平成19年10月8日(月)

◆全県◆
近畿地方1級河川の水質ランク
野洲川は改善して3位
=トップ・北川(福井)=

◆湖南・野洲市◆
滋賀の“富士”
紹介する企画展
=野洲で13日から=


◆湖北◆
紅葉の湖北へ!
北びわこ周遊観光キャンペーン
=300円で1日乗り放題の巡回バス=


◆湖北・長浜市◆
火縄銃の歴史と国友鍛冶の技術
特別展「歴史のなかの鉄炮伝来」
=13、14日はハイクや火縄銃演武=


◆湖東・彦根市◆
登録有形文化財答申へ
=彦根市の“スミス記念堂”=


◆東近江・東近江市◆
五個荘中学校が受賞
ボランティア功労者
=厚生労働大臣表彰=


◆東近江・近江八幡市◆
産学提携で人材育成強化
県クラフトマン21事業
3年間でプログラムづくり
=八幡工業高校で企業の見学会=


近畿地方1級河川の水質ランク

野洲川は改善して3位

=トップ・北川(福井)=


▲水質が改善した野洲川(上流付近)
◆全県◆

 近畿地方整備局はこのほど、「平成十八年近畿地方一級河川の水質調査結果」を公表した。

 それによると近畿管内の一級河川の水質(BOD、COD)は近年改善傾向にあり、環境基準を満たしている地点の割合が全体の八一%あった。これは平成十七年の割合に比べて五ポイント上昇し、近年十カ年(平成八〜十七年)の平均七五%に比べて六ポイント高かった。

 主要河川の年平均水質をみると、北川系北川は、BOD(生物化学的酸素要求量)年平均値で近畿地方でもっともよい水質を維持している。淀川水系猪名川と大和川水系大和川は、BOD年平均値が平成十七年と比べて低下し、それぞれ三・四mg/l、四・七mg/lとなっている。

 滋賀県内も含まれる淀川の昭和五十三年におけるBOD年平均値は四・〇mg/lであったが、徐々に水質が改善しており、平成九年以降は二・〇mg/lを下回っている。野洲川については二・〇mg/lを維持している。

 なお、近畿地方十七河川の年平均水質順位は次の通り。( )内は前年順位。
 1位(1)=北川(福井県)▽2位(2)=由良川(京都府)▽3位(10)=野洲川(滋賀県)▽4位(4)=揖保川(兵庫県)▽5位(5)=九頭竜川(福井県)▽6位(6)=宇陀川(奈良、三重県)▽7位(3)=円山川(兵庫県)▽8位(7)=熊野川(和歌山、三重県)▽9位(8)=桂川(京都府)▽10位(9)=紀ノ川(和歌山県)▽11位(13)=名張川(三重県、京都府)▽12位(15)=木津川(三重県、京都府)▽13位(12)=淀川(滋賀県、京都、大阪府)▽14位(14)=加古川(兵庫県)▽15位(11)=日野川(福井県)▽16位(16)=猪名川(大阪府、兵庫県)▽17位(17)=大和川(奈良県、大阪府)となっている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


滋賀の“富士”

紹介する企画展

=野洲で13日から=


▲俵藤太百足退治由来
◆湖南・野洲市◆

 野洲市立銅鐸博物館は、第一回全国ふるさと富士サミット開催記念として秋期企画展「近江富士三上山」を十月十三日から開く。会期は十一月十八日まで。

 三上山は近江富士と呼ばれ、「俵藤太のむかで伝説」の山として親しまれてきた。古代から神体山として信仰され、「近江八景」などの風景画でもその姿が描かれた。同展では、三上山をめぐる歴史文化を紹介し、ふるさと富士を再発見するのが目的。

 主な展示は、藤原秀郷奉納とされる毛抜形太刀(重要文化財、竹生島宝厳寺蔵)、俵藤太略縁起(雲生寺蔵)、円山応震筆の琵琶湖図(県立琵琶湖文化館蔵)、両界曼陀羅図(県指定文化財、御上神社蔵)など。

 なお、現地見学会「御上神社の建築を訪ねる」は十月二十日午後二時から開かれ、八木誠一氏(県教育委員会文化財保護課)が案内する。参加無料。

 企画展の入場は大人四百円、学生三百円、小中学生二百円。問い合わせは、銅鐸博物館(電話077-587-4410)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


紅葉の湖北へ!

北びわこ周遊観光キャンペーン

=300円で1日乗り放題の巡回バス=


◆湖北◆


▲秋のキャンペーンのパンフレット
  琵琶湖環状線開業一周年記念「秋の北びわこ周遊観光キャンペーン」が、十月六日から十二月二日までの土・日・祝日に開催されている。北びわこ地域は、歴史・文化・自然・グルメなど多彩な観光資源を有し、幅広い観光客に受け入れられる条件を備えている。そこで、鉄道・バスなどの交通アクセスを充実するとともに、公共交通機関ならではの新たな魅力を紹介することにより観光客の誘致を図る。

 問い合わせは、主催の北びわこ周遊観光フォーラム(木之本町役場内 電話0749-82-5909)。

歴史・自然に出会う4コース


 巡回バス運行(十月六日〜十二月二日の土・日と十一月二十三日の十九日間運行)の乗車料金は、一日乗り放題で三百円。原則午前十時〜午後五時の間、河毛駅、高月駅、木ノ本駅、余呉駅、永原駅に到着する電車に短時間で接続する。バスコースは次の通り。

 ▽「紅葉の観音街道コース」=10/6〜14の土日と27〜12/2の土日、11/23に実施。かつて湖北仏教文化の中心地として栄華を極めた己高山の文化財を一堂に展示する「己高閣・世代閣」や紅葉の中に仲む「石道寺」、国宝十一面観音を祀る「渡岸寺観音堂(向源寺)」などの観音巡りが楽しめる。コースは、木ノ本駅 〜己高閣・世代閣〜石道寺〜雨森芳州庵〜渡岸寺観音堂(向源寺)・観音の里歴史民俗資糊〜高月駅〜天然温泉「北近江の湯」〜賎ヶ岳登山口〜木ノ本駅

 ▽「戦国武将の夢の跡コース」=10/6〜12/2の土日、11/23に実施。歴史探訪や自然を満喫できる内容となっている。早崎内湖ビオトープは、数多くの水鳥を間近で観察することができる。浅井長政が居を構えた小谷山の麓には、戦国時代の貴重な資料などを展示する「小谷城戦国歴史資料館」がこの秋オープンした。コースは、高月駅〜道の駅・湖北みずどりステーション〜早崎内湖ビオト一プ〜山本山登山ロ〜河毛駅〜虎御前山ロ〜小谷城戦国歴史資料館〜小谷城跡登山ロ〜浅井ふれあいの里・プラザふくらの森〜浅井歴史民俗資料館〜虎姫時遊館〜高月駅

 ▽「余呉湖みずべのコース」=10/6〜14、27〜11/4の土日に実施。羽衣伝説で知られる余呉湖は「鏡湖」とも呼ばれ、秋のやわらかな日差しに照らされ、神秘的に輝く様はまさに鏡のような美しさ。湖畔を散策しながら、特産物の販売・試食など実りの秋を楽しめる。また、賎ヶ岳の合戦で柴田勝家の身代わりとして戦った毛受兄弟の菩提寺である「全長寺」で往時を偲ぶ。コースは、木ノ本駅〜賎ヶ岳登山ロ〜余呉駅〜余呉湖はごろも市〜国民宿舎余呉湖荘〜全長寺〜余呉駅〜木ノ本駅となっている。

 ▽「錦秋の奥びわ湖コース」=11/10〜12/2の土日と11/23に実施。湖面に山並みが映える美しい景観を車窓から楽しめ、奥びわ湖水の駅では地元の特産品や名物を味わい、奥琵琶湖パークウェイでは秋のさわやかな風が感じられる。木ノ本駅〜賎ヶ岳登山ロ〜奥びわこ水の駅〜永原駅〜北淡海・丸子船の館〜ランタの館〜奥琵琶湖パークウェイ・つづら尾崎展望台〜奥びわ淡水の駅〜木ノ本駅。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


火縄銃の歴史と国友鍛冶の技術

特別展「歴史のなかの鉄炮伝来」

=13、14日はハイクや火縄銃演武=


◆湖北・長浜市◆

 特別展「歴史のなかの鉄炮伝来ー火縄銃の歴史と国友鍛冶の技術ー」が、十一月四日まで長浜市長浜城歴史博物館で開催されている。

 国立民族博物館に収蔵された日本の鉄炮史研究の第一人者の個人コレクションや、国友鉄炮と鍛冶職人の技術、道具の展示百三十八点を通じて、鉄炮史のなかでの「国友」の役割を検証する。

 同展ではとくに、火縄銃を広めた人と技術として、稲富一夢などの炮術師とその流派に注目する。そして火縄銃を製作した国友鉄炮鍛冶の組織や技術にも迫る。展示される鍛冶道具関係は三十以上で、これだけ多くの鍛冶道具が一堂に会するのは珍しいという。

 これらを通して、火縄銃がどのように日本に入り全国へ広まったか、さらにはどのように製造され、職人たちはどのように組織されていたか、幕末の動乱のなか日本の銃炮はどのような技術的革新を果たしていったのか考える。

 また、展示されている日本最大の銃炮コレクションは、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の収蔵品で国内初公開。日本の銃炮史研究の第一人者と言われた吉岡新一氏・安斉実氏・所荘吉氏(いずれも故人)のコレクション(銃炮及び関連書跡)である。

 開館時間は午前九時〜午後五時(入館は午後四時半まで)で、会期中は無休。入館料は個人・一般四百円、小中学生百円、団体(二十人以上)は一般三百二十円、小中学生八十円。湖北地域の小中学生は無料。問い合わせは、長浜市長浜城歴史博物館(長浜市公園町)へ。

 なお、期間中の関連事業は次の通り。

 ▽展示説明会「国友鉄砲鍛冶の技術と組織」=十月二十一日午後一時半から、長浜市長浜城歴史博物館研修室・展示室で実施。事前申込は不要。ただし、受講に際しては入館料が必要。

 ▽ハイク「国友鉄炮の里を歩く」=十月十三日午後一時半、国友鉄砲の里資料館前に集合する。参加希望者は十月一日以降、友の会事務局( 0749ー63ー4611)へ申し込む。定員五十人で、定員になり次第締め切る。参加料五百円。

 ▽長浜出世まつり「種子島鉄砲隊・国友鉄砲研究会による火縄銃演武」=十月十四日の午前十一時、午後一時の二回実施。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


登録有形文化財答申へ

=彦根市の“スミス記念堂”=


▲スミス記念堂
◆湖東・彦根市◆

 文化審議会(石澤良昭会長)は、このほど開催された国の文化審議会において、スミス記念堂(旧須美壽記念禮拜堂・彦根市)を新たに登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申した。

 この建物は、日本聖公会の牧師であったアメリカ人のパーシー・アルメリン・スミス氏が多額の資財を投じ、昭和六年、彦根城の中濠に面した城町一丁目に建築された礼拝堂である。

 平成八年、都市計画道路の拡幅工事により取り壊される予定であったが、市民有志の熱心な保存活動により、日本聖公会から建物を無償譲渡され、彦根市からは移築先敷地の提供を受け、旧の場所から東へ約二百メートル離れた旧彦根市民病院看護婦宿舎跡地の本町三丁目に移築された。

 正面約五メートル、側面約九メートルの妻入りの建物で、屋根は入母屋造(いりもやづくり)、桟瓦葺(さんがわらぶき)で、正面に唐破風造(からはふづくり)、銅板葺の向拝(こうはい)が取り付いている。

 正面の建具は桟唐戸(さんからど)とし、側面には火灯形(かとうがた)の窓を開く。

 内部は大きな一室で、前四分の三は礼拝堂、その奥四分の一は床を一段高くした聖壇としている。礼拝堂と聖壇の境は、高欄(こうらん)を置き、垂れ壁風の欄間(らんま)で部分的に仕切っている。聖壇の背面中央に聖台が張り出し、聖壇の右に物入れ、左に聖具室が設けられている。

 和風でまとめられた寺院風の外観をしているが、細部に十字架や葡萄、鳩を題材としたキリスト教ゆかりの文様や金具を施している。数少ない昭和初期の和風教会堂として貴重。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


五個荘中学校が受賞

ボランティア功労者

=厚生労働大臣表彰=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市立五個荘中学校(辰巳三喜雄校長)がこのほど、平成十九年度の「ボランティア功労者厚生労働大臣表彰」に選ばれ、愛知県で開かれた第十六回全国ボランティアフェスティバルあいち・なごやにおいて、全国九つの受賞校を代表して大臣伝達表彰を受賞した。

 同表彰は、福祉分野におけるボランティア活動を永年率先して行っている、または永年にわたってボランティア活動を支援し、その功績が特に顕著であると認められる個人・団体に対して、厚生労働大臣が表彰および感謝状を贈呈するもので、国民のボランティア活動への参加を促進するため、その社会的評価の方策として実施されており、今年度は全国から六十四個人、百五十六団体が受賞した。

 五個荘中学校は、二十七年という永きにわたって福祉活動推進校としての取り組みを進め、その活動は、独居高齢者宅や老人ホームへの友愛訪問をはじめ、手話学習、福祉体験、古切手・書き損じハガキのリサイクル活動、駅舎の清掃活動などと幅広い。近年は、生徒のだれもが参加できる「ボランティア団体」を結成し、組織の強化にも力を入れている。

 このような活動が評価され、今回、県内唯一の受賞として同フェスティバルに出席し、選ばれた全国九校の小中学校を代表して伝達表彰を受けた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


産学提携で人材育成強化

県クラフトマン21事業

3年間でプログラムづくり
=八幡工業高校で企業の見学会=


▲授業の様子を見学する参加者
◆東近江・近江八幡市◆

 将来の技術者育成をめざした県の「クラフトマン21」事業が今年度からスタートし、県立八幡工業高校(近江八幡市西庄町 平野勝美校長)ではこのほど、企業経営者や人事担当者らによる学校見学会が行われた。

 滋賀県クラフトマン21事業は、将来の技術産業を支える人材を産学共同で育成しようと、文部科学省と経済産業省が共同事業「ものづくり人材育成のための専門学校・地域産業連携事業(工業高校実践教育導入事業)」として取り組むもので、他の二十二の都道府県や政令指定都市とともに滋賀県もモデル事業に採択された。

 八幡工業のほか、彦根工業、瀬田工業の三校と社団法人滋賀経済産業協会(廣瀬一輝会長 約四百社)が、地域産業界のニーズに応じた職業人育成のための実践教育に向け、技術や情報の提供、指導支援、共同研究、生徒・教諭の企業実習など、人材育成プログラムの開発を三年間で行う。

 この日、授業の様子や今後に向けた意見交換を目的に見学会が行われ、協会加盟の三十八社から五十人あまりが参加、うち、地元の近江八幡商工会議所八幡工業クラブからも七社が参加した。

 見学会では、機械、電気、情報電子、建築、環境化学のそれぞれの専門科の三年生の授業をグループごとに見て回り、教諭や生徒から授業の内容について説明を受けた。中には、気のついたことをメモしたり、教諭に質問する参加者もいた。また、会議室で、廣谷明教頭から学校の概要、同校実践教育研究会(会長・平野校長)の事務局から同事業の内容について説明を受けた。

 このあと、希望する各科ごとに分かれて、企業からの支援(実習、技術伝承、教員の技能向上研修、生徒の長期インターンシップ、動画などを使った資格取得教育システム、共同研究、社会人基礎力養成)などについて意見交換会を行った。

 参加者から「三十分のスペシャリストとの雑談でも生きた情報が得られ、授業に生かせる」「企業側に研修依頼があれば、(誇らしいことでもあるので)断ることはない」「各種学会や見本市・メッセに行けば、豊富な情報が無料で手に入る」「卒業生から話を聞く」など、企業家、職業人としてのアドバイスや、自身の経験からの提言も行われた。

 同校では、見学会での成果を参考に、実践教育につなげて行く。今月十一日には、一年生の工場見学が行われるのをはじめ、三年生の長期インターンシップ、二年生の高度熟練技能者による匠伝承講座などが予定されており、その他の提携支援についても検討・協議を加え、人材育成プログラムづくりに取り組む。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ