平成19年11月14日(水)第14879号

◆全県◆
県内倒産 47億600万円
10月 帝国データバンク調べ
大型発生で負債額は今年最大
=15件 中小零細企業で破たん続く=

◆東近江・東近江市◆
17人が熱弁
最優秀に古澤さん
=第38回青少年の主張大会=


◆東近江・東近江市◆
おもしろさと演じる工夫
制作・演者から学ぶ
紙芝居の魅力
=湖東図書館=


◆東近江・東近江市◆
能登川博物館・図書館・埋文センター
開館10周年記念展
=何度も訪れたくなる館づくり=


◆東近江・東近江市◆
白扇会、チャリティ金を
=「こども未来夢基金」に寄付=


◆東近江・日野町◆
日野菜の可能性を探る!
=あす 日野でシンポジウム=


県内倒産 47億600万円

10月 帝国データバンク調べ

大型発生で負債額は今年最大
=15件 中小零細企業で破たん続く=


◆全県◆

 民間信用調査機関の帝国データバンク調べによると、十月中に滋賀県内で負債一千万円以上を抱え倒産した企業は、十五件で負債総額四十七億六百万円だった。件数は六月の十六件に次ぐ多さで、金額でも大型倒産が発生したことで今年最大を示している。

 主な倒産は、不動産賃貸業の「近江八幡卸売団地」(近江八幡市、中元視暉輔代表清算人)の三十二億円、強化プラスチック製品製造の「アドバンテック」(東近江市、森幸雄社長)の一億六千万円などで、いずれも金融債務の負担が多きく、資金繰りが悪化していた。

 前月(五件、二億二千二百万円)に比べ件数で十件増え、金額でも四十四億八千四百万円の大幅増となった。一件当たりの負債額も三億一千三百万円と二億六千九百万円増えている。

 負債額十億円以上が一件、五億円以上が一件、一億円以上が三件、五千万円以上が二件、五千万円以下で八件の発生となった。資本金別では、五千万円以下で五件、一千万円以下で三件だが、個人経営が七件と、中小・零細企業での多発が依然として続き、景気低迷による業況不振から、金融債務に苦しんでいるケースが目立つ。

 業種別では、サービスが四件、繊維、機械、食品、建設、不動産の各二件、化学が一件で、経営計画失敗などの企業内要因(三件)、経営者死亡などのその他要因(一件)を除き、ほとんどが市況の悪化に伴う販売不振や受注減少などの景気変動要因で、依然として不況型倒産が主流を占める。

 今後の見通しについて、倒産件数が四か月ぶりに増加に転じ、すでに前年(百六件)を上回ったほか、年末に向け材料の高騰など経済環境も厳しさを増し、引き続き倒産は高水準で推移するものとみられる。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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17人が熱弁

最優秀に古澤さん

=第38回青少年の主張大会=


▲市役所別館で開かれた大会
◆東近江・東近江市◆

 第三十八回青少年の主張大会(主催・市青少年育成市民会議八日市支部)が十日午後一時から市役所別館大ホールで開かれた。

 地域社会の将来を担う若い人たちの夢や希望、日常の生活の中で思うことなどに耳を傾け、青少年への理解を深めることを目的に毎年、開催している。

 今回は、小学生に六人、中学生の部に八人、青年・一般の部に三人の計十七人が演壇に上がった。

 一人五分の持ち時間で順番に発表を行い、大人の審査員と同世代の青少年審査員、それぞれ五人が発表態度、音声、内容について審査した。

 その結果、最優秀には「いっしょに生きていきたい」を発表した船岡中三年、古澤彩夏さんが選ばれた。古澤さんは青少年審査員のハートフル賞も受賞した。

 各部門の優秀賞には柴田侑吾くん(八日市西小六年)の「ぼくの夢」、足立茜(玉園中二年)の「心に安らぎを与える仕事\職場体験から\」、厳島宏樹さん(八日市消防署)の「任務そして信頼」が選ばれた。


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おもしろさと演じる工夫

制作・演者から学ぶ

紙芝居の魅力
=湖東図書館=


▲紙芝居を演じるコツや工夫を紹介する三本さん
◆東近江・東近江市◆

 湖東図書館で十一日、紙芝居について学び、楽しむ教室が開かれた。市の子ども夢基金から助成を受け、ルピナスさんの会が、昔から幼児を対象に演じられてきた紙芝居のおもしろさや制作について専門家から話を聞いたり、実際の紙芝居を観て学ぼうと開いた。

 講師には、紙芝居の自作自演にも取り組んでいる介護福祉士の三本章代さん(八尾市在住)と自作の紙芝居を持参して各地で公演している一児の母・中谷有香さん(奈良市在住)の二人を迎え、紙芝居を作る上での工夫や演じるコツの話に耳を傾けた。

 実演を交えた話の中で中谷さんは、紙芝居を演じるときは絵の裏側に立って文章を読むのではなく、物語の内容を暗記して子どもたちの反応を見ながら演じることが大切。また、特別な演じ方でなく自然体の中で演じても十分に想いは伝わると経験から得たコツを紹介した。また、制作に当たっては、登場人物を多くせず二〜三人ぐらいにし、人物に正反対の性格や関係を持たすと話がおもしろくなる。また、高尚な話をさけ、楽しいキャラクターを探し、みんなが知っている地元に関わる話に仕立てるといい作品ができあがると説いた。

 介護施設に勤務する三本さんは、施設に入所中のお年寄りと紙芝居についてもふれ、特に痴呆症のお年寄りには、長い話を最後まで聞いてもらうことは難しいので、途中に歌を組み入れ、みんなで歌って楽しい雰囲気を作るなど、介護の中での紙芝居の活用について紹介した。

 午後からは、二人の創作紙芝居が演じられ、訪れた親子づれや紙芝居に興味がある人たちが楽しい話の展開や演じる際の表情、言葉の使い方などを感じ取りながら楽しんだ。


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能登川博物館・図書館・埋文センター

開館10周年記念展

=何度も訪れたくなる館づくり=


▲年表形式で3館の歩みを振り返る記念展
◆東近江・東近江市◆

 平成九年十一月八日、一斉に産声を上げた東近江市能登川博物館・能登川図書館・市埋蔵文化財センターの開館十周年記念「タイムスケール10YEARS」が同博物館展示ギャラリーで始まった。

 特色ある運営とサービスを目指し、旧能登川町時代に開館した三館企画の連携記念展で、年表形式でそれぞれの歩みを振り返りながら、印象に残った各館の出来事を紹介するメッセージ展となっており、住民や来館者と共に創り上げた歴史に感謝の気持ちを伝えている。

 そのなかの一つ能登川博物館は、全国でも例がない「常設展を置かない博物館」として知られ、月一回のペースで開く企画展は七十二回を数えた。展示内容も、能登川地区や東近江市に関する暮らし、自然、歴史などの地域密着情報であり、鑑賞の楽しみを広める小冊子の作成や一展ごとにスタイルを変えるレイアウトも大きな特色になっている。

 これらを可能にさせた大きな力が「地域住民の参画」。歴史や民具、植物や魚類など各方面において豊富な知識を持つ市民が参画し、地域学芸員として一緒に展示を創り上げ、小中学生のかわいい地域学芸員も頑張っている。

 また、資料を保管するだけでなく、実際に使って確かめる民具体験も特徴で、桶風呂を使った入浴体験では、テレビ番組「探偵ナイトスクープ」(平成十年九月)の長原成樹探偵が訪れ、お茶の間の話題となった。なおこの時、同館を紹介したのが当時の琵琶湖博物館学芸員だった嘉田由紀子県知事だ。

 図書館では、毎年の貸し出しベスト5、予約ベスト10を発表しており、この十年間の貸し出し累計冊数は二百八十二万三千百四十八冊にもなる。これを、市民一人当たりの年間貸出冊数に換算すると十二冊という高水準で、全国一位を誇る滋賀県の八・〇冊(全国平均四・七冊)を超えている。

 また、埋蔵文化財センターも、発掘調査から報告書作成までの流れや、全国の歴史ファンを魅了した前方後方墳・神郷亀塚古墳などを紹介。さらに、平成十三年に発足した能登川町史編纂係(現・東近江市史編纂室)の歩みと活動を伝えており、来館者からは「もう十年か、早いなぁ」「懐かしいわ〜」などの声が上がっている。

 入館無料。十二月九日まで。同博物館(0748―42―6761)へ。


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白扇会、チャリティ金を

=「こども未来夢基金」に寄付=


▲チャリティ公演の協賛金を「市こども未来夢基金」に寄付する若柳代表
◆東近江・東近江市◆

 日本舞踊若柳流「白扇会」の若柳吉一保代表(本名=桂田五十鈴)がこのほど東近江市役所を訪れ、市の子どもたちのために使ってほしい―と寄付金六万五千四十二円を中村功一市長に手渡した。

 先月二十七日に開催した「第十一回チャリティ公演 永遠の飛翔」時に参加者から寄せられた寄付金で、子どもたちのために設けられた「市こども未来夢基金」に活用してほしいと寄付をしたもの。

 同会では、平成九年の第一回公演から毎年、集まったチャリティー金を旧能登川町や旧五個荘町などの福祉施設に寄付を続けており、受け取った中村市長は「ありがとうございます。市の次代を担う子どもたちの役に立つように有効に使わせていただきます」と感謝を述べた。


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日野菜の可能性を探る!

=あす 日野でシンポジウム=


◆東近江・日野町◆

 蒲生貞秀公によって約五百年前に発見された日野菜―。原産地の荒廃が進行している日野町の鎌掛公民館で、十五日午後二時から「日野菜シンポジウム〜日野菜の可能性を探る〜」が開かれる。参加無料で、事前申し込み不要。

 日野菜は日野町を代表する特産品だが、栽培に手間がかかるわりには引き取りが安価で、生産者の高齢化と後継者不足がさらに生産量の減少に拍車をかけている。

 そこで、日野菜の生産振興と拡大を目的に、日野町・日野町商工会・鎌掛公民館の三者が協力して、同シンポジウムを企画した。

 当日は、“おいしゅうございます”の名台詞でお馴染みの食生活ジャーナリスト・岸朝子さんが来町し、地元生産者や料理組合関係者、JA職員、三日に開催された日野菜漬けコンクール入賞者とパネルディスカッション形式で日野菜の未来について意見を交わす。

 また、日野菜漬けコンクールに入賞し“日野菜漬けの鉄人”の称号を受けた九人に、岸さんが直筆の認定書を手渡すという。

 会場には、日野菜漬けコンクール入賞者の作品や日野町商工会日野菜プロジェクト委員会で試作中の日野菜ドレッシングの紹介コーナーも設けられ、日野菜の魅力をあらゆる角度から発信する。

 詳しくは、日野町農林課(0748―52―6563)へ。

 なお、三日に鎌掛公民館で開かれた日野菜漬けコンクールの審査結果は次の通り(敬称略)。

 《金賞(日野町長賞)》北川きく《銀賞》森岡なお(鎌掛公民館長賞)岡千栄子(商工会長賞)《銅賞》篠村恵子(鎌掛運営会長賞)岡千代(鎌掛運営会長賞)《奨励賞》奥村ひろ子(JAグリーン近江賞)瀬川和子(観光協会長賞)《特別審査員賞(ラフォーレ琵琶湖賞)》北川秀子《岸朝子賞》竹村あい


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