平成20年1月4日(金)第14921号

◆大津・大津市◆
「長江哀歌」など
話題7作品ラインナップ
シネマホールからのお年玉
〜お正月4日からの上映作品〜


◆東近江・東近江市◆
あったか湖東時間
地域活性化へ
まちづくり計画書策定
=湖東地区=


◆東近江・東近江市◆
自然エネルギーで省エネ生活
家庭に小さな発電所!
=木村町に密集 京セラ太陽光パネル=


◆東近江・東近江市◆
里山で学ぶ、いい大人講座
=河辺いきものの森=


◆東近江・東近江市◆
新たな十二支めぐり
新春を寿ぐ―春夏秋冬―
=あす5日から 近江商人博物館=


◆東近江・竜王町◆
ケニアからの手紙
「ナイロビで世界を考える」
=ナイロビ日本人学校長  田中靖雄=


◆東近江・日野町◆
ごみ減量化できることから始めよう!!
動き出した西大路女性会
生ごみ堆肥で野菜栽培
=蒲生岡本町・岡田さん考案=


◆東近江・近江八幡市◆
トップスターをめざすタカラジェンヌ
自分らしく演じ続けたい
=近江八幡出身の穂月はるなさん=


「長江哀歌」など
話題7作品ラインナップ

シネマホールからのお年玉
〜お正月4日からの上映作品〜


◆大津・大津市◆

 公設民営方式で復活後、5回目のお正月を迎えたシネマホール。今年は大ホールの閉鎖など取り巻く環境も厳しさを増しますが、まだまだがんばっていきたいシネマホールです。そんな私たちから送るお正月のラインナップをご紹介します。

 年明けからは年末から引き続き上映の『かもめ食堂』(11日まで)、『めがね』(14日まで)と『題名のない子守唄』(14日まで)に加え、『恋するマドリ』(4日から14日)『サイボーグでも大丈夫』(8日から20日)『Little DJ〜小さな恋の物語』(12日から)『長江哀歌』(16日から)が続きますが、このコーナーでは主に新年から上映の4作品をご紹介します。
 『恋するマドリ』初めての一人暮らしをすることになった美大生のユイ(新垣結衣)に素敵な出会いが訪れる。元の部屋に忘れ物を取りに行くと、新しい住人は大人のカッコイイ女性=アツコ(菊地凛子)。しかも彼女の元の部屋はユイの新居と判明する。そしてもう一人、バイト先で知り合った男性はユイのすぐ上の住人(松田龍平)だった…。
 『サイボーグでも大丈夫』妄想病患者のイルスンは、新世界精神クリニックでなぜか自分のことをサイボーグだと信じる不思議な少女ヨングンに出会った。「人のもの」なら特徴でも何でも盗むことが出来るイルスンに彼女は「同情心」を盗んでくれという。
 『Little DJ〜小さな恋の物語』1977年、函館。海辺の病院に入院することになった少年・太郎は、ある日、病院の隣家から流れてくる音楽に惹かれる。その部屋に忍び込みDJの真似事に熱中する太郎は、やがて病院のお昼の放送でDJをすることになりますが…。
 『長江哀歌』大河・長江の景勝の地、三峡。そのほとり、二千年の歴史を持ちながら、ダム建設によって、伝統や文化も、記憶や時間も水没していく運命にある古都を舞台に綴られる2人の男女の物語。(2006年ベネチア国際映画祭グランプリ受賞)

 ●上映作品●
 『めがね』
 2007年/日本/106分
 監督・脚本:荻上直子
 出演:小林聡美/市川実日子/加瀬亮/光石研/もたいまさこ/薬師丸ひろ子

 『かもめ食堂』
 2005年/日本/102分
 監督・脚本:荻上直子
 原作:群ようこ「かもめ食堂」
 出演:小林聡美/片桐はいり/もたいまさこ

 『題名のない子守歌』
 2006年/イタリア/121分
 監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
 音楽:エンニオ・モリコーネ
 出演:クセニア・ラパポルト/アンヘラ・モリーナ

 『恋するマドリ』
 2007年/日本/113分
 監督:大九明子
 原案:筧昌也
 出演:新垣結衣/松田龍平/菊地凛子

 『サイボーグでも大丈夫』
 2006年/韓国/107分
 監督・脚本:パク・チャヌク
 出演:チョン・ジフン/イム・スジョン

 『Little DJ〜小さな恋の物語』
 2007年/日本/127分
 監督:永田琴
 原作:鬼塚忠
 出演:神木隆之介/福田麻由子/広末涼子

 『長江哀歌』
 2006年/中国/113分
 監督・脚本:ジャ・ジャンクー
 撮影:ユー・リクウァィ
 出演:チャオ・タオ/ハン・サンミン

 当日料金、上映時間は077-522-6232へお問い合わせください。なお、シニア(60歳以上)、障害者の方は1000円。毎週水曜日は1000円均一。火曜日は会員サービスデー。毎週木金の朝初回と16:00以降の上映は1200円。夫婦50割引も継続中。月曜日は休館日。月曜休日の場合は翌火曜日休館。(滋賀会館シネマホールは、JR大津駅北口より徒歩5分、県庁前の滋賀会館5階)


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あったか湖東時間

地域活性化へ
まちづくり計画書策定

=湖東地区=

住民主導で動く


▲湖東地区まちづくり協議会が策定した「まちづくり計画書」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市湖東地区まちづくり協議会がこのほど、地域住民が合併後のあたらしい地域づくりに行政機関とどのように協動しながら取り組んでいくのかの方針をまとめた「湖東地区まちづくり計画書」を作成した。平成二十年度は、その計画に沿った地域の活性化への取り組みが始動する。

 東近江市は、三年前の合併後、旧町と旧市の地区単位にあたらしい地域活性化組織「まちづくり協議会」が発足し、それぞれの地域の歴史や伝統、資産を生かした住み良いまちづくりの取り組みが住民主導で進められ、すでに一定の成果を挙げているものも見られる。

 各地域では、将来に向けて住んで良かったまちづくりに取り組んでいく中で、それぞれの地域が抱えている問題や課題、反対に評価すべき事柄を分析調査し、魅力ある地域の未来像を創造していく「まちづくり計画」の策定に取り組んでおり、今回の湖東地区がその第一号となった。

 湖東地区では、平成十七年十一月から同計画策定作業にかかり、住民へのアンケート調査、各種団団体や地域との懇談会などを実施して地区内の意見を集約。それをもとに地域の将来像を見い出し、その実現に向けた施策や方針を考え、テーマ別に計画書にまとめ上げた。

 市に提出された計画書は、A四版六○ページで、「地区将来像」や「基本方針と施策」、「プロジェクト事業」など八章のテーマに分け、行政と住民の役割と負担を明確にし、地域の視点で見つめた課題に地域住民がどのように取り組んでいくのかの推進策などを明記している。

 その中の湖東らしさに取り組むプロジェクト事業では、十年後の地域像を展望し「湖東のお宝活用」、「人づくり」、「公共施設の活用」、「空き家の活用」、「明るい農業農村」の五つのプロジェクトを挙げ、お宝発見隊の発足や団塊の世代の人材活用、行政が管理運営する公共施設の利用方法の見直し、空き家の利活用、国策に頼らない特徴ある営農の取り組みを提案している。

 同協議会では、この計画書に住民自らの地域評価やまちづくりへの期待感からとった「いきいき ほのぼの わくわく あったか湖東時間」と名付け、具体的な取り組みにつなげていく。

 計画書の提出を受けて市では「この計画を地区の思いとして重く受け止め、協働のまちづくりを進めて行きたい」と話している。


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自然エネルギーで省エネ生活

家庭に小さな発電所!

=木村町に密集 京セラ太陽光パネル=


▲全世帯の4割近くが太陽光パネルを取り付けている東近江市木村町(普及の火付け役となった古島さんの店舗「木又」屋上で撮影)
◆東近江・東近江市◆

 石油の枯渇年数は六十八年―。石油鉱業連盟が世界の石油・天然ガスに関する評価報告書の中で予測した数値は、資源を持たない日本に危機的状況を突き付けた。日常生活においても原油高騰が家計を直撃し始めており、地球温暖化防止の観点からも市民レベルでの新エネルギー転換が求められている。そこで、全六十一世帯のうち四割近い約二十世帯が、太陽光発電装置を備え付けている東近江市木村町にスポットをあてた。

 「自然の生態に逆行するビジネスが儲かる時代だが、目先の利益を追求し続けていると資源を持たない国はいずれ苦境に立たされる。人間として環境に貢献する義務があるのではないか」。東近江市木村町の古島哲夫さん(75)は、七年前、自宅に二十キロワット、自営の店舗に十キロワットの太陽光パネルを取り付け、持論をもとに有言実行した。

 古島さんが設置した太陽光パネルは、地元企業・京セラで生産されたもの。同社は多結晶シリコン基板から太陽電池モジュールまで一貫製造しており、組み合わせるラックシステムにより、どんな形状・素材の屋根にも設置できるのが特徴。

▲「お日さんが照るとうれしくなる」と語る古島さんが、手にしているのは売電量などが一目で分かるモニター“エコノナビット”
 住宅用ソーラー発電システムの販売を手掛ける京セラソーラーコーポレーション滋賀店責任者・三嶋暁義さんによると、太陽光パネルが日傘の役割を果たし、屋根の劣化や日焼けを防いで強度も保つとのこと。

 住宅用としては三〜四キロワットの太陽光パネル設置が標準的で、設置費用は約二百〜三百万円。天候のよい日中に発電し、余った電力は電力会社に売電する流れ。太陽の光エネルギーを電気に変えるため、発電時に温室効果ガスの二酸化炭素放出がなく、地球温暖化防止策として世界各国で普及が進んでいる。

 家電製品の氾濫がエネルギー消費量を押し上げている日本。古島さんは「(太陽光発電は)我々市民が一番取り組みやすい手近なところにある。ちょっとの節約意識が持てるかどうかだ」と指摘し、居間に売電量や瞬時消費電力が一目で確認できるモニター“エコノナビット”が置いてある。待機電力も分かる優れもので、消費量を減らして少しでも売電量を増やそうとする利用者心理が働き、自然と省エネ効果を高める仕組みだ。

 木村町では、古島さんの行動を機に近隣住民へ設置の輪が広がり、受験を控えた子どもやこたつで過ごすおばあちゃんなど電気消費の多い家族を思い取り付けるケースもあったという。同町を担当する京セラソーラーコーポレーション滋賀店・目片幸三さんは「木村町をはじめ旧蒲生町での普及率は高く、環境に対する意識も強い。南向きの家が多いため、太陽光パネルの設置には最適な場所」と語り、ドライバーの目を引く木村町の太陽光パネル密集地帯に大きなPR効果を期待する。

 一般家庭への普及が進む一方、平成十七年度に国の住宅向け設置補助制度が廃止されたことにより、多額の費用負担が浸透の足かせとなっている側面もある。永久不滅でない化石燃料に頼り続けるのか、新エネルギーへの転換に先行投資するのか、現代人に迫られた選択が未来を決める。


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里山で学ぶ、いい大人講座

=河辺いきものの森=

森の中で生き甲斐


▲森の自然について学ぶ熟年の参加者
◆東近江・東近江市◆

 長い会社勤めを終えて、さて何をしようか…。地域デビューを目指している熟年層を対象にした「里山で学ぶ“いい大人”講座」が、河辺いきものの森(東近江市建部北町)で始まっている。

 同森で一九九八年から活動をはじめ、今年で十年目を迎える「遊林会」が、会の活動を広く知ってもらい、森の自然や仲間たちと一緒に里山保全活動を通して退職後の人生を豊かに送ってもらおうと、お誘いの手始めとしてスタートした。

 お金がかからず、自分の好きな時に気軽に参加できて、体を動かせて健康づくりにも役に立ち、しかも地域の自然を守ることにつながる一石何鳥にもなるフィールドワーク。余暇を利用した気楽な活動で、市内在住または在勤の五十歳以上の人が対象。

 講座は、身近な自然「里山」を改めて知ろう・そして楽しもう、というテーマで、同森で育つ樹木や植物とその営みについて知識を広げ、楽しみながら自然との共生や保全の大切さを知る活動が用意されている。

 十九日には、「地域の里山を知り、守ろう」、二十六日には「大人の焚き火教室」、さらに二月十六日または二十三日には「挑戦!森のクラフト」を開催する。

 同会では、「今まで里山など興味がなかったという人も、こうした講座をきっかけに新たな発見があるかもしれません。落ち葉舞う冬の里山はとても魅力的です。“いい大人”のみなさん、里山へ遊びにきませんか」と参加を募っている。

 詳しくは遊林会HP(http://www.bcap.co.jp/ikimono/yurin/)、参加申し込みと問い合わせは、事務局の河辺いきものの森ネイチャーセンター(0748―20―5211)へ。


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新たな十二支めぐり

新春を寿ぐ―春夏秋冬―

=あす5日から 近江商人博物館=


▲門出を祝う三輪良平さんの「先笄舞妓」
◆東近江・東近江市◆

 今年は新たな十二支めぐりの始まり・子年―、数多くある収蔵資料の中から、干支ものや郷土玩具、四季を表現する日本画を集めた新春企画展『新春を寿ぐ―KOTOHOGU―春夏秋冬・時はめぐる』が、あす五日から近江商人博物館(東近江市五個荘竜田町)で開かれる。

 福を呼ぶという小幡人形の「小槌乗り鼠」(昭和五十九年郵便年賀切手のデザインに採用)をはじめ、かわいい福豆様や四季折々の日本画、屏風など、新春を祝う品々を集めた展示で、寿のおめでたい会場となる。

 また、一番の見どころは、昨年、同館での企画展に協力した日本画家・三輪良平さんの「先笄(さっこう)舞妓」の出品。

 「先笄」とは、舞妓が芸妓に成長する数日前から結う髷のことで、新たな門出を祝う意味を込めている。

 なお、三輪さんは昭和四年京都生まれ。山口華楊氏に師事し、同二十七年に日展初入選。以来、多くの入選を重ね、三十六年の第四回新日展で特選・白寿賞を受賞、翌年の第五回展では菊花賞を受賞し、清麗な女性美を描き出す。日展評議員。

 一月二十日まで。午前九時半〜午後五時開館。月曜と祝日の翌日休館。入場料は一般二百円、小中学生百円。問い合わせは同博物館(0748―48―7101)。


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ケニアからの手紙
「ナイロビで世界を考える」
=ナイロビ日本人学校長  田中靖雄=







▲笑顔いっぱい、感動いっぱいのナイロビ日本人学校の児童たち
◆東近江・竜王町◆

 ナイロビ市を走る自動車は、ほとんど日本車である。その道路脇を牛やヤギがゆうゆうと動く。時には車の窓からキリンが見える。そんなナイロビにて世界を考えてみたい。

 現在の世界の人口は約六十五億人と言われる。第一位が中国で十三億人、第二位がインドで十一億人、第三位がアメリカで三億人、日本は第九位の一億三千万人となっている。そして国連の推計では、二〇五〇年には九十億を超えると推計されている。

 特にアジア・アフリカを中心とした発展途上国の人口は著しい増加傾向にあり、二〇五〇年にはアジアが五十二億人、アフリカが十九億人と予想されている。

 こうした人口増加によって、貧困の拡大や食糧不足、あるいは食料確保のための耕地面積拡大と、それに伴う森林減少などが懸念されている。このナイロビ市でもそうだが、都市部のスラム問題も大きな社会問題となっている。

▲都市部のスラムが社会問題となっているナイロビ市内
 ナイロビ市の人口は約二百二十万人だが、市内のキベラという大きなスラムには約八十万人が生活している。国の所得格差の調査でも、アフリカはとても大きい。

 平均寿命をみると、日本が世界一の八十二歳と言われ、少子高齢化への対応が大きな課題となっているが、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国では、スワジランドの三十五歳を筆頭におしなべて短い。平均寿命がわずか三十〜四十歳代の国がほとんどで、世界のワースト四十カ国の多くがこの地域の国で占められている。

 その主な原因は、乳幼児死亡率の高さと一九八五年頃から深刻化しているHIVの流行が挙げられる。感染症の問題もアフリカでは深刻で、HIVの全世界の感染者の三分の二がサハラ以南のアフリカ地域に集中している。中でも成人の三六%がHIV感染者であるボツワナの状況は深刻で、一九九〇年に六十五歳であった平均寿命が、二〇〇五年には三十七歳に急降下している。

▲道路を横断する牛の群れ
 このような現況に対し、日本はアフリカのエイズやマラリアなどの感染症対策に支援を強化する方針を打ち出しており、日本からのNGOグループがいくつもある。エイズ孤児のための孤児院や学校づくりに取り組み、JICA(国際協力機構)の活動も大きな役割を果たしている。

 ケニアの教育は、八・四・四制で八年間のプライマリースクールは無償となっているが、教科書や制服は有償でそれが買えずに学校に行けない子どもたちも多い。

 自主学校としてボランティアで行っている学校もある。教室に五十人ほどが学ぶ。私もいくつかの学校を参観したが、子どもたちは目を輝かせて学習している。ケニアはイギリスから独立したが、本当の独立目指して教育への期待は大きいし、子どもたちにとっても学びは未来への希望でもある。

 そんなケニアの人たちは、出会った人にとても素敵な笑顔で「ジャンボ!」とあいさつを交わす。本校の子どもたちは言う。「どれだけあのあいさつに勇気づけられてきたことだろう」と。また、「人と人とが仲良く助け合い心優しく生きる中に本当の豊かさがあるのだろう」とも。

田中校長

 竜王中学校で十年、八幡中学校で十年、近江八幡市教育委員会で四年、日野中学校で教頭として二年、竜王中学校で教頭として再び二年勤務し、今年からナイロビ日本人学校長に就任。初の在外教育施設での勤務。現在、世界に八十四校ある日本人学校の一校に勤務して海外子女教育に励んでいる。

 


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ごみ減量化できることから始めよう!!

動き出した西大路女性会

生ごみ堆肥で野菜栽培
=蒲生岡本町・岡田さん考案=


▲西大路女性会主催の「生ごみ堆肥化講習会」(日野町西大路地区のの清源寺で)
◆東近江・日野町◆

 生活を便利にした大量生産・消費の社会経済システムは、次世代に環境破壊という負の遺産を残そうとしている―。解決策は、現代人のライフスタイルを見直し、資源循環型社会実現へ行動すること。身近な地域での取り組みに目を向け、生ごみ堆肥化を始めた日野町の西大路女性会と生ごみ堆肥の活用策を広げる蒲生岡本町・岡田文伸さんを取材した。

●女性パワー発揮

 三十〜五十代の女性で構成する“西大路女性会”(平岡浩子会長)は、徳島県上勝町や東近江市蒲生岡本町を視察し、行動することの大切さを痛感したという。

 足元を知るため、昨年五月から同地区内のごみ集積所三十四カ所に「ごみ袋数記入票」を設置。ごみ集積所に来た区民自身が出したごみの袋数を書き込む仕組みを作り、株式会社ヒロセの協力を得て収集車にも同行し焼却施設に搬入されるごみの総量も調査した。

 また、十月には、同地区内の清源寺で「生ごみ堆肥化講習会」を催し、区民約二十人が参加。三年前からごみ減量化を実践している岡田さんから、もみ殻・米ぬか・腐葉土のみでできる生ごみの簡単堆肥化法を教わった。

 平岡会長は「ごみの出し方がきれいになったという声もあり、ごみに関心を持ってもらえたことが成果。各家庭の生活スタイルを変えるのは大変だが、ごみの減量・再資源化は一人ひとりが実行し継続することが大切。意識の差が分別の差を生むため、これからは意識付けに力を入れていきたい」と意欲を燃やす。

▲いきいきあかねフェアの来場者に生ごみ堆肥入りプランターでの野菜栽培を呼び掛ける岡田さんと蒲生地区まちづくり協議会のメンバーら
●健康な身体は健康な大地から

 区民総出の取り組みで燃えるごみの袋数を半減させた実績を持つ蒲生岡本町では、「ゴミステーション臭いな」から生ごみの堆肥化と分別回収が始まった。しかし、全市的に活動が広がらないもどかしさも抱えている。

 特に、畑のない新興住宅地やマンションの住人は、生ごみで作った堆肥の使い道がなく行動に移せない。そこで、同町の先導役・岡田さんが、実践の入り口として、生ごみ堆肥によるプランター野菜栽培を考え付いた。

 現在、長峰団地を中心に約五十人が実験中で、岡田さんから分けてもらった二カ月以上収穫できる手間いらずの野菜(サラダ菜やパセリ、サニーレタスなど)を、生ごみ堆肥入りプランターで育てている。

 モコモコと成長する自家栽培の野菜は新鮮で、岡田さんは「生ごみは豊富な善玉菌により堆肥化されるため、ミネラルなどの栄養も満点。土にも人間の健康な身体づくりにも最適」と自産自消(じさんじしょう、自分で育てた物を食べるという岡田さんの造語)を提唱する。

●仕組みづくりを

 また、東近江市リサイクルシステム懇話会や廃棄物減量等推進審議会の委員も務める岡田さんは、家庭ごみの処理に年間十二億円以上の血税が注ぎ込まれている現状に疑問を投げかける。
 岡田さんは「水道水の節約などは各家庭で結果がすぐに分かり取り組みやすいが、ごみの処理費用は個人負担ではないので実感がわかず、ごみ減量への意識が働かない。せめてごみ袋の有料化を図り、いい意味の行政主導により『めんどくさい』という人を取り込み、有料化による資金で市内各地域で減量化運動を展開している組織への支援や新たな取り組みに投入する体制づくりが必要ではないか」と指摘し、各地域の実践が点から線、面になる仕組みづくりを訴える。 


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トップスターをめざすタカラジェンヌ

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▲トップスターをめざしてがんばる穂月はるなさん
◆東近江・近江八幡市◆

 華やかな衣装に身を包み、歌と踊りと舞台を繰り広げ、観客を魅了し続ける宝塚歌劇団。将来のトップスターを夢見るタカラジェンヌ達、近江八幡市出身の穂月はるなさんもその一人。初舞台から八年目、今、中堅としてその輝きにますます磨きがかけられ、ファンからも期待の目が注がれている。

 休みの時には大好きな近江八幡に時々帰省することもある穂月さん。宝塚音楽学校に入るまでは他のまちを知らない八幡っ子で、今も「ういろが大好き」と言う。

 近江八幡生まれの近江八幡育ち。小さい頃は宝塚歌劇のことも知らなかったが、小学校のバトン部の恩師が宝塚歌劇のファンで、ビデオなどを見せてもらっていた。中学生になってその恩師のすすめで宝塚音楽学校に挑戦。二十三倍の難関をみごと突破し、タカラジェンヌへの道を歩みだした。

 平成十二年の初舞台以来、雪組娘役として数々の舞台を踏み、経験を積んで来た。中でも「眠れる月」(平成十七年)ではじめて曼寿丸というトップ役にからむ役を演じ、印象に残る作品となった。また、マリー・アントワネット生誕二百五十周年記念「ヴェルサイユのばら」(平成十八年)では、オスカルの姉・ルイーズ役で高い評価を受けることができた。

 今、中堅として活躍するようになって、「これまで自分のことだけやっていればよかったが、後輩の面倒も見なければならなくなったし、上級生に教えてもらったことを後輩に伝えて行かなければならない」と、自分自身の立場や責任感を感じるようにもなって来た。

 「私はタカラヅカファン時代がないので、ほかの人のように目標のトップスターや憧れの役のようなものがないんです」と、与えられた役を一生懸命、自分なりに、自分らしく演じることを心掛ける。

 宝塚歌劇の魅力は、女性だけの世界で、男性も子どもも全て演じ、衣装と装置が豪華な点。最近は男性も多く来てもらえるようになったそうだ。

 今年は、元旦から宝塚大劇場公演がスタート。パリを舞台に上流階級の青年とサーカスの花形スターとの恋を描いたラブ・ロマンス・ミュージカル「君を愛してる―Je t'aime―」では、カメリア役で登場。東近江創作ミュージカルで市民ミュージカルを指導した中村暁さん作・演出のショー・ファンタジー「ミロワール―鏡のエンドレス・ドリームズ―」では、「鏡」と「鏡の中のもう一つの世界」をテーマに、スタイリッシュでダイナミックなステージでゴージャスな世界を見せてくれる。二月四日まで。


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