平成19年12月28日(金)第14917号

◆全県◆
県税滞納者許しません!
=県が預金730万円差し押え=

◆大津・大津市◆
オペラ「フィガロの結婚」
=合唱メンバーを募集中=


◆湖東・愛荘町◆
全焼火災から人命救助
京都銀行行員、小笠原さんを表彰
=愛知郡消防本部=


◆東近江・東近江市◆
郷土に伝わる玩具「近江だるま」
卒業記念でオリジナル作品づくり
地元愛好会から“復活した技”学ぶ
=能登川南小=


◆東近江・東近江市◆
華やかに52年の幕閉じる
蒲生地区婦人会 今月末で解散
=最後の事業「お正月用アレンジフラワー教室」=


◆東近江・近江八幡市◆
来年3月の「子ども県議会」を前に
近江八幡で拡大プレ会議
=21世紀淡海子ども未来会議=


県税滞納者許しません!

=県が預金730万円差し押え=


◆全県◆

 大津県税事務所をはじめ県下の八振興局税務課などは、この三日〜七日の五日間に自動車税をはじめとする県税の滞納者に対して、一斉に預金の差押えを実施した。

 五日間の差押えには、延べ六十三班百二人の徴税吏員が十八の金融機関の延べ百二十二の本支店に赴き、百八十九件七百三十万円の預金の差押えを実施した。

 滞納税目は自動車税を主に個人事業税などの県税で、対象となった滞納税額は一千四百万円となっている。特に滞納者の多い自動車税については、車検時に一括納付するなど納期内納付をしていない人についても厳正に差押えを実施してい
る。

 今後も預金の差押えを継続実施していくので、現在、県税を滞納している人は至急に、納付してほしい。事情により一括で納付できない人は、最寄りの振興局税務課などに納税相談が必要だ。なお、この一斉差押えは、県と市町で構成する県地方税務協議会が「滞納整理強化月間(十二月)」の一環として県税で取り組んだもの。県下の市町においても滞納整理本部を組織したり、夜間・休日徴収、給与債権、預貯金債権の積極的な差押えを実施している。詳しくは、http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/bg00/20071129.htmlまで。


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オペラ「フィガロの結婚」

=合唱メンバーを募集中=


◆大津・大津市◆

  財団法人びわ湖ホールは、二年に一度開催するビエンナーレ方式による「びわ湖の夏・オペラビエンナーレ」の第三弾として、モーツァルトの不朽の名作“フィガロの結婚”(全四幕、イタリア語)を来年七月に同ホール中ホールで上演するのに先立ち、公演に出演する合唱メンバーを募集している。

 公演日は、来年七月十八、十九、二十、二十一日の四日間で、ベルリンコーミッシェオーパーカペルマイスターのキンボー・イシイ=エトウが指揮、大阪センチュリー交響楽団が管弦楽を担当する。

 合唱メンバーの募集内容は、女声がソプラノ(メゾ・ソプラノを含む)とアルト、男声がテノールとバス(バリトンを含む)で、それぞれ若干名。応募資格については、合唱経験者(音楽大学などの在籍・卒業については不問)で、すべての稽古に参加可能な人。稽古日は、五月八、十四、十五、二十一、二十八、二十九日、六月四、五、十一、十二、十八、十九、二十五、二十六日、七月二、三、十、十一、十二、十三、十五、十六日の計二十二日。

 オーディションでは、演出家の岩田達宗氏と指揮者の江上孝則氏が審査員を務める。開催日時は、来年二月十六日午後一時からで、びわ湖ホール中ホールで行われる。審査課題は、歌劇「フィガロの結婚」より指定部分のイタリア語歌唱など。

 応募方法は、所定の応募用紙に必要事項を記入し、写真を貼付した上でびわ湖ホール事務局へ郵送または持参する。応募多数の場合は、審査員による書類選考が実施される場合がある。応募締め切りは、来年一月三十一日まで(郵送の場合は当日消印有効)。

 また、出演者(合唱)オーディションの実施要項は、同ホールホームページ(アドレス=http://www.biwako-hall.or.jp)からダウンロードできる。

 応募書類の請求および問い合わせは、〒520―0806 滋賀県大津市打出浜一五―一 びわ湖の夏・オペラビエンナーレ「フィガロの結婚」制作担当(電話077―523―7152)まで。


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全焼火災から人命救助

京都銀行行員、小笠原さんを表彰

=愛知郡消防本部=


▲西山消防長から表彰状を受ける小笠原さん
◆湖東・愛荘町◆

 愛知郡消防本部(西山日出夫消防長)は二十六日、火災中の民家から家人のお年寄りを救出した京都銀行近江八幡支店行員、小笠原大地さん(26)を消防協力者として表彰した。

 火災は、十月二日午前九時三十分頃、東近江市上岸本町の民家で発生。木造二階建ての住宅から黒煙が上がっているのをたまたまバイクで通りかかった小笠原さんが発見。家人のおばあさんが飛び出してきて小笠原さんに「家の中におじいさん(83)が取り残されている」と助けを求めた。

 小笠原さんは、乗っていたバイクを降り、おばあさんからおじいさんがどの辺に取り残されているかを聞き、煙が充満した家の中へ手探りで突入。約五メートルほど入った屋内で仰向けに倒れているおじいさんを見つけ、両脇を抱えて救出。さらに「消防に通報していない」と聞いて一一九番した。

 火災現場には、消防車十八台が出動して消火、住宅は約一時間半後に全焼して消えた。

 この日、小笠原さんは、近江八幡支店の開設に向けての準備活動中で「おばあさんの助けを聞いて家の中に入った。おじいさんを抱きかかえた際に『痛い』という声を聞いて、意識があることを確認し、黒煙の中から慎重に引きずり出した。何も見えなかったが無我夢中だった。助かって良かった」と当時を振り返った。また「表彰されるとは思っていなかった。生まれて初めてのことで驚いているが、今後も地域に貢献できることが出来ればうれしい」と話していた。

 表彰した西山消防長は「自らの危険を顧みず、煙が充満する建物内から家人を救出されたことは立派です」と小笠原さんの勇気を称えた。


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郷土に伝わる玩具「近江だるま」

卒業記念でオリジナル作品づくり

地元愛好会から“復活した技”学ぶ
=能登川南小=


▲個性豊かな手のりサイズの近江だるま
◆東近江・東近江市◆

 能登川の郷土玩具といえば、張り子のおきあがりこぼし「近江だるま」。大正時代に同地区佐野町の寺井大門(善右衛門)がつくったのがはじまりといわれ、戦後しばらくして途絶えたが、近年になって地元の愛好団体「近江だるま保存会」の手によって復活した。この近江だるまづくりを、東近江市立能登川南小学校(市川純代校長、猪子町)は毎年、ふるさと学習の一環として卒業制作で取り入れており、今年度も個性豊かな作品が勢ぞろいした。

 二学期中頃からスタートし、このほど終わった制作には、近江だるま保存会(谷村昭仁代表)のメンバーが指導にあたり、歴史をひも解いたり、うまく仕上げるこつを分かりやすく教えた。

▲近江だるま保存会の指導を受ける児童
 基本の木型に、短冊状の和紙を湿らせて貼りつけ、このうえに重ねるように和紙をノリで貼りつける作業を一か月繰り返したあと、背を割って木型をそっと取り除き、重石となる粘土をだるまの足元につけた。

 仕上げの絵付けでは、近江だるまの特徴である、八の字まゆ毛にぎょろ目のユーモラスな表情を絵筆で描いた。作品は、しかめっ面のように見えるものや、今にも泣き出しそうなもの、ひょうきんなものなど様々。指導した「近江だるま保存会」のメンバーは、「絵付けの基本は同じでも、不思議とつくる人の顔に似てきますよ」と話していた。

 制作をおえて児童たちは「手づくりのおもちゃが受け継がれているのはすごい」「宝物になりそう」と出来映えに満足そうだった。

 なお、児童がつくった近江だるまは、来年三月五日から同月十六日まで東近江市立能登川博物館(山路町)で展示される。


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華やかに52年の幕閉じる

蒲生地区婦人会 今月末で解散

=最後の事業「お正月用アレンジフラワー教室」=


◆東近江・東近江市◆

 蒲生地区婦人会(片岡幸子代表)が二十五日、年末恒例の「お正月用アレンジフラワー教室」開催を最後に、多くの人に惜しまれながらも活動に終止符を打った。

 昭和三十年に蒲生町婦人会として発足した同会は、旧蒲生町内最大の女性団体として、東近江市との合併後も含めて五十二年間、まちづくりの一助を担ってきた。

 しかし、自治会単位の加入から個人単位の加入へと移行し、女性の社会進出による多様なニーズ要求や余暇時間の欠如、役員不足、補助金の廃止などが重なり、活動は休止に近い状態だったという。

 そんな中でも、先人たちが残してくれた活動費を活用して、毎年、各家庭できれいな花を飾りお正月を迎えてもらおうと、蒲生地区内の女性を対象にお正月用アレンジフラワー教室を続けてきた。

 今月二十五日午後七時から蒲生公民館で開かれた教室には、同地区内から女性三十人が参加。講師の横山みゆきさん指導のもと、参加者は見本を意識しながらも自己表現を忘れず、お正月にぴったりの晴れやかな作品を完成させた。

 初参加の清水小百合さんは「初めて参加させてもらったけど、すごく楽しませてもらいました」と充実した表情を見せ、井田かおるさんも「家のおばあちゃんに、婦人会のアレンジフラワー教室のことを教えてもらっていた。今まで参加させてもらい、感謝、感謝の一言につきます」と同会の役割の大きさを実感していた。

 みんなで楽しめる場づくりを目指し、同会の立て直しに奔走してきた片岡代表は「力不足で、長い歴史の幕を閉じさせてもらい申し訳ございません」と悔しさをにじませつつも、「今後は、東近江市に女性会(市内全域対象で個人加入)があるので、ぜひ、ご参加ください」と呼び掛け、美しい花々に囲まれて華やかに幕を閉じた。 


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来年3月の「子ども県議会」を前に

近江八幡で拡大プレ会議

=21世紀淡海子ども未来会議=


▲委員会で話し合う参加者――近江八幡市いきいきふれあいセンターで――
◆東近江・近江八幡市◆

 子どもの視点から県の現状を見つめ、よりよい滋賀県づくりに向けて議論し、何ができるのか、何をすべきか、自分達の意見を県に提案しようという「21世紀淡海子ども未来会議(愛称 J21)」の「プレ会議in近江八幡 拡大版淡海子ども未来会議」(県主催)が、二十六日に近江八幡市のいきいきふれあいセンター(鷹飼町南四丁目)で開催された。

 今年で八年目を迎えるJ21の活動の普及と地域の子どもたちとの交流、地域の抱える問題を知ることなどを目的に拡大版会議が開かれ、今回は七月に嘉田由紀子知事から任命された小学四年生から中学三年生までの「県子ども議員(J21メンバー)」五十人のうち三十六人と、地元近江八幡市内の子どもたち八人の、計四十四人が参加した。

 J21メンバーは、湖東、東近江、湖北で三回行った一泊二日の地域会議での調査や体験などを元に、また、近江八幡市から参加した子どもたちは市内のことを中心に、未来の滋賀や近江八幡について、自分達で設定した学校・教育、自然・環境、交通マナー、福祉、観光・遊び場、伝統、安全の七つのテーマ(委員会)に分かれて話し合った。

 各委員会では、高校生から社会人までのサポーターの指導で話し合いが進められ、まず、「よいこと」「おかしなこと」を探し出して模造紙に書き込み、そのあと、その原因や対策なども考えた。

 最後に、各委員会が話し合った結果を発表。優先席を譲らない人が多いので優先座席専用のカードや切符がないと座れない座席の構造や工夫、飛び出そうとする人に『飛び出したらだめだよ』と注意するセンサー付きのしゃべる飛び出し注意標識を設置、琵琶湖一周白鳥ボートレースや琵琶湖の自然や環境を生かした新しいイベントの開催など、ユニークな提案や、電灯を消して実験して見せて自分達の話し合いの成果をアピールする委員会もあった。近江八幡市の子どもたちからは、市内に残る行事などの伝統をなくさないようにすることや、新しい観光キャラクターを考えることなどが提案された。

 今回の会議での検討内容などを参考に、来年一月から三回の「議会直前ワーク」で提案をまとめ、三月二十六日に県議会の議場で開く「子ども県議会」で、嘉田知事に提案、質問する。


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