平成20年2月22日(金)第14963号

◆大津・大津市◆
外国籍市民向けに
「大津のくらしガイド」発行
ポルトガル語版など3言語で作成
=大津市=

◆東近江・東近江市◆
第1回 八日市文化協会展
絵画、写真、アートフラワーなど
=6団体から112作品並ぶ=


◆東近江・東近江市◆
本の森は住民・図書館司書・行政で育てる!
=蒲生図書館開館を前にイベント=


◆東近江・東近江市◆
絵本「のにっき」の
作家・近藤薫美子さん
=永源寺図書館で原画展=


◆東近江・竜王町◆
400年の歴史「ケンケト祭」
=竜王町山之上が全国へ発信=


外国籍市民向けに

「大津のくらしガイド」発行
ポルトガル語版など3言語で作成

=大津市=

◆大津・大津市◆

 大津市はこのほど、市内在住外国籍市民のための「大津くらしのガイド」を発行した。外国籍市民が日本の様々な制度や生活のルール、行政サービスについての理解を深め、より快適に生活を送る参考にしてもらおうと、平成十四年に出したガイドを改訂した。

 記述する言語は、英語・中国語・ポルトガル語の三言語で、それぞれ五百部を発行。市役所受付、戸籍住民課、文化市民交流課、瀬田・堅田支所、大津市国際親善協会、滋賀県国際協会などで配布している。二月中に大津市ホ一ムページ上にPDF版を掲載する予定だ。

 内容的には、外国人登録、国民年金、国民健康保険などの各種手続きや、福祉、教育などの諸制度や行政サービス、また税金や電気・ガス・電話ごみの出し方、災害に対する備えなどの日常生活において必要な情報を八十ページにわたって掲載している。


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第1回 八日市文化協会展

絵画、写真、アートフラワーなど

=6団体から112作品並ぶ=


▲八日市文化芸術会館で開かれている第1回八日市文化協会展
◆東近江・東近江市◆

 八日市文化協会の「第1回協会展」が二十日から八日市文化芸術会館で始まった。二十四日まで。

 東近江市には、旧市町単位に組織された文化協会があり、合併を機に市文化団体連合会が結成され、活動が行われているが、旧市町単位ごとの発表の場も求められていたことを受けて今年から展覧会が行われるようになった。

 初回の協会展には、八日市美術協会、八日市フォトクラブ、深雪アートフラワー、八日市郵趣会、八日市華道協会、八日市大凧保存会の六団体の作品が持ち寄せられ、展示を盛り上げている。

 展示作品は、洋画や日本画、彫刻、切り絵など五十点を出品した八日市美術協会を最多に八日市フォトクラブの四十八点、深雪アートフラワーの二十点などあわせて一二二点あり、それぞれのグループの活動と作品を紹介する展示となっている 入場無料。午前九時〜午後五時まで。二十四日午後一時からは同会館で芸能の部の発表会が開かれる。


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本の森は住民・図書館司書・行政で育てる!

=蒲生図書館開館を前にイベント=


▲参加者約50人を前に図書館の必要性を説く講師の山口教授
◆東近江・東近江市◆

 今秋予定されている蒲生図書館開館を前に、東近江の図書館を考える会が十六日、地域の図書館サービス充実支援事業として「元気なあしたをみつけよう〜図書館でまなぶ・あそぶ・つながる〜」を東近江市蒲生公民館一帯で催し、親子連れら約百四十人が集った。

 会場には、三台の移動図書館車が集結したほか、おはなし会やおりがみ教室、不思議な積み木カプラで遊ぶコーナーなども設けられ、子どもたちの無邪気な笑顔が広がった。

 また、図書館で不用になった本・雑誌を格安で販売するリサイクルコーナーでは、子どもも大人も一緒に真剣な表情で読みたいと思う一冊を探し出していた。

▲どのような蒲生図書館にしたいかを話し合う分科会参加者ら(蒲生公民館学習室で)
 午後一時半からの基調講演で、講師の東京学芸大学・山口源治郎教授は「古代エジプトの図書館入口には『魂の医薬』という言葉が刻み込まれている。心の栄養は本を読むことで相当満たされるのではないか」と目に見えない本の力を説き、図書館について本を読みたいと思う人々のねがいの束であり、地域住民がやりたいことを持ち寄るひろば・たまり場だと定義付けた。

 デパートの最上階に書店が配置されている現状などから本の持つ集客力・経済効果を証明し、まちの知恵袋ともいえる図書館を本の森(里山)に例え「森を育てるには、地域住民・図書館司書・自治体行政の三者が手入れをしていくことが重要。文化や教育にかかわる仕事は、十年、二十年かけてじっくりと取り組み育てるもの。(図書館運営に関しては)自治体が責任を持ち、市民が育てる仕組みを作りあげていくことが大切だ」と強調した。

 図書館の必要性を噛みしめたところで、“地域に育つくらしの中の図書館”と“図書館活用くるま座座談会”の二つの分科会が開かれた。蒲生図書館の
▲リサイクルコーナーで読みたい本を真剣な表情で選ぶ来場者ら
未来像を語る分科会には、地域住民ら約二十人が参加し、四班に分かれて互いの思いを語り合い、付せんに記した。

 「木陰で本を読みたい」や「地域の情報・歴史が分かる市民交流スペースを確保してほしい」、「居眠りできるような心地いい空間に」、「畳みの間がほしい」、「ドライブスルー方式で本が返却できれば」、「職員はいつも笑顔でサービスを」、「週一回でも夜間に開館してほしい」とさまざまな要望・提案が出され、新施設への期待の高さがうかがええた。

 参加者が話し合っている様子を撮影していたフリーカメラマン・漆原宏さんの写真展「としょかんのこどもたち〜ほんが好き、としょかん大好き〜」も同時に催され、親子で楽しく絵本を読む姿や若者が友人と図書館の一角で語り合う何気ない風景などを撮影した作品から来場者は図書館の魅力を再発見していた。


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絵本「のにっき」の

作家・近藤薫美子さん

=永源寺図書館で原画展=


◆東近江・東近江市◆

 絵本作家・近藤薫美子さんの原画展が、今月二十四日ー三月九日に東近江市立永源寺図書館(山上町)で開かれる。

 近藤さんは製菓会社企画室を経てフリーとなり、厳しい自然の中で懸命に生きる虫を主人公にした絵本を多く手掛ける。代表作に、「のにっき」=写真=「にんきものずかん」「にんきものアルバム」「たねいっぱい わらったね」など。県内在住。日本児童出版美術家連盟会員。

 会場には、ユーモアたっぷりに描かれた原画が紹介され、自然と人との共存できる環境について考えさせられる。三月一日午後二時からは、同氏の講演会「小さないのちにかこまれて」が催される。

 問い合わせは同図書館(0748―27―8050)まで。


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400年の歴史「ケンケト祭」

=竜王町山之上が全国へ発信=



▲息を合わせて長刀を振る振り子たち
◆東近江・竜王町◆

 全国各地の芸能が一堂に会して個性を競い合う「第八回地域伝統芸能まつり」で、国選定無形民俗文化財指定の“ケンケト祭”が披露される。本番に向け、ケンケト祭を守る竜王町山之上地区住民の練習にも熱が入っている。

 同芸能まつりは、日本各地で脈々と受け継がれてきた芸能を保存・伝承し、地域の活性化を図るのが狙い。主催者である地域伝統芸能まつり実行委員会・梅原猛会長は「日本文化を見つめ直し、郷土愛と地域づくりの気運を育む契機になれば」と願う。

 会場は東京都渋谷区にあるNHKホールで、二十三、二十四日の二日間にわたり「翁(おきな)と童(わらべ)」をテーマに繰り広げられる。古来より日本には、神がこの世に現れるとき翁や童に姿を変えるという信仰があるため、今回、翁や童にちなんだ十四演目が選出された。

 その中の一演目に「ケンケト祭」が選ばれた。このケンケト祭は、竜王町山之上と東近江市宮川町の住民が四百年以上受け継いできた郷土色豊かな伝統神事で、五穀豊穣を祈る祭りでもある。

 祭りの由来は諸説あるが、織田信長の甲賀攻めに山之上の住民が従軍し、多くの戦果をあげ、恩賞にあずかったことを記念して士農工商一体の祭りを始めたとも言い伝えられている。

 また、祭囃子の鉦や太鼓の音色が「ケケンケイ、ケケンドン、ケケンケン、ケケン」と聞こえることから、ケンケト祭と名付けられたという。

 竜王町山之上では、十一〜二十一歳の男子が揃いの友禅模様の衣装を身にまとい、鉦や太鼓を打ち鳴らしながら長刀(なぎなた)踊りを奉納する。中でも、長刀踊りは活躍した従軍の姿と重なり合う。

 山之上薙刀祭保存会の山田東吾会長(64)は「小さい子どもから大人まで一生懸命に練習している。四百年守り続けている祭りを、あとあと続くまで残していきたい。そんな思いを芸能まつりでは多くの人に感じてもらいたい」と、当日ステージに立つ十、二十歳代の若いメンバー約四十人の指導にあたってきた。

 通常の祭りでは行列を作って踊りなどを披露するが、ステージでの発表となると構成を変えなくてはならない。

 そこで、演劇鑑賞を趣味とする同保存会の寺嶋裕文副会長(53)が、舞台用の演出を手掛けた。

 「いつもは自由に長刀を振っているが、角度や回すタイミングに至るまできちっと揃うときれいなので、振り子たちには足の運び一つから忠実に基本へ立ち返らせた。五月三日の祭りにも、今回の練習の成果がいい形で表れると思う」と、寺嶋さんは今年一月から週三日続けてきた練習に手応えを感じている。

 出演する二十四日のステージでの持ち時間は十五分。振り子の息の合った長刀振りや長刀を使った曲芸ともいえる仕舞(しまい)振りのほか、渡りの途中にイナブロ(稲穂に舞い下りた白サギを表現したもの)を突然見物衆が引き倒そうと襲い掛かるところまで舞台上で再現し、県外住民に対してケンケト祭を強く印象付け圧倒するに違いない。

 今年五月三日に行われるケンケト祭の見物客が増えることも期待して、竜王町山之上の地域住民はバスで東京へと向かう。 ちなみに、地域伝統芸能まつりの模様は、三月八日午後一時半から同五時までNHKBS2、同十五日午後三時から同四時半までNHK教育テレビで放映予定。

 


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