平成19年11月15日(木)第14880号

◆大津・大津市◆
FM滋賀 豊パパが出馬か
来年1月の大津市長選
黄瀬氏固辞で民主・連合手詰まり
=18日の 大阪市長選結果が命運握る=

◆湖南・栗東市◆
RD問題
「臭いものにフタ」許さん!
=封じ込めに反対の声=


◆湖東・彦根市◆
築城400年祭協賛
謡仕舞、能面鑑賞
=16日から彦根で開催=


◆東近江・竜王町◆
命を守る実践を!
=竜王で「交通安全推進大会」=


◆東近江・安土町◆
「住民福祉懇談会」スタート
地域の生の声聞かせて
=安土町社協 4ブロックで順次=


◆東近江・近江八幡市◆
私たちの生命と健康を守るために
医師確保と地域医療考えよう
=24日アクティ近江八幡でシンポ=


FM滋賀 豊パパが出馬か

来年1月の大津市長選

黄瀬氏固辞で民主・連合手詰まり
=18日の 大阪市長選結果が命運握る=


▲大津市には、議員に匹敵する力を持つとされる自治連合会が存在する(市役所)
◆大津・大津市◆

 来年一月十三日告示、同月二十日投開票の大津市長選には、現職の目片信・大津市長(66)とチケット販売業の田中敏雄氏(66)が出馬表明しているのに対し、民主・連合滋賀、共産党では候補者擁立が難航。この中でFM滋賀取締役の豊田一美氏(60)の動きが注目を集めている。         
【石川政実】


 市議会会派の市民ネット(民主系)の一部には、目片市長に親和感を抱き、自民、公明と一緒に同氏を推薦したいとの声があった。しかし、民主党県連では、次期衆院選をにらみ、自民党出身の目片市長に対立候補をぶつけたい意向を固めていた。このため、連合滋賀が調整する形で候補者選びに入った。

 嘉田由起子知事の支援団体である「対話の会」も、市民派の候補者選びを独自に進めた。偶然なのか、「対話の会」が人選→連合が後追いの格好になっている。この中で、一番手はNPO活動の草分け的存在である政策フォーラム滋賀代表の阿部圭宏氏(49)だった。同氏は県庁の知人から「大津市の自治会は議員よりも大きな力を持っており、抜本的な改革はむずかしい」などの忠告を受け辞退したという。

 次に「対話の会」と連合は、NPOヒューマンサポート協会理事で、起業家でもある黄瀬紀美子氏(55)に白羽の矢を立てた。しかし同氏は先週、(当選した場合)同氏が代表を務める企業がなり行かないなどの理由で正式に辞退したとみられる。

 このように手詰まりの中、「豊パパ」の愛称でDJとしても活躍中のFM滋賀の豊田氏がここにきて出馬に意欲を示し、十二日ごろに「対話の会」へ政策協定を前提にした推薦依頼を申し出た模様だ。「対話の会」では来週、なんらかの態度表明を行う公算が高い。

 一方、連合滋賀は、豊田氏について民主党県連・川端達夫代表に打診するとみられるが、逆に川端氏が切り札(意中の人)を出す公算もある。切り札がなければ、前回、出馬した医師の木津稔氏(65)の急浮上も。いずれにせよ、この十八日に投開票される大阪市長選で、民主推薦の平松邦夫氏(元毎日放送アナウンサー)が当選すれば、民主党県連・連合は豊田氏で一挙に動きそうだ。

 他方、共産党はこの十日、労働団体などと一緒に市政の問題点を探る「革新懇」を開催し、争点整理を行った。同党県委員会の奥谷和美委員長は「住民の目線に立った予算編成をするかどうかが争点だ。今月中に立候補予定者の発表ができるよう調整を急ぎたい」と話している。


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RD問題

「臭いものにフタ」許さん!

=封じ込めに反対の声=


▲処分場に埋められていたドラム缶(一昨年12月)
◆湖南・栗東市◆

 有害物質による地下水や土壌の汚染拡大が危惧されるRD処分場(栗東市小野)問題について、県は年内にも対策を決定すべく検討を進めているが、地元住民から「財源不足を理由に安易な対策でお茶を濁すのは絶対許さない」とけん制する声が日々高まっている。

漏水、ひび割れで効果疑問

 市民団体「飲み水を守る会」(高谷順子事務局長)はこのほど、学習会を栗東市で開き、「有害物全量撤去」の必要性をあらためて確認し、県へ訴えることで一致した。

 県が示す案は、<1>全量撤去案(工費約三百九十八億円、工期十六年)<2>撤去せずに遮水壁で囲む封じ込め案(約三十三億円、三年)<3>撤去せず水処理施設で地下水汚染を防止する案(約十四億円、二年)の三つ。

 学習会では、国の補助事業で「封じ込め」工法を採用する傾向が近年著しいことから、「県の本命は封じ込めか」と警戒する声が上がった。

 封じ込めは、処分場をコンクリートの遮水壁で囲み、有害物質の流出を防ぐもので、深さ四十メートルまで掘ってセメントを注入する。

 この工法は、「混ざり物(産廃)があるため密度が荒く、耐久性はせいぜい四十ー四十五年」「すき間などから水漏れし完璧でない」「圧力や地震でひび割れしてもチェックできない」と批判的な意見が相次いだ。

 このため、「違法な産廃をいったん除去し、安全な処理法が確立するまで、現地で密閉保管する方法が現実的」と住民団体「合同対策委員会」の提案を支持した。

住民意向は全量撤去断トツ

 また、滋賀大学の早川洋行教授はさきほど、八割以上の住民が全量撤去を求めている、とした意向調査の結果を発表した。

 調査は面接式で、十一月二〜四日の三日間、処分場周辺の七自治会を対象に実施し、九百四十九戸のうち五三・四%にあたる五百七戸から有効回答を得た。

 それによると、採用すべき工法として選ばれたのは、選択肢で示した三つのうち「遮水壁を設置して地下水処理を行うとともに、段階的に廃棄物を全量撤去」八七・六%、「地下水の汲み上げ処理だけ行う」三・六%、「遮水壁を設置して地下水の汲み上げ処理を行う」三・七%で、全量撤去を求める声が断トツで多かった。


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築城400年祭協賛

謡仕舞、能面鑑賞

=16日から彦根で開催=


◆湖東・彦根市◆

 国宝・彦根城築城400年祭への協賛行事として、古典芸能の魅力を発信している滋賀能楽能面の集い実行委員会が十六日、彦根城博物館の能舞台において謡仕舞の発表と観世流能楽師によるレクチャーを開くほか、十六日から三日間、彦根市民会館で能面愛好家らの作品展を開催する。

 同実行委は、能登川地区の郷土史家や古典芸能愛好家らでつくる「滋賀能楽文化を育てる会」を母体に組織された委員会で、県下全域を対象にした能楽行事は初の試みとなる。

 時間は、能舞台での謡仕舞発表が十六日午前十時〜午後四時、市民会館での能面展示は十六〜十八日の午前九時〜午後四時となっている。いずれも入場無料。

 問い合わせは、副実行委員長の伊庭貞一さん(0748―42―1116、Eメールiba-tmh@mx.biwa.ne.jp)へ。


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命を守る実践を!

=竜王で「交通安全推進大会」=


▲地域住民ら約200人が参加して竜王町公民館で開かれた「第22回近江八幡地区交通安全推進大会」
◆東近江・竜王町◆

 近江八幡地区交通安全対策会議(会長=山口喜代治・竜王町長)が十日、地域住民の交通安全意識の高揚を図ることを目的に「第二十二回近江八幡地区交通安全推進大会」を竜王町公民館大ホールで開いた。

 大会には、同会議の構成市町である近江八幡・安土・竜王の一市二町の住民や行政関係者、近江八幡地区交通安全協会・安全運転管理者協会の会員、近江八幡警察署員ら約二百人が駆け付け、交通事故犠牲者に対する追悼のための黙祷から始まった。

 同地区の交通事故発生状況について、近江八幡警察署・吉田隆副署長は、昨年の交通事故死者数(六人)と比べて今年はすでに五人という現況に「昨年よりも死者数を減らすためには一歩もあとがない」と強調。事故の特徴として▽六十五歳以上の高齢者による事故の増加▽交差点・追突事故の多発を挙げ、「交通安全意識をいかに高めていくかが課題。重大な事故に直結する違反やシートベルト着用の取り締まりを強化する」と語り、悲惨な事故の撲滅へ参加者に協力を求めた。

 近江八幡地区交通安全対策会議・交通安全協会・安全運転管理者協会による交通安全活動に功績のあった団体(二十五団体)・個人(五十三人)の表彰後、同安全協会女性部・大前セツ子副部長が、参加者を代表して後部座席を含むシートベルト着用や交通マナーの向上、安全運転の徹底などを盛り込んだ大会宣言を読み上げ、実践を誓った。 

 続く第二部では、平成十六年九月に交通事故で長男を亡くしたTAV交通死被害者の会滋賀地域活動委員・田中博司さん=竜王町橋本=が、「今 そして未来を生きる」と題して講演、被害者遺族の思いを語った。

 田中さんは「自分の子のために生活し、息子が先に亡くなるなど想定もしていなかったので、夢と希望を一瞬に失った」と振り返り、「交通事故は犯罪。それぐらいの自覚を持ち、過失だから許されるというものではない」と指摘。

 「息子にしてやれることはないので、少しでもみなさんの役に立てれば」との思いから、十六日から県立男女共同参画センターで命の重みを伝える“生命のメッセージ展in滋賀二〇〇七”を開くことに触れ、「普通は生きている人が主役だが、メッセージ展は亡くなった百二十八人が等身大のパネルとなってよみがえったオブジェが主役。オブジェと対話しながら、過去を振り返り、今を見つめ、そして未来をどう生きていくか考える機会にしてほしい」と来場を呼び掛けた。


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「住民福祉懇談会」スタート

地域の生の声聞かせて

=安土町社協 4ブロックで順次=


▲ワークショップ形式で取り組む参加者――西老蘇草の根会館で――
◆東近江・安土町◆

 安土町社会福祉協議会(三村和男会長)は、「地域福祉活動計画」づくりに向けて住民から意見を聞くための「住民福祉懇談会」を、町内四会場で開いている。

 少子高齢化、認知症問題、障がい者問題など、地域の福祉の課題が山積されている中で、近所や地域でのかかわりが稀薄になっているいわゆる地域力の低下の問題もあることから、誰もが安心して暮らすことができる福祉のまちづくりに向け、中長期的な視点からの計画づくりが急務となっているからだ。

 同町社協では、今年度と来年度で「地域福祉活動計画」を策定することにしており、開催事業や行事などの機会あるごとにアンケートを実施するなどしてきたが、今回、日頃思っていることや感じていることなど、住民の生の声を聞き、いっしょに考えていこうと、懇談会を開くことにした。

 「みんなで語ろう!ちいきのふくし」と銘打った懇談会は、町内を東西南北の四つのブロックに分け、住民だけでなく、町内勤務者なども含め、幅広く参加を呼びかけている。居住地域の会場で参加できない場合は、他の会場に参加することもできる。

 四会場のトップを切って九日夜に西老蘇草の根会館で開催された南ブロックの懇談会には、一般住民や民生委員、自治会役員ら二十人あまりが参加した。計画策定委員会の委員でもある龍谷大短大部の中根真准教授の指導の下、グループによるワークショップ形式で、意見を出し合った。

 最初、簡単なゲームなどでゆっくりと心と体をほぐし、互いに打ち解けあったところで三つの班に分かれて、まず一人ひとり「地域で日頃解決したいと思っている問題や課題」をカード一枚ごとに一課題を書き込む。

 「健康づくり」「語り合える場」「バリアフリー」「防災・防犯」「少子・高齢」「世代交流」「近所付き合い」「交通の便」など、参加者は思い思いに書き込んでいった。

 次に、班ごとにカードを整理して模造紙に張り付け、グループ分けした後、その中で急いで取り組まなければならない課題の上位三つを決める作業に、班内で相談しながら取り組んだ。

 この作業の過程で、個々の課題についての議論が各班で盛り上がりを見せ、それぞれの集落の取り組みや、行政への不満、課題解決へのアイデアなどが飛び交った。
 最後に、各班代表が協議の結果を発表。「世代交流」「福祉施設の充実」「少子・高齢化対策」「子どもの安全」「これまでの“しきたり”を改善し、住みやすい集落環境づくり」が
上位に挙がった。

 中根氏は、「話し合いの中から課題に気付き、再確認してもらった。みなさんの意見が課題解決に向けて必要となる」と、予想以上の成果で懇談会をスタートできたことを喜んだ。

 各ブロックでの懇談会終了後、各課題について行政、社協、地域のどこで取り組むかの検討作業に移るとともに、課題解決策に向けてのアンケートや懇談会も開かれることになっている。

 住民福祉懇談会の開催予定は次の通り。いずれも午後七時から約二時間。問い合せは、安土町社会福祉協議会事務局(TEL0748―46―2571)へ。
 ▽11月16日東ブロック(加賀自治会館)▽11月30日西ブロック(常楽寺老人憩いの家)▽12月7日北ブロック(やすらぎホール)


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私たちの生命と健康を守るために

医師確保と地域医療考えよう

=24日アクティ近江八幡でシンポ=


▲産婦人科医師や看護師の確保を訴える署名活動には女性や若者を中心に大勢の署名が集まった――安土町文芸の郷で開催された第25回きぬがさまつり会場で――
◆東近江・近江八幡市◆

 地域医療の拠点となるはずの近江八幡市立総合医療センターが、開院一年もたたずに産婦人科や整形外科の医師の退職により、その機能が発揮できない危機に陥っていることから、市民団体の地域医療の充実を求める近江八幡市民の会(島田美紀子会長)は、二十四日午後一時四十五分からJR近江八幡駅南口近くのアクティ近江八幡でシンポジウム「近江八幡市立総合医療センターの医師確保と地域医療を考える市民のつどい」を開催する。

 シンポジウムには、県保険医協会会長で小児科医院院長の太田志朗さん、滋賀民医連から膳所診療所所長の東昌子さん、助産師の斉藤智孝さんらが意見を交すほか、会場参加者からも意見を聞く。

 このほか、東さんの基調講演「医療の現状と地域医療を考える――医療現場から――」、山下よしき参議院議員の講演「なぜお医者さんが足らないのか」も行われる。

 問い合せは、地域医療の充実を求める近江八幡市民の会(TEL0748―33―0707、37―1529)へ。


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