平成19年9月27日(木)第14838号

◆全県◆
18日に70万円の修正申告
八日市連協政治資金収支報告書
小寺会長ら責任取り辞職
=大揺れに揺れる八日市連協=

◆大津・大津市◆
1人で悩まないで!
脳外傷友の会全国大会inしが
理解と支援の拡大めざして
=あすから2日間、大津市内で開催=


◆大津・大津市◆
琵琶湖文化館で
=桃山の美術展=


◆甲賀・湖南市◆
湖南市
足踏み状態に困惑
=JR草津線複線化=


◆東近江・東近江市◆
実証運行 ちょこっとバス
10月1日 能登川でスタート
4路線 一乗り200円
=地域で育て、本格運行へ=


18日に70万円の修正申告

八日市連協政治資金収支報告書

小寺会長ら責任取り辞職
=大揺れに揺れる八日市連協=


▲修正申告された17年の八日市連協の収支報告書コピー
◆全県◆

 自民党八日市支部連絡協議会(代表者・小寺裕雄前県議、略称・八日市連協)の平成十七年政治資金収支報告書に同党県第4選挙区支部から交付された七十万円が記載漏れになっていた問題で、同市連協は十八日に県選挙管理委員会に修正申告をしたことにより、県選挙管理委員会担当者は「政治資金規正法には抵触しない」と話している。           【石川政実】

 総選挙が行なわれた十七年の同党県第4選挙区支部の政治資金収支報告書によれば、同年八月、交付金として、八日市連協に七十万円が支出された。しかし八日市連協の十七年の同収支報告書では、収入、支出ともゼロで記載漏れになっていたのを滋賀報知新聞社が指摘したため、小寺会長は会計責任者の寺村義和市議の同意を得て十八日、県選管に十七年の同収支報告書の修正申告を行なった。また、小寺会長は二十日、すべての領収書を大津本社に持参した。

 本紙取材に対し会計責任者の寺村市議は「二年前の総選挙では小寺会長から交付金七十万円を預かったことは一度もない。また選挙後に選挙活動に使った(文房具購入などの)全ての領収書を見せてもらったことはない」と話していた。

 一方、小寺会長は「今回、政治資金収支報告書を修正申告をすることになり、深く反省しています。会計責任者の寺村さんとはことあるごとに連絡を取り合い、協力して八日市連協の運営に努めてきたつもりだが、二十日付けの滋賀報知新聞の記事を読んで、寺村さんの発言の真意が理解できず、驚き、いまでもただ困惑しているばかりです。しかし結果的には、すべて会長である私の責任であり、このたび、連協会長職を辞任することといたしました。本当に申し訳ございませんでした」と語った。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


1人で悩まないで!

脳外傷友の会全国大会inしが

理解と支援の拡大めざして
=あすから2日間、大津市内で開催=


◆大津・大津市◆

  脳外傷者でつくる友の会全国大会が、九月二十八日、二十九日の両日、琵琶湖グランドホテル(大津市雄琴)で開催される。「私たちは働きたい この街で暮らしたい」をテーマに、脳外傷・高次脳機能障害者への理解と支援の拡大を目指して開く。

 二十八日は午後六時から交流会を開き、翌二十九日は講演・シンポジウムを行う。午前九時半からの午前の部は県の行政説明、厚生労働省障害雇用対策課の基調講演、午後の部は県内外の当事者が体験に基づいて「私たちは働きたい この街で暮らしたい」をテーマに発表し、この後にシンポジウム(就労前訓練、就労移行訓練、職業訓練、一般企業、作業所混在型、作業所特化型)を予定している。

 高次脳機能障害者は全国で三十万人いるとされ、高次脳機能障害であることを知らずに「何かおかしい。事故前と違う」と違和感を感じながら悩んでいる家族も多くある。大会の参加費は千円。問い合わせは実行委員会(電話0749-72-2554)へ。

 なお、よく見られる症状は次の通り。

 【よくみられる症状】
 ▽記憶障害=新しいことが覚えられない。忘れっぽいことに気づいていない。日付けや場所が分からない。昔のことが思い出せない。
 ▽注意障害=集中できない。うっかりミスが多い。持続性にかける。二つのことに気が配れない。
 ▽感情コントロール低下=気分にムラがある。場にそぐわない泣き笑い。一度にいろいろなことがあるとパニックをおこす。
 ▽遂行機能障害=計画が立てられない。優先順位が決められない。段取りが悪くテキパキ要領よくできない。行動の途中で混乱する。
 ▽失行=動作がぎこちない。思い通りに動けない。操作手順が分からなくなる。
 ▽失語=話すことや言葉の理解が難しい。書くことや読むことが難しい。
 ▽失認=見ているのに何か分からない。知っている人の顔が見分けられない。
 ▽病識欠如=障害があることを理解できない。何でもできると思っている。人の意見を聞かない。
 ▽固執性=気持ちが切り替えられない。同じことをし続ける。一つのことを繰り返し言い続ける。
 ▽半側空間無視=片側にあるものに気づかない。食事を食べ残す。人や物にぶつかる。文章の左側を見落とす。
 ▽自発性の低下=やる気がない。動きたがらない。何でも面倒に感じる。
 ▽対人技能拙劣=相手の気持ちを察することができない。他者の落ち度を過度に指摘する。一方的な主張をする。
 ▽地誌的障害=道に迷う。場所や方向など位置関係が分からない。
 ▽欲求コントロール低下=いくらでも食べてしまう。先のことを考えず金を使う。待てない。
 ▽依存性・退行=人に頼る。口先ばかりで行動が伴わない。家族に代弁を求める。
 ▽抑うつ=やる気が出ない。一日中横になっている。悲観的になりやすい。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


琵琶湖文化館で

=桃山の美術展=


▲「菊桐蒔絵堺重」草津市観音寺蔵
◆大津・大津市◆

 県立琵琶湖文化館(大津市)は十月二日まで、小企画展「桃山の美術」を開催している。また十五日には、「安土桃山の美術」をテーマに上野良信氏(同館学芸専門員)による展示解説もあった。

 桃山時代は、十六世紀後半から十七世紀の初頭まで、わずか半世紀あまりの短い時期ではあるが、まさに激動の時代でもあった。その幕開けは織田信長であり、豊臣秀吉、徳川家康という歴史上有名な英雄三人によって引き継がれ、それぞれの個性を反映した文化に彩られている。特に信長によって築かれた安土城は、内・外観とも黄金に輝く美しさを誇ったと言われ、この時代を象徴するものであった。

 またキリスト教の伝播や海外貿易の拡大にともなう西欧文化の流入も大きな特色で、古くからの伝統的な文化と融合して華やかな「桃山」という時代が生まれた。同展覧会では、障屏画、蒔絵調度品、信楽焼など十七点を展示して、桃山の美術を紹介する。入館料は、大人三百円。高大生二百円。小中生百二十円。問い合わせは、同館(電話077ー522ー8179)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


湖南市

足踏み状態に困惑

=JR草津線複線化=


▲湖南市が先行して確保した甲西駅の行き違い設備用地
◆甲賀・湖南市◆

 栗東市の新幹線新駅問題は、十月末までに計画の是非について結論を出すべく県と関係市で協議が進められているが、その一方で同問題はJR草津線複線化にも影を落としている。湖南市は草津線複線化期成同盟会(県と沿線六市町で構成)の方針に従い、「JR甲西駅行き違い設備」実現に向けて用地を確保したものの、同じ草津線の新幹線新駅接続駅建設を巡って同盟会内が混乱して総会が開けず、足踏み状態が続いているのだ。「新駅問題が決着する今年こそ活動を正常に戻し、複線化の要望をJR西日本に強く伝えるべき」と沿線市町は口をそろえている。               【高山周治】

新幹線新駅問題が落とす影


 JR草津駅からJR柘植駅を結ぶ草津線の便数は、全線単線であることや、他の路線と比べて駅間の距離が長く、電車の行き違い設備が少ないことから、現状の一時間平均二本からの増便は難しい。

 このため草津線複線化期成同盟会は、JR西日本への段階的整備の最重点要望として、平成八年に「甲西駅行き違い設備設置」、同年十三年には新幹線新駅開業をにらんで「新駅接続駅建設(草津駅|手原駅間)」を正式決定した。

 これに従って湖南市は、同駅西側の用地一千平方メートルについて地権者と一昨年から交渉を進め、先行して確保した。ところが同年の平成十七年度総会は、用地の費用分担を巡って「JR西日本が事業化を決定していないのに今決めるのは時期尚早」と、関係市町で異義を唱える声が上がり、中止になった。

 翌十八年度総会は、新駅凍結方針の嘉田知事当選を受けて中止された。「新駅計画の是非が話し合われるなかで、関連する新駅接続駅をJR西日本へ要望するのは難しい」と県が渋ったのに対して、栗東市は「新幹線新駅建設推進は(協定が存在し法的には)何ら変わっていないので、新駅接続駅建設についても要望すべき」と主張した。

 これについて東村弘文県交通政策課長補佐は「新幹線新駅の問題が決着しない限り、期成同盟会の総会を開いても関係市で円滑に話し合えない。総会開催は、新駅問題で一定の考えが決まってから」と事情を明かす。

 新駅接続駅の見通しは、関連する区画整理事業の展開と同様に不透明で、同盟会内での扱いは「接続駅がどうなるか分からないし、これと切り離して甲西駅行き違い設備のみ最重点要望にするかどうかも分からない」(県交通政策課)としている。

 新幹線新駅問題の混乱に巻き込まれた格好の湖南市。担当の小島文彦・湖南市政策秘書課長は「貴生川|草津駅間では唯一、甲西駅には行き違い設備がないだけに設置は長年の念願。新駅問題と草津線複線化は別にして進めてほしい」と困惑している。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


実証運行 ちょこっとバス

10月1日 能登川でスタート
4路線 一乗り200円
=地域で育て、本格運行へ=


▲やわらぎホールで開かれた「実証運行 ちょこっとバスフォーラム」
◆東近江・東近江市◆

 交通空白地域として市民の移動手段に課題を抱えていた東近江市能登川地区に、十月一日からコミュニティバスが実証運行されることになり、運行開始を知らせる説明会「実証運行 ちょこっとバスフォーラム」がこのほど、同市躰光寺町のやわらぎホールで開かれた。

 自治会長をはじめ地区住民約百五十人が集まるなか、久田元一郎副市長は「高齢社会を支える基盤として今回の運行は喜ばしいことであり、長く利用してもらえる路線に育ててほしい。また、バスを利用することで市民のみなさんが互いに交流し、新しいまちづくりに取り組んでいただきたい」とあいさつした。

 コミュニティバスは、民間会社が撤退した路線の代替として、市民の移動手段を確保する公共交通サービスとしての公営バスで、まちなかに入れる小型車両や低額な料金設定で全国に広がっている。

 同市でも、愛東北循環線や政所線、沖野玉緒線など十六路線があり、今年四月からすべての路線(愛荘町と共同運営する角能線は除く)バスの愛称を「ちょこっとバス」にしたほか、一乗り二百円にするなど利便性の向上を図った。

 しかし能登川地区においては、東部地域を走る角能線、神崎線以外にバス路線がなく、高齢者などの交通弱者を中心にコミュニティバスの運行が待ち望まれていた。

▲使用予定の29人乗りバス
 そこで同市では、移動の確保と公共交通ネットワークの充実を実現させるため、国の補助事業を活用した実証運行を計画し、今年十月からの運行準備を進めてきた。

 実証期間は、十月一日から平成二十一年三月までの一年六カ月間で、「出在家線」「伊庭循環線」「新宮線」「ドリームハイツ循環線」の四路線を二台のバス(二十九人乗り小型バス)で運行する。運賃は大人二百円、子ども百円の均一料金に設定され、回数券および一日乗車券も発売する。

 しかし、もともと採算が合わず廃止された赤字路線を走るため、「ちょこっとバス」の経営は厳しく、増収が見込めない三路線(五個荘線・五個荘循環線、小脇線、建部線)が廃止され、予約制の乗り合いタクシーに転換されているのが現状だ。

 新たなバス導入には慎重にならざるを得ず、実証運行は、バス導入が「必要か否か」「適する運行法」を見極めるための試験的な運行。来年九月ごろに、利用・収支状況等から本格運行の可否が検討される予定で、市では「福祉や環境保全の点からもその役割は大きい。本格運行できるよう、地区のマイバスとして、みなさんで育ててほしい」と要望した。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ