平成19年10月28日(日)第14865号

◆大津・大津市◆
栗東市  十里遺跡
3世紀頃の破鏡出土
=ペンダントのように使用=

◆東近江・東近江市◆
議長に 小林氏
副は 川南氏
東近江市議会の役員改選
合併後の運営に落ち着きみせる
=混乱回避 監査委員には宮部氏=


◆東近江・東近江市◆
市社協に新米寄贈
JAグリーン近江の新入職員
=実習田の有機米計600キロ=


◆東近江・東近江市◆
能登川東小・学びのフェスタ
ふるさと地域ウォーク
=3世代交流や町の新発見=


◆東近江・東近江市◆
永源寺ダム建設で移転
入植50年「青野町」誕生
=式典で記念碑除幕=


栗東市  十里遺跡

3世紀頃の破鏡出土

=ペンダントのように使用=


◆大津・大津市◆

  県埋蔵文化財センター(大津市)はこのほど、栗東の十里遺跡調査結果を公表した。

 同遺跡は、これまでの調査によって弥生時代後期から古墳時代前期と飛鳥時代(七世紀)の二時期を中心とした遺跡であることが分かっている。

 弥生時代の遺構としては、中期(紀元前二世紀頃)の大型方形周溝墓や、後期から古墳時代前期(二世紀から四世紀頃)の集落跡(竪穴住居十一棟、掘立柱建物十六棟、井戸五基など)が検出されている。

 破鏡は、集落の南端を限る弥生時代末(三世紀頃)の旧河道から出土した。長さ五センチ、厚さ〇・四センチを測る鏡の外区の破片である。上端の櫛歯文(くしばもん)の部分には、直径〇・四センチほどの穴が二箇所に開けられている。表面が破断面を含めてつるつるに磨きこまれていることや、穴に紐ずれによって生じたと見られる摩耗痕が認められることから、ペンダントのように吊して身体に装着するものであったと考えられる。

 もとの鏡は、四十〜百年頃に製作された直径十九センチの内行花文鏡であったことが判明している。

 県内での出土例は、東近江市の斗西遺跡(後漢時代の鏡)と多賀町木曽遺跡(古墳時代前期頃の日本製の鏡)についで三例目になる。

 今回出土した破鏡は、その分布状況から見て中国で製作された鏡が北部九州を経由して十里遺跡へもたらされたと考えられる。近畿地方の破鏡は、当時の拠点的な大規模集落から出土する傾向が強く、また、十里遺跡のように、破鏡と帯状銅釧(破片も含む)がともに出土するのは、東海地方最大級の弥生集落である朝日遺跡(愛知県清洲市)だけである。


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議長に 小林氏
副は 川南氏

東近江市議会の役員改選
合併後の運営に落ち着きみせる
=混乱回避 監査委員には宮部氏=



◆東近江・東近江市◆

 東近江市議会は、二十六日に臨時議会を開き、新しい議長に小林優氏(69)=東近江市民クラブ=、副議長に川南博司氏(72)=同=を決めたほか、議会選出の監査委員には宮部庄七氏(61)=同=の選任に同意した。

 同議会(三十三議席)は、自民中心の最大会派・東近江市民クラブが十七人、民主系の緑の市民クラブが六人、日本共産党議員団の六人ほか、太陽クラブ(二人)、公明党(一人)、無会派(一人)で構成されている。

 旧一市六町の選挙区制で選出された議会だが、全市的な発展を議論すべきとして、スムーズな役員改選に落ち着いたものとみられる。任期は申し合せで一年。各委員会の委員長には次の議員を決めた。正副の順。カッコ内は所属会派。敬称略。

 【常任】総務 河並義一(東近江市民クラブ)鈴村重史(太陽クラブ)▽民生福祉 大澤貢(東近江市民クラブ)西村武一(緑の市民クラブ)▽教育こども未来 杉田米男(東近江市民クラブ)野田清司(日本共産党議員団)▽産業建設 田中信弘(東近江市民クラブ)井上喜久男(緑の市民クラブ)【特別】地域医療調査 西村武一(緑の市民クラブ)川南博司(東近江市民クラブ)【議会運営】寺村茂和(東近江市民クラブ)青山弘男(緑の市民クラブ)


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市社協に新米寄贈

JAグリーン近江の新入職員

=実習田の有機米計600キロ=


▲市社協に新米を贈るJAグリーン近江の三井理事と新入職員の代表
◆東近江・東近江市◆

 JAグリーン近江は二十五日、今年の新入職員が作った新米一二○キロを東近江市社会福祉協議会に贈呈した。

 グリーン近江では、ことし四十三人の新入職員を採用したが、非農家で農業経験のない人もいることから同市山上町にある実習田(15アール)で、ことしから田植えから収穫までの農作業を体験する職員研修を取り入れた。

 その実習田でこのほど、新米を収穫したことから、地域の福祉事業に役立ててもらおうと贈った。収穫した新米は、有機農法で育てた「秋の詩」で、管内二市三町の社会福祉協議会にあわせて六百キロを贈ることにした。

 午後一時半からハートピア八日市で行われた贈呈式には、JAグリーン近江から三井久雄理事長と米作りに取り組んだ新入職員の代表二人が訪れ、奥善夫会長に贈った。同社協では、贈られた新米をデイサービスの給食などに使う予定。


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能登川東小・学びのフェスタ

ふるさと地域ウォーク

=3世代交流や町の新発見=



▲消防団の活動を知り、消防訓練を体験する子どもたち(神郷公民館前)
◆東近江・東近江市◆

 まちの新発見や地域交流を楽しむ東近江市立能登川東小学校の『ふるさと地域ウォーク』がこのほど、同校区内で行われ、社寺や企業見学のほか、おじいちゃん・おばあちゃんらから昔懐かしの遊びを教わるなど三世代交流も楽しんだ。

 地域ウォークは、完全学校週5日制による豊かな教育と、健全育成を図る学校・家庭・地域社会の連携強化のため、能登川東小学校区地域教育協議会と同小PTAが主催する地域再発見の交流会で、子どもたちを中心としたコミュニティづくりと教育力の向上を目指し、先人の知恵と歴史文化を知る社寺・遺跡・文化財の見学や座禅体験、地域の特産物の企業見学などを計画した。

▲三世代交流を楽しむ参加者ら(川南親と子の草の根広場)
 午前十時、同校グラウンドに集合した全校児童四百二十九人と保護者らは、プラカードを先頭に各字ごとに整列し、俳句を詠む「ひとひねりコース」や、歴史体験の「文化財ふれあいコース」など九コース十四班(一・五〜五・一キロ)に分かれて順次、出発。地域ボランティアや教育関係者らも加わり、クイズを楽しみながら各ポイントを回っていった。

 またこの日は、竹トンボづくりやグラウンドゴルフなどを体験してもらおうと、朝早くからおじいちゃん・おばあ
ちゃんらが準備を行い、子どもたちの姿が見えると「こっち、こっち」と手招きし、生き生きとした表情で手を添えながら、子どもたちとの交流を楽しんでいた。

 同小学校は、愛知川左岸沿いの二十行政区からなり、校訓の「切磋琢磨」の通り、みがきの時間(ワクワクタイムやランランタイム)に読書やランニングを楽しみ、知恵と体力を磨き合ってたくましく優しさある人間育成を目指している。


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永源寺ダム建設で移転

入植50年「青野町」誕生

=式典で記念碑除幕=


▲入植50周年と青野町の誕生を記念して除幕された記念碑
◆東近江・東近江市◆

 永源寺ダム建設に伴う住民の入植五十周年と、青野町の新地名誕生を祝う記念式典がこのほど、東近江市青野町で行われた。

 青野町は、ダム建設によって水没する永源寺町(当時)から山上町青野地区に移転を始め、第二の故郷として昭和三十三年から原野を開拓し、来年入植五十周年を迎える。また、昨年十二月には念願の行政区画変更がなされ、山上町の一部が「青野町」として誕生した。

 これを記念して、青野町自治会と記念事業実行委員会主催による記念式典が開かれ、近隣の自治会や市、県の関係者など約六十人が出席した。

 式典で、実行委員長の岩嵜五三郎さんと、自治会長の中江重光さんは「水没する集落から移ってきた先代の苦労を未来に伝え、住みよい町になるようにしたい」「山上町のご理解により、新生青野町となりました。市内三百八十自治会の中で最も新しい町として今後は特色あるまちづくりに邁進し、より良い町を作り上げたい」と話し、改めて喜びを表した。

 この後、中村功一市長、宮部庄七市議会議長、西村長平愛知川沿岸土地改良区理事長、西坂敏男山上町自治会長の来賓を含めた除幕式が行われ、先人の労苦をまちづくりに応える記念碑「青野の郷」(高さ約二メートル)が、太陽に輝いた。


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