燃えた
定年後の人生
=片山鐵次郎展=


◆東近江・東近江市◆
5周年記念!23日
映画&講演&ロケ地めぐり
=滋賀ロケーションオフィス=


◆東近江・東近江市◆
まもなく卒業 10月着任へ
半年間の集大成「実科査閲」
=県消防学校48期生=


◆東近江・安土町◆
安土町9月議会
26議案を上程
=幼稚園また値上げ=


消えた70万円!

自民党八日市連協の17年政治資金収支報告書
小寺会長「正直、認識が甘かった」と弁明
寺村会計責任者「責任持てぬ」と辞表提出


▲県内の政治資金収支報告書を管理する県選管(円内は、八日市連協の小寺会長)
◆全県◆

 なにかと話題になっている「政治と金」をめぐる問題。これをチェックする一つに、政治資金規正法に基づいて、政党や政治団体が一年間に得た収入や支出を記載した「政治資金収支報告書」がある。滋賀報知新聞社の調べで、自民党八日市支部連絡協議会(代表者・小寺裕雄前県議、略称・八日市連協)の平成十七年政治資金収支報告書に、虚偽記載の疑いがあることがわかった。【石川政実】

 東近江市の自民党組織は、八日市中央支部、八日市支部、八日市御園支部、東近江市玉緒支部、八日市平田支部、八日市中野支部の六支部からなり、その頂点に八日市連協がある。総選挙など国政選挙がある場合、選挙活動資金は、同党第4選挙区支部(代表・岩永峯一衆院議員)→八日市連協→各支部へと下りてくる

 郵政総選挙が行なわれた十七年の同党県第4選挙区支部の政治資金収支報告書によれば、同年八月、選挙活動の交付金として、八日市連協に七十万円が支出されている。

 しかし、八日市連協の十七年の同収支報告書には、収入、支出ともゼロと記載され、「報告書に相違ない」と会計責任者・寺村義和市議のサインと「寺村」の三文判がなつ印された宣誓書が添付されている。ちなみに十八年の同収支報告書も収入、支出ともゼロと記載され、宣誓書も同様である。この十七、十八年の同収支報告書は今年三月三十日、県選挙管理委員会東近江分室に提出されている。

 八日市連協の会計責任者・寺村市議は「二年前の総選挙でも小寺会長から一銭のお金も預かっていない。それなら、いっそのこと小寺氏の方で収支報告書を作成してほしいと、県選管から送られてくる記載用紙一式などを渡した。県第4選挙区支部から七十万円が下りていたことを(本紙取材で)いま初めて知った。このままでは会計としての責任が持てないと今年五月、小寺会長と大洞共一副会長に辞職願いを提出した。十七、十八年の収支報告書の宣誓書は、わたしのサインでも印鑑でもなく、かってに作成されたもの」と話した。

 小寺会長は「十七年に県第4選挙区支部から受け取った七十万円は、総選挙費用として使い切ったので、収支報告書には収入、支出ともゼロと記載してしまった。今年四月に県議選に出馬したこともあり、忙しくて、正直なところ(収支報告書の作成は)面倒臭かった。連協に対する認識が甘くて、申しわけない。急いで収支報告書を訂正したい」と弁明した。

 ある支部の代表者は「連協の会長が金をずっと預かっているから問題になる。会計責任者なり事務局なりに渡すべきだ。八日市連協から、今年の参院選に、党から選挙活動費がどれだけ入金されて、どれだけ使ったかの報告がいまだにない。このようなルーズなことでは困る」と憤っていた。

 県選管担当者は「このケースは政治団体の収入や支出を記載して報告書の提出を義務づけた政治資金規正法第一二条の違反に当たる」と話している。


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もの作りに燃えた

定年後の人生

=片山鐵次郎展=


◆東近江・東近江市◆

▲八日市文化芸術会館で開かれている片山鐵次郎展
 「今までに誰もが手掛けたことのない表現方法」をモットーに独自性に富んだ多種多様の美術作品づくりに取り組んだ東近江市五個荘山本町、故・片山鐵次郎さんの作品展が八日市文化芸術会館で開かれている。二十三日まで。入場無料。

 片山さんは、京都の呉服問屋への通勤途中、ビルにかかっていた「もの言わぬ、ものにものを言わせる、ものづくり」という広告看板に心を引かれ、ものづくりに深い興味を抱くようになった。

 四十年間務めた呉服問屋を定年退職した後は、ものづくりに没頭し、工芸、立体を中心とした創作活動から孫の鳩小屋、竹の麻雀パイ、雑音を消すためのコイルなどジャンルの壁を越えた様々なものづくりに挑戦。その制作手法のアイデアと手先の器用さ、途中で諦めない根気強さから生まれた数々の作品は、観る人々を驚かせるものが多かった。

 二十年前から毎年、同会館で開催されている「表現展」に出品を続け、そのユニークな創造性や高い完成度が、多くの出品者や同展関係者に注目されるようになり、運営面においても深く関わるようになった。

▲故・片山鐵次郎さん
 初出展以来、毎年、出品者の作品をビデオ撮影し、貴重な記録を残すなど表現展を支えてきた一人でもある。

 毎年の表現展には一番に作品を持ち込んだ片山さんの活躍を紹介しょうと仲間が「片山鐵次郎展」を企画、その準備を進めていた今年一月三日、片山さんは病気で亡くなった。七十七歳だった。

 遺作展になった会場には、片山さんがこれまでに制作した独創性豊かな数々の作品を三十テーマに整理して並べられている。

 その中には、セイタカアワダチソウで作ったノアの箱舟、神輿と担ぎ手を緻密に制作し、建部祭りの様子を表した大作「みこし行列」や「たいこ行列」、金糸をテグス糸で吊り下げて空間にその姿を表現した「ピラミッド」、世相を反映させた「いろはカルタ」の屏風貼り、古切手の貼り絵など、ものづくりに寄せる片山さんの熱い思いが伝わるものが多い。また、作品を通して片山さんの老後の生き方や人柄が偲ばれる作品展となっている。


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5周年記念!23日

映画&講演&ロケ地めぐり

=滋賀ロケーションオフィス=


◆東近江・東近江市◆

 映画やドラマのロケ地として滋賀県を広くPRしている(社)びわこビジターズビューローの滋賀ロケーションオフィスが設立五周年を迎え、記念イベントの「映画&講演&ロケ地めぐり」を東近江市五個荘地区で催す。

 五百作品を超える映画やドラマ、CM撮影が行われており、エキストラなどの県民サポーターは二千五百人にもなっている。

 記念事業は、日ごろの感謝を込めて、最新作の映画と講演会を無料招待するもので、数々のロケ場所になった五個荘地区で二十三日、市のイベント「ぶらりまちかど美術館・博物館」に合わせて開催する。

 内容と時間は▼映画鑑賞「憑神(つきがみ)」午前九時半〜、主演は妻夫木聡▼講演と実演「チャンバラごっこ」同十一時半〜、講師は東映・剣の会の殺陣師 上野隆三さん▼五個荘金堂町内ロケ地めぐり、講演後に自由散策。

 また、同地区で撮影された映画「俺は君のためにこそ死ににいく」「憑神」、ドラマ「エラいところに嫁いでしまった」などのスチール写真や台本等が、会場の市てんびんの里文化学習センターで展示される。


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まもなく卒業 10月着任へ

半年間の集大成「実科査閲」

=県消防学校48期生=


▲半年間の成果を披露する訓練生たち。写真は、負傷者を背負ってビルから降下する救助法(神郷町・県消防学校)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市神郷町の県消防学校でこのほど、県内の各消防本部に採用された新規消防職員(第48期初任教育訓練生)が、半年間の成果を披露する「実科査閲」が行われ、地域住民の安全を守る頼もしい姿に、保護者や教官らから大きな拍手が送られた。

 訓練生三十五人は、四月の入校から九月末までの半年間、消防職員として必要な知識や技術、体力、精神力を身につけるため、全寮制で実科訓練に励んでおり、十月一日からは各所属の消防本部で現場デビューを飾る。

 実科査閲は、この教育期間の終了を目前に、厳しい訓練の成果を保護者や教官、消防関係者らに披露するもので、迅速・的確な団体行動を見る「訓練礼式」では、一糸乱れぬ部隊訓練を披露した。また、消火活動の基本動作を行う「消防ポンプ繰法」や、各種の救助法に活用する「救助・救急処置訓練」が行われ、見事な連係プレーを見せていた。

 救助基本訓練では、ロープを巧みに使って壁を登る自力登はん、二つの棟の間に渡した二十メートルのロープを渡る渡過手法、十階(三十二メートル)の高さから降下するオーバーハングを行い、危険と隣り合わせの救助技術に会場から感嘆のどよめきが起きた。

 交通救急救助訓練では、乗用車三台による多重衝突事故が発生し、車外に投げ出された人が対向車の下敷きになるほか、炎上の危機にある車内に負傷者が閉じこめられている―との想定で行われ、本番さながらの臨場感に会場のだれもが固唾を飲んで見守っていた。

 最後は、ビル・マンション火災を想定した三十五人全員による「火災防ぎょ訓練」が展開され、消防士としての責任と意気込み、六カ月間の絆を見せた。

 ハラハラしながら見ていた保護者の男性(53)は「まだまだ子どもだと思っていたが、一人前の消防士へ成長していることに感嘆の思いです。みなさんの高い技術を見て頼もしく思う。安全には十分に気をつけて活躍してほしい」と話していた。


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安土町9月議会

26議案を上程

=幼稚園また値上げ=


◆東近江・安土町◆

 安土町議会九月定例会は十四日開会し、二千三百二十六万四千円を追加する平成十九年度一般会計など補正予算案件五件、歳入総額三十八億八千三百七十四万円、歳出総額三十六億四千七百四十三万円、差引額二億三千六百三十一万円の平成十八年度一般会計決算と、国民健康保険など六特別会計、水道事業会計の決算認定案件八件、幼稚園の授業料を来春から五百円値上げする(二年連続)使用料条例の一部改正など条例関係案件七件、町監査委員に安田又嗣氏(64)=西老蘇=、教育委員会委員に井手吉ひろみ氏(37)=下豊浦=の任命などの同意を求める人事三件、株式会社安土、財団法人安土町文芸の郷振興事業団、同安土町農業公社の三法人の十八年度事業・決算・十九年度事業・予算などの経営状態について報告三件の二十六議案が上程された。人事案三件は、即日同意された。

 今年度一般会計補正予算案の主な内容は、老人福祉関連電算ソフト開発委託三百九十四万円、住宅下水道接続工事三百八十七万円、上豊浦住宅揚水ポンプ付替工事九十七万円、体育施設整備工事五百万円、など。

 会期は二十七日まで。二十日に総括質問、二十五・二十六日に一般質問、二十七日に委員会審査報告・質疑・討論・採決を行い、閉会する。


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