平成20年2月1日(金)第14945号

◆東近江/湖東◆
消防本部広域化ヘ提言
東近江と愛知を合体
=24年度をめどに一本化=

◆東近江・東近江市◆
822人が春に挑む!
滋賀学園高校で入試
=志願率3、43倍=


◆東近江・東近江市◆
滋賀県薬剤師学術大会
3日 アピアホールで開催
滋賀医大の宮崎教授が講演
=睡眠8か条「快眠家族のススメ」=


◆東近江・東近江市◆
人類の財産守る!
慶岸寺で火災防御訓練
=地域住民 初期消火に取り組む=


◆東近江・近江八幡市◆
「商い・いろはカルタ」大会
近江商人の教え学びながら
=近江八幡市 小学生25人が熱戦=


消防本部広域化ヘ提言

東近江と愛知を合体

=24年度をめどに一本化=


◆東近江/湖東◆

 滋賀県常備消防広域化検討委員会(委員長・新川達郎同志社大学大学院教授)は、愛知郡広域行政組合と東近江行政組合の両消防本部を広域化の対象とした上で、二十四年度までに一本化すべきとの提言をまとめ、このほど嘉田由紀子知事に提出した。

 国の消防組織法改正(十八年六月)で、県は消防広域化推進計画の策定に向け、昨年七月に同検討委員会を設置し、県内の常備消防が抱える課題点を調査研究し、広域化に関する考え方を諮問していた。

 全県的な将来の姿として、現場部門での体制を維持しつつ、総務機能や指令業務部門において、広域化のメリットが最大の「全県一消防本部」が最も望ましいとした。その上で、二十八年度の消防救急無線のデジタル化までに、組織運営形態などの検討を求めている。

 愛知郡と東近江の両消防本部の広域化についての提言では、早急に解決すべき課題を抱える愛知郡の組み合わせとして、同じ組織運営方式で比較的協議がし易いことや、県内の広域応援ブロックトと一致する点などを挙げ、広域化へ両消防本部の組織合体を促している。


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822人が春に挑む!

滋賀学園高校で入試

=志願率3、43倍=


▲入試が行われた滋賀学園高校
◆東近江・東近江市◆

 県内の私立高校の入試が三十一日、各校で行われ、一万人余りの受験生が十五の春に挑戦した。

 滋賀学園高校でもこの日、午前九時半から学科試験が行われ、普通科二四○人の定員に対して専願一五四人、併願六六八人のあわせて八二二人が受験した。

 専願は昨年より十三人増となったが、併願は二十人減で総数としては横這いで志願倍率は三、四三倍となった。

 学校では、受験生がスムーズに試験に挑めるよう八日市駅とJR能登川駅から計九台の送迎バスを運行。午前七時二○分から試験開始前まであわせて十八便を走らせた。

 試験会場には、九十二人の教職員を動員して、問題用紙の確認と配布、試験中の監視等に当たったほか、風邪等で体調が優れない受験生は保健室で受験できるよう対応した。

 当時は、心配された降雪もなく、気温も比較的穏やかだったことから予定通り二十四の教室に別れてスムーズ進められた。

 午前九時十五分、受験番号に従って教室に入り、机に座った受験生らは緊張した面もちで、受験上の注意を聞いた後、専願者は午前中、国語、数学、英語の三教科を、併願者は、午後からも理科、社会の五教科の問題に挑んだ。試験は、専願者のみ、きょう一日も面接試験が行われる。

 試験結果の発表は五日、各中学校を通して本人に通知される。校舎前での掲示発表はしない。


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滋賀県薬剤師学術大会

3日 アピアホールで開催
滋賀医大の宮崎教授が講演
=睡眠8か条「快眠家族のススメ」=


▲宮崎総一郎教授
◆東近江・東近江市◆

 滋賀県薬剤師会(川端和子会長)は、三日午前十時半から「第九回学術大会」を東近江市の八日市駅前アピア四階のアピアホールで開き、一般市民を対象にした公開健康講演会を催すほか、日常業務で培った研究成果などを発表する。参加無料。

 一般公開講演会(正午まで)では、滋賀医科大学睡眠学講座の宮崎総一郎教授が「快眠家族のススメ〜眠れなくて困る人、眠くて困る人〜」について話し、いびきが睡眠にどのような影響を及ぼすかなど、二十五年以上の研究から得た「元気な家族、睡眠8か条」を提言する。

 宮崎教授は昭和五十四年、秋田大学医学部卒業後、耳鼻咽喉科を専門に鼻呼吸障害が睡眠にどのような悪影響をもたらすか、特に小児のいびき、大人の無呼吸の病態を研究してきた。平成十六年四月、わが国で初めて開設された滋賀医大睡眠学講座の教授となり、睡眠障害の包括的治療に取り組んでいる。

 一方、テーマ「原点を見据えて、新たなる挑戦へ“考えよう!地域における薬剤師の役割”」の研究発表(午後一時十分から)では、竜王町国民健康保険診療所の小島宏司所長(歯科)が特別講演「歯科医師として地域で貢献できること」を行う。

 このほか、各支部や各部会の代表らがこれまで取り組んだ調査結果や研究の成果などを発表する。テーマは▽睡眠薬使用に関する医師アンケート▽幼稚園における水遊び場の水質管理▽ホルムアルデヒド発生源の調査▽学校環境衛生検査の標準化への取り組み▽地域における薬剤師の役割(東近江薬剤師会の取り組み)▽薬剤アレルギー・副作用への意識調査―など。

 会場横の情報プラザでは、お薬相談や救急箱点検コーナー(午後三時まで)を設けるほか、アンチドーピングのパネル展示も行う。詳しくは県薬剤師会(TEL077―565―3535)へ。


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人類の財産守る!

慶岸寺で火災防御訓練

=地域住民 初期消火に取り組む=


▲本堂から文化財に見立てた段ボールを運び出す檀家総代ら
◆東近江・東近江市◆

 「第五十四回文化財防火デー」(二十六日)に併せて、東近江行政組合日野消防署が二十七日、東近江市宮井町の慶岸寺で火災防御訓練を展開した。消防車一台がぎりぎり通行できる道幅の狭い集落内で、消防署員と地元の消防団員、地域住民ら約五十人が一体となって消火活動と文化財搬出にあたった。

▲消火活動と併せて負傷者を救出する消防署員
 浄土宗の慶岸寺(奥村晃真住職)には、鎌倉時代作とされる“阿弥陀如来坐像”があり、東近江市の重要文化財に指定されている。今回の訓練は、文化財を火災から守るため、関係機関の緊密な連携と指揮統制のほか、地域住民の防火意識と文化財愛護に対する思想の高揚を図るのが狙い。

 午前九時、東近江地域を中心とするマグニチュード六・八、震度七の地震が発生、倒壊した慶岸寺の庫裡から出火、住民二人が倒壊物により負傷、近隣住宅への延焼拡大の恐れありとの想定で、訓練が始まった。

 まず、奥村住職が一一九番通報し、半鐘を打ち鳴らして檀家や地域住民に火災発生を知らせた。駆け付けた檀家総代らは、すばやく重要文化財に見立てた段ボールを本堂から運び出し、現場に到着した日野・八日市の両消防署員が消火活動と負傷者の救出に向かった。

 宮井町内は消防車一台が通るのもぎりぎりなほど道が細く入り組み、慶岸寺も集落のほぼ中央に位置しているため、消防署員は東近江市消防団第八方面隊の消防団員と協力して水利からホースをつなぎ合わせ、放水活動を
▲集落内の消火栓からホースをつなぎ初期消火活動を展開する地域住民
繰り広げた。

 雪の舞う極寒の中、檀家総代や地域住民も、水消火器や水バケツのほか、集落内に設置されている消火栓よりホース一線を延長し、初期消火活動に取り組み、住宅への延焼を食い止めた。

 訓練終了後の閉会式で、あいさつに立った慶岸寺檀中総代長・吉岡義男さんと宮井町自治会・川西与志一自治会長、東近江市教育委員会・澤田喜一郎教育部次長、東近江市消防団・宇川惠三団長らが訓練の重要性を説き、日野消防署・野田久三郎署長が「家屋の密集した中に文化財があり、火災の危険性と隣り合わせの状態。何度も訓練を重ねることで、実際に発生した場合にも対応できる。日頃から防火意識・危機意識を持ち、人類の尊い財産である文化財を守っていただきたい」と呼び掛けた。


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「商い・いろはカルタ」大会

近江商人の教え学びながら

=近江八幡市 小学生25人が熱戦=


▲熱戦が繰り広げられた大会――白雲館で――
◆東近江・近江八幡市◆


 近江八幡市為心町元の白雲館で、近江豪商の教えをモチーフにした「商い・いろはカルタ」の大会が二十六日に開かれ、参加した小学生が熱戦を繰り広げた。
 近江八幡市が近江商人発祥の地として知られることから、地元の子どもたちに日本全国や世界に進出して活躍した八幡豪商の商家に伝わる商いの精神や考え方、生き方を伝え、学んでもらおうと、市民グループ「小さな文化を作る会」(千賀伸一代表)がカルタを制作し、平成十七年から開いている。

 第四回目となった今回は、会場をこれまでのなつかし館(仲屋町上)から白雲館に移しての開催となり、小学校四―六年生を中心に二十五人が参加した。

 五組に分かれて予選が行われ、千賀代表が「ちりも積もれば在庫が残る」や「石の上にも十年」、「三べん眺めてハンコにしよう」などと読み札を読み上げると、子どもたちは絵札に視線を集中し、「はい」と手を伸ばして札を取り合った。

 各組一位の五人による決勝戦はさらにヒートアップ。敗者の子どもたちも見守り、張りつめた雰囲気の中で、熱戦が続いた。その結果、栗東市から参加の山村紗世さん(11)がみごと優勝、二位には市内西庄町の村井瑛くん(11)、三位は栗東市の山村紗永さん(9)だった。

 第一回から毎年参加しているという山村紗世さんは「優勝ははじめてでうれしい」と喜びを、また、はじめての参加という村井くんは「二位になれると思っていなかったので、うれしかった。来年は優勝したい」と闘志を見せた。

 表彰式では、上位入賞者にトロフィーや副賞と「商い・いろはカルタ」が、また、参加者全員に参加賞として「商い双六セット」が贈られた。

 千賀代表は、「カルタに書かれている近江商人の家訓や教えを一つでも頭に入れて帰って下さい」と話していた。


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