平成20年2月6日(水)第14949号

◆東近江・東近江市◆
快眠は生活のリズムから
滋賀医大の宮崎教授が講演
滋賀県薬剤師会の学術大会で
=寝不足に悩む400人が聞き入る=

◆東近江・東近江市◆
心通い笑顔あふれる社会へ
「第2回あかね福祉大会」 
=約350人が友愛の輪広げる=


◆東近江・東近江市◆
My竹箸 作りに挑戦
割り箸の使用を考える
=環境学び舎 わのたね=


◆東近江・東近江市◆
五個荘共同作業所 新年度より法定化
これからも応援よろしく!
=支援者招いて「ふれあいまつり」=


◆東近江・東近江市◆
人形師・東之湖氏が創作びなを寄贈
シリーズ3作目は十人囃子(ばやし)
=淡いピンク色の衣で華やか=


快眠は生活のリズムから

滋賀医大の宮崎教授が講演

滋賀県薬剤師会の学術大会で
=寝不足に悩む400人が聞き入る=



▲講演の宮崎総一郎教授
◆東近江・東近江市◆

 滋賀県薬剤師会(川端和子会長)の「第九回学術大会」が三日、八日市駅前アピア四階のアピアホールで開かれ、一般市民を対象にした公開健康講演会も同時に催された。

 滋賀医科大学睡眠学講座の宮崎総一郎教授を講師に迎えた一般公開講演会には約四百人が参加し、二十五年以上の研究を基に「眠れない・眠くて困る〜睡眠学からのアプローチ〜」について講演し、寝不足がもたらす身体への悪影響と、睡眠不足に陥らない生活スタイルの改善を提言した。

 睡眠は大脳を休ませる機能で「睡眠不足の時に感じる不愉快な気分や意欲のなさは、大脳の機能が低下し休息を要求している状態」と定義し、動物と同様に人間も「自然に逆らわない生活が重要で、そのリズムを壊すと睡眠不足に陥る」と指摘した。

 まさに「寝る子は育つ」の通り、眠りは「脳を創る・脳を休ませる・身体をつくる」のが目的と、睡眠の重要性を説いた。朝の光で身体が目覚め、起きてから十五時間前後で眠くなることから「早寝・早起き」を奨励し、睡眠不足の原因は「夜の明るい照明」という。

 睡眠中に呼吸が頻繁に止まる「睡眠時無呼吸症候群」について、その呼吸停止を引き起こす「いびき」は、睡眠と身体が格闘している症状で、量(七時間前後)と質(快眠)の両方が確保されなければ「昼間に眠気を生じる」とも。

 最後に、きちっと睡眠を取らないと「糖尿病や高血圧、寝不足によるめまいから狭心症、心筋梗塞などを招く」と、健康への生活スタイルの重要性を説き、睡眠不足の怖さを訴えた。

 一方、「原点を見据えて、新たなる挑戦へ”考えよう!地域における薬剤師の役割”」をテーマに開かれた研究発表会では、竜王町国民健康保険診療所の小島宏司所長(歯科)が特別講演「歯科医師として地域で貢献できること」を行ったほか、各支部や各部会の発表に交じって、東近江薬剤師会が「地域における薬剤師の役割」への取り組みを報告した。


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心通い笑顔あふれる社会へ

「第2回あかね福祉大会」 

=約350人が友愛の輪広げる=


▲自らの体験を語った後、落語を披露する桂こけ枝さん(東近江市あかね文化ホール大ホールで)
◆東近江・東近江市◆

 住み慣れた地域で安心して生活できる福祉のまちづくりを目指して、「第二回あかね福祉大会」(あかね福祉大会実行委員会主催、東近江市社会福祉協議会後援)が三日、東近江市あかね文化ホール大ホールで開かれた。地元住民やボランティア・各種団体関係者ら参加者約三百五十人は、心が通い笑顔あふれる社会実現に向けて友愛の輪を広げた。

 同大会のテーマは、“生き生き!あかね友愛の輪”。参加者は、蒲生地区内二十八地域のふれあいいきいきサロンの活動紹介パネルを見ながら、会場に入った。

 午後一時半、ふたば保育園の園児五十二人による愛らしい踊りで幕が開け、会場全体が温かい雰囲気に包まれたところで開会式へ。石岡昌一大会実行委員長は、開会あいさつで「声を掛け合い、見守り合い、助け合いという三つの『愛(あい)』が地道に実践できれば、住み慣れたところで安心して暮らしていけるのではないだろうか」と投げかけ、東近江市社会福祉協議会の奥善夫会長が福祉力を高めようとする蒲生地区のエネルギーに大きな期待を寄せた。

 身近な地域での実践例として、桜川西町の福祉委員・岡一枝さんが八十歳以上の高齢者を対象とした“ふれあいさくらサロン”の活動内容を報告、「地域の中だからこそ通じる会話がある。ぜひ、ボランティアとして参加してほしい」と呼び掛けた。

 蒲生地区障害児学童保護者会の三木敏至代表は、放課後・休日にかかわらず家で一人で遊ぶことの多い障害児の現状や将来の自立を目指して社会と解け合う場でもある障害児学童スマイルクラブの存在意義を説き、「毎日ギリギリのがんばりを続けている障害児の家族はもちろん先頭に立って取り組むが、みなさんも障害児を支える豊かな心を持った東近江市を作ってほしい」と訴えた。

 続く講演会では、五代目桂文枝の十七番目の弟子にあたる桂こけ枝さん(41)が、「真(心・深・芯)のバリアフリー」と題して、自らの体験談を笑いをちりばめながら語った。

 小学生時代、こけ枝さんは、先天性股関節脱臼が原因で言葉によるいじめを受けた。仮病で学校を休んでいたこけ枝さんを心配して見舞いに来てくれた友人にだけ悩みを打ち明けることができ、「お前は何も悪いことしてないんやから、くよくよするな」との一言に救われ、その後の人生にも大きく影響したという。

 また、入門後の修業期間に、師匠である文枝さんが移動手段を公共機関から車へと切り替え、運転をこけ枝さん、そして会場到着後の荷物運びをもう一人の弟子に振り分け、足のことを気にせず二人の弟子が平等にがんばれる環境を整えてくれたエピソードを明かした。

 こけ枝さんは「『当事者ちゃうから』ではなく、その人の立場に立ってみんなで考えるのが真の福祉ではないか。持ち味は人それぞれ違うからこそ、認め合い、支え合い、お互いにニコニコ笑顔で助け合いながら一つずつ年齢を重ねていくことが大切だ」と結び、最後に笑うことで免疫力を高めてもらおうと落語を披露。

 参加者は、卓越した話術に引き込まれて大爆笑の連続で、笑顔の絶えることのない社会実現の重要性も感じ取った。


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My竹箸 作りに挑戦

割り箸の使用を考える

=環境学び舎 わのたね=


▲竹箸づくりに取り組む参加者
◆東近江・東近江市◆

 未来の社会を担う子供たちの環境教育に取り組んでいる民間団体・環境学び舎 わのたね(事務局・東近江市佐野町)がこのほど、玉緒公民館で竹箸づくりの教室を開いた。

 割り箸の材料となっている外国の木材の大量伐採の問題を身近なところから考える取り組みで、同団体では「ぷちたけ探検隊」と名付けている。

 この日の教室には、大人も含めて十人ほどが参加。布引山の里山保全活動に取り組んでいる玉緒まちづくり協議会から提供された竹を材料に、ナタやノコギリを使って細長く切りそろえ、最後はクラフトナイフを使って自分の手の大きさに合わせたオリジナルの箸を作り上げた。

 このあと、製作した竹箸が、いつでもどこでも持ち歩けるように古いハンカチなどの布で箸袋も作った。

 同団体では、参加した子供たちが作った竹り箸を身近なところで使うことで、環境問題の認識が家族間にも広がり、みんなが割り箸の使用を控えることにつながればと願っている。


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五個荘共同作業所 新年度より法定化

これからも応援よろしく!

=支援者招いて「ふれあいまつり」=


▲てんびんの里文化学習センターで開かれた「ふれあいまつり」
◆東近江・東近江市◆

 現在の無認可経営から新年度より法定化する五個荘共同作業所(横田真所長、東近江市五個荘山本町)は、地域住民に日頃の支援を感謝するとともに、引き続きお願いの思いを込めて、「ふれあいまつり」を同市てんびんの里文化学習センターでこのほど開いた。

 同作業所の新体制は、県社会福祉事業団経営の多機能型事業所群の一角を担う生活介護事業所「五個荘分場」としてスタートする。現施設はそのまま使用し、障害の重い人が介護を受けながら軽作業に従事する。

 このほか、多機能事業所群を構成する施設は、障害の軽い人が作業する「勤労継続B型」の仮称・能登川分場(現・のと川作業所が移行)、企業就職を目指して就労訓練するクリエートプラザ東近江(旧東近江市能登川水道管理センターを改修)、グループホームとなっている。

 まつりでは始めに、保護者会会長の川島京子さんが「ボランティアの方々には作業や食事の支援をしてもらい、共同作業所が地域にかわいがられているのを実感している。作業所が新しい体制になっても、これまで同様よろしくお願いします」とあいさつした。

 通所者代表・中村洋子さんは「今まで本当にありがとうございました」と切り出し、支援団体などの名称を一つ一つ挙げて、感謝の言葉を送った。

 このあと、参加者約百人は食事をしながら、思い出話に花を咲かせたり、楽器演奏を聴いて楽しいひとときを過ごした。


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人形師・東之湖氏が創作びなを寄贈

シリーズ3作目は十人囃子(ばやし)

=淡いピンク色の衣で華やか=


▲創作びなを披露する東之湖氏。右側が今年寄贈の十人囃子
◆東近江・東近江市◆

 東近江市五個荘に工房を構える人形師・東之湖(とうこ)氏が、先月三十一日に五個荘商人屋敷の企画展「商家に伝わる ひな人形めぐり」の開催にあわせて、東近江特産の麻織物「近江上布」でつくった創作びなを近江商人屋敷へ寄贈した。

 滋賀県の自然をモチーフにした作品の寄贈は、観光客の要望に応えて二年前から始まった。一昨年は琵琶湖を表現した青色の衣をまとった内裏びな、昨年はそれを取り囲む野山をイメージした淡い緑色を基調にした六人官女が寄贈された。

 中江準五郎邸で行われた除幕式では、観光協会職員と地域住民十人が見守るなか、シリーズ三作目の十人囃子(ばやし)が披露された。人形は高さ三十センチ程度で、淡いピンク色の衣を着て、まるで湖国の山々に咲き乱れる桜のよう。

 東之湖さんは「今後も連作を続けたい。最終は滋賀県らしく、てんびん棒を担いだ近江商人が、通りすがりにひな人形を眺めている設定の作品で締めくくりたい」と構想を語った。

 作品は、「ひな人形めぐり展」の会期末三月三十日まで中江準五郎邸で展示されている。


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