平成20年2月28日(木)第14968号

◆湖南・草津市◆
千載一遇の機会逃した自民
草津市長選を振り返る
公明の自主投票の真意明らかに
問題含む "嘉田ツーショット"
=記者座談会=

◆東近江・東近江市◆
心臓病・脳卒中など引き起こす原因
「メタボ」の恐さ知ってますか
市民グループが元気の集い
=寸劇と活動発表で生活習慣改善訴え=


◆東近江・東近江市◆
東近江支部立ち上げへ
仲間づくり呼び掛け
=日本盆栽協会の武久さん=


◆東近江・竜王町◆
道の駅竜王かがみの里
「義経元服まつり」
=あすからスタート=


◆東近江・日野町◆
「日野がダメになる」
新人・高井氏出馬へ
=6月執行の日野町長選=


◆東近江・近江八幡市◆
平成7年改定以来ずっと
市長らの給料据え置き
=近江八幡市 審議会が答申=


千載一遇の機会逃した自民

草津市長選を振り返る

公明の自主投票の真意明らかに
問題含む "嘉田ツーショット"
=記者座談会=


▲24日に万歳する橋川氏
◆湖南・草津市◆

 任期満了に伴う草津市長選挙は二十四日、投開票され、無所属で新人の元市政推進部長の橋川渉氏(59)=民主、社民、嘉田由紀子知事の政治団体「対話の会」推薦=が、無所属で現職の伊庭嘉兵衛氏(65)=自民支持=をわずか三百三票差で破り、初当選した。そこで今回の市長選を記者座談会で振り返りながら、今後の湖国政界を展望してみた。     

【石川政実】


――投票日の二十四日、大津市内のホテルで、自民党の「岩永峯一衆院議員(滋賀4区)を励ます会」が盛大に開かれていた。会場には、3区の宇野治衆院議員や草津市選出の県会議員らのにこやかな顔があった。だれもが数時間後に現職が破れるとは思ってもいなかった。映画「ゴッドファーザー」のワンシーンを思い出したよ。どこで読み違えたのだろう。

  伊庭陣営では投票日の二日前には、「一万七千票に届いた」と正確な票読みをしていた。さらに上乗せできると見ていたが、誤算は公明票だった。公明の基礎票は約三千六百票。自主投票で約半分が投票に行ったと推測すると、実質は約千八百票。伊庭陣営では、自公の枠組みがあるだけに、約八割(約千四百票)が くると見ていたが、実際は六割以上が橋川氏に回った公算が高い。

  公明が市町の首長選で、自民支持の現職が出馬するにもかかわらず、「自主投票」にする時は、新人に票が回ることが草津市長選ではっきりしたよ。

――告示前に現職の後援会が発行した「後援会通信」に嘉田知事との対談が掲載されたことに対し、「掲載内容も事実と異なる」とし、嘉田知事の後援会が抗議するともに、嘉田知事も「わたしは特定の候補者を応援していることはない」とコメントしたが、すっきりしなかったね。

  嘉田知事がいろんな候補者とツーショットを撮るのはやっぱりおかしいよ。当然、今回のように各候補者が使用するケースが予想され、有権者に混乱を与えかねない。ツーショットは一切止めるか、「対話の会」推薦候補だけにするかだよ。

  この選挙では、前回の選挙のきっかけになった元市長や元県議(元助役)の贈収賄事件の「黒い霧が本当に晴れたのか」が争点になった。過去のしがらみを断つためにも、当選した橋川氏には徹底した情報公開と市民との協働に努めてもらいたいね。

――草津市長選結果は、次期衆院選に影響があるだろうか。

  自民党は、3区の民主の三日月大造衆院議員、嘉田知事、連合滋賀の息の根を止める千載一遇のチャンスを逃したね。とくに草津市は県内で最も活力のある市だけに、大津市長選に続いて連勝しておくべきだった。今回の敗北は、次期衆院選や次期知事選の分岐点になったかもしれない。実は、それほど重要な 選挙だった。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


心臓病・脳卒中など引き起こす原因

「メタボ」の恐さ知ってますか

市民グループが元気の集い
=寸劇と活動発表で生活習慣改善訴え=


▲メタボ予防を呼び掛ける寸劇
◆東近江・東近江市◆

 日本人の主な死因である心臓病・脳卒中の原因は、生活習慣が大きく関わっていることが分かっている。それを解くキーワードが、昨今話題によく上る「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」だ。東近江市躰光寺町のやわらぎホールでこのほど、市民による「元気のつどい」が開かれ、能登川地区の住民約百四十人が現代病の温床「メタボ」について熱心に学んだ。

 メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪がついた肥満(へそ周り男性八十五センチ以上、女性九十センチ以上)がもとになって、高血圧・血清脂質異常・高血糖ーのうち二つ以上の生活習慣病を引き起こした状態で、ついには透析、動脈硬化による心臓病・脳卒中などに至る。

 検査値が少し高め、または基準値内だが異常値に近い場合も、相互作用で動脈硬化が急速に進むので注意が必要とされている。

 メタボ予防を訴える寸劇では、健康づくりグループのメンバー六人が熱演。父親の法事に集まった兄弟姉妹が、糖尿病から人工透析が必要となった父親をしのびながら、自分たちの日常生活を省みた。

 出演者の一人がせり出してきた太鼓腹を嘆くと、別の出演者が不規則な食事や食べ過ぎ、運動不足、過度な飲酒などの生活習慣を改めて、適度な運動とバランスのとれた食事を心掛けるよう促していた。

 このあと、食生活を見直して症状を改善させた体験談や、ウォーキングとストレッチに励む実践活動、早寝・早起き・朝ごはんを進める能登川東小の取り組みなどが発表された。

 実行委員長の山本光代さんは「集いに参加することで元気づくりのきっかけにしてもらいたい」と話していた。

 なお、手軽に取り組めるメタボリックシンドローム予防は次の通り。 

  【食生活編】
 ▽一日三食、規則正しくとる。
 ▽栄養バランスの取れた食事。
 ▽ゆっくりよくかみ、腹八分目。

  【運動編】
 ▽階段をなるべく利用する。
 ▽三十分以上の運動を週二回実施。
 ▽近くに出かける時はなるべく徒歩・自転車。

  【その他】
 ▽禁煙を実行。
 ▽酒量は適量に。日本酒の場合は一日一合。
 ▽眠りやすい環境づくり。
 ▽ストレス解消。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


東近江支部立ち上げへ

仲間づくり呼び掛け

=日本盆栽協会の武久さん=


▲玉緒公民館で開かれた盆栽展
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立玉緒公民館で、このほど「盆栽展」が開かれた。会場の都合で二日間の展示となったが、盆栽愛好家が仲間づくりと技術向上を目指し、手作りの展示会を催した。

 盆栽展には、日本盆栽協会の盆栽インストラクターを務める武久勝二さん(同市大森町)から指導を受ける二十三人が、松や梅など丹精込めた約百鉢を持ち寄り、互いに作品の自慢話や批評などに花を咲かせていた。

 同協会主催「京都・大観展」に武久さん出品の樹齢百年以上の五葉松や長寿梅も展示され、親から代々受け継ぎ「子供を育てるように根気良く心を込めて育てるのが秘けつ」と、盆栽に向かう心境を語っていた。

 市内には盆栽愛好家も多く、一人で楽しむだけでなく仲間をつくって、一緒になって盆栽作りに取り組みたいとして、平井勘二さんを中心に日本盆栽協会の東近江支部発足に向け、仲間づくりを呼び掛けている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


道の駅竜王かがみの里

「義経元服まつり」

=あすからスタート=


◆東近江・竜王町◆

 竜王町鏡地先にある道の駅竜王かがみの里で、二十九日から三月三日まで「義経元服まつり」が開催される。

 鏡地区は、東山道の鏡の宿として栄え、承安四年三月三日に幼名・牛若丸が元服(大人になる儀式)して源九郎義経を名乗ったと伝えられている。こういった歴史を後世に残し伝えようと、竜王町観光協会と鏡神社は、八百年以上のときを経て「鏡の里元服式」を考案した。今年は、三月二日午前十時からの儀式に約十人の若者が参列する予定。

 この鏡の里元服式に併せて、道の駅竜王かがみの里では、コシヒカリ・銀座餅・近江牛カレー缶が当たる抽選会や竜王の味覚が楽しめるドラゴン屋台村、数量限定のパン工房のお買得パン販売のほか、体を芯から温める甘酒接待(二十九日と三月一日)、バルーンプレゼント(三月一、二日)、ランチバイキング(三月一、二日)、しいずん演奏(三月一日)、鹿河まさし歌謡ショー(三月二日)、桃の節句ちらし寿司販売(三月三日)など多彩な催しを繰り広げる。

 営業時間は、午前九時半から午後六時まで。詳しくは、道の駅竜王かがみの里(0748―58―8700)へ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


「日野がダメになる」

新人・高井氏出馬へ

=6月執行の日野町長選=


▲記者会見で出馬を表明する高井章博氏(日野町林業センターホールで)
◆東近江・日野町◆

 任期満了に伴う日野町長選挙(六月二十四日告示、二十九日投開票)を前に、無所属新人の高井章博氏(42、大学非常勤講師)=日野町大窪=が二十六日、記者会見を開き出馬を表明した。再選を目指す現職の藤澤直広町長(52)=日野町清田=との一騎討ちの戦いが濃厚となっている。

 午前十時から日野町林業センターで開かれた記者会見には、山田尚夫県議会議員や杉浦和人町議会議長、現職の町議会議員のほか、元町議会議員、高井氏の小学校時代同級生、近江鉄道日野駅前通りの商店主ら約三十人が駆け付けた。

 支援者に見守られながら、高井氏は「小学校を卒業してから三十年、日野を離れていたが、盆・正月・日野祭には戻って来ていた。しかし、四年前の町長選以後、まちに活気がなくなってきているのを帰郷する度に感じ、このままでは日野がだめになってしまうと思うといても立ってもいられなくなった。同級生の話しも聞き、元気で働けるうちに日野へ帰って故郷に恩返しをしよう、またここで私が(町長選に)手をあげるべきだと思い、決意して戻ってきた」と経緯を説明。今月十九日に同町へ転入したという。

 藤澤町政に対しては「国保の値上げや水道料金の値上げなど町民に負担を押し付け、公約も必ずしもその通りに行われていない。国・県とのパイプは半分詰まったようになっており、財政運営もうまくいっていないと思う」と指摘。

 旧市街地の過疎化や若者の日野離れから「若者が住み続けたいと思えるような施策を講じなければ、まちはじり貧になっていく」と危機感をにじませ、町政刷新に加えて日野の歴史を生かした観光産業の振興や新名神高速道路開通に伴う企業誘致の促進、若者の働く場所の確保の必要性を説いた。

 合併問題に関して「合併せずに済めば、それにこしたことはないと考えている。少なくとも現時点では、四年前の町長選挙で示された民意を最大限尊重し、当面合併は考えない」とした上で、「国の方向性は合併推進。十五年、二十年先に合併せざるをえなくなる局面も出てくるかもしれない。常に対応できるよう準備はしなければならないと思っている」との考えを示した。

 現在、同世代有志が「高井あきひろを応援する会」(事務局担当=塚本茂樹氏)を発足。選挙体制について、高井氏は「平成十五年に三鷹市長選挙(東京都)に立候補したとき、首長を目指すのであれば一党一派に属さない立場をとるべきだとの思いから、民主党を離党した。私の政策・政治理念に共感していただけるなら、藤澤町長を支援する共産党以外の自民・公明・民主党のみなさんに揃って応援してもらいたい」と語った。

 今後、自らの政策・公約をまとめ、改めて発表するという。


高井章博氏経歴

 日野小学校からヴィアトール学園洛星中学校・高等学校へ進学。中央大学法学部政治学科を卒業後、駿河台学園駿台予備学校に入職。平成三年四月に東京都三鷹市議会議員選挙で初当選、三期十二年にわたり行政の透明性を図ることなどに尽力。同十五年四月に三鷹市長選に立候補するも落選。その後、日本テレビ放送網メディア戦略局に勤務・退職。現在、中央大学法学部の非常勤講師。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


平成7年改定以来ずっと

市長らの給料据え置き

=近江八幡市 審議会が答申=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市の特別職報酬等審議会(奥野登会長)は二十五日、冨士谷英正市長に対し、市議の報酬と政務調査費、市長・副市長の給料を据え置く答申を行った。

 審議会は、市議会からの要請に応じて、今月一日に市長から諮問を受け、平成十六年以降四年ぶりに開催された。

 審議会では、平成七年十月の改定後、同十三年二月、十六年二月の二回の審議会での据え置き、県内の動向、市の財政環境などを考慮し、市議の報酬と市長・副市長の給料、市議の政務調査費については、いずれも引き続き現行額を据え置くという結論に達した。

 現行の報酬・給料は、市長八十四万円、副市長七十一万円、議長四十四万円、副議長三十八万七千円、議員三十五万円。政務調査費は月額二万円。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ