平成20年1月13日(日)第14929号

◆湖南・草津市◆
湖魚たちの今
クイズで考える
=琵琶湖博物館が作成=

◆東近江・東近江市◆
式典と集いに分け
東近江市「成人式」
=きょう八日市文芸会館=


◆東近江・東近江市◆
野口謙蔵画伯の顕彰事業
蒲生野を描く洋画コンクール
=2月3日まで 作品応募受け付け中=


◆東近江・東近江市◆
幕末から昭和へ、文化育んだ五個荘商人
近江商人博物館「新春を寿ぐ展」
=縁りある画家10人の作品紹介=


◆東近江・近江八幡市◆
お正月の日本文化に親しむ
ゆかた姿で百人一首
=近江八幡市の子どもたち=


湖魚たちの今

クイズで考える

=琵琶湖博物館が作成=


◆湖南・草津市◆

 県立琵琶湖博物館(草津市)は二月十七日まで、ギャラリー展示「漁業・環境ミュージアム『注文の多い湖魚の料理店』」を開催している。

 同ギャラリー展示は、宮沢資治の童話「注文の多い料理店」になぞらえ、カワウや外来魚の異常繁殖、琵琶湖の急激な水位調節といった湖魚たちがまさに今、直面しているさまざま問題を「湖魚からの注文」として出題して、子どもたちにも楽しめるように簡単なゲームを行い、琵琶湖の現状について理解を深めてもら
おうとするもの。

 また、これら琵琶湖漁業が直面している問題解決のために活動する多くの人たちのさまざまな努力についても紹介している。観覧料は無料。問い合わせは、同琵琶湖博物館(電話077ー568ー4811)まで。


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式典と集いに分け

東近江市「成人式」

=きょう八日市文芸会館=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市の「成人式」(実行委主催)は、十三日に催されるが、旧一市六町合同の「記念式典」と、各地区での立食パーティー形式の「二十歳の集い」に分けて行われる。

 記念式典は、午前十一時から市立八日市文化芸術会館で開かれ、中村功一市長や小林優議長らが大人への仲間入りを祝うほか、新成人の代表九人が抱負「一言はたちの思い」を語る。また、式典終了後の正午過ぎ、会場近くの聖徳中学校グランドで成人大凧「ナイストゥーミートユー」(二十畳敷き)を揚げる。

 一方、旧八日市市の交流会「二十歳の集い」は、午後二時から聖徳中学校体育館で開かれ、記念写真撮影や恩師のメッセージ、食事をしながらゲームなどを楽しみ、仲間との出会いとともに交流を深める。

 他の集いは、午後二時と二時半から旧六町ごとに永源寺地区(永源寺産業会館)、五個荘地区(てんびんの里文化学習センター)、愛東地区(マーガレットステーション)、湖東地区(湖東公民館)、能登川地区(能登川公民館)、蒲生地区(蒲生公民館)で開らかれる。

 東近江市で成人を迎えるのは、昭和六十二年四月二日から同六十三年四月一日生まれの千三百八十七人(男七百三人、女六百八十四人)。


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野口謙蔵画伯の顕彰事業

蒲生野を描く洋画コンクール

=2月3日まで 作品応募受け付け中=


▲前回大賞を受賞した作品「初夏の大塚池」
◆東近江・東近江市◆

 洋画家・野口謙蔵画伯に続く逸材を発掘する「第八回蒲生野を描く洋画コンクール」(主催=東近江市、東近江市教育委員会、蒲生野を描く洋画コンクール実行委員会)への作品の応募受け付けが、四日から始まった。

 明治三十四年に蒲生郡櫻川村大字綺田に生まれた野口画伯は、東京美術学校(現東京芸大)西洋画科を卒業後、四十三歳の若さで亡くなるまでふるさと蒲生野の四季や里人を描き続け、“日本画的洋画”と称される独自の画風を確立。近年になってから、日本の美術界で高い評価を受け“忘れられた鬼才”とたたえられた。

 旧蒲生町時代から続く同コンクールは、野口画伯の顕彰事業の一つとして二年に一度催されているもので、蒲生野の自然風土を豊かな創造性によって描く優れた洋画家の発掘・育成を目的に、滋賀県また近隣府県から広く作品を募集している。

 昨年は七十六点の作品が寄せられ、作者それぞれが捉えた地域独自の空気感が油彩・水彩・パステルなどで見事に表現された。また、「仕事の傍ら何らかの形で絵画にかかわっていきたい」と創作活動を続ける作者が大賞を獲得するなど、作品づくりにかける思いも絵画を通して感じることができる。

 審査は、福井重男さんと安土優さん、藤井喜久雄さんの三人が担当する。

 応募資格は、近畿(二府四県)と福井・岐阜・三重県に在住する平成四年四月一日以前に生まれた人。募集作品は、▽蒲生野の自然や風土を描いたもの▽洋画(油彩・水彩・パステルなど)の平面作品で具象画▽二十号以上五十号以内のサイズ▽未発表作品▽仮縁を付けたもの▽原則現地制作―の六要件すべてに該当するもの。

 出品は一人二点までで、一点につき三千円の出品料が必要。応募期間は、二月三日(当日消印有効)まで。

 応募方法など詳しくは、東近江市教育委員会蒲生教育分室内「蒲生野を描く洋画コンクール実行委員会」事務局(0748―55―4885)へ。


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幕末から昭和へ、文化育んだ五個荘商人

近江商人博物館「新春を寿ぐ展」

=縁りある画家10人の作品紹介=


▲日根対山の「秋冬図」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市近江商人博物館(五個荘竜田町)は、喜びや祝いの言葉を述べる「寿(ことほ)ぐ」をテーマに、五個荘と縁のある画家十人のめでたい作品など六十四点を展示する新春企画展を開催している。会期は二十日まで。

 五個荘から全国へ雄飛した近江商人は、京、大坂、江戸の三都を往来して財を成すだけでなく、洗練された文化も身につけた。同展からは、江戸末期から昭和にかけて、豊かな財力をバックに文化を育んだ、近江商人のもうひとつの素顔が見える。

 出展の主な画家をみると、日根対山(文化十年ー明治二年)は、開国・攘夷で揺れた幕末、京で活躍した南画家だけに気迫雄大。「匹敵するもの稀」と言わしめるほど画名高く、五個荘の商家とも深い交流があった。

▲邨松雲外の「小槌鼠」(右)
 「秋冬図」は、今からちょうど百五十年前、幕府大老・井伊直弼が米露英仏と修好通商条約を結んだ安政五年(一八五八年)の作品で、厳寒の渓谷に立つ松竹梅、雪中花ともいわれる水仙が描かれた水墨画。

 「伊吹山頂」を描いた山元春挙(明治四年ー昭和八年)は、明治〜昭和の京都画壇を代表する日本画家で、幼少の頃、商人小杉金右衛門家(五個荘竜田町)の養子となったが、画業を志し、同郷で商家出身の野村文挙(同展でも作品展示)に入門した。近江商人藤井彦四郎とも親しく交わった。

 邨松(むらまつ)雲外(明治三年ー昭和十三年)は、十二歳で川並村(五個荘川並町)の塚本定右衛門家に丁稚奉公に入ったが、絵の才能が認められ京都で修行し、優れた風景画を残している。

 八十四年前の子年の作品「小槌鼠(こづちねずみ)」は、七福神のなかで五穀豊じょう・開運招来を司る大黒天のシンボル・打ち出の小槌とともに、大黒天の使いであり、子孫繁栄の縁起物とされるねずみが描かれている。

 入館料は大人二百円、小中学生百円。問い合わせは近江商人博物館(0748―48―7101)まで。


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お正月の日本文化に親しむ

ゆかた姿で百人一首

=近江八幡市の子どもたち=


▲ゆかた姿で百人一首を楽しむ子どもたち――八幡公民館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市内の子どもたちがこのほど、和装で百人一首を楽しんだ。市内の公民館で開かれている「和装礼法こども教室」の一環として、教室生だけでなく、広く子どもたちに日本文化に親しんでもらおうと、教室を開く市装道和装礼法こども教室実行委員会が、「みんなで楽しもう!五色百人一首大会」と銘打って、昨年に続いて開催した。会場となった八幡公民館には、教室生や参加応募の小学生、幼稚園児ら四十人ほどが参加した。

 参加者は、内藤郁子さんら装道和装礼法の講師から指導を受けながらゆかた姿に変身。百人一首を二十枚ずつに色分けした「五色百人一首」の青色二十枚を使って、経験者と初心者のグループに分かれて、四試合ずつの予選と、勝ち残った十五人による決勝トーナメントで競った。

 TOSS五色百人一首協会滋賀支部のメンバーで、東近江地域内などの小学校で五色百人一首の普及と指導を行っている小学校教諭から、札の取り方やお手つきなど一通りのルールを学んだあと、いよいよ対戦へ。

 色とりどりの浴衣姿の子どもたちが向かい合い、読み手が「あさぼらけー ……」などと読み上げると、札を取る元気のよい「はい!」のかけ声や、パタンと札を勢いよく押さえる音、先に取られて「あっー」と悔しがる声が、会場に響いた。

 対戦を重ねるうち次第に子どもたちも真剣さを増し、熱気を帯びてくる。読み手が読みはじめた途端に、あちらこちらからパタン、パタン、と札を取る音が上がった。

 決勝トーナメントは、まさに真剣勝負。周りの子どもや大人たちからも熱い視線が注がれ、対戦者は前に並ぶ札に神経を集中させていた。

 最後の決勝は入川あきほさんと福永叡司くんの対戦となり、互いに一歩も譲らぬ大接戦を繰り広げた結果、入川さんが福永くんの追い上げをかわして見事優勝を果たした。三位には、堤真菜さんと西川萌美さんが入った。

 表彰式のあとに、子どもたちはそれぞれ自分の着ていたゆかたをきちんと畳んで、大会を終了することができた。 


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