平成19年10月7日(日)第14847号

◆全県◆
県内雇用水準 やや下降気味
有効求人倍率は1・30倍
新規求人は製造、建設業で減少
=8月 パート求職3割弱占める=

◆大津・大津市◆
〈重文〉明王院本堂から最古の部材
修理に伴う解体で発見
平安時代後期(1086〜1184年)建立と判定
=前身の本堂は一回り小さかった=


◆東近江・東近江市◆
地域ネットワークを活かし
認知症老人の発見・保護訓練
=県下初・建部地区で地域力試す=


◆東近江・東近江市◆
ふれあいバザー
食券千円分
=5人にプレゼント=


◆東近江・日野町◆
3消防署の操法統一!
競技で初期消火技術磨く
日野・蒲生33チーム参加
=日野消防署で=


◆東近江・日野町◆
県代表牛36頭決定
=日野町で肉牛審査会=


◆東近江・近江八幡市◆
品格あるまちの継承へ
風景づくりシンポジウム
「伝統的風景計画」施行で
=30年後・100年後の近江八幡=


県内雇用水準 やや下降気味

有効求人倍率は1・30倍

新規求人は製造、建設業で減少
=8月 パート求職3割弱占める=


◆全県◆

 滋賀労働局がまとめた県内における最近の雇用失業情勢によると、八月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を〇・〇三ポイント下回り、二十七か月連続して一倍を超えているものの、下降気味に推移していることが分かった。同時に、正社員の倍率も前年同月よりも〇・〇六ポイント下回っている。

 有効求人数は二万七千五百七十人(前月二万八千四十二人)で、前年同月に比べ二・三%減り、三か月ぶりの減少となった。一方、有効求職者数は二万二千三百四十七人(前月二万二千八百四十七人)と、前年同月比一・六%増加し、二か月連続増加している。

 このことから、有効求人倍率(季節調整値)は、前月を下回り一・三〇倍(全国の七月は一・〇七倍)となった。前年同月からは〇・〇四ポイント下回ったが、全国に比べ雇用環境は良好を保っている。正社員の倍率も前年同月に比べ〇・〇六ポイント減の〇・五九倍となった。

 新規求人数は九千五百八十四人で、前年同月比一一・一%減と、製造、建設業を中心に大幅な減少となり、新規求職者数も五千百八十四人と、前年同月比で四・六%減少したことで、新規求人倍率(季節調整値)は、前月を〇・一二ポイント下回って一・八三倍を示した。

 新規求人数を雇用形態別に前年同月と比較すると、正社員の六・七%減とともに、非正社員が一三・四%減り、うちパート求人も一五・九%の減少となった。正社員求人が全体に占める割合をみると、前年を一・八ポイント上回り三六・八%となった。

 新規求人のうちパート求人は三千十二人で、パート比率は前月を三・五ポイント下回り三一・四%となった。新規求職申込件数のうち、パート求職が千四百三十九人(前月比〇・〇三ポイント減)と全体の二七・七五%を占めている。


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〈重文〉明王院本堂から最古の部材

修理に伴う解体で発見

平安時代後期(1086〜1184年)建立と判定
=前身の本堂は一回り小さかった=


◆大津・大津市◆

 県教委文化財保護課はこのほど、「重要文化財明王院本堂ほか三棟保存修理事業」の調査結果を公表した。これは、県教委が宗教法人明王院から受託し、平成十七年十一月から四カ年継続で、解体および部分解体修理を行っているもの。

 重要文化財明王院本堂は、昨年度から修理工事に着手したが、修理に伴う解体の過程で、現本堂(正徳五年建立)の小屋組材や床組材に転用された、総数六十五点の前身本堂(現本堂に建て替えられる前の明王院本堂)の部材を発見した。

 これを大別すると、化粧材として桁・繋梁・舟肘木・化粧隅木・化粧垂木・茅負・内法長押があり、野物材として野垂木掛。母屋桁・根太などがあった。

 発見した転用材は、『門葉記』に掲載された室町時代前期(一三三三〜一三九二)の本堂の絵図面にほぼ合致し、現本堂が建て替えられる前の、前身本堂の部材と考えられる。

 前身本堂の建立年代については、発見した部材六十五点のうち九点について年輪年代測定を行った結果、いずれも西暦一一〇〇年前後の伐採材と判定され、また形式技法からもその頃の建築と推定されることから、平安時代後期(一〇八六〜一一八四)の建立であることがわかった。

 発見した部材の調査により、前身本堂の規模は、桁行約九・一メートル、梁間約十二・一メートルで、現本堂の桁行十・七メートル、梁間十五・七メートルより一廻り小さかったことがわかった。

 延暦寺は、十六世紀に多くの堂舎を失い、現存する最古の建造物は、西塔に所在する、室町時代後期建立の瑠璃堂(重要文化財)であるが、今回発見した前身本堂の部材は、それ以前のもので、延暦寺におけるまとまった建築部材として最古のものとなる。また、県内に所在するもっとも古い建造物は、国宝の石山寺本堂(永長元年)であるが、今回発見した部材はそれとほぼ同年代で、県内においても最古のひとつとなる。

 明王院は、僧侶が参籠して修行を行う道場であり、前身本堂はその中心となっていた建造物で、平安時代後期の延暦寺の道場にあたる建造物が、部分的ではあるが明らかとなったことは、大変に意義のあることと考えられる。

 発掘調査の結果、庵室建物部分では、平安時代末頃から安土桃山時代に機能していた基壇や、室町時代後期頃の石垣とともに当時の土器類などが出土した。本堂の調査では、前身基壇が確認でき、平安時代末頃まで遡ることが分かった。

 以上のことから、現在の明王院は少なくとも平安時代末頃から当地に存在したことが明らかとなり、前身基壇などの遺構の出土により、その時期的な変遷を追うことができる貴重な資料を得ることができた。

 前身本堂部材のうち、四点を大津市歴史博物館で開催中のミニ企画展「匠の技を知る〜園城寺と葛川明王院の保存修理現場から」(今年九月四日〜十月二十一日)展示している。


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地域ネットワークを活かし

認知症老人の発見・保護訓練

=県下初・建部地区で地域力試す=


▲徘徊役の人(右)に「○○さんですか」と声を掛ける参加住民
◆東近江・東近江市◆

 認知症により徘徊するお年寄りを早期発見し、保護する訓練が先月三十日、東近江市建部地区の十九自治会と市消防団、警察、県、市、特別養護老人ホームなどの関係機関や地元放送局、タクシー会社、近江鉄道などが参加して行われた。総勢約二百人にもおよぶ訓練で、県東近江福祉の地域づくり推進協議会が軸となって二年前から準備を進めてきた。今回のような自治会が中心となった訓練は、全国的にも先進的な取組として注目された。

 同地区では、数年前に高齢者が行方不明になり、捜索の結果、遺体で発見される不幸な出来事を教訓に三年前、民生委員が中心となった「高齢者所在不明時緊急対応登録制度事業」をスタートさせ、お年寄りを地域全体で見守る態勢を整えた。

 訓練は地区内を四ブロックに分け、各部ブロックに二〜三人の徘徊役を計十人配置。午前九時からウェルネス八日市で開会式が行われ、参加者全員が訓練内容を確認し合ったあと午前十時半、訓練本部から「地区内の家族から、本日午前八時半から六十五歳のおばあさんが行方不明になったという連絡が入った。服装は、白っぽいシャツに茶色っぽいズボン、帽子を被っている。身長一メートル五十五センチ、体重五十キロぐらい。名前は建部花子で旧姓は近江、住所は建部下野町」という行方不明者の情報を東近江署、市役所、カルナハウスに連絡。カルナハウスから連絡を受けた四つのブロック長が、各自治会長に連絡し、自治会長から捜索に当たる住民に知らせ、地区内を歩き回る徘徊役の人を見つけ出し、声を掛けて保護するという手順で進められた。

 各自治会の参加住民は、開会式の後、一旦、自宅に戻り、自治会長からの連絡を受けて集会所など所定の場所に集合。伝えられた行方不明者の情報をもとに予め決められた地区内のコースを歩く徘徊役の発見に出かけた。

 この日は朝から雨天となり、地区内を出歩く人がほとんど居なかったこともあって「各地区内で徘徊者役を見つけた」という情報が次々と集まり、約一時間の訓練は終了。再びウエルネス八日市に参集し、閉会式が行われた。

 閉会式では、簡単に発見されたところや一時間歩き回っても二回しか見つからなかったところもあり、徘徊者は意外に早足であることや道路の状況により見つけにくいことが報告されたほか、「見ず知らずの人にどのように声をかけたらいいのか」や「声を掛けるのに勇気がいった」、「本人と判るのに戸惑った」、「旧姓を言えば反応してもらえた」などの声が寄せられた。

 また、情報を伝える訓練では「動くはずのファクスの調子が悪かった」や「伝わるのに時間がかかった」などの課題も浮き彫りになった。警察からは行方不明者の認知症の程度、健脚かどうか、持病があるかなどの情報があれば、捜索活動の大きな参考になるとアドバイスした。

 高齢者福祉の専門家からは「こんなところに居たの一緒に帰ろう」などと相手の気持ちを包み込むような声かけに心がけると、比較的やさしく保護できる場合が多いなど、徘徊者との接し方を紹介した。

 訓練を計画した関係者からは、地域みんなでお年寄りを見守るという認識が広がり、実際の行動に結びついて行くと、お年寄りだけでなく子どもの見守りなど安全で安心なまちづくりへの大きなステップになると期待が寄せられた。

記者の目

 一人の徘徊役の後をついて行った。制限時間内で訓練を終わらせるため、参加住民には、事前に徘徊者への声のかけ方や歩くコースが知らされていたので、スムーズに行くかと思っていたが、意外にそうでもなかった。徘徊者役からどんな反応が帰って来るかわからない、最初の一声を掛けることに躊躇(ちゅうちょ)する場面が多かった。また、住宅街でも路地のようなところに入り込むと発見されにくかった。

 報告会でも指摘があったが、徘徊者の情報伝達のスピードアップが、早期発見と保護にいかに重要であるかを再認識する貴重な訓練となった。今回の訓練で浮かびあがったいろいろな課題や問題点の解決策を見出し、実践で活かせるよう今後の積み重ねが必要になる。全国でも珍しい訓練だったが、参加した人から「やってよかった」の感想が多く聞かれた。住民ネットワークが核となっての発見、保護活動がどれだけ機能するかを試す今回の訓練で出来たこと、出来なかったことを知る上で大きな意義があった。また、認知症の老人の徘徊行動を再認識できたことで、介護する家族への理解が地域全体に広まったのではないだろうか。

(畑 多喜男)


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ふれあいバザー

食券千円分

=5人にプレゼント=


◆東近江・東近江市◆

 あゆみ作業所は、十四日に東近江市役所駐車場で開く「第二十五回みんなでつくるふれあいバザー」の食べ物コーナーで使える食券(千円分)の招待券を五人にプレゼントする。

 午前十一時からのバザーでは、市民から提供を受けた物品の販売、目玉商品の競り市などを行うほか、ステージやふれあい広場、お楽しみ抽選会などを催す。午後三時まで。

 模擬店(焼そば、うどん、ニラ焼き、コロッケなど)で食券と交換できる招待券の希望者は、はがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号を書き、十日までに〒527―0087東近江市平田町七一七、あゆみ共同作業所内「食券プレゼント」係(TEL23―6483)へ申し込む。FAX(22―7188)も可。


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3消防署の操法統一!

競技で初期消火技術磨く

日野・蒲生33チーム参加
=日野消防署で=


▲屋内消火栓のホースを持って駆け足で火点に向かう参加者(日野消防署庁舎前で)
◆東近江・日野町◆

 初期消火技術の向上と各事業所の自主防火体制の確立を目的に「第二十六回初期消火大会」(東近江行政組合日野消防署主催、東近江防火保安協会日野支部共催)が三日、日野消防署庁舎前で行われ、日野町と旧蒲生町の各事業所から約八十人が参加した。

 今大会から従来の競技内容が見直され、近江八幡・八日市・日野の三消防署統一の操法で実施された。具体的には、消火器による消火時間と取り扱いの的確さを競う“消火器の部(一チーム二人、規定タイム三十秒)”と屋内消火栓の取り扱いの的確さと放水時間を競う“屋内消火栓の部(一チーム三人、規定タイム四十秒)”の二部門で、いずれも自動火災報知設備受信機の鳴動確認後に操法を展開するもの。

 日野消防署員総出で大会運営にあたり、消火器の部に十九チーム、屋内消火栓の部に十四チームが出場した。参加者らは、出番間際まで新しい操法の手順を確認し、規定タイムを強く意識しながら正確な器具の取り扱いに徹していた。

 なお、各部門の結果は次の通り。

 《屋内消火栓の部》優勝=京セラ(株)蒲生工場▽準優勝=青木油脂工業(株)滋賀工場▽入賞=株式会社ダイフク滋賀事業所、日本エヌエスシー株式会社日野事業場、東洋アルミニウム株式会社日野工場、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社滋賀工場

 《消火器の部》優勝=東洋アルミニウム株式会社日野工場▽準優勝=互応化学工業株式会社滋賀工場▽入賞=京セラ(株)蒲生工場、日野町役場、株式会社麗光日野工場、東近江市立蒲生病院、株式会社寺嶋製作所、(株)オーケーエムAチーム 


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県代表牛36頭決定

=日野町で肉牛審査会=


▲県代表牛を決める審査会(日野町山本の県畜産技術振興センターで)
◆東近江・日野町◆

 日本三大銘柄牛(近江牛・松阪牛・神戸牛)が一堂に会する「第五十四回近畿東海北陸連合肉牛共進会」と五年に一度催される「第三回全国但馬牛枝肉共進会」へ出品する県代表牛を決める県内集合審査が三日、日野町山本にある県畜産技術振興センターで開かれた。

 両共進会とも全国的に注目度が高く、生産者にとって県代表牛に選ばれることが実践する肥育技術の評価と名誉につながる。また、但馬牛(たじまうし)は近江牛の素牛でもある。 

 午前九時からの審査会では、池田和徳審査委員長を筆頭に七人の審査員が、肥育技術以外に血統といった遺伝的要素も参考にしながら計八十頭の仕上がり具合をチェック。

 審査の結果、近畿東海北陸連合肉牛共進会へ去勢牛十頭、雌牛十一頭の計二十一頭、全国但馬牛枝肉共進会へ去勢牛八頭、雌牛七頭の計十五頭が県代表牛としてそれぞれ出品される。

 なお、代表牛の名号と出品者は次の通り(敬称略)。

 【近畿東海北陸連合肉牛共進会】雌牛=「ひなの2」井ノ口幸太郎・東近江市▽「いとね5の2」岡喜牧場・竜王町▽「かみひら」岡崎牧場・日野町▽「わかば」佐山学・草津市▽「ふみこ」澤井牧場・竜王町▽「さくら」田井中龍亮・東近江市▽「ひかる416」田中正一・近江八幡市▽「やすえ」津田長忠・東近江市▽「なみ97」西村保・草津市▽「さやふく」西山正史・米原市▽「ちよみ」拝藤国男・安土町▼去勢牛=「勝重」井ノ口幸太郎・東近江市▽「和男」澤井牧場・竜王町▽「一浩8」田井中龍亮・東近江市▽「光169」田中清人・安土町▽「勝神福」田原善裕・高島市▽「糸福」拝藤国男・安土町▽「清」橋場芳明・安土町▽「夏巳」八田仁左衛門・近江八幡市▽「福桜」古溝彰・安土町▽「柚」松井信夫・安土町

 【全国但馬牛枝肉共進会】雌牛=「きくまる」岡崎牧場・日野町▽「おふく」岡崎牧場・日野町▽「としこ」岡崎牧場・日野町▽「いちふく」佐山学・草津市▽「ふくとく5」山川源次・野洲市▽「みずき」北尾嘉兵衛・東近江市▽「しょうふく3の7」安田良治・東近江市▼去勢牛=「志門」岡喜牧場・竜王町▽「文雄」岡喜牧場・竜王町▽「藤春」西村保・草津市▽「福丸」拝藤国男・安土町▽「照風」拝藤国男・安土町▽「光照」橋場芳明・安土町▽「芳丸」古溝彰・安土町▽「福姫4」松井信夫・安土町


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品格あるまちの継承へ

風景づくりシンポジウム

「伝統的風景計画」施行で
=30年後・100年後の近江八幡=


▲将来に向けた風景づくりについて意見を交したシンポジウム――八幡公民館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 市内を六つのゾーンに分け、国の景観法に基づいて、それぞれの特長を生かした風景のまちづくりをすすめている近江八幡市は、「水郷風景計画」(平成十七年九月施行)に続く八幡山から南側に広がる旧市街地周辺を計画区域とする「伝統的風景計画」を今月一日に施行した。施行を前に、このほど「風景づくりシンポジウム」が宇津呂町の八幡公民館で開かれた。

 シンポジウムは住民や関係者約六十人が参加、「三十年後、百年後のまちの風景と今を考える」をテーマに、市ボランティアガイド協会の吉田收男会長、八幡山の景観を良くする会の村西耕爾代表、近江八幡商工会議所の山田脩治副会頭、財団法人京都市景観・まちづくりセンター事務局の寺本健三次長、京大大学院農学研究科環境デザイン研究室で環境計画や緑地デザインを学び市の都市整備課でインターンシップに取り組んでいる細垣彩加さんと、コーディネーターの山崎正史立命館大教授が意見を交した。

 パネリストからは、「旧市街地を歩くと文化が見える」「美しい環境、景観、豊かな文化、安心・安全の子育ては、企業進出にとって今やプラス要因」「水と山があり、八幡山から見渡せるスケール観がいい」「人と自然がつくり出してきた風景、緑の風景、見越の松にみられるような心を感じる知的風景が、ホッとさせてくれる」など、近江八幡の町並みの魅力などが語られた。

 また、「住んでいる人の行為による目に見えない心の文化の継承」「駅から八幡堀までを緑のトンネルにして、木陰や落ち葉に思わず自転車に乗ったり歩きたくなるようなまちに」「外観は共有財産という考え方で」「長浜・彦根は偽物、近江八幡は本物。風景の物語がある。心のある風景を残してきた」「(古い町家は住みにくいという)住む側の意をくみ取りながら」「まちを知ることから」など、これからのまちづくりへそれぞれの思いをぶつけあった。

 山崎氏は、「取り組みは理解・制度・支援で構成される。計画ができたので、これからは住民の理解と行政の支援が重要。先人の知恵は脈々と伝わるDNAの“感性”で伝えて」と、締めた。

 「伝統的風景計画」は、歴史・文化の積み重ねとして引き継がれてきたいぶし銀に輝く品格ある風景(まち)を人々の心とともに継承するという方針で進められ、改築・新築・修繕などの際には、高さ・デザイン・色彩・素材など、一定の基準や規制がかけられる。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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