平成20年1月21日(月)

◆大津・大津市◆
大津市長に目片氏が再選
黄瀬氏、わずか3千6百票差で涙
=いまも続く湖国の地殻変動=


◆東近江・東近江市◆
大工さんの手作り家具展
テーブルや時計など30点
=湖東図書館で 2月2日まで=

◆東近江・東近江市◆
こっけいなやり取りで
子どもらの笑い誘う
=能登川で狂言に親しむ催し=


◆東近江・東近江市◆
「あかね年賀状コンクール」 作品展示中
=応募総数217点のうち8割がガリ版作品=


◆東近江・近江八幡市◆
輝くおやじたちの作品展
=31日まで 近江八幡市立図書館=


◆東近江・近江八幡市◆
西の湖のラムサール条約登録へ
=近江八幡と安土が県に要請=


大津市長に目片氏が再選

黄瀬氏、わずか3千6百票差で涙

=いまも続く湖国の地殻変動=


▲激戦を制し、顔面笑みを浮かべる目片信氏(20日 大津市におの浜=高山周治撮影)
◆大津・大津市◆

 二十日に投開票された大津市長選は、無所属現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が約五万票を獲得し、無所属新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)=民主、社民支持、対話の会推薦=、無所属新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破って再選を果たした。事実上、目片氏と黄瀬氏との一騎討ちになったが、黄瀬氏が終盤激しく追い上げたものの出遅れをばん回できず、目片氏が約三千六百票差で逃げ切った。 【石川政実】

 目片氏は、先の知事選、県議選、参院選で自民党が惨敗した危機感から陣営が締まり、約四百の推薦団体や企業、自治会などを中心に組織型選挙に徹して、市議もフル稼動した。目片氏が前回獲得した約二万九千票に、前回出馬した竹内照夫市議の得票約七千票、公明の約一万四千票をきっちりと上乗せして底力を見せた。自民党にとっては、ようやく県都大津で勝利し、歯止めをかけることに成功した。

 黄瀬氏は出馬表明が昨年十二月十一日と大きく出遅れ、民主、連合滋賀、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の態勢が整ったのは、正月明けになり、事実上、二週間を切る「呉越同舟」の選挙だっただけに、運動量が極端に低かった。戦略面でも、政策論争を避けて、「流れを変えよう」「いかす」などをキャッチフレーズにイメージ選挙に終始し、財政問題などをベースにしたきちんとした争点をつくり出すことができず無党派層の支持を得られなかった。

 井上氏は、「市庁舎の新築移転の中止」を全面に打ち出したが、八日の市政記者クラブ主催の合同記者会見で目片氏が市庁舎の新築移転にこだわらない姿勢を示したことで、争点化に失敗した。この時点で、敗北が決まってしまった。また共産党や同党支持の商工団体、労働組合などをきめ細かく回ったが、黄瀬氏同様に出遅れは否めなかった。ただ、高齢者のための巡回バスや中学校給食拡大など、政策面で評価できるものも多かった。

 自民党は、自信を回復して二月の草津市長選に向かい、嘉田知事と再び対決姿勢を強めるものと予想されるが、わずか二週間で黄瀬氏が現職と互角に渡り合ったことは、一昨年の知事選以降、湖国政界の地殻変動はいまも続いており、自民県議らがかっての強権体質に先祖帰りすれば、次期衆院選ではすべての議席を失うことになろう。


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大工さんの手作り家具展

テーブルや時計など30点

=湖東図書館で 2月2日まで=


▲展示ホールで開かれている松居さんの「手作り家具・雑貨作品展」
◆東近江・東近江市◆

 湖東図書館の展示ホールで、東近江市小八木町の松居大治郎さん(57)の「手作り家具・雑貨作品展」が開かれている。二月二日まで。

 大工が本業の松居さんは、木工の専門的知識と加工技術を活かしてタンスやテーブル、いす等の家具を手作りし、新築工事のお客さんらに新居完成の祝い品としてプレゼントしてきたが、その作品が評判となり、大工仕事の傍ら製作した作品を即売する店舗をオープンさせた。

 今回のような本格的な作品展は初めてで、会場には自然の木材がもつ温もりや感触を大切にした時計、花器、額、子供用の椅子の他、自然木の形を活かしたテーブルや細工の衝立など約三十点を出品している。

 いずれも昨年の夏からコツコツと製作したもので、会場に合わせて小物作品を中心に出展している。

 松居さんは「木の持つあたたかみや落ち着く和の雰囲気などを作品から感じ取ってもらえればうれしい」と話している。


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こっけいなやり取りで

子どもらの笑い誘う

=能登川で狂言に親しむ催し=


▲能登川図書館で演じられた子ども向けの狂言
◆東近江・東近江市◆

 子どもたちに古典芸能・狂言に親しんでもらおうとする催しが、このほど東近江市能登川図書館で開かれ、親子六十人が楽しんだ。湖南地域を拠点に活動する女性コンビ「わらい袋」が公演した。

 演じられたのは、童話「うさぎとかめ」の続編として、現代風のせりふ回しで書き下ろされた子ども向け狂言「うさぎとかめのどんぶらこ」。

 ウサギは、カメに競走で負けた仕返しをしようと、海の中にある竜宮城を目指す競走ならぬ「競泳」をそそのかし、先に泳ぐカメに釣り針をひっかけて、ゴールの手前で追い抜かそうと企むものの、海水を飲んで気絶してしまう。

 悪知恵を働かせるが、おっちょこちょいでどこか憎めないウサギと、お人好しで正直者のカメが、こっけいなやり取りやしぐさを見せるたびに、子どもたちの笑いを誘っていた。


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「あかね年賀状コンクール」 作品展示中

=応募総数217点のうち8割がガリ版作品=


▲小学生のガリ版作品を審査する石原さん(17日、蒲生公民館エントランスで)
◆東近江・東近江市◆

 「第八回あかね年賀状コンクール」(主催=蒲生公民館、東近江市教育委員会蒲生教育分室)の審査が十七日に行われ、謄写版を発明した堀井新治郎父子の故郷を象徴するように個性豊かなガリ版作品が蒲生公民館エントランスを華やかに飾っている。

 同コンクールに寄せられた作品総数は二百十七点。特に、蒲生西小学校と蒲生北小学校で昨年ガリ版教室が催されたため、例年よりもガリ版の部への小学生の応募が多かった。

 審査にあたった石原誠治さん(蒲生公民館ガリ版教室講師)は「ガリ版は誰でもできるのが魅力であり、どの作品もスカッと仕上がっている。一本線で書くより高い技術力が必要なつぶしがうまくできており、枠いっぱいを使って構図も良い。こうなってくると優劣をつけるのが難しい」と力作揃いにうれしい悲鳴を上げていた。

 蒲生公民館エントランスには、同コンクール応募作品のほか、全国各地でガリ版の原理を基に制作活動を続けている孔版愛好者・グループが主催している「平成二十年全国孔版年賀状展」に出展された作品約百八十点も展示されている。

▲全国孔版年賀状展の作品約180点
 この展示作品は「ガリ版のふるさと蒲生で使ってほしい」と三重県の孔版画グループから寄贈されたもので、多色ガリ版印刷やコロジオン版、切抜き押捺版、ニス切抜き版、ペーパースクリーン版といった高度な技術を用いながらも手作りの魅力が最大限に引き出されている。

 展示期間は三十一日まで。開館時間は、午前九時から午後十時まで。

 なお、各部門・対象者別の審査結果は次の通り(敬称略)。

 《ガリ版の部》▽小学三年生以下(応募数八十一点)=村井詞保(金賞)四谷美玖(銀賞)▽小学四年生以上(同八十点)=熊倉侑子(金賞)横田亮輔(銀賞)▽中学生(同二点)=熊倉大介(金賞)▽一般(同九点)=井頭智子(金賞)陳 (銀賞)

 《手書きの部》▽小学三年生以下(同七点)=瀬川航岸(金賞)図司悠人(銀賞)▽小学四年生以上(同一点)=田邉拓士(金賞)▽中学生(同一点)=竹内夏希(金賞)▽一般(同十五点)=奥村喜代子(金賞)小林すず子(銀賞)


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輝くおやじたちの作品展

=31日まで 近江八幡市立図書館=



▲多彩な作品が集まった作品展
◆東近江・近江八幡市◆

 定年退職を機に、地域でのボランティア活動や趣味のグループ活動などを通じて、新たな生きがいや仲間づくりの輪を広げ、明るく、楽しい生活を創造する“おやじ”たちのネットワーク「近江八幡おやじ連」の、作品展(市教委・市社協・ハートランド推進財団後援)が、市立図書館で開かれている。三十一日まで。

 第二回目となる今回は、昨年の第一回を上回る約百人、百八十点あまりの作品が集まった。会員の中には、美術や工芸など芸術分野に長けた人材も多く、また、新たな趣味を楽しむグループや個人など、絵画、写真、竹・古木、木工、陶芸、書、俳句、盆栽などの多彩な作品が来場者の目を楽しませている。

 藤田勉さんの釣り道具は芸術的逸品、いとはんの会の十五人は自分たちの人生を支えてくれた足の足形を作品に、中には、包丁磨ぎの際に水が上から適量落ちるように工夫した「トゲールスタンド」といったユニークな作品も。また、各グループの日頃の活動ぶりもパネルで紹介している。

 リースを出展している「木の実で遊ぼう会」は、おやじ連のメンバーの笹倉清次さんが好きな山歩きの中で見つけた木の実を使って独学で身につけたリースづくりの楽しみを知ってもらおうと、市内の旧家を地域交流や地域福祉の場として活用している「町家サロン“間”」で昨年八月から毎月第二・三金曜日に開いている会で、笹倉さんの指導の下で、木の実収集やリースづくりに十人の受講生が取り組んでいる。今回、はじめての作品を出展した。

 会場には次々と見学者が訪れ、“おやじ”たちのエネルギーとパワーを感じ、元気をもらっている。開館時間は午前十時から午後七時。三十一日のみ午後五時まで。会期中の休館日は、二十一・二十四・二十八日。


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西の湖のラムサール条約登録へ

=近江八幡と安土が県に要請=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市と安土町は、西の湖と琵琶湖につながる長命寺川を、国際的に重要な湿地として保全を図るため、ラムサール条約にすでに登録されている琵琶湖に追加登録申請するよう、今月中に県に申し出る。

 ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)は、湿地とそこに生息する動植物の保全と、湿地の賢明な利用を目的とする条約で、昨年三月末現在で百五十四か国、千六百五十の湿地が登録されている。日本は三十三か所、琵琶湖は平成五年六月に登録されている。

 西の湖は県下最大の内湖で、広さは約二百二十ヘクタール。そのうちヨシ群落が約百九ヘクタールに及ぶ。そのほか、貴重植物二十六種、水鳥百二十四種が生育、生息する。

 県への申し出は、十月末に韓国の昌原(チャンウォン)市で開催される条約締約国会議での認定を目指すため。


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