平成19年11月17日(土)第14882号

◆東近江・東近江市◆
愛知川改修で政府要望
国の来年度事業予算獲得へ
災害に強いまちづくり目指し
=沿川住民の安全安心を訴える=


◆東近江・東近江市◆
事故防止のリーダーに
外国人交通安全推進員
=ブラジル人など10人を委嘱=


◆東近江・東近江市◆
地域を思い美しく!
=朝桜中生徒が清掃活動=


◆東近江・日野町◆
秋の火災予防運動
工場で火災防御訓練
=外国人労働者に指導=


◆東近江・安土町◆
安土山から景観とまちづくり
菜の花プロジェクト発進
=官民協働の協議から実践へ=


愛知川改修で政府要望

国の来年度事業予算獲得へ

災害に強いまちづくり目指し
=沿川住民の安全安心を訴える=


◆東近江・東近江市◆

 愛知川改修促進協議会長を務める中村功一東近江市長は今月初め、構成の彦根市、愛荘町、県担当者らと共に上京し、愛知川(一級河川)の早期抜本改修を求める要望活動を国土交通省、財務省、県選出国会議員に行った。

 国土交通省では、中村市長が同促進協議会構成の二市一町を流れる愛知川の地図を広げ、門松武河川局長や谷口博昭技監らに改修事業の進ちょく状況、堤防決壊など水害の現状、事業の必要性などを説明した。

 来年度の政府予算編成を前に、沿川住民が安全で安心して暮らせるまちづくりへ、早期抜本改修に向けた予算確保を求めるとともに、国土交通大臣に事業推進への要望書を手渡した。

 要望書によると、愛知川流域の半数以上が天井川で川幅も狭く、これまで幾度かの水害に見舞われ、尊い生命や財産が失われた経験から、豪雨のたびに堤防決壊の危険にさらされる沿川住民は、早期抜本改修を熱望していると訴えている。

 その上で、河口から栗見橋までは改修が進んでいるが、上流区間についてはほとんどが未改修のままで、治水事業は、時と場所を選ばず発生する災害に対応するもので、住民が安全で安心して暮らせる国土を形成するには必要不可欠とし、愛知川改修が一日も早く完了するよう求めている。


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事故防止のリーダーに

外国人交通安全推進員

=ブラジル人など10人を委嘱=


▲橋爪署長から委嘱状を受ける推進員
◆東近江・東近江市◆

 在日の外国人自らが交通事故防止に取り組む「東近江地区外国人交通安全推進員」の委嘱式が十五日午後五時半から東近江署愛知川交番で行われた。

 同署管内では、五、六二三人(八月末現在)の外国人が暮らしており、前年対比で三二三人増加。全人口比率では三・五%になっている。中でも愛知川地区での人口比率は高く、就労企業が集中している。

 このため、同署と同地区交通安全協会では、外国人自らが日本の交通ルールやマナーの知識を深めるともに仲間のネットワークや職場での交通安全リーダーになってもらおうと、昨年県内で初めて組織した。

 今回の委嘱式は、一年の任期を終えたことから委員を更新し、新たな事故防止活動をスタートするもので、同地区内で就労するブラジル人やブラジル人学校の指導者など十人が出席した。

 ひとり一人に委嘱状を手渡した橋爪秀夫署長は「管内は県内でも外国人の居住者が多く、運転免許保有者も前年より一一九人増の一、九四九人になっている。このため、外国人自らが交通事故に遭わない、起こさないという取り組みが必要になっている。昨年に推進員を委嘱してからは、外国人の事故件数が減っていることは、みなさんの活動が効果を挙げていると思う。今後も事故が一件でも減るよう活躍を期待します」と激励した。また、辻市郎・同協会会長は「一年間、いろいろいと活動していただきことに感謝します。また、一年間、交通安全活動にがんばってください」と期待を寄せた。

 この後、委嘱された委員らは、近くの平和堂愛知川アモール店で街頭啓発を行い、買い物客らにチラシや反射付きキーホルダーを配布し、交通安全を呼びかけた。 

 同委員の活動は、街頭啓発や交通安全教室への参加、自転車と歩行者指導者研修会への出席などで一年間で合わせて九回活動した。

 その間の外国人の事故件数は十六件で前年対比六件減、負傷者も三人減の十一人になっている。


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地域を思い美しく!

=朝桜中生徒が清掃活動=


▲企画展を控えているガリ版伝承館の草刈りに励む朝桜中学校女子バレーボール部のメンバーら(東近江市蒲生岡本町で)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市青少年育成市民会議蒲生支部(山田平一郎支部長)と朝桜中学校福祉会が十一日、蒲生地区内の近江鉄道四駅舎と中学校周辺の河川敷、観光スポットのあかね古墳公園・ガリ版伝承館で清掃活動を展開し、誰もが気持ちよく利用できるようピカピカにした。

 この活動は、平成五年度に桜川駅のベンチで落書きが見つかったのをきっかけに同支部と福祉会が合同で始めたもので、年二回の活動は先輩から後輩へと継承されている。

 小雨の降る中、今年は、クラブ単位や個人有志ら生徒約百八十人が集まった。

 山田支部長は「以前と比べて落書きやたばこの吸殻が少なくなり、みなさんのおかげだ。これから高校・大学へ進学しても、このボランティア精神を忘れないでほしい」と語り、福祉会の代表生徒が「しっかり体を動かしてがんばりましょう」と奮起を促した。

 生徒と市民会議メンバーらは、各持ち場に分かれて草刈りやごみ拾い、落書き消し、拭き掃除を約二時間かけて行い、美しくよみがえらせた。

 また、同中学校福祉会の活動が高く評価され、県が今年度新たに創設した「淡海こどもエコクラブ活動表彰」の奨励賞を受賞した。来月二日に琵琶湖博物館での“淡海こどもエコクラブシンポジウム”で表彰される。


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秋の火災予防運動

工場で火災防御訓練

=外国人労働者に指導=


▲逃げ遅れた従業員を救出する消防隊員ら(日野町北脇にあるダイハツメタル日野工場内で)
◆東近江・日野町◆

 秋の火災予防運動(九〜十五日)に併せて、東近江行政組合日野消防署は十二日、日野町北脇にある第二工業団地内の株式会社ダイハツメタル日野工場と合同で「火災防御訓練」を実施した。

 これは、事業所との緊密な連携を図り、消防活動の技術向上と各事業所の防火意識の高揚を目的としたもので、同工場の従業員四十四人と日野消防署員二十一人が参加。

 午後一時からの日野工場での訓練は、アルミニウムを扱う工場内で出火し、従業員一人が逃げ遅れ、さらに消火作業にあたっていた従業員一人が負傷したとの想定で行われた。

▲消火器の扱い方を実践で学ぶ日系ブラジル人の労働者ら
 同工場の自衛消防隊による初期消火や従業員の自主避難が迅速に展開され、一一九番通報で駆け付けた消防隊員に従業員が工場内の様子や要救助者の有無、水蒸気爆発を防ぐため水による消火活動の禁止などを伝達。消防隊員は消火器を手に工場内へ侵入し、逃げ遅れた負傷者を救出した。

 トヨタやダイハツといった自動車関連のアルミ系鋳造を主に手掛ける同工場は、従業員百七十人のうち六割が日系ブラジル人であることから、消火活動の仕組みや消火器の配置場所、使い方などの指導を日頃から繰り返しているという。

 訓練終了後、日野消防署・西良和副署長は「すべて的確にテキパキと動き、大変すばらしかった」と講評、同工場・大東秀史工場長が「普段の訓練の成果が発揮された。いつどんなときでも、こういう体制がとれるようがんばっていきたい」と従業員の士気を高めた。


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安土山から景観とまちづくり

菜の花プロジェクト発進

=官民協働の協議から実践へ=



▲菜の花の苗を植える参加者――安土城跡前の農地で――
◆東近江・安土町◆

 住民参画による自律のまちづくりをめざしている安土町まちづくり協議会(杉原養一会長)はこのほど、安土城跡前の田んぼに菜の花の苗を植え、「循環リサイクル・菜の花プロジェクト」をスタートさせた。

 同協議会では町新エネルギービジョンに基づいた資源循環型社会の実現と歴史と文化の薫るまちづくりについて協議を進めてきたが、今回、協議会の「すみよい部会」(西澤由男会長)が中心となって、いよいよまちづくりへ向けた実践への第一歩が踏み出された。

 菜の花植え付けには、協議会メンバー、町・商工・観光関係者、一般住民ら約五十人が参加。農地二千五百平方メートルのうち半分はすでに直播きを終了しており、残り半分に今回苗約六千本を植えた。参加者は、黄色い菜の花が一面に咲きほころぶ来春の風景を思い描きながら、苗を一本ずつていねいに植え、流れる汗を拭っていた。

 菜の花プロジェクト全国普及の先頭に立って活動する滋賀県環境生協の藤井絢子理事長は「本部が安土にありながら活動の中心がこれまで愛東だった、地元でプロジェクトがスタートして感慨無量です。安土は全国に有名、その利点を生かして歴史と環境のまちをアピールするのにうってつけの町。面積はまだ小さいが心意気は大きく、年々規模を大きくしていき、美しい景観を子や孫に」と、プロジェクトスタートへの思いを語った。

▲プランターに菜の花の苗を植える参加者――安土山駐車場で――
 まちづくり協議会では、安土山から文芸の郷へと続く道を「菜の花街道」にしようという計画もあり、先日、安土山駐車場に竹で組んだプランターを作り設置した。希望者にプランターのオーナーになってもらい、菜の花を育てることで、菜の花プロジェクトのPRに一役買ってもらう。この日、参加者の中からオーナー希望者を募り、早速植え付け作業を行った。

 また、観光にも役立てようと、「お堀めぐり」の和船乗り場にも苗を植えた。商工会など有志がアジサイやスイセンも周辺に植えており、安土城跡は来年春から、桜の名所だけでなく、一年中花の風景を楽しむことができる、花の名所になる。

 菜の花を楽しんだあとは、ハチミツ採取や菜種油で味覚を楽しみ、油かすで農作物を育て、廃食油からのバイオディーゼル燃料を動力に利用し、菜種採取後の殻は地域の祭事などへ利用するといった、地域内生産消費による環境にやさしい資源の循環が可能となる。

 会場では、東老蘇地区の集落営農組合「グリーンファーム21」が老蘇小学校の児童といっしょに実験的に取り組んでいる菜の花プロジェクトや、そこで採れた菜種油、菜種収穫後に栽培した米も紹介され、作業のあとに振る舞われたイモの天ぷらで、参加者は自然の味に舌鼓を打った。


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