平成20年1月23日(水)第14937号

◆湖南・草津市◆
干支にちなんで
「ネズミ」のトピック展示
=琵琶湖博物館で来月3日まで開催中=

◆東近江・東近江市◆
26日「文化財防火デー」
国の貴重な財産を守ろう
寺院や神社、資料館など査察
=各消防署 火災防ぎょ訓練も=


◆東近江・東近江市◆
犯罪のないまちづくりへ
4つの「かける」心掛けて
=住民や市職員らが街頭啓発=


◆東近江・東近江市◆
桜谷小5、6年生 雅楽に挑戦
鳥居平地区の官商社楽人座
=地元の伝統芸能伝える=


◆東近江・東近江市◆
きらり体操で元気を維持
サポーター養成して普及
=市内3会場で講座=


干支にちなんで

「ネズミ」のトピック展示

=琵琶湖博物館で来月3日まで開催中=


▲ネズミワムシの一種
◆湖南・草津市◆

 県立琵琶湖博物館(草津市)は二月三日まで、トピック展示「ネズミ」を開催している。これは今年の干支にちなんで、同館が所蔵する古文書・植物標本・骨格標本・プランクトンの写真など、ネズミにちなんだ展示を行ているもの。内容的には、次の通り。

 【古文書】=『近江名所図会』巻之三の頼豪ネズミの頁を展示し、その内容を紹介する。また、三井寺の十八明神(ねずみの宮)と日吉大社の鼠社を写真パネルで紹介する。

 【ネズミの名を持っ植物】=県でみられる植物の中には、ネズミの名を持つ植物が複数ある。果実の形や色が鼠の糞に似ていて、モチノキ(モチノキ科)に似ることからからネズミモチ(写真上)の名が付いたものや、草津市の山田町で品種改良される辛子大根の一種の山田ネズミを展示する。

 【ネズミの骨格標本】=琵琶湖博物館のはしかけグループ「ほねほねくらぶ」が作成した、ネズミ類の骨格標本を展示する。

 【ネズミの名を持つプランクトン(ネズミワムシの一種“Trichocerca sp.”】=丸いからだと細長い尻尾、口の周りにはヒゲ(繊毛)もはえていて、まさにネズミのようにみえるワムシ(写真下)の仲間を、写真パネルで紹介展示する。展示点数は、実物および標本十六点。写真十四点。観覧料は無料。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


26日「文化財防火デー」

国の貴重な財産を守ろう

寺院や神社、資料館など査察
=各消防署 火災防ぎょ訓練も=


◆東近江・東近江市◆

 東近江行政組合消防本部は、二十六日の「文化財防火デー」を中心に、国の重要文化財などが眠る管内二市三町の寺院や神社、資料館、個人宅などへの防火査察ほか、各消防署単位に行う火災防ぎょ訓練などを通して注意を呼び掛けている。

 査察には、消防署員や各市町教育委員会らが合同で出向き、二十一日から二十九日までに管内六十か所を丸一日かけ消火栓、消防設備、電気配線などの点検や、防火対策への安全確認などを行う。

 すでに二十一日には東近江市の永源寺地区(四か所)と八日市地区(九か所)で査察を終え、二十三日に東近江市蒲生地区(八か所)、二十四日に日野町(十三か所)と東近江市能登川地区(四か所)、二十五日に東近江市五個荘地区(六か所)と竜王町(三か所)、二十八日に安土町(十か所)ほか、最終の二十九日には近江八幡市(三か所)で一日査察を行う。

 このほか、管内四消防署は文化財消防訓練を行い、すでに近江八幡消防署(十九日、上田町の篠田神社)と能登川消防署(二十日、躰光寺町の弘誓寺)で終えた。八日市消防署と日野消防署は、合同で二十七日に慶岸寺(東近江市宮井町)で実施し、消防水利の掌握や初期消火、迅速な文化財の搬出などの訓練をする。

 いずれも消火訓練は、庫裏や社務所ほか本堂近くの雑木林から出火を想定して約一時間行われ、消防署と消防団から車両七、八台が出動し、地元自治会や女性防火クラブ、寺・宮世話ら関係者約六十人が初期消火、文化財の搬出などの訓練を行うとともに、防火協力体制の強化や消防活動の技術向上、地域住民の文化財に対する防火意識の高揚を目的に行われている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


犯罪のないまちづくりへ

4つの「かける」心掛けて

=住民や市職員らが街頭啓発=

 
▲買い物客に防犯を呼び掛ける運動員ら
◆東近江・東近江市◆

 県民自らが自主安全活動を取り組む「地域安全の日(毎月二十日)」にあわせて、地域住民の防犯意識を高める街頭啓発が十八日にJR能登川駅と駅近くのスーパーの店頭で実施された。

 スーパー店頭では、手がかじかむような寒さの中、能登川地区まちづくり協議会や泉台自治会のメンバー、東近江市職員、東近江署員ら二十五人が啓発用ののぼり旗を掲げながら、買い物客に「安全、安心のまちづくりにご協力ください」と声をかけ、防犯ポイントを掲載したチラシと携帯ティッシュを配っていた。

 なお、滋賀安全なまちづくり実践県民会議は、犯罪のない安全なまちづくりに向け、四つの「かける」の取り組みを呼び掛けている。主な内容は次の通り。

 【気にかけましょう】
 ▽日頃から自分が犯罪にあわないよう十分気をつける。
 ▽家族が犯罪にあわないよう、日頃から犯罪への対応方法を話し合い、「いざ」というときに対応できるようにする。
 ▽地域の子どもたちを守るため、通学路の安全点検や、登下校時刻にあわせて犬の散歩や健康ウォーキングをする。

 【声をかけましょう】
 ▽あいさつを励行し、地域の連携を高める。
 ▽青少年の健全育成のため、駅前や店舗前に集まる青少年には積極的に声をかける。 

 【鍵をかけましょう】
 ▽空き巣や忍び込みの被害に遭わないよう、少しの間の外出でも必ず施錠する習慣をつける。
 ▽自転車、オートバイの盗難被害に遭わないよう、駐輪時には必ず鍵をかける。

 【呼びかけましょう】
 ▽犯罪者を近づけない環境づくりのため、防犯カメラやセンサーライトなどの設置を進める。
 ▽補助錠の設置、ピッキング対策、防犯ガラスの採用を進める。
 ▽夜間、玄関灯や門灯を点灯することは、歩行者へ安心感を与えるとともに、ひったくり、性犯罪、住宅侵入などの各種犯罪を防止する効果があるので、各家庭、事業所の門灯を点灯する。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


桜谷小5、6年生 雅楽に挑戦

鳥居平地区の官商社楽人座

=地元の伝統芸能伝える=


▲鳥居平地区の官商社楽人座による「越殿樂」の演奏
◆東近江・東近江市◆

 日本という感じがした―。日野町立桜谷小学校の五、六年生約五十人が十七日、音楽授業の一環として、地元の鳥居平地区の住民で組織する“官商社楽人座”(澤和広世話人、十二人)から雅楽の世界を教わり、生きた音楽を学んだ。

 桜谷小学校を訪れたのは、官商社楽人座の楽師(がくし)である奥村清さんと奥村俊治さん、麻原康男さん、澤和広さんの四人。

 鳥居平地区と雅楽との縁は、「東桜谷志」によれば江戸時代幕末期までさかのぼる。当時、鳥居平村にある願成寺住職の入証師が雅楽を愛好し、自ら演奏楽団を設立。子弟に楽器の演奏方法を口伝し、秘伝は一子相伝で約二百〜三百年にわたって受け継がれ、現在に至っている。

 春の日野祭をはじめ、近隣の縁日法要や祭礼に出向き、雅楽を演奏して奉仕するなど、旧蒲生郡内で唯一の楽人座を絶やさぬよう、鳥居平地区住民が協力して地域に根付く伝統芸能・音楽を守る活動に力を注ぐ。

▲鳳笙の音を出そうとほっぺがパンパンになるほど息を吹き込む児童(日野町の桜谷小学校で)
 今回の授業では、クイズ形式で雅楽の歴史を学んだ後、▽鳳笙(ほうしょう、十七本の竹からなり和音を奏でる)▽龍笛(りゅうてき、竹でできている横笛で、龍が天に昇るときの音を表す)▽篳篥(ひちりき、主旋律を吹く)▽太鼓(指揮者の役割を果たす)―の四つの楽器に触れた。

 美しい音色を奏でるまでに三〜五年の修行を要する楽器だけに、児童らは、少しでも音を出そうとほっぺをパンパンに膨らませて息を吹き込んだ。また、楽師の家宝でもある楽器が高価なものだと知ると、触れる手も自然と慎
重になり、「もっと吹きたい」と雅楽の世界にどっぷりはまっていた。

 最後に、官商社楽人座の楽師が、めでたいときに演奏されるという「越殿樂(えてんらく)」を披露し、児童らは姿勢を正して清らかな音色に聞きほれた。

 雅楽を身近に感じ、五、六年の児童は「昔の楽器を吹くのは難しかった」や「リコーダーとかは簡単に吹けるが、(雅楽の楽器は)すぐに吹けず、みなさんがすごく上手だと思った」と楽師を羨望の眼差しで
見つめ、「今まで知っている音楽とは違う感じがした」や「日本という感じが出ていて、とても良かった」と母国の音楽に愛着を深めた。
 楽師の奥村俊治さんは「地元の小学生に聴いてもらえてうれしい。そして、音楽をうーんと好きになり、雅楽にも挑戦し、地域の文化をみんなが伝えていってほしい」と語り、未来の楽師誕生を夢見た。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


きらり体操で元気を維持

サポーター養成して普及

=市内3会場で講座=


▲ひがしおうみ元気キラリ体操を学ぶ参加者ら
◆東近江・東近江市◆
 東近江市は、高齢者の転倒防止を目的とした「ひがしおうみ元気キラリ体操」の普及を通して介護予防につなげていこうと、二十二日から体操きらりサポーターの養成講座をスタートした。

 身体を動かさないでいると、身体が必要ないと判断して体力や筋力が低下し、その結果、転倒を引き起こしやすくなる。その際、骨折してしまうと寝たきりの引き金となる場合が多いことから、まず転びにくい身体をつくろうと市内の理学療法士が誰でも、どこでも、いつでもできる独自のキラリ体操を考案した。体操には、身体の柔軟性や筋力、バランス感覚が保てるよう座って行うものと立って行う二通りがある。

 市では、体操の仕方が分かるビデオとDVDを製作しており、養成後サポーターらに配布して地元の集会所などで開かれる介護予防教室や高齢者サロン等に持参してもらい、一緒に観ながら集まったお年寄りへの指導に役立ててもらうことにしている。

 サポーター養成講座は、二十二日から二月一日まで八日市、五個荘、永源寺の三会場で開催。各会場二回開催を予定している。

 八日市保健センターで最初に開かれた八日市会場では、公募で集まった十六人が参加。体操の習得や介護予防に役立つレクリェーションを学んだ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ